ウインフェニックス「まだやれる」/土曜中山10R

◆先週の柴田大知◆

今回で当コラムも最後になります。長い間、ご愛読ありがとうございました。

12月28日の中山10Rウインフェニックスは、後方から差を詰めたが9着に敗れた。「間隔が空いた分でしょう。スタートは出たんですがダッシュがつかなかった。最後はジリジリ伸びてますが、あの展開では厳しいですね。馬はすごく良かったし、ブリンカーで集中力もあった。休み明けをたたいた上積みは見込めると思います。明けて9歳になりますが、肉体的にも精神的にも、まだまだやれる気がしました」。着順ほど内容は悪くない。本来の先行策が取れれば頑張れる。【水島晴之】

<28日コメント>

中山1R・セレナアンバー(9着) ゲートを出て1歩目でつまずいたこともありますが、体が緩くて踏ん張りが利かない。少しずつ良くなれば。

中山3R・トーセンリミテッド(6着) 少し気持ちは入りましたが、あまり変わってなかった。おっとりした気性なので、もう少し距離を延ばした方がいいかもしれません。

中山4R・アイオープナー(5着) 前が引っ張る流れでジリジリ脚を使ってくれました。まだ体が使い切れてなく、変わる要素はたくさんあると思います。

中山5R・コスモカモミール(8着) 抑えているうちはいいのですが、ハミにぶら下がっている感じで追ってから反応できない。

中山6R・タイニーパワー(7着) 今回は精いっぱいですね。体が思ったように変わってこない。芯が入ってきてほしい。

中山8R・コスモエスパーダ(13着) スタートでトモを滑らせてつまずきましたが、それにしても進みが悪かった。ダートは合わないですね。

中山12R・コスモヨハネ(13着) ゲートを出てすぐ隣の馬にぶつけられてしまった。途中から上げていきましたが、出入りの激しい競馬で脚がたまりませんでした。