コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山7R/グッドラックHC】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は75+68+63=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ8位(52)のタケルラムセス。中山芝2500メートルはこれまで5戦して3,6,10,5,4着とまずまずの成績。特殊なコースだけにこの安定した成績は大きなアドバンテージになりそうだ。当該コースだった前走は、直線で早め抜け出しを図ったが、最後は追い込み勢に目標にされてしまった格好。それでも0.2秒差の4着としぶとく食い下がった点を評価したい。安定勢力で今回も上位争いだろう。

 続いてコンピ6位(55)のフジマサエンペラーを推す。当該コースは5戦して2,6,4,6,2着と、こちらも安定感のある成績でプラス材料だろう。前走は前出のタケルラムセスと同じレースで、この馬はラムセスを目標にして差し切った側だ。勝ち馬にはクビ差届かなかったものの、上がり最速の脚を使って着差なしの2着は素晴らしい結果。直線一気のタイプで展開次第の面もあるが、弾ける末脚に期待したい。

 最後はコンピ7位(53)のエクストレミティー。前走は前出の2頭と同じレースで0.3秒差の9着。2番枠のスタートから終始内めを通ったため、直線は前が詰まって出すところがなかった。それでも最後までしっかり押し上げていて、進路があればもう少し上の着順もあったはずだ。今回は斤量が3キロ減になるので、さらなる前進が見込める。前走と同じ2番枠に入ってしまったが、鞍上がうまく馬群をさばいて出てくれば勝ち負け必至だろう。

 今回は(1)(2)(5)の単勝を狙う。馬連なら(7)-(1)(2)(5)の3点。