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元新日本KUSHIDA結婚&愛娘誕生をダブル発表

KUSHIDA

今年1月をもって新日本プロレスを退団したKUSHIDA(35)が20日、自身の結婚と愛娘の誕生をダブルで発表した。

同日に自らのインスタグラムを更新し「私事ですが入籍、そして昨年、娘が生まれましたことを今日ここにご報告させて頂きます」とつづった。併せて海岸で娘を抱いて夕日を見ている後ろ姿の写真も掲載した。

「家族とともに新たな人生の旅、出会い、ここから来る未来を想像してはワクワク、期待しています。(中略)日本で思ってくれている人がいる…それだけでも心強いし、何よりがんばれるエネルギーになります。感謝しています」とコメントしたKUSHIDAは「今後については…、時が来次第、報告させて頂きます」としていた。

拳四朗、目標は全国区の世界王者「テレビに出たい」

WBC世界ライトフライ級王座5連続防衛の祝勝会であいさつする拳四朗(撮影・加藤裕一)

WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)が20日、地元京都市のリーガロイヤルホテル京都で5連続防衛の祝勝会に出席。今年の目標に「V8」と「露出度アップ」を掲げた。

昨年12月30日のV5戦はトリプル世界戦の1試合でもあり、全国中継の登場は「ほんの数秒のダイジェスト」(安道光二後援会長)のみ。拳四朗もあいさつで「そこは本当に悔しい」と残念がった。

実力、実績とかけ離れた知名度の低さが、拳四朗の悩みだ。熱望するバラエティー番組出演も、V5戦後「何もないっすよ」と苦笑い。業界ではWBA同級王者京口との統一戦がささやかれ始めたが「今やっても盛り上がらんでしょ?」とこぼした。

ボクシングの全国中継がダブル、トリプル世界戦-に定番化した今、大きな話題のない王者が有名になるには、やはり勝つしかない。

「今年は3試合やって、8連続防衛。それが1番の目標です。テレビは『ジャンクSPORTS』に出たいです」。2月に入り、練習を再開。“全国区の世界王者”を目指し、連続防衛更新に励んでいく。

WBC世界ライトフライ級王座5連続防衛の祝勝会で後援者から花束を受け取る拳四朗(撮影・加藤裕一)

那須川のボクシング転向期待 人気&動員力は魅力

メイウェザー対那須川 試合後、那須川(左)の手を上げ称えるメイウェザー(撮影・滝沢徹郎)

大みそかのRIZIN14大会はメディアの雰囲気が違った。普段はネットや専門誌が大半でスポーツ紙もいつも3紙程度だが、見慣れぬ一般紙や海外メディアの記者も詰めかけ、インタビュールームに座りきれなかった。

お目当てというか、仕方なく? 取材したのは、メイウェザーという存在にほかならない。現在は引退「状態」であり、本人もパフォーマンスと言ったエキシビションという「花相撲」にもかかわらず。国内の知名度は低いかもしれないが、世界のスーパースターの動向は見逃せないということだろう。

格闘技ファンの那須川への期待感は大きく、会場の熱気や盛り上がりに、見慣れぬ記者は驚いていた。観客数は2万9105人。午前に開催した別の大会も7498人を集めた。格闘技ブームは去ったが、逆にビッグイベントが減ったことでの希少価値や、初詣ツアーのファンも多いらしい。

那須川を初回KOした姿に、帰りの車中で「メイウェザーってすごいんだね」なんて声が聞こえてきた。いまだ話題になっていて、今回は海外からも続報が止まらない。ボクシング界はアンチも多く冷ややかだが、体重やルールのアンフェア、スターのわがままぶりからマッチメークを批判。那須川をかばう声も多かった。

取材した記者としては十分に楽しめた。ちょうど黒塗り自動車が十数台連なり、取り巻きと会場入りするところをを見かけた。那須川にバンテージを巻き直させたり、マスクをして入場し、トランクスには自分の顔と札束がプリントされていたり。

試合自体はさばいてお茶を濁すかと思ったら、あっという間にけりをつけて踊りだした。試合後は成田空港へ直行のはずが、年を越しながら演説して消えた。発表会見と2回取材し、何より日本のリングに上がった姿を見ることができた。注目を集めたのは間違いなく、RIZINも世界へアピールには成功したと言える。

