豪の名門厩舎送り出すブームタイムの軽視禁物

 こんにちは。今週は坂井瑠星騎手のオーストラリア遠征の進捗(しんちょく)情報をお伝えしたいと思います。

 瑠星騎手は、15日に園田競馬場で日本最後の騎乗を終え、16日の23時過ぎにメルボルンに到着しました。到着後は身元引受調教師のクロスデンス師にあいさつ。その後は調教の内容の見学などをするために、メルボルンカップが行われているフレミントン競馬場に来ました。その後、レーシングビクトリアへ行き、騎手免許発行の手続きなどを行いました。

 17日の朝から、クロスデンス厩舎の調教に騎乗し、午後からは関係者へのあいさつ回りなどをするために、サンダウン競馬場を訪れました。

 今週いっぱいはいろいろな厩舎の馬に乗りオーストラリアの環境に慣れることを最優先に考え、来週の月曜日からいよいよレースデビューの段取りになっています。しかし、今週末から騎乗する可能性もあるので、その時が今からとても楽しみです。

 現在20歳で、騎手2年目の青年がこれから約6カ月間戦う高い壁のチャレンジには、皆様の温かい応援が必要です。ぜひ、応援の方をお願いします。

 最後に、今週のジャパンカップにオーストラリア代表で出走する今年のコーフィールドカップの覇者、ブームタイムのデビット・ヘイズ師を紹介したいと思います。1990年第10回ジャパンカップをベタールースンアップで制覇し、その後は香港で大活躍。再びオーストラリアに戻り、世界が認める名門厩舎を作られた人です。瑠星騎手も今後、この厩舎にお世話になることになっているので、その時が今から楽しみです。

 これほどの名門厩舎が、わざわざジャパンカップに挑戦するには、それなりの考えがあると思うので軽視は禁物です。ヘイズ師は「馬場が悪くなり過ぎないことを祈っている」とのことなので、ご参考までになればと思います。ブームタイムの応援もぜひお願いします!(レースホースコーディネーター)

坂井瑠星騎手(左)と身元引受調教師のクロスデンス師(中央)。右はリアム騎手
坂井瑠星騎手(左)と身元引受調教師のクロスデンス師(中央)。右はリアム騎手
坂井瑠星騎手(右)とエージェントのデイビッド氏(中央)と私(左)。サンダウン競馬場にて
坂井瑠星騎手(右)とエージェントのデイビッド氏(中央)と私(左)。サンダウン競馬場にて
朝の厩舎作業を行う坂井瑠星騎手
朝の厩舎作業を行う坂井瑠星騎手