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稀勢の里「非常に順調」進退懸かる初場所へ決意表明

すり足を繰り返した稀勢の里

大相撲の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、進退を懸けて初場所(13日初日、東京・両国国技館)に出場する。

10日、都内の部屋で稽古後に「非常に順調。あとは場所に臨むだけ」と決意表明。新番付が発表された昨年12月25日から出場の意向を示していたが、出場の意思表示を迫られる今日11日の取組編成会議を前に、心変わりはなかった。いよいよ“待ったなし”の戦いが始まる。

周囲の声に惑わされない芯の強さが、稀勢の里の決意を物語っていた。体調不良で前日9日の稽古を休んだ弟弟子の大関高安が、稽古を休むことは前日から決まっていた。同部屋には他に関取衆は不在。番数の少なさを指摘する親方衆や解説者らが多い中、出稽古も行わなかった。その後、部屋で約1時間、四股やすり足などで汗を流すと「非常に順調。いい流れでやれた。思い通りの状態に近づいてきたし、焦りもない。あとは場所に臨むだけ」と、決意を表明した。

7日の稽古総見は横綱鶴竜、大関豪栄道と計6番で3勝3敗と、質量ともに不安を残した。9日は昨年11月の九州場所で初優勝した関脇貴景勝を8勝1敗と圧倒。内容は見返したが、依然として稽古量は少なかった。だがこの日「(報道では)番数とか気にするが、それに偏りすぎ。人とやる稽古もあるし、自分と向き合う稽古もある」と反論。九州場所を途中休場後、12月の冬巡業を全休し「体を見つめ直すことができた」と明かし「いい稽古ができた」と、軽めの調整ではないと強調した。

入門以来、先代鳴戸親方(元横綱隆の里)の指導のもと、猛稽古で強くなってきた。だが先代が他界してすでに7年以上。疲労の回復も遅くなり、何もかも当時を踏襲できるわけではない。ハイペース調整で、早々と仕上げながら先場所は初日から4連敗(不戦敗を除く)。「1番いい体調で臨みたい」と、相撲人生の土俵際で新境地を求め、貴景勝ら若手にも「負けていられない」と対抗心を燃やす。心身共に充実した状態に仕上げ、進退場所への出場を決めた。【高田文太】

「横綱 稀勢の里」の木札を背に、目を閉じて精神統一する稀勢の里

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棚橋が宮原に「僕を超える素材」関本にもラブコール

コーナーに上ってポーズを決めた棚橋弘至(右)に宮原健人も同じポーズで返す(撮影・河田真司)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

団体の垣根を越えた夢のタッグマッチが馬場さん追善興行のメインを飾った。

新日本のエース棚橋弘至(42)がヨシタツ(41)と組み、5年前の幻のタッグチーム「ザ・ワールド」を再結成。対するのは3冠ヘビー級王者で全日本エースの宮原健斗(29)、かつて馬場さんも巻いた世界タッグ王者で大日本の顔、関本大介(38)。

65年前、日本で初めて本格的な興行が行われた「プロレスの日」に、各団体のトップが激突した。20分超の激闘を制したのは宮原。ヨシタツをシャットダウン式スープレックスホールドで沈め「ありがとう両国!」と絶叫した。試合後は「プロレスは最高ですかー」と観客をあおり、棚橋とともに「プロレスを最高に、愛してまーす」と叫んで、締めくくった。

試合後、棚橋は初対戦の宮原、関本を絶賛した。宮原を「宝」と表現し「人間が持っているハートの部分で屈託がない。明るい光を放っている。昔の棚橋、いや僕を超える素材」とほめちぎった。関本についてもラリアット、逆水平などの技術をたたえ、「関本選手対新日本プロレスの選手、ぜひまた何らかの形でつながっていけたら」とラブコールを送った。

