コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中京12R/犬山特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は75+65+62=202。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ8位(53)のクラウンアイリス。中京芝1400メートルは3,1,9,6着という成績。6着だった3走前は勝ち馬から0.6秒差と大きく負けていない。さらに勝ち星もあるのでここは得意コースとみて良いだろう。前走は前が開かず追い出しを待つシーンがありながら、上がり3位の脚を使って0.2秒差の3着。4番人気で3着と人気評価以上の競馬をするも、今回は相対的に評価が下がりそう。人気の盲点でオイシイ存在だ。

 続いてコンピ6位(57)のペガサスボスを推す。夏負けで放牧していたが、休養前は当該クラスで2戦連続3着という実力馬。また距離の適正が高く、マイルはこれまで9戦して掲示板を外したのは2回だけという安定感だ。鞍上は前走に続き中谷雄太騎手で、栗東移籍でお世話になった矢作調教師とのコンビは好走のサインとみて良い。さらに連続で騎乗を任された場合は、好走率がアップするので狙い目だ。

 最後はコンピ7位(55)のクールゼファー。当該コースは1戦して0.4秒差の2着と相性は良い。着差は少し離されたが、このレースの勝ち馬はその後あっさり連勝して、現在1600万条件で勝ち負けを演じている馬。この相手関係から考えると、他馬をまったく寄せ付けず4馬身差の圧勝だった前走は当然の結果と言える。昇級初戦からいきなり勝ち負けになってもおかしくない素材で、好走を期待したい。

 今回は(1)(11)(18)の単勝を狙う。馬連なら(3)-(1)(11)(18)の3点。