au版ニッカンプロ野球

ドラフト会議ニュース

巨人1位高橋「1つ1つが勉強」3回2失点も前向く

巨人1位高橋「1つ1つが勉強」3回2失点も前向く

巨人対KIA 巨人先発で力投する高橋(撮影・垰建太)

<練習試合:巨人7-5韓国・KIA>◇20日◇沖縄セルラー那覇

甘酸っぱく階段を上った。巨人ドラフト1位の高橋優貴投手(22=八戸学院大)が20日、韓国・KIAとの練習試合に先発し、対外試合デビューした。3回4安打2失点で収穫と課題をつかんだ。最速145キロの直球にスライダー、カーブ、スクリューを交え、2回まで2奪三振で完全。だが、3回に4連打を浴び「いいところもありましたが、セットポジションでコントロールを乱したのでまだまだです」と唇をかんだ。

3点リードの3回。1死後に8番打者に右翼フェンス直撃の二塁打を許すと、状況が一転した。「何かを変えたつもりはないんですけど、紅白戦でもランナーが出る時はありましたが、だいぶ違った感じがしました」とマウンド上に漂う空気に心を乱した。投げ急ぎ、リズムが単調に。ボール先行となり、甘く入った球を捉えられた。

4連打を浴びた直後の1死一、二塁で、宮本投手総合コーチがマウンドに来た。「ボールをもらってすぐにサインを見ようとするから。ゆっくり自分のフォームで投げてごらん」と助言をもらい、落ち着いた。後続を遊ゴロ(記録は守備妨害)、右飛に打ち取った。

宮本コーチは「若さゆえにだから、しょうがない。課題見つからないと、やっかいですよ」と伸びしろを見た。次戦は26日の練習試合中日戦の予定。「1つ1つが勉強であり、それを乗り越えて成長が来ると思う。悪いからそれがダメだ、ではなく、悪いところを次はどうするかを考えたい」。足元を確かめながら、晴れ舞台への歩みを進める。【桑原幹久】

▽巨人原監督(先発高橋について)「良かったと思います。点数取られた、打たれたところはスタミナという部分が課題。彼の特徴は相手にきれいなスイングをさせないこと。打ちづらそうにスイングさせているのが非常にいいですね」

巨人対KIA 3回、力投する巨人高橋(撮影・垰建太)
巨人対KIA 降板した巨人先発の高橋(右から2人目)は宮本コーチのメモに目を通す(撮影・垰建太)

関連するニュースを読む

楽天8位鈴木は明4位弓削は暗も収穫と課題の初登板

楽天対日本ハム 力投する楽天鈴木(撮影・足立雅史)

<練習試合:楽天3-8日本ハム>◇20日◇沖縄・金武

新人左腕コンビがプロとしての第1歩を踏み出した。楽天ドラフト8位の鈴木翔天投手(22=富士大)と同4位の弓削隼人投手(24=SUBARU)が20日、沖縄・金武町で行われた日本ハムとの練習試合で実戦初登板を果たした。鈴木は救援で2回1安打無失点、先発した弓削は2回4安打4失点だったが、プロの打者との対戦でそれぞれが収穫と課題を得た。

   ◇   ◇   ◇

6回からマウンドに上がった鈴木は、因縁めいたものを感じた。最初の打者は、同い年で同じ神奈川の高校で腕を磨いた浅間。3年夏には県大会決勝まで進んだ向上高の2番手投手だった鈴木と、横浜高でスター選手だった浅間。「自分は浅間をテレビで見ている側の人間でした」と振り返る。遊ゴロに打ち取り、注目の清宮も左飛。2イニング目の7回には杉谷のバットを直球でへし折った。

6回、横尾に2球続けたチェンジアップを中堅深くまで飛ばされた。結果は中飛でも「同じくらいの高さだと見逃してくれない」と厳しさを痛感。走者を背負った7回はクイックでの投球に課題も残した。伊藤1軍投手チーフコーチからは「初めてにしては良かったんじゃないか」と言われた上で「チェンジアップが高めに浮いたこと」「変化球でカウントが取れないこと」を指摘された。キャンプで打撃投手の機会もなく、初めて味わうプロのスイング。全てが勉強だった。