前日にはボクシングのトリプル世界戦があったが、観衆は約3800人とケタが違った。総合格闘技などは3回など試合時間が短く、何よりKO決着が多い。ボクシングは最長12回で、かみ合わずに渋い試合もままある。技術戦の玄人好みとも言われるが。そんな競技の違いがファン動員の差の一因なのだろう。

那須川にはボクサーへの試金石とも言えたが、このハンディ戦は荷が重かったか。中学時代からボクサーでも世界王者になると素質やセンスの評価は高く、今回も同じ階級ならという声も根強い。逆にそう甘くないよと言う声もある。

キックボクシング出身ボクサーは多いが、なかなか大成しない。現役では藤本京太郎がヘビー級で世界ランク入りと異彩も、あとは日本王座獲得がやっとだ。ここはこの「世紀の一戦」をステップに、那須川にいち早く転向を決断して、チャレンジしてもらいたい。

あの人気、動員力は魅力たっぷり。世界王者は誕生しても盛り上がらない、今のボクシング界の願いだろう。【河合香】

世界に挑んだ2人のボクサー、熱い会長とこれからも

高橋竜平

モンスター井上尚弥がいよいよ5月にボクシング発祥の地英国に初上陸する。海外は17年の米国以来2試合目。初の団体統一戦で19年の黄金カード第1弾となる。井上に限らず日本勢の海外進出はどんどん増えそうだ。今年もここまでの世界戦は米国での2試合。2人とも壁にはね返されたが、印象に残るボクサーで熱い会長だった。

横浜光ジムの高橋竜平は11回TKO負けした。東洋大ではレギュラーにも入れず、12年のプロデビューも初回TKO負け。そこから米ニューヨークにある格闘技の殿堂マディソンスクエアガーデンにたどり着いた。試合の正式決定は1週間前も、石井一太郎会長は「可能性は0%でない」と迷うことなく受けた。

会長は明大時代にボクシングを始め、日本、東洋太平洋王座を獲得した。宮川会長から勧められてトレーナーに転身したが、2年後にその会長が急逝した。元々は会長が会社経営のかたわら開設。存亡危機となったが12年に跡を継ぎ、世界王者を3人育てたジムの歴史をつないだ。

現役時に海外修行経験もあり、積極的に海外での試合もマッチメークする。高橋も17、18年とタイでの試合で成長させ、世界ランクを上げたのが世界戦に結び付いた。選手指導は基本的にトレーナーに任せて「選手をリングに上げるのが仕事」と話す。

14年には動画配信サイトも立ち上げた。裏話や臆せず物言う専門誌の連載コラムも評判だ。36歳とこの業界では若く革新的会長だ。

ワールドスポーツジムの井上岳志は、斉田竜也会長と同じ駿台学園、法大を経て入門した。米ヒューストンでNBAロケッツがホームのトヨタセンターで世界挑戦。判定は2人がフルマークも、全勝のスター候補王者にひけをとらず「偉大なファイター」と言わせた。

斉田会長は国体と全日本を制したトップアマだった。卒業後はダイエーに入社も1年半で退社。「ボクシングの世界が恋しくなって」と、ジム開設を前提に国際ジムでトレーナーに転身した。足立区の若手経営者を支援する無利子で資金を貸すシステムを利用。05年に東京・竹の塚のビルを買い取ってジムを開いた。

1年以上かけて、昨年5月にリニューアルオープンした。3、4階が練習場で、6、7階は合宿所。更衣室のある2階には整骨院も併設され、会員は割引料金という。さらに5階には銭湯とサウナがあり、会員は無料で利用できる。

「合宿希望者は断っている」という状況から、現在は整骨院を1階に移し、2階も合宿所にする工事が進んでいる。実に豪華で近代的な日本初の銭湯付きジム。やり手の会長の下へ今後も有望選手が集まりそうだ。

高橋も井上も世界への思いはより強くなり、再挑戦を期す。二人三脚の歩みはまだ続く。【河合香】(ニッカンスポーツ・コム/バトルコラム「リングにかける男たち」)

