コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【札幌12R/石狩特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は72+67+66=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(60)のエクストラファインだ。当該コースの経験はないが、前走札幌芝1800メートルを走って0.6秒差の4着。洋芝への適性は問題ないだろう。しまいのキレはないが、逃げると直線でしぶとく粘るタイプで、前めのポジションで運べば上位争いは間違いない。これまで中堅ジョッキーが主体だったが、今回はルメール騎手に乗り替わり。ここは勝負気配とみて推奨する。

 続いてコンピ7位(54)のマイネルエスパスを推す。札幌競馬場は初参戦だが、函館で2勝を挙げていて洋芝は大得意とみて良いだろう。昨年の夏に1000万条件に昇級してからは、11戦して掲示板内が5回、3走前には0.1秒差の2着がある。しかし近2走のふがいない成績で、今回降級初戦でも軽視されそうな気配。ここはかなり面白い存在で、人気の盲点での激走を期待したい。

 最後はコンピ8位(49)のタイキレガトゥス。中央から地方へ転厩し再び中央に戻ってきた馬で、転厩初戦の2走前は500万条件を3着、前走が4着とどちらもダートのレースで着差はあるものの、大健闘を見せている。芝のレースはデビュー2戦目以来だが、デビュー初戦は0.2秒差の2着、2戦目は0.3秒差の7着と芝適性は問題ない。芝のマイル重賞で活躍したヒットジャポットが兄にいる家系、芝替わりで一変を期待する。

 今回は(1)(3)(11)の単勝を狙う。馬連なら(14)-(1)(3)(11)の3点。