コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神10R/芦屋川特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は73+70+63=206。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のアルティマブラッドだ。阪神芝1200メートルは1戦して9着が1回、しかしひとつ上の1600万条件時のもので、着差は勝ち馬から0.5秒しかない。コースの適正は問題ないとみて良いだろう。前走は久々に得意の先行から直線はジリジリと脚を伸ばしていたが、最後は好位勢に切れ負けした格好だ。今回も今年好調の和田騎手が騎乗するので、必勝パターンの先行押し切りを期待する。

 続いてコンピ7位(53)のワンダフルラッシュを推す。当該コースの経験はないが、芝の千二は7戦して1着1回、3着が2回と距離の適正は高そうだ。1000万条件では9,5,7,9着と地味な着順が続いているが、2走前と3走前は勝ち馬から0.3秒差と健闘。前走は1.0秒差の9着に敗れているが、この馬は左回りが大の苦手で、これは参考外とみる。得意の右回りなら上位争いになるだろう。

 最後はコンピ8位(52)のヴィクタープライム。当該コースは3戦して1,5,10着という成績。勝ち星は3歳時に当該クラスを勝利したもので、ここは得意なコースとみて良いだろう。今年の夏のクラス編成で降級後パッとしない走りが続いていたが、前走は後方待機組みが差し脚を伸ばす中、先行勢でただ一頭、0.5秒差の8着と粘りを見せた。現級勝したこのコースで復活の一発を期待したい。

 今回は(12)(13)(16)の単勝を狙う。馬連なら(1)-(12)(13)(16)の3点。