かねて棚橋をリスペクトしてきた宮原はこの日の輝きでは「負けてない」と胸を張りながらも「やっぱりカリスマ性が違う」とすごさを実感。「僕としては唯一追いかけたい背中。今日当たれたことに何かプロレスの神様が与えてくれた意味があると思う」と語った。棚橋から対抗戦の誘いを受けた関本は「大日本をもっと大きくしたい気持ちがあるので、チャンスがあれば殴り込みたい」と対決実現に意欲をみせた。

閉会セレモニーでジャイアント馬場さんの写真とともに記念撮影する棚橋ら(撮影・河田真司)

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馬場さん最後の弟子、丸藤正道が壮絶打撃戦で存在感

勝利を決めガッツポーズする、新崎人生(左)と丸藤正道(右)(撮影・河田真司)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

ジャイアント馬場さんの最後の弟子、丸藤正道(39=ノア)が、馬場さんにゆかりのある新崎人生(52)とのコンビで、存在感を見せつけた。ドラゴンゲートの望月成晃と、逆水平チョップとキックの壮絶な打撃戦を展開。守勢に回りながら、一瞬のスキをついた完璧首固めで勝利を奪った。

「ジャイアント馬場の最後の弟子というのは誰にも代われない。試合ですべてを出し尽くすことを心掛けた」と話した。馬場さんが亡くなる2年前に初めてタッグを組み、その後の対戦で馬場さんに拝み渡りを決めた人生は「馬場さんに拝み渡りを決めたいという念願がかなって本当にうれしかったことを思い出します」としみじみと話していた。

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棚橋が幻のタッグ復活で競演、馬場さん得意技で追善

棚橋弘至(右)は宮原健斗にランニングネックブリーカードロップを浴びせる(撮影・河田真司)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

馬場さん追善だからこそ実現した夢のタッグマッチがメインを飾った。

新日本のエース棚橋弘至(42)がヨシタツ(41)と組み、5年前の幻のチーム「ザ・ワールド」が復活。対するのは全日本のエースで三冠ヘビー級王者の宮原健斗(29)と、かつて馬場さんも巻いた世界タッグ王者で大日本のエース関本大介(38)。宮原は馬場さんの親族に頼み、三冠統一される前の3つの旧ベルトを含めた4本を巻いて登場。棚橋は馬場さんの得意技ランニングネックブリーカードロップを宮原に決めるなど、随所にリスペクトが込められた。

20分超の激闘は、宮原がヨシタツをシャットダウン式スープレックスホールドで沈めて勝利。初対戦した棚橋から「宝」と絶賛された宮原は「きょうは棚橋さんと輝きたいというのがテーマだった。帰ったら、どっちが輝いていたかチェックしたい。負けてないんじゃないかな」と胸を張った。

棚橋弘至(左)は関本大介からドロップキックを浴びる(撮影・河田真司)
棚橋弘至(左)は関本大介から強烈なチョップを浴びる(撮影・河田真司)

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呪術師ブッチャーさん78歳引退式典に感動と寂しさ

アブドーラ・ザ・ブッチャーさん(中央)引退セレモニーで記念撮影する、左から坂口征二、武藤敬司、2人置いてドリー・ファンク、スタン・ハンセン(撮影・河田真司)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

呪術師アブドーラ・ザ・ブッチャーさん(78)の引退セレモニーが、第3試合の後に行われた。

全日本、新日本で活躍し12年に引退表明したブッチャーさんは車椅子でリング上に登場。ミル・マスカラス、初代タイガーマスク、武藤敬司、スタン・ハンセンらレジェンドから花束を贈られた。ブッチャーさんは「ここにジャイアント馬場さんがいてくれたら完璧だった。若い人には親を大切にしろと言いたい」と日本のファンに最後のあいさつをし、満足そうに、10カウントゴングを聞いた。