弓削は2回に連続四球でピンチを招き、西川に曲がりの甘くなったカットボールを右翼席まで運ばれた。「社会人の名門の4番が並んでいるような感じ」とレベルの高さを表現。「ベルトよりボール1個でも高く浮くと捉えられる。動く球で打たせて取る本来の投球ができなかった」と悔しさをにじませた。今月中旬に38度5分の発熱。幸いインフルエンザではなく、すぐに復帰できたが、体重が1・5キロほど落ちた。平石監督は「もうちょっと低めに集まれば面白い」と話しており、次回登板は台湾遠征中の28日ラミゴ戦を予定。「しっかり準備しないと」とリベンジを誓った。【亀山泰宏】

楽天対日本ハム 2回表日本ハム1死二、三塁、西川に右越え3点本塁打を浴びる弓削(撮影・黒川智章)

関連するニュースを読む

DeNA1位上茶谷2回パーフェクト、他球団警戒↑

DeNA対ロッテ 力投するDeNA先発上茶谷(撮影・林敏行)

<練習試合:DeNA5-3ロッテ>◇20日◇沖縄・宜野湾

DeNAドラフト1位の上茶谷大河投手(22=東洋大)が、ロッテとの練習試合に先発し、実戦デビューを果たした。初回には同じドラフト1位ルーキー藤原に対して、自己最速タイの152キロを計測。井上からもカットボールで空振り三振を奪うなど、2回無安打無失点の完璧な内容でマウンドを降りた。

   ◇   ◇   ◇

いきなり見せつけた。上茶谷は、1回1死走者なしで、ロッテ期待のルーキー藤原を迎えた。2ストライクからの3球目、外角高めの直球は、球団のスピードガンで自己最速タイの152キロをマークした。前日19日に「初ホームランとか打たれたら、ニュースになっちゃいますから。そうならないように頑張ります」と話していた相手を最後は三ゴロに仕留め「やっぱり打たれたら…。意識はしました」と力が入ったことを打ち明けた。

昨季24発とブレークした井上に対しても、堂々たる投球を披露した。イニングが変わった2回先頭。2球で追い込むと、最後は外角へのカットボールで空振り三振。2回20球を投げ、パーフェクトに抑えた。ラミレス監督は「今日の結果には満足している。ポテンシャルもある」と高い評価を与えたが、上茶谷は自己採点を聞かれ「60点ですね。2イニングだけですし、打者一巡していない。ストレートに関しては、いい球もあったけど、変化球の精度がまだ」と浮かれることはなかった。

謙遜する本人とは裏腹に、他球団の警戒度は日に日に増している。巨人樽見スコアラーは、これまでブルペン投球、打撃投手の様子を観察し「1軍レベル。当然のように開幕ローテには入ってくる」と一挙手一投足に注目していたが、この日の試合を見て「いやいや見ての通りでしょ。欠点らしい、欠点がない。彼はやるね」と、さらに険しい表情を見せた。

次回登板は、26日の韓国KIAとの練習試合となりそうだ。「ちょっとだけ自信はつきました」と手応えを口にした一方で「大学とは違う。スイングも全く違う。プロの打者は体も大きいし。1球も気が抜けない」と改めて、自分が歩み出した世界の大きさに気付いた。1歩ずつ、着実に、成長していく。【栗田尚樹】

▽ロッテ藤原(DeNA上茶谷と対戦して)「コントロールがすごく良かったですね。三ゴロ? インコース真っすぐです。だいぶ詰まりましたね。ちょっと(バットが)体から離れていたのでそれが振り遅れの原因。思ったように振れなかったです。いつも通りにプロの球だなと思いました」

