勝つのはスワーヴ、ペルシャ、あるいはグレーザー/安田記念
今年の春競馬を振り返ってみると、その結果の荒れ具合に驚いてしまう。
こう見えて競馬はオカルト派というよりはデジタル派寄りで、適性や血統、調教を見てきたつもりだったが、最近すっかり自信がなくなってしまった。
しかし、安心していただきたい。
だから競馬をやめる・・・・・・。なんてことは少しも考えたことがない。というわけで! 宇田川、ちょっとだけオカルト派に転向である。
インテリuma―joと冠した連載にあるまじきことかもしれないが、インテリばかりじゃつまらないだろう。
さて、安田記念の予想をしていこう。
本命は(1)スワ―ヴリチャードと(5)ペルシアンナイトの2頭。
大阪杯の濃厚なメンツのなか優勝をさらっていった実力馬と、距離適性抜群のスピードスターである。ここは押さえたい。
さて、なかなか牝馬が勝たないといわれる安田記念だが、あえて買っていきたい。
(4)アエロリットは枠順に恵まれ、目立たないが馬券圏内もあり得る。持てる実力を解き放っていただきたい。
(14)リスグラシューはヴィクトリアMでの好走もあり、鞍上も武豊ジョッキーと恵まれた。外枠なのが少し残念だが、ハーツクライ産駒ならではの「ぬるっと」勝ちも、あるのではないだろうか。
他の有力馬はやはり(15)サングレーザー、ダービーを獲ったばかりの福永ジョッキーが鞍上だ。マイラーズCを制した馬は勝てない・・・なんて言われる安田記念だが、末脚を活かして外枠からの差しが決まれば、馬券圏内どころか優勝まであるのではないかと思っている。
さあ、穴党としてはここからさらに見ていきたい馬がいる。まず(10)モズアスコット。安土城Sからの連闘だが、前走は出遅れながら猛然と追い込んでの2着。G1は初挑戦となるが、だからこその無垢な走りで場を乱してほしい。
そして(13)ブラックムーンだ。この馬は速い。いつその実力を発揮して結果が出るかドキドキしている。今レース、外枠でオッズも高い。これは狙い目ではないか。
というわけで、宇田川的予想は、
3連単フォーメーション(1)(5)(15)-(1)(4)(5)(13)(15)―(1)(4)(5)(13)(14)(15)の48点。
3連複BOX(1)(4)(5)(13)(14)(15)の20点、枠連1ー7、3ー7の2点、計70点である。
何の因果か、今月の生活費の残りがちょうど7000円だ。
荒らぶるレース展開に期待したい。