セレモニーを終えたブッチャーさんは「最高でした」。同時に「昔のレジェンドでもういない人もいる」とさみしさも痛感した様子だった。長年の付き合いのマネジャーと親友を亡くしたばかりで、悲しみの中にいるが「みんないつかはあの世にいく。近い将来はいやです。もうちょっといたいです」と長生きを望んだ。「リングでも言いましたが自分の親を施設にぶち込まず、最後まで親の面倒を見てください」とファンに親孝行するよう念押しでメッセージを送った。

アブドーラ・ザ・ブッチャーさん(左)引退セレモニーで花束を渡す武藤敬司(撮影・河田真司)

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猪木氏が終生のライバル馬場さんに捧げる「ダー!」

ジャイアント馬場没20年追善興行のオープニングであいさつに登場したアントニオ猪木氏は会場と一緒に「1、2、3、ダー!」(撮影・河田真司)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

アントニオ猪木氏(76)が、終生のライバル、馬場さんの没20年追善興行に「1、2、3、ダー!」で花を添えた。オープニングセレモニーに登場すると、ジョークを交えた軽妙なあいさつで健在をアピール。最後は得意のパフォーマンスで、主要11団体が集結した平成最後のオールスター戦を盛り上げた。試合終了後には追悼セレモニーも行われ、馬場さんをしのんで10カウントゴングも鳴らされた。

   ◇   ◇   ◇

馬場さんの全日本と、猪木の新日本が、同じ会場でファンを盛り上げた。全日本のテーマ曲に続き、オープニングセレモニーで登場したのは猪木だった。リングにはあえて上がらず「元気ですかー!」と声を張り上げた。8800人の超満員の観衆に「20年ぐらいになると忘れられる人が多いが、今日は会場にたくさんの方に来ていただいて、ジャイアント馬場に成り代わりお礼を申し上げます」と、終生のライバルに代わって頭を下げた。

猪木は、60年4月に力道山にスカウトされて入門。道場には、プロ野球巨人から先に入門していた馬場さんがいた。同年11月の同日に2人はデビュー。若手時代は、1杯のラーメンを2人で分け合い、年上の馬場さんから背広をプレゼントされたこともあった。そんな2人が全日本と新日本に別れ、ともに経営者としてしのぎを削った。

「ある日ホテルですれ違ったとき『お前はいいなあ』と馬場さんに言われました。私がいつも挑戦し続けたので、馬場さんも困っていた。馬場さんには、さんずの川で待っているという手紙をもらいました」と、ジョーク交じりに馬場さんをしのんだ。

昨年8月に腰の手術を受け、一時は車いすに乗っていたが、今年1月4日にはパラオで始動。懸命なリハビリを続け元気な姿でリングに戻ってきた。動と静、攻めと守りの興行、長年の2人の関係を「合わせ鏡」と表現した猪木は、馬場さんの没20周年記念興行が決まると、出席のため日程を調整した。

猪木の“開会宣言”でスタートした興行は、11団体61人が熱戦を繰り広げ、平成最後のオールスター戦を彩った。メインイベントの後には、出場全選手に、国内外からのレジェンドが加わり、リングに集結した。新日本の坂口征二相談役が「馬場さんも天国からこの大会を喜んでいると思います」とファンに語りかけ、追悼の10カウントが鳴らされた。【桝田朗】

ジャイアント馬場没20年追善興行のオープニングであいさつに登場したアントニオ猪木(撮影・河田真司)

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馬場さんの付け人務めた大仁田厚「愛してましたー」

第3試合 勝利の雄たけびを上げる大仁田(撮影・河田真司)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

かつて馬場さんの付け人を務めた大仁田厚(61)がデスマッチで馬場さんへの愛を表現した。

黒い革ジャンを着て登場し、76歳のグレート小鹿をパイプイスで殴打し、佐藤を机にたたきつけるなど大暴れ。有刺鉄線ボードに投げられ流血し、巨人石川に持ち上げられピンチになったが、すかさず仕込んでいた赤い毒霧を噴射し応戦。最後は仲間の鈴木が勝利をおさめ、リング上で「社長を愛してましたー!」と叫んだ。

