コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山10R/茨城新聞杯】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は81+62+59=202。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ7位(54)のエバーキュートだ。中山ダート1800メートルは1戦1勝で相性は良いだろう。デビューから14戦のキャリアで、ダートのレースはわずか5戦しか経験がないが、3,1,1,1,6着という驚異的なダート適性だ。6着だった前走は4コーナーで大外を回るロスがあったが、最後までしっかり伸びているので気にする敗戦ではない。現級勝ちの実績もあり、大きな不利なければ勝ち負けは間違いないだろう。

 続いてコンピ6位(55)のコスモカナディアンを推す。当該コースは2,1,4着と適性バツグンの成績だ。またダートのレースでは大崩れしない馬で、これまで10戦して9回が掲示板内と展開に左右されずに安定した走りができるタイプ。今回初めて1000万クラスに挑戦するが、3歳馬のため54キロの斤量でやれるのは大きなアドバンテージだ。相手なりに走る馬なので、昇級初戦からイキナリもあるだろう。

 最後はコンピ8位(52)のディアグリスター。当該コースはベテランでこれまで13戦も経験している。そのうち2着1回、3着3回とやや物足りない成績に思うが、詳しく見てみると着外でも掲示板前後の成績が多く、この馬もここは得意なコース。当該コースで3着だった前走は、典型的な前残りの競馬の中、後方からしっかり押し上げて、あわやの2着かという所まで追い詰めた。同じ舞台で前走の以上の走りを期待したい。

 今回は(3)(8)(9)の単勝を狙う。馬連なら(10)-(3)(8)(9)の3点。