▽ロッテ井口監督(DeNA上茶谷について)「こういう勢いのあるピッチャーはなかなか簡単には打てない。コントロールも良いですし、どんどん押してくるタイプだと感じた。(選手には)もっともっと積極的に打っていってもいいという話はした。どうしてもルーキーだと、みんな見てみたいという気持ちがあるからスイングを入れていかないので」

▽DeNA三浦投手コーチ(上茶谷について)「いいボールを投げていた。上出来でしょ。非常にいいスタートを切った」

DeNA対ロッテ 2回表を終え、笑顔を見せる上茶谷(撮影・林敏行)

関連するニュースを読む

ソフトバンク3位野村は3戦5割超、大物の予感漂う

降雨のため室内に集合する野村(撮影・梅根麻紀)

<出てこい若鷹>

ソフトバンクのドラフト3位野村大樹内野手(18=早実)が、実戦での強さを発揮している。ここまでB組の紅白戦2試合、社会人セガサミーとの練習試合の通算で11打数6安打、打率5割4分5厘と安打を量産中だ。「出てこい若鷹」第2回は、将来の中軸として期待される高卒ルーキーの今と未来にスポットを当てた。

   ◇   ◇   ◇

早実時代に日本ハム清宮と3、4番を組んでいた野村が、さっそく実戦に強いところを見せつけている。プロ初実戦となる14日のB組紅白戦では5番三塁で出場。初回1死三塁でまわってきた“プロ初打席”で左前に落とす適時打を放つなど4打数1安打、翌15日の紅白戦は3打数1安打、17日の社会人セガサミー戦では4打数4安打の固め打ち。3試合で11打数6安打を記録した。

「球は見えています。結果は自分が思った以上に出ている。きれいなヒットは4本くらいだけど、しっかり振っているからこそ外野の前に打球が落ちる。運も味方してくれている」とうれしそうに話す。この積極性こそ首脳陣が高く評価するポイントだ。藤本3軍監督は「クセがない。詰まった安打も思い切り振っているから。1球1球練習から考えて打っている。キャンプ初日に比べたらフリー打撃の打球もだいぶ強くなっている」とわずか3週間弱での成長に目を細めた。

キャンプではロッテ藤原、中日根尾ら同じ高卒ルーキーが話題の中心になっている。「打撃では絶対に負けない。チーム事情が違う。日本一のチーム。出るのは簡単じゃない。1軍で早く試してみたい気持ちはあるが、今が勝負じゃない」と、惑わされない。

森ヘッドコーチも「いい結果を出しているという報告は聞いている。だからといってA組に上げることはない。大事に育てる」と今季はじっくり下で経験を積ませる考えだ。藤本3軍監督は「3軍も90試合くらいあるからね」と、チャンスを与える。大物の予感漂う野村の成長が楽しみだ。【石橋隆雄】

◆野村大樹(のむら・だいじゅ)2000年(平12)9月10日生まれ。兵庫県出身。同志社中では大阪福島シニアに所属。2年までは主に三塁手で、全国大会3位を経験。3年からは捕手も務め、U15(15歳以下)日本代表。早実では1年春からレギュラー。三塁手から捕手に転向し、3年で再び三塁に戻る。高校通算68本塁打。172センチ、81キロ、右投げ右打ち。

打撃練習を行う野村(撮影・梅根麻紀)
ティー打撃を行う野村(撮影・栗木一考)

関連するニュースを読む

ロッテ藤原、元同僚の小園に「野球選手っぽかった」

練習試合が降雨のため中止となり、室内練習場で言葉を交わすロッテ藤原(左)と広島小園(撮影・前田充)

<練習試合:広島-ロッテ>◇19日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)と広島同1位小園海斗内野手(18=報徳学園)の初対決はお流れとなった。試合前練習中に2人が「よっ」と声をかけ合うシーンはあったが、プレーボール10分前からコザしんきんスタジアムを豪雨が襲い、あえなく雨天中止となった。