井上岳志

馬場さん最後の弟子、丸藤正道が壮絶打撃戦で存在感

勝利を決めガッツポーズする、新崎人生(左)と丸藤正道(右)(撮影・河田真司)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

ジャイアント馬場さんの最後の弟子、丸藤正道(39=ノア)が、馬場さんにゆかりのある新崎人生(52)とのコンビで、存在感を見せつけた。ドラゴンゲートの望月成晃と、逆水平チョップとキックの壮絶な打撃戦を展開。守勢に回りながら、一瞬のスキをついた完璧首固めで勝利を奪った。

「ジャイアント馬場の最後の弟子というのは誰にも代われない。試合ですべてを出し尽くすことを心掛けた」と話した。馬場さんが亡くなる2年前に初めてタッグを組み、その後の対戦で馬場さんに拝み渡りを決めた人生は「馬場さんに拝み渡りを決めたいという念願がかなって本当にうれしかったことを思い出します」としみじみと話していた。

棚橋が幻のタッグ復活で競演、馬場さん得意技で追善

棚橋弘至(右)は宮原健斗にランニングネックブリーカードロップを浴びせる(撮影・河田真司)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

馬場さん追善だからこそ実現した夢のタッグマッチがメインを飾った。

新日本のエース棚橋弘至(42)がヨシタツ(41)と組み、5年前の幻のチーム「ザ・ワールド」が復活。対するのは全日本のエースで三冠ヘビー級王者の宮原健斗(29)と、かつて馬場さんも巻いた世界タッグ王者で大日本のエース関本大介(38)。宮原は馬場さんの親族に頼み、三冠統一される前の3つの旧ベルトを含めた4本を巻いて登場。棚橋は馬場さんの得意技ランニングネックブリーカードロップを宮原に決めるなど、随所にリスペクトが込められた。

20分超の激闘は、宮原がヨシタツをシャットダウン式スープレックスホールドで沈めて勝利。初対戦した棚橋から「宝」と絶賛された宮原は「きょうは棚橋さんと輝きたいというのがテーマだった。帰ったら、どっちが輝いていたかチェックしたい。負けてないんじゃないかな」と胸を張った。

棚橋弘至(左)は関本大介からドロップキックを浴びる(撮影・河田真司)
棚橋弘至(左)は関本大介から強烈なチョップを浴びる(撮影・河田真司)

棚橋が宮原に「僕を超える素材」関本にもラブコール

コーナーに上ってポーズを決めた棚橋弘至(右)に宮原健人も同じポーズで返す(撮影・河田真司)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

団体の垣根を越えた夢のタッグマッチが馬場さん追善興行のメインを飾った。

新日本のエース棚橋弘至(42)がヨシタツ(41)と組み、5年前の幻のタッグチーム「ザ・ワールド」を再結成。対するのは3冠ヘビー級王者で全日本エースの宮原健斗(29)、かつて馬場さんも巻いた世界タッグ王者で大日本の顔、関本大介(38)。

65年前、日本で初めて本格的な興行が行われた「プロレスの日」に、各団体のトップが激突した。20分超の激闘を制したのは宮原。ヨシタツをシャットダウン式スープレックスホールドで沈め「ありがとう両国!」と絶叫した。試合後は「プロレスは最高ですかー」と観客をあおり、棚橋とともに「プロレスを最高に、愛してまーす」と叫んで、締めくくった。

試合後、棚橋は初対戦の宮原、関本を絶賛した。宮原を「宝」と表現し「人間が持っているハートの部分で屈託がない。明るい光を放っている。昔の棚橋、いや僕を超える素材」とほめちぎった。関本についてもラリアット、逆水平などの技術をたたえ、「関本選手対新日本プロレスの選手、ぜひまた何らかの形でつながっていけたら」とラブコールを送った。

かねて棚橋をリスペクトしてきた宮原はこの日の輝きでは「負けてない」と胸を張りながらも「やっぱりカリスマ性が違う」とすごさを実感。「僕としては唯一追いかけたい背中。今日当たれたことに何かプロレスの神様が与えてくれた意味があると思う」と語った。棚橋から対抗戦の誘いを受けた関本は「大日本をもっと大きくしたい気持ちがあるので、チャンスがあれば殴り込みたい」と対決実現に意欲をみせた。

