コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山12R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は74+73+61=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(58)のサトノスティング。当該クラスは9戦して2着が2回、3着が3回という実績馬。近走も5,4,3着と走るごとに着順と着差を詰めていて、順調に来ている。前走はインを強襲した勝ち馬に対し、当馬はマクリ気味に外を回した内外の差があったが、0.1秒差の3着なら大健闘だろう。上位拮抗(きっこう)でこのコンピ指数順位に甘んじているが、今回も勝ち負けになることは間違いない。

 続いてコンピ7位(52)のプレイヤーハウスを推す。中山芝2000メートルは1戦して2着が1回、コースとの相性は良いとみてよさそうだ。当該クラスに昇級してからは10着、6着と苦戦続きに見えるが、着差はどちらも0.5秒差とそれほど大きく負けていない。最後の直線で一気にスパートをかけるタイプで、近3走はすべてメンバー中、上がり最速をマーク。能力は高いので、ハマれば目の覚めるような末脚で突き抜けるだろう。

 最後はコンピ8位(51)のウインマハロ。当該コースは4戦して4,2,7,5着と安定した成績で、得意としているコースだろう。昇級してから3戦は4,15,5着という成績で、苦手の札幌で15着に大敗した以外は善戦している。とくに当該コースだった前走は8番人気の低評価ながら、上位争いに加わっての0.3秒差の5着は優秀。今回は4走前にコンビを組んで勝利している津村騎手に手が戻るので、さらなる前進を期待する。

 今回は(2)(8)(15)の単勝を狙う。馬連なら(9)-(2)(8)(15)の3点。