枚方ボーイズ出身の2人は高校時代の甲子園や国体で対戦経験なし。17年の練習試合は雨で流れ、昨年組まれた2度の練習試合も雨と大阪北部地震の影響で中止になっていた。それでも藤原は「お互い中心選手になった時に対戦できればいい」と残念そうな顔は見せず。今は自分のことで精いっぱいで「まだまだ力がないので。小園のことよりチームの中で生き残ることを考えています」と話した。

藤原はプロでの小園の印象について「カープみたいな。(赤に)染まってたなと。サングラスもかけてて野球選手っぽかった(笑い)」と仲良しゆえに軽いジャブも放ったが、あくまで今は自分のことが中心。20日のDeNA戦も1番か2番でのスタメンが予定されており「これから試合もなかなか出られなくなってくると思うので、出させてもらったら、しっかり全力でやりたい」と力を込めた。

藤原について大村打撃コーチは「振り切れることと反応力は(高卒ルーキーとして)並外れてますね」と高く評価。現時点で技術的な指導は行っておらず「言ってるのは(落ちている)ボールを拾うことと、グラウンドをならすこと。あと試合前、練習前の準備。それだけです」という。

そんなゴールデンルーキーの今後について井口監督は「鎌ケ谷(3月6、7日・日本ハム戦)とマリンの初めくらい(同9、10日・中日戦)に判断したい。出場機会が少なければ下(2軍)で打席に立たせることもありうる。その辺はこれから他のメンバーも見て決めていきたい」と説明した。【千葉修宏】

広島対ロッテ フリー打撃を行うロッテ藤原。左奥は広島小園(撮影・林敏行)
広島対ロッテ ロッテ大谷にあいさつする広島小園(左)を見つめるロッテ藤原(右から2人目)(撮影・前田充)

関連するニュースを読む

日本ハム、ドラフト1位候補に大船渡・佐々木朗希ら

大船渡・佐々木朗希

日本ハムは18日、沖縄・名護で第2回スカウト会議を開き、今秋ドラフト会議の指名候補120人をリストアップ。

1位候補を佐々木朗希投手(大船渡)ら12人に絞った。

関連するニュースを読む

菓子パン食べる「ビックマウス」/楽天辰己こんな人

楽天対ロッテ 2回裏楽天無死二塁、左越え2点本塁打を放つ辰己(撮影・足立雅史)

<こんな人>

楽天ドラフト1位の辰己涼介外野手(22=立命大)が17日、ロッテとの練習試合で実戦初安打となる「プロ1号」を放った。マルチ安打も記録し、片りんをのぞかせた。

   ◇   ◇   ◇

「学生の時は正直ダントツでうまかったので、抜いたり、自分に甘えたり、周りに合わせる部分があった」。プロの厳しい世界に飛び込んだ辰己が過去の自分を戒めているのだが、なかなか大胆な発言だと思う。「ビッグマウス」と形容されることも少なくない。「1年目から143試合フルイニング出場」「2000安打で名球会入り」。1月に掲げた目標も、開幕スタメンは織り込み済みだった。

強気に聞こえる言動の数々は、全てを野球にささげている自信の裏返しでもある。練習漬けのキャンプは「一日中、好きな野球ができる。楽しくて仕方ない。ストレスもたまらないから、リラックス法を考える必要もないです」と真顔で言う。この日は取材を終えて車に乗り込むと、おもむろに菓子パンを食べ出した。太りにくく、やせやすい体質を気にしてバッグにしのばせているのだ。全ての瞬間をレベルアップに費やす。大学日本代表でも同僚だった渡辺佳は「辰己は大舞台になればなるほど強い」と証言する。練習試合の活躍は序章にすぎない。【亀山泰宏】

楽天対ロッテ 2回裏楽天無死二塁、勝ち越しとなる左越え2点本塁打を放った辰己(左)は笘篠コーチとタッチを交わす(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

結果が欲しいか?はい!でもお前は……楽天辰己1号

楽天対ロッテ 2回裏楽天無死二塁、辰己は勝ち越しとなる左越え2点本塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<練習試合:楽天6-3ロッテ>◇17日◇沖縄・金武

