コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京10R/神無月S】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は80+65+59=204。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のサングラス。東京ダート1400メートルは3走前に走って0.7秒差の2着。勝ち馬から少し離されたが、相手はオープンクラスで活躍しているエイシンバッケンなので悲観する必要ない。ここは得意コースと評価する。ダートに目先を変えてから2,2,3,10着と絶好調。10着だった前走は好位差しグループに有利な流れで、後方待機のこの馬に出番はなかった印象だ。今回は蛯名騎手とあからさまな鞍上強化で勝負気配濃厚だろう。

 続いてコンピ7位(55)のビッグリバティを推す。当該コースは9度経験しているベテランで、1着1回、2着1回、3着2回、4着2回とかなり適正が高い。前走はこのコースで8着に敗れたが、直線で包まれて行き場を失い、ほとんど追えずにゴールしている。流して回ってきただけのようなレースで、まったくの参考外だろう。今回は外枠発走で包まれる心配もないので、能力全開で巻き返しだ。

 最後はコンピ8位(54)のニットウスバル。オープンクラスの京葉Sで2着の実績がある実力馬。夏のクラス編成で当該クラスに降級してから6,8,7着と地味な着順が続いているが、展開が向かないことが多く、この馬なりに善戦しているとみる。それでも速い上がりの末脚は常に使っていて、仕掛けのタイミングさえ嵌れば、いつ突き抜けてもおかしくない馬。直線一気の脚を期待する。

 今回は(9)(11)(15)の単勝を狙う。馬連なら(13)-(9)(11)(15)の3点。