73年に全日本に入門。歴代5代目の馬場さんの付け人を3年半務めた。「ろくでもない付け人だったが、かわいがってもらった」とプロレスだけでなく生き方すべてを学んだ師匠に感謝の言葉を連ねた。けがを繰り返してきた両膝は限界で、今日20日人工関節を入れる手術を受ける。「これで悔いなく手術台にのれる」と、この1戦に力を出し尽くした。

第3試合 グレート小鹿(右)にパイプイスで攻める大仁田(撮影・河田真司)

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力道山の息子・百田光雄がV「1試合1試合楽しむ」

井上(手前)に必死で技をかけに行く百田(撮影・浅見桂子)

<ジャイアント馬場没20年追善興行>◇19日◇両国国技館

力道山の息子で、かつて全日本で馬場さんと「ファミリー軍団」を組んでいた百田光雄(70)が、第1試合の13人バトルロイヤルに出場。井上雅央をサムソンクラッチで沈め、優勝した。

大先輩のために力を振り絞った百田は「ちょっとでも頑張れればと思っているけど、70歳になったから厳しいよね。いつ試合ができなくなるか分からないから1試合1試合楽しむ以外ないね」と語り、天国の馬場さんに向けて「馬場さんより10年も長くやってます。少しでも長くやりたいと思っているので、見守ってください」と呼びかけた。

井上に勝利し、握手で喜ぶ百田(撮影・浅見桂子)

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K1王者晃貴が隼也と再戦「盛り上げて」KO誓う

K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトル戦を行う王者晃貴(左)と挑戦者の隼也(撮影・吉池彰)

K-1 KRUSH FIGHTバンタム級王者の晃貴(20)が4月19日、東京・後楽園ホールで、隼也ウィラサクレック(21)との初防衛戦を行う。

Krushが100大会目を迎えるにあたり、新たにスタートする「K-1 KRUSH FIGHT」の目玉となる試合で、K-1実行委員会が19日、都内で発表した。

2人は昨年4月22日の「Krush87」の53キロで対戦し、隼也が僅差ながら3-0で判定勝ちしている。その後、1年で立場が違っての再戦。隼也が「勝った方が本物のチャンピオンだと思っている」と言えば、晃貴は「前回は試合前にタイへ行って仕上げたのに負けた。強い選手なので、しっかり対策を練ってリベンジしたい」と気を引き締めた。

今回は互いにKO決着を目指す2人。隼也は「(自分が強いのは)蹴りと思われているが、パンチで2回前半に倒す」と豪語して見せた。すると、晃貴は王者らしく余裕のコメント。「1、2回は殴り合って盛り上げて、3回にパンチで倒す」と切り返していた。

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井上尚弥、2度目のグアム合宿で下半身と体幹強化

グアムの砂浜でフィジカルトレーニングに励むWBA世界バンタム級王者井上尚弥(大橋ジム提供)

5月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝に備え、WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が19日、グアムでハードなトレーニングに臨んだ。

宿泊先に近い砂浜でダッシュを中心としたフィジカルトレを敢行。15年8月以来2度目となるグアム合宿で「(準決勝への)スイッチを入れたい」と話していた通り、精力的に走った。

4泊5日の予定で、高村淳也トレーナーのもと下半身強化、体幹を鍛えるメニューを続けていくという。IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)との王座統一戦となるWBSS準決勝は5月18日、英グラスゴーで開催されることが発表されている。

グアムの砂浜をダッシュするWBA世界バンタム級王者井上尚弥(中央)。後方は高村トレーナー(大橋ジム提供)