期待の新戦力が躍動した。楽天ドラフト1位の辰己涼介外野手(22=立命大)が17日、ロッテとの練習試合で実戦初安打となる「プロ1号」を放った。無風状態で逆方向の左翼席まで運ぶ2ラン。マルチ安打も記録し、片りんをのぞかせた。4番候補の新外国人ジャバリ・ブラッシュ外野手(29=エンゼルス)も、左翼後方のネットに突き刺す弾丸ソロで「来日初アーチ」。ハイレベルな競争で昨季最下位から巻き返す。

   ◇   ◇   ◇

細身の体に秘めたパンチ力はだてじゃない。ロッテ有吉の外角高め139キロを逆らわずにはじき返した辰己には確信があった。「いったんじゃないかと思いました」。前日にドラフト6位の渡辺佳明内野手(22=明大)が12球団のルーキー最速で「対外試合1号」を記録していた。「他人のことは全然気にしていないです」。24時間前の言葉とは裏腹にベンチで渡辺佳に祝福され、本音がこぼれた。「お前の後に続けたわ」。ドラ1の面目躍如だった。

2試合で無安打の後、平石監督に声をかけられた。「お前、結果が欲しいんか?」「欲しいです!」「欲しい欲しいと思って打てるんなら、みんな欲しいと思うわ。ドッシリ構えてやれ」「はい!」「何をフルで働かせるのがフルスイングか分かるか?」「バットのヘッドです!」「そうや。でも、お前は体ばっかりフルスイングしてるぞ」。強く振ろうとするあまり、体の開きが早くなっていることを指摘された。本塁打直前の初球を空振り。「1球目はフルスイングじゃなく大振り。これがダメなスイングだと軌道修正できた」と結果につなげた。

満足はしない。中前打した6回の第3打席を含め「正直、本塁打以外は内容が良くない。まだまだ全然、練習が足りない。大振りとフルスイングの境目を自分の中で突き詰めていかないと」。7回に飛び出した、外野の定位置を争うオコエの1発も負けん気をくすぐる。「オコエは打撃が固まってきつつある。僕も自分のフォームを固めていきたい」。開幕スタメンへ、一気にギアを上げていく。【亀山泰宏】

◆辰己涼介(たつみ・りょうすけ)1996年(平8)12月27日、神戸市生まれ。藤原台小では大淀ボーイズに所属し、有野中では神戸三田ドジャース。社高では投手として最速148キロを記録。立命大ではベストナイン3度。リーグ通算で歴代1位の田口壮(123安打)に次ぐ122安打。大学日本代表では4年時に主将としてハーレムベースボールウイーク優勝でMVPに輝いた。180センチ、74キロ。右投げ左打ち。

楽天対ロッテ 2回裏楽天無死二塁、左越え2点本塁打を放った辰己はタッチで迎えられる(撮影・足立雅史)
楽天対ロッテ 6回裏楽天無死、中前打を放つ辰己(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

楽天辰己3の0 居残り練習でスイング中の力点修正

楽天対ロッテ 8回裏楽天2死、空振り三振に倒れる辰己(撮影・足立雅史)

<練習試合:楽天1-4ロッテ>◇16日◇沖縄・金武

楽天ドラフト1位辰己涼介外野手(22=立命大)は「1番中堅」で出場して3打数無安打だった。

4打数無安打だった14日の初実戦では低めの変化球を振らされるなどボール球に手を出す場面もあったが、この日は初回先頭として四球を選ぶなど「振る球は間違っていなかった」。一方で「目では打てている球をバットで捉えきれていない」とも話した。

細身の体を目いっぱい使ったフルスイングが身上だが「フルスイングと大振りは全然違う。(スイングの中で)力を入れるところが違うので、バットが出てきていない」と分析。試合後に平石監督や金森1軍打撃チーフコーチからもらった助言を踏まえて居残り練習を行った。「悪いところは分かっているので、修正して開幕スタメンを勝ち取りたい」と気合を入れ直した。【亀山泰宏】

