パワーアップしたクルゼイロドスル/ダービー卿CT

中山11R・ダービー卿CT クルゼイロドスルを狙う。前進気勢が強く折り合い面に不安はあるが、少しずつ我慢することを覚えてきた。前走の節分Sは大外14番枠で前に壁ができず頭を上げるシーンもあったが、何とか収まって5、6番手をキープ。3角で馬の後ろにつけてからはリズムも戻った。

これまでなら抑えが利かず、体力を消耗していただろう。少しでも脚をためられた分、ゴール前の競り合いで半馬身抜け出すことができた。今回、重賞で流れが速くなれば、競馬もしやすい。中山マイルの外枠で楽ではないが、前走で我慢させたことが生きれば、しまいの伸びも違ってくる。

精神面の成長に加え、馬体の充実も見逃せない。昨年11月のノベンバーSから484キロ→492キロ→498キロと増え続け、デビュー時(460キロ)より約40キロも大きくなった。もともと素質の高い馬だが、ここへきて体力が追いついてきた印象。このメンバーでも勝機はある。単複(13)と馬連(13)から(9)(7)(2)(5)(8)(10)(11)(15)。