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在位日数1位のUFC元王者ヴェラスケスが秒殺負け

ガヌ(上)に攻め込まれ、26秒でTKO負けした元ヘビー級王者ヴェラスケス (C) JoshHedges/ZuffaLLC/UFC

<UFC ONESPN1大会>◇17日(日本時間18日)◇米アリゾナ州フェニックス・トーキング・スティック・リゾート・アリーナ

元ヘビー級王者ケイン・ヴェラスケス(36=米国)が2年半ぶりの復帰戦で秒殺された。

メインイベントのヘビー級5分5回で、同級3位フランシス・ガヌー(32=カメルーン)と対戦したが、開始から26秒、左フックを浴びた際に左ヒザから崩れ落ちた。レフェリーストップによるTKO負けとなってしまった。

オクタゴンでぼうぜんとしていたヴェラスケスは試合後、米メディアにひざに力が入らなくなったことを明かし「私はまだ燃えている。証明することがたくさんある」と現役続行に強い意欲をみせた。過去2度、ヘビー級王座を戴冠したヴェラスケスは王座在位日数は歴代1位の1281日間をマークした。16年7月のUFC200大会でトラヴィス・ブラウンを打ち破って以降、首、背中、右ひざ半月板、肩の負傷など故障の連続で長期欠場を余儀なくされていた。今回が2年半ぶり、満を持してのオクタゴン復帰とされていた。

2年半ぶりに試合復帰した元ヘビー級王者ヴェラスケス(右端)。左端は対戦相手のガヌー (C) JoshHedges/ZuffaLLC/UFC

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ヒクソン次男が一本勝ち 一族25年ぶりUFC勝利

アレックス・カサレス(手前)を胴締め裸絞めに追い込むクロン・グレイシー(C)JoshHedges/ZuffaLLC/UFC

<UFC ONESPN1大会>◇17日(日本時間18日)◇米アリゾナ州フェニックス・トーキング・スティック・リゾート・アリーナ

RIZINに参戦していた“400戦無敗”ヒクソン・グレイシーの次男クロン・グレイシー(30=ブラジル)が鮮烈な一本勝ちでUFCデビューを果たした。アレックス・カサレス(30=米国)とのフェザー級5分3回で対戦。1回2分6秒、裸絞め(ギロチンチョーク)でギブアップを奪った。グレイシー姓の一族によるUFC勝利はヒクソンの弟ホイスが94年12月、UFC4大会でダン・スパーン(米国)に勝って以来約25年ぶりとなる。

「オレの柔術は特殊、父親譲りだから」と豪語するクロンはリラックスした表情でオクタゴンへ。いきなり胴をつかんで背後に入って倒した。両足で胴絞め、さらに確実に太い腕を首に巻きけてギブアップさせた。文句なしの白星デビューを飾ったクロンは「生まれたときからずっと柔術の訓練に励んでいるけど、常にMMA(総合格闘技)を意識したものだったから、誰にとっても容赦なしだ。ポイントに基づく競技の柔術とは違い、オレは常に関節技を狙っている」と自信をみなぎらせた。

94年のホイス以来となるグレイシー一族のUFC勝利となった。「小さい頃から一族を代表してきた。それが常にモチベーションだった。年を取ればそういうモチベーションは必要なくなって、自分の一部になっていくんだ」と振り返るクロンは「おもしろかったのはみんなが、ホイス以来、グレイシーは勝っていないって言ってきたこと。それでもっとプレッシャーを感じたけど、でも、自分の名前に恥じぬように、プレッシャーの中でも冷静さを保つ時なんだなと思った」と安堵(あんど)の笑みを浮かべていた。

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ラウジーが2日連続防衛、レッスルマニアへはずみ

2日連続で王座防衛に成功したロウ女子王者ロンダ・ラウジー(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇18日(日本時間19日)◇米ルイジアナ州ラファイエット・ケイジャンドーム

ロウ女子王者ロンダ・ラウジーが2日連続で王座防衛に成功した。17日のPPV大会と同じくルビー・ライオットの挑戦を受けた。

セコンドに同じユニットのサラ・ローガン、リブ・モーガンをつけた挑戦者に対し、ラウジーは払い腰や一本背負い投げで攻め込んだ。試合途中で敵セコンドの介入で劣勢となり、ライオット得意のライオット・キック2発を食らってしまった。かろうじてカウント2で返すと、コーナートップから3人にクロスボディープレスを見舞って反撃。さらにライオットをターンバックルにたたき付けると、そのまま飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めでギブアップを奪った。