閉会セレモニーでジャイアント馬場さんの写真とともに記念撮影する棚橋ら(撮影・河田真司)

キングストン大番狂わせでブライアンへの挑戦権獲得

ユニット「ニュー・デイ」のビッグE(左端)、ウッズ(右端)と勝利を喜ぶキングストン(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇19日(日本時間20日)◇米ルイジアナ州ニューオーリンズ・スムージー・キング・センター

愉快な3人組ユニット「ニュー・デイ」に所属するコフィ・キングストンがWWEヘビー級王座の次期挑戦権を獲得した。

メインイベントでAJスタイルズ、ジェフ・ハーディと組み、同級王者ダニエル・ブライアン、サモア・ジョー、ランディ・オートン組との6人タッグ戦に出場。ブライアンから馬乗りパンチ連打を食らい「オレがWWE王者だ」と叫ばれ、オートンにもテーブルにたたきつけられた。

この日ばかりは良いところなしで終わるかとみられたが、AJスタイルズにカーフ・クラッシャーを決められて苦悩の表情を浮かべたブライアンに向け、キングストンはダイブ攻撃からのトラブル・イン・パラダイスを成功させて3カウントを奪った。

王者からフォールを奪う大番狂わせを起こすとニュー・デイの3人で一緒に大喜び。17日のPPV大会でのエリミネーション・チェンバー形式WWEヘビー級王座戦などでも活躍したばかりのキングストンは観衆から大きな声援を受けた。すると、ステージに登場したシェイン・マクマホン・コミッショナーが、3月10日のPPV大会ファストレーン(米オハイオ州クリーブランド)で王者ブライアンに挑戦するのはキングストンになったと発表。PPV舞台での王座挑戦が決定した。

WWEヘビー級王者ブライアン(下)から3カウントを奪ったキングストン(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

王者アスカ不覚、ローズの策略にはまりフォール負け

マンディ・ローズ(下)を攻め込むスマックダウン女子王者アスカ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇19日(日本時間20日)◇米ルイジアナ州ニューオーリンズ・スムージー・キング・センター

スマックダウン女子王者アスカが格下相手に不覚を取った。

ライバルとなるベッキー・リンチやシャーロット・フレアーがロウ女子王者ロンダ・ラウジーとの抗争を繰り広げ、自ら保持するベルトの次期挑戦者が浮上してこないのが現状。まずリング上でインタビューを受けたアスカは「シャーロットとベッキーは既に倒しているから興味がない。興味があるのは、誰が私と対戦する準備ができているか」と王者の風格を漂わせた。

するとマンディ・ローズ、ソーニャ・デビルの2人が姿を見せ「誰にも相手にされないかわいそうなアスカ! でも私はあなたと対戦する準備ができてるわよ」と挑発してきたローズとのノンタイトル戦が決まった。試合途中に入場してきたレイシー・エバンスに気を取られたアスカは背後からローズの攻撃を許した。何とか気合を入れ直し、スライディング・ニーから顔面にヒザをたたき込んだ。 完全に追い詰めた展開だったが、ローズから目を痛めたとのアピールがあり、レフェリーに距離を置くよう指示されたアスカ。しかし、その隙を突かれ、丸め込まれてフォール負け。格下となるローズの策略にはまり、まさかの3カウントを許し、悔しがった。

ノンタイトル戦で、マンディ・ローズ(上)に丸め込まれてフォールされるスマックダウン女子王者アスカ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

力道山の息子・百田光雄がV「1試合1試合楽しむ」

井上(手前)に必死で技をかけに行く百田(撮影・浅見桂子)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

力道山の息子で、かつて全日本で馬場さんと「ファミリー軍団」を組んでいた百田光雄(70)が、第1試合の13人バトルロイヤルに出場。井上雅央をサムソンクラッチで沈め、優勝した。

大先輩のために力を振り絞った百田は「ちょっとでも頑張れればと思っているけど、70歳になったから厳しいよね。いつ試合ができなくなるか分からないから1試合1試合楽しむ以外ないね」と語り、天国の馬場さんに向けて「馬場さんより10年も長くやってます。少しでも長くやりたいと思っているので、見守ってください」と呼びかけた。

井上に勝利し、握手で喜ぶ百田(撮影・浅見桂子)