11月第3週は、3場で計9鞍の新馬戦が行われた。

 芝で猛威を振るったのがディープインパクト産駒。中でも勝負強さと根性を見せたのが、土曜東京6Rのレッドベルローズ(牝、鹿戸)。道中は中団より後ろの位置取り。直線は先に内めから抜け出したディアデラノビアの子エルディアマンテに外から一気に馬体を併せると、ラスト1ハロン過ぎからはマッチレース。3着以下を6馬身引き離して、最後は鼻差きっちりとらえた。勝ち時計は1分36秒3。「いい瞬発力がある。楽しみですよ」と福永騎手も期待を寄せた。

 日曜京都5Rでも、同産駒のフランツ(牡、音無)が、豪快な差し切り勝ち。スタートでやや後手を踏み、序盤は最後方からの競馬だったが、4角で大外を回しながら進出。結局ノンステッキで1馬身半差をつけ、2分7秒8で完勝した。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】