楽天対ロッテ 8回裏ロッテ2死、辰己は空振り三振に倒れる。投手成田(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

ロッテ藤原が超積極走塁 中堅前二塁打狙うもアウト

斗山対ロッテ 3回表ロッテ無死、藤原は中前打を放ち、二塁を狙ってヘッドスライディングするもアウトとなる(撮影・滝沢徹郎)

ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が15日、“超積極走塁”を見せた。

韓国・斗山との練習試合に「1番中堅」でスタメン出場。3回の第2打席で相手右腕の137キロ直球を中前やや左へはじき返し、3安打を放った前日14日・中日戦に続く2戦連続安打をマークした。藤原はそのまま勢いよく一塁ベースを蹴ると、一目散で二塁へ。ヘッドスライディングをしたが間一髪アウトとなった。

4回の守備で岡と交代してベンチに退いた藤原は試合後「暴走ぎみでした(笑い)。アウトでもいいから1本(走れるところを)見せておこうと思って。アウトのタイミングだったので頭から行こうと思って。もうちょっとベースランニングがうまくなれれば」とニヤリ。

井口監督も「自分で行けると思って走って、紙一重ですし。ああいう積極的な走塁はどんどんしていってもらいたい」と次の塁を奪おうとする姿勢をたたえた。

斗山対ロッテ 3回表ロッテ無死、藤原(手前中)は中前打を放ち二塁へ力走する(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

中日根尾が初の柵越え「入った感じ。達成感はない」

フリー打撃で快音を響かせた中日根尾(撮影・鈴木みどり)

中日のドラフト1位、根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が初の柵越えを放った。

右ふくらはぎ肉離れで別メニューを続ける2軍の沖縄・読谷キャンプで、休日を挟み、4日連続の屋外フリー打撃。61スイング中で安打性を24本飛ばし、そのうち3本を右翼に突き刺した。内訳はマシンから1本、右投手から2本。「しっかり振ることは考えていた。来た球にしっかり振っていて、入った感じ。達成感はないです」と、淡々と振り返った。

この日から第3クールに入り、内野の全体守備練習にも初めて加わった。「体の調子が上がってきて、感覚というか、しっかり振るところもでき始めている」と、回復の手ごたえをつかむ。マシンと違う打撃投手の球にも「(試合では)毎度、同じ球が来るわけではない。マシンよりは実戦っぽいので、そこは違います」と話した。【奥田隼人】

ティー打撃を行う中日根尾(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む

井口監督「そういう星のもと生まれた選手」藤原猛打

練習試合中日対ロッテ 3回表ロッテ無死、右前打を放つ藤原(撮影・清水貴仁)

<練習試合:中日6-7ロッテ>◇14日◇沖縄・北谷

ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が、ど派手なデビューを飾った。14日、NPBチームと初対戦となった中日との練習試合(北谷)に「1番中堅」で出場。3安打2打点と大暴れしてチームを7-6の勝利に導いた。井口監督をして「そういう星のもとに生まれた選手」といわしめるゴールデンルーキーが、沖縄で最高のスタートを切った。

   ◇   ◇   ◇

「実戦向き」の評判通りだ。藤原は3回の第2打席で侍ジャパン左腕・笠原の内角直球をフルスイング。右前へ火の出るような初安打を運んだ。「うれしかったしホッとした気持ちもありました」。肩の力が抜けた4回2死一、二塁ではフルカウントで石川翔の145キロ直球に食らいつき初タイムリーも放った。

8回の第5打席では技ありの一打。直球を待ちながら田島のスライダーに対応し、右翼へ適時二塁打。「いいピッチャーから変化球を打てたのですごく自信になった」。空振り三振を喫した2打席も「悪くはなかった」というフルスイングで納得の表情を浮かべた。

