競馬の香港国際競走から一夜明け、現地紙面でもその模様が報道された。「(ヴァーズ3着)トーセンバジルはモレイラが好騎乗」「(カップ3着)ネオリアリズムはクイーンエリザベス2世Cの覇者として当然の好走」と好走した日本馬を持ち上げつつ、3勝した地元勢を「大収穫」としてたたえた。
日本馬は計8頭が出走し、3年ぶりの同シリーズ未勝利。それでも「状態も良く、返し馬から落ち着きもあった。力を出してくれたし、また頑張ります」(トーセンバジルの久保助手)と明るい陣営の声も聞かれた。
香港ジョッキークラブはキセキ(ヴァーズ9着)が右前肢ハ行、サトノアラジン(マイル11着)が軽度の肺出血と診断されたと発表した。キセキについて角居師は「大丈夫です」。アラジンも日本なら出走制限がかからない軽度のもので、ともに大きな問題はない模様だ。