挑戦者の返り討ちに成功したラウジーは4月7日に控える年間最大の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州)の防衛戦(挑戦者はシャーロット・フレアー)に向けてはずみをつけた。

挑戦者ライオット(右)を払い腰で投げるロウ女子王者ラウジー(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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リコシェがWWE初陣、元新日の同僚ベイラーと共闘

インターコンチネンタル王者ベイラー(左端)とのタッグでロウデビューを飾ったリコシェ(中央)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇18日(日本時間19日)◇米ルイジアナ州ラファイエット・ケイジャンドーム

ドラゴンゲート、新日本プロレスで活躍し、WWE傘下のNXTで北米王座を獲得したリコシェ(30)がロウデビューを飾った。

17日のPPV大会エリミネーション・チェンバーで新インターコンチネンタル(IC)王者となったフィン・ベイラーが「IC王者としてふさわしくない」とリオ・ラッシュと前王者ボビー・ラシュリーの襲撃を受けたところで、リコシェが救援に登場。そのままベイラーと組み、ラシュリー、リコシェ組とのタッグ戦に発展した。

「ハイフライヤー」らしくリコシェはハリケーンラナからのドロップキックでラッシュを翻ろう。ラシュリーのパワーファイトにベイラーが苦戦を強いられたが、再び交代したリコシェがトペ・コンヒーロでラッシュを蹴散らした。ベイラーはジョン・ウーでラシュリーをバリケードにたたき付けて寸断すると、最後はリコシェが630度スプラッシュでラッシュにとどめを刺して3カウントを奪取。新日本プロレスのジュニア戦線で活躍したリコシェとベイラーの共闘で幸先よい白星を挙げた。

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人気博した無法集団D-ジェネレーションX殿堂入り

19年WWE殿堂入りが発表されたD-ジェネレーションX。前列左から故チャイナさん、トリプルH、マイケルズ、後列左からX-PAC、ガン、ドッグ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWEは17日(日本時間18日)、無法集団として人気を博したユニット「D-ジェネレーションX」の2019年度WWE殿堂入りを発表した。同年度殿堂入りの第1号となる。同ユニットは97年にトリプルH、「HBK」ことショーン・マイケルズを中心に結成。「Suck it!(くそ食らえ)」の決めゼリフとしてWWEを席巻した。戦闘用小型四輪駆動車でライバル団体だったWCWの会場前に乗り込んだり、WWE最高権力者となるビンス・マクマホン会長が所有するリムジンやジェット機にいたずらするなど、その破天荒な言動がファンから絶大な支持を受けた。昨年にはマイケルズが現役復帰し、トリプルHとタッグを組んでPPV大会に出場し、再びD-ジェネレーションXがクローズアップされていた。

今年のWWE殿堂入り授賞式典ではトリプルH、ショーン・マイケルズ、ロード・ドッグ、ビリー・ガン、X-PAC、故チャイナさんが殿堂入りとなる。なお式典は4月6日に米ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される。

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元幕内力士、時津洋葬儀「ゆっくり休んでくれよ」

99年5月、夏場所での時津洋

14日に心不全のため49歳で死去した大相撲の元幕内力士、時津洋の吉岡宏典(よしおか・ひろのり)さんの葬儀・告別式が19日午後、東京・江東区内の葬儀所で営まれた。

式には、吉岡さんの入門時の師匠で理事長も務めた先々代時津風の内田勝男さん(81=元大関豊山)、吉岡さんと同部屋同期入門の枝川親方(49=元前頭蒼樹山)らが参列した。

