コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京9R/日野特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は77+65+63=205。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ8位(53)のラインフェルスだ。東京ダート1600メートルは9戦して1着2回、2着3回、着外4回という成績。当該コースで着外だった4回は11,4,12,12着と2ケタ着順が3度もあるが、これは昇級で相手が急に強くなったことが理由。気にする必要はなく、ここは大の得意コースだ。前走は直線半ばまで前が開かずに追えない状況で、着差なしの2着まで押し上げた。今回も勝ち負けになるだろう。

 続いてコンピ7位(54)のレッドゲルニカを推す。この馬も当該コースが得意で、5戦して3,1,4,2,4着という成績。前走は4着でも勝ち馬から1.1秒差と大きく離されたが、勝った馬はその後のユニコーンSで好走したクインズサターンだ。相手が強かったと見て良いだろう。どんな相手でも安定して先行できるスタートのうまさがウリで、このコースなら今回も上位争いは間違いない。

 最後はコンピ6位(55)のエメラルエナジー。当該コースは4度経験して2,6,9,8着と微妙な成績だが、2着に入っていることを考えるとコース適正はまずまずとみる。1000万条件に昇級してからのここ2戦は苦戦しているが、3走前の当該クラスを勝利したレースは2着に4馬身の差をつける快勝。ハナを切ると成績の良いタイプで、絶対的逃げ馬のいない今回はハナを切る大チャンスだ。

 今回は(10)(15)(16)の単勝を狙う。馬連なら(4)-(10)(15)(16)の3点。