コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神6R】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は69+68+67=204。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(52)のダンツエンペラーだ。阪神ダート1400メートルは1戦1勝。コースの適性も良さそうだが距離適性が抜群で、ダートの千四は3戦して3,2,1着とすべて馬券圏内の成績だ。前走は2.3秒差の8着とかなり離されたが、これは勝ち馬の独走が原因で数字ほど大きく負けていない。また前半のペースが速く、先行したこの馬にとっては苦しい展開だったこともある。得意の距離に戻って巻き返しを期待する。

 続いてコンピ7位(51)のベルクリアを推す。この馬も当該コースは1戦1勝で、2走前に未勝利を勝ち上がったコースだ。そのレースでは騎手が少し気合をつけただけで2着馬を突き放し、ゴール前は流す余裕で1馬身半差の快勝。このコースとの相性は抜群だとみて良いだろう。そして昇級初戦の前走は、好位から抜け出しを図ったが、最後は後方勢の末脚に屈した形だ。それでも直線半ばまでは勝ち馬に迫る勢いで脚を伸ばし、大いに見せ場は作った。昇級2戦目の今回は勝ち負けまで行けるだろう。

 最後はコンピ8位(50)のメイショウグンパイ。当該コースは未勝利時に2度経験して2着が1回、そして次走で2着馬に6馬身の大差をつけて圧勝している。連対率100%で、この馬もここは得意なコースだ。前走は18着と惨敗していて見栄えの悪い成績だが、芝のレースで参考外と考える。今回はデビューから4戦目まで手綱を握った池添騎手に戻るので、本来の先行力を生かした競馬を期待したい。

 今回は(6)(11)(15)の単勝を狙う。馬連なら(4)-(6)(11)(15)の3点。