コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神11R/マーメイドS】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は72+70+66=208。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のエテルナミノル。近走の着順が悪いのでコンピ評価はあまり高くないが、実は重賞勝ちをしている3頭のうちの一角。前走のヴィクトリアマイルでの大敗は参考外で、このクラスなら能力は上位だ。今回騎乗する和田竜二騎手とのコンビは1戦1勝と好相性。前めのポジションで競馬ができれば、上位争いに加わってくるだろう。

 続いてコンピ7位(53)のルネイションを推す。前走1000万条件を勝ち上がったばかりの馬だが、何と言ってもハンデ50kgは魅力。能力自体も高い馬で、近走は上がり32~33秒台を連発している末脚自慢の逸材だ。マーメイドSは軽ハンデの馬、または前走条件戦だった馬の下克上が何度も起きているレース。いきなり重賞制覇も夢ではないはずだ。

 最後はコンピ8位(52)のフェイズベロシティ。当馬も前項のルネイションと同じく、準オープンから格上挑戦するパターンだ。こちらもハンデ51kgと恵まれた印象で、チャンスは十分あるだろう。今回はリーディング9位と今年絶好調の北村友一騎手に鞍上(あんじょう)がスイッチ。後方待機策から直線一気の追い込みを期待したい。

 今回は(2)(7)(15)の単勝を狙う。馬連なら(6)-(2)(7)(15)の3点。