ワグネリアン&ステルヴィオの頭勝負!/皐月賞

インスタ映えが叫ばれる今日、私も花のある生活にあこがれている。

思えば、私の母は花が好きだった。実家に帰ると家中のいたるところに庭で摘んだ花が活けてあった。

そんな母の遺伝か、私も花は好きだ。好きだが、例えばスイートピーを一輪買おうと思うと130円かかる。

130円あったら馬券が1枚買えてしまう。なんとも恥ずかしいが、こういう時に馬券を優先してしまうのが私なのだ。

しかし、最近になって、私は画期的な方法で部屋に緑を取り入れることに成功した。

ここにニンジンがある。大根でもいい。当然、調理の際ヘタを切り取るだろう。そのヘタを浅い水に浸すようにして、あとはただ放っておくだけだ。すると、死んでいるように見えたヘタから、緑の新芽が生えてくるのだ。最初は小さな新芽だが、1週間もすれば葉をたくわえ、10センチほどの長さに成長する。

インスタ映えするかと問われると、残念ながらそうではないが、毎日すくすくと成長する葉の若い緑色は見ていて心地のいいものだし、何より野菜によってはヘタを食べることができる。そして浮いた食費で馬券を買うのだ。これを一石二鳥と言わずして何と言うのだろうか。

春競馬が本格始動し、3歳馬クラシックの一つである皐月賞が、今週末、中山競馬場で開催される。

もっとも速い馬が勝つと言われるこのレースだが、今年の3歳馬は総じてレベルが高く、予想も難しい。競馬ファンとしてはうれしい悲鳴だ。

本命と目されていたダノンプレミアムが出走せずとのことで、やはり対抗2番ワグネリアンに人気が集まっている。

やはりこの2頭が頭一つ抜けている印象があるため、この馬を買い目から外すことはできない。

ただし、隣を走るのは1番タイムフライヤー、ホープフルSを快勝したこの馬が、簡単に抜かせるとは思えない。内枠の動きに注目だ。

外枠では、15番ステルヴィオに注目したい。ロードカナロア産駒と血統もよく、成績も◎。雨、風、馬場の影響では外枠が有利になる展開が期待できる上、オッズが高くおいしい馬券だ。

9番オウケンムーンは、オウケンブルースリ産駒での初の重賞勝ち馬ということもあり、競馬ファンからの期待は厚い。実際、共同通信杯では安定感のある走りをみせたが、私の目から見ると、今はまだ仕上がりきっていない印象を受ける。ダービー、菊花賞までにどれほど成長するか、今後が楽しみな馬だ。

穴馬というほどではないが、意外と見落とされていると感じるのは、7番のグレイルだ。1番タイムフライヤーを昨年秋に下しているこの馬が、中枠から抜き出て馬券内におさまる可能性は十分にある。必ず押さえておきたい。

以上をふまえて、今年の皐月賞の私の買い目は、3連単フォーメーション、(2)(15)-(1)(2)(7)(9)(15)-(1)(2)(7)(9)(15)。

3歳馬は可能性の塊だ。今レースだけでなく、今後の成長からも目が離せない。