コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山11R/中山牝馬S】

 このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は70+68+65=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

 コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のワンブレスアウェイ。オープンに昇級してから3戦、すべて重賞に挑戦するタフなローテーションをこなしている。その期待に応えて10,8,6着と着順を詰めていて、さらに着差も最大0.6秒差と大健闘だ。中山芝1800mは1戦1勝と相性は良く、いつも以上のパフォーマンスを期待できるコース。クラス慣れも見込めて、そろそろ重賞タイトルに手が届くはずだ。

 続いてコンピ7位(55)のエンジェルフェイスを推す。レディアルバローザやキャトルフィーユという重賞勝ちを姉に持つ超良血馬。クラシックでの活躍はかなわなかったが、3歳春にフラワーカップで制していて、当馬もすでに重賞勝ち馬の称号を得ている。長期休養を乗り越えて、前走は久々の重賞挑戦で0.2秒差の4着に好走。馬券にこそ絡めなかったが、存在感を見せつけた形だ。復活Vを期待したい。

 最後はコンピ8位(51)のレイホーロマンス。前走は重賞初挑戦の愛知杯で、いきなり0.1秒差の2着に激走。インから出てきた勝ち馬には届かなかったが、最後方から上がり最速の脚を使ってのごぼう抜きは圧巻だったと言える。引き続き相性の良い岩崎翼騎手が騎乗するので、前走同様の末脚爆発を期待したい。また今回は斤量52キロと、最軽量のハンデやれることも大きな魅力だろう。 今回は(7)(10)(11)の単勝を狙う。馬連なら(14)-(7)(10)(11)の3点。