中学時代、陸上の砲丸投げの選手だった吉岡さんは、徳島県内の中学を卒業後、85年春場所で初土俵。“阿波の怪童”の異名を取り、90年秋場所で新十両、92年夏場所で新入幕を果たし、最高位は93年名古屋場所の東前頭4枚目。188センチの長身を生かした四つ相撲で幕内を通算19場所務めた。95年九州場所から22場所は陥落した十両で取ったが、幕下陥落2場所目で最後に番付が載った99年秋場所を最後に引退した。

引退後は、準年寄「時津洋」として協会に残り、時津風部屋の部屋付き親方として後進を指導。01年9月に退職後はタレント、荒汐部屋のマネジャーなどを務める一方、都内やシンガポールでも、ちゃんこ店を経営していた。

愛弟子だった吉岡さんの若すぎる他界に、内田さんは「こんなに早く逝かなくてもいいものを…。ただ若かったけど、引退後もしっかり生きてくれた。豪放磊落(らいらく)な性格そのままに、相撲も真っ正面から正々堂々と取っていた。それは後の人生においても同じ。人知れず思いやりがあり温かい子でした」と悼んだ。

同期入門の枝川親方は昨年、会ったのが最後で「元気そうだね」と言葉を交わしたという。その時の吉岡さんは、現役時代と比べて痩せていたというが「健康的に痩せていたんだろうと思っていたから、うらやましかった。人を気遣うから自分の体のことはひと言も言わなかった。ひと言ぐらい言ってくれていたら」と悔しそうに話した。棺に向かって「ゆっくり休んでくれよ」と心の中で語りかけた枝川親方は「コイツには負けたくない、と思える存在でした。彼がいてくれたから、今の自分がある」と目を真っ赤に腫らしながら故人を見送った。

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ザ・グレート・ムタが5年ぶりニューヨーク見参

ザ・グレート・ムタ(2014年1月4日撮影)

米国プロレス団体HOGは18日(日本時間19日)、ザ・グレート・ムタが4月6日の「カルチャー・クラッシュ19」大会に参戦すると発表した。

ムタはペンタゴンJrと元WWE世界タッグ王者TAJIRIとトリオを結成。元新日本プロレスIWGPジュニアヘビー級王者ロウ・キーとLAX(オルティス&サンタナ)トリオと6人タッグで対戦する。

米国で絶大な人気を誇るムタ見参に早くも大きな話題になっている。

ムタは14年にニューヨーク地区でインパクト・レスリングでロビー・Eを破って以来の、同地での戦いという。(デーブ・レイブル通信員)

小川直也(下)の黒帯を使って首を絞めあげるグレート・ムタ(1997年8月10日撮影)

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「D-ジェネレーションX」がWWE殿堂入り

19年WWE殿堂入りが発表されたD-ジェネレーションX。前列左から故チャイナさん、トリプルH、マイケルズ、後列左からX-PAC、ガン、ドッグ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWEで一世を風靡(ふうび)したユニット「D-ジェネレーションX」(略称DX)が、2019年(平31)初のWWE殿堂入りすると18日(日本時間19日)にWWEから発表があった。

DXのメンバーはWWE殿堂入りのショーン・マイケルズ(53)、WWE役員のトリプルH(49)、女性レスラーのチャイナさん(故人)、Xパック(46)、現在は新団体AEWのコーチを務めるビリー・ガン(55)、元WWEタッグ王者ロードドッグ(49)の6人。

WWE殿堂式典は4月6日、米ブルックソンのザ・バークレイセンターで行われる。

DXは97年9月、マイケルズ、トリプルH、チャイナさんで第1次DXを結成。ブレッド・ハートを中心としたハート・ファンデーションと抗争し、大ブレーク。人気を博した。

98年春、マイケルズの欠場でトリプルHがリーダーとなり、チャイナさん、新加入のガン・ドッグ、Xパックで第2次DXが結成された。

チャイナさんは女性で初のWWEインターコンチネンタル王座を獲得。新日本プロレスでは女性初のリングでの戦いに参加し、話題を呼んだ。チャイナさんは16年4月20日に46歳の若さで亡くなっている。(デーブ・レイブル通信員)

