コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京10R/由比ケ浜特別】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は82+61+60=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のメイショウメイゲツだ。東京芝1400メートルは3走前に走って0.3秒差の5着、コースとの相性は良さそうだ。ダービーが終わり新馬戦が始まるこの時期は、クラスの再編成が行われて強い馬は降級してくる。その降級馬の中でも、前走1000万を勝って同条件のこの馬はとくに狙い目だ。名手武豊騎手に手が戻り、条件がそろってここは勝ち負けだろう。

 続いてコンピ8位(53)のマイネルディアベルを推す。当該コースの経験が豊富な馬で、これまで10戦して3着以内が5回、複勝率50%を誇っている。また着を外した5回のうち3回が4着で、10回中8回が掲示板内という抜群のコース適正だ。またマイネル軍団の主戦騎手である柴田大知騎手とも相性が良く、前走は当該コースで逃げて0.3秒差の4着だった。前に行く有力馬が少ない今回は狙い目になりそうだ。

 最後はコンピ7位(55)のシルヴァーグレイス。この馬は前走当該コースを走って0.9秒差の3着。着差は大きく離されてしまったが、上がり3ハロン33秒フラットの鬼脚を使った勝ち馬が強すぎた。過去にも当該コースで好走歴があるので、コースの適正は問題ないだろう。今回はハンデ戦のため53kgの斤量でやれるのもプラス。鞍上強化で上位争いを期待できる。

 今回は(4)(6)(17)の単勝を狙う。馬連なら(15)-(4)(6)(17)の3点。