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木村翔が現役続行を表明 日中ファンの声に押され

現役続行を表明した前WBO世界フライ級王者の木村翔

前WBO世界フライ級王者の木村翔(30=青木)が19日、都内で会見を開き、現役続行を表明した。昨年9月の2度目の防衛戦で田中恒成(23=畑中)に判定で敗れ、王座陥落。2カ月ぐらい「遊びほうけて」いたが、ファン、関係者の応援の声に押され、復帰を決意。昨年12月ごろから練習を再開したという。木村は「ファンのためにもう1回熱い試合をしたいと思ったのがきっかけ」と語り「チャンスがあればもう1度ベルトを巻きたい」と王者返り咲きを誓った。

17年7月に五輪2連覇の中国の英雄・鄒市明を敵地で破り、王座を奪取。一躍、中国でも人気ボクサーとなった。その人気も「負けたらおしまいかな」と考えていたが、敗戦後は中国のSNS微博(ウェイボー)を通じ、中国語で「もう1度チャレンジしてくれ」「あきらめないで」とたくさんのメッセージが届いた。さらに12月22日に都内で行われた「ウェイボーアカウントフェスティバル2018」では、日中友好の懸け橋となったことが認められ、「日中スポーツ賞」を受賞した。

すでに中国からいくつか試合のオファーが届いており、木村は3月末に中国で再起戦をするプランがあると明かした。有吉会長は「まずは再起戦で勝たないと。元世界チャンピオンが負ける意味は分かっている」と慎重な姿勢。まず1勝し、それから世界王者への道を探っていく。

現役続行を表明した前WBO世界フライ級王者の木村翔

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八重樫4階級制覇へ「世界前哨戦」10回戦を発表

八重樫東

ボクシングの元世界3階級制覇王者八重樫東(35=大橋)が4月8日、東京・後楽園ホールでノンタイトル10回戦に臨むことが19日、発表された。対戦相手は後日発表される。WBAミニマム級、WBCフライ級、IBFライトフライ級の王座を獲得してきた八重樫はスーパーフライ級で日本男子初の4階級制覇を狙っており「世界前哨戦」となる。

合わせて同興行では日本スーパーライト級ユース王者平岡アンディ(大橋)-WBCアジア同級王者アチャリヤ・ウィロジャナスノボル(タイ)、岡田誠一(大橋)-中川兼玄(三迫)のカードが発表された。また昨年2月にWBA世界スーパーバンタム級王座に挑戦した松本亮や中沢奨、桑原拓(すべて大橋)の出場も予定されている。

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石井慧 総合KSW契約発表「優れた格闘家」と評価

東欧トップの人気総合格闘技興行KSWとの契約が発表された石井慧

08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(32=チーム・クロコップ)が、ポーランドを拠点とする東欧トップの総合格闘技興行KSW(コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ=ポーランド語で総合格闘技が激突)と契約したと18日(日本時間19日)に発表された。

KSWの公式サイトで契約が報告されたもので、同団体のマルティン・レバンドフスキCEOは「石井選手は地球上でもっとも優れた格闘家の1人です。KSWに足を踏み入れた彼が同団体で生み出すものを期待してください」とコメント。近日中にデビュー戦も発表される見通し。

石井本人もKSWとの契約したことを認め「今週中には試合日時と相手が決まると思います」との見通しを明かした。

KSWは04年に設立され、09年のKSW12大会はポーランドの地上波放送で視聴者数650万人をマークするなど同国内でサッカーやF1などと並ぶ人気スポーツコンテンツ。17年5月に開催されたKSW39大会ではワルシャワ国立競技場に5万7000人以上の観衆を集めるなど東欧でもっとも人気と注目を集める総合格闘技イベントとされる。

また、15年からはRIZINと提携を結び、選手派遣も実現している。

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