石垣島キャンプの実戦では17打席無安打。沖縄入り後、初のNPBチームとの対戦で目の色が変わった。第1打席で笠原の139キロ直球に空振り三振すると、すぐ4番井上に助言を仰いだ。「『足を上げるのがちょっと遅い』と言われて。少し早めにタイミングをとったら結果につながりました。気持ち早く、一瞬の差なんですけど全然変わってくる」。持ち前の修正能力で猛打賞を引き寄せた。

井口監督は走塁も評価した。「塁に出たらどんどん走れという話はしています。隙のない走塁をしてますし(8回の)タイムリーもそのままセカンドまで行っている。いいものを見せてくれている」。枚方ボーイズでプレーしていた中学時代から投手としても有名で、中堅手となった現在も強肩ぶりは群を抜く。走攻守で確実に将来のロッテを背負うにふさわしい存在だ。

「毎試合ヒット1本残せるような力をつけていきたい。1試合1試合成長していければ」。経験を積ませるために出場機会を与える意向の監督も「経験させる意味もありますけど、3本も打ってますから」。実力でスタメンから外せなくなりそうだ。【千葉修宏】

中日対ロッテ 4回表ロッテ2死一、二塁、藤原は中前適時打を放つ(撮影・滝沢徹郎)
練習試合中日対ロッテ 8回表ロッテ2死二塁、右翼線へ適時二塁打を放つ藤原(撮影・清水貴仁)

関連するニュースを読む

DeNA上茶谷&大貫、20日ロッテ戦デビューも

DeNAドラフト3位の大貫と1位の上茶谷(右)

DeNAドラフト1位上茶谷大河投手(22=東洋大)、同3位の大貫晋一投手(25=新日鉄住金鹿島)が、20日のロッテとの練習試合(宜野湾)でデビューする可能性があることが分かった。13日のロッテとの練習試合が雨天中止になるなど、宜野湾はしばらく悪天候が続いている。今後の天気にもよるが、状態に問題がなければ、2イニング程度を投げる予定だ。

実戦デビューに先立ち、2人は14日に初の打撃投手を務める。上茶谷は「自分の投球に集中したい。ストライクを取りに行くのではなく、投げたいコースを意識したい」。大貫は「ストライクゾーンを確認したい。プロのバッターが、どういう風に変化球を見極めるか」と意気込みを口にした。昨季新人王の東は左肘違和感で2軍調整中。開幕に間に合うかは微妙だ。先発候補として期待される上茶谷、大貫のルーキーも順調に実戦経験を積み、戦力として加わりたい。

関連するニュースを読む

広島正随、大学の先輩薮田撃ちで沖縄切符/新顔通信

ロングティーを行う正随(2019年2月1日撮影)

<第3クール終了:広島新顔通信>

広島ドラフト6位正随優弥外野手(22=亜大)が2次キャンプ行きの切符をつかんだ。キャンプ2日目のフリーであいさつ代わりの特大弾2発を左中間へ運んだパワーで強いインパクトを残した。

第3クール3日目の11日に行われた今キャンプ初紅白戦は、2軍から高橋大も加わり沖縄行きをかけた場だった。2回の第1打席で大学の先輩薮田から中堅へ適時打を放ち、自ら切符をつかみ取った。

15日から沖縄2次キャンプが始まる。「まず第一段階は突破できて良かったです。もっと大きなインパクトを与えたかったですが、最低限はできたかな。(2次キャンプでは)少ないチャンスをいかにものにできるかだと思っています」。鈴木や長野、松山、バティスタ、野間、西川…。強打者ぞろいの外野手争いに割って入っていく覚悟を決めた。

ユニホームを沖縄に送ってしまった鈴木(右)と正随は、それぞれ野間(右から2人目)小園(左から2人目)に借りて一本締めを行い、笑顔で記念写真(撮影・栗木一考)

関連するニュースを読む

DeNA上茶谷、14日初の打撃投手「投球に集中」

室内練習場でウオーミングアップするDeNA上茶谷(手前)。左奥はラミレス監督(撮影・滝沢徹郎)

DeNAドラフト1位上茶谷大河投手(22=東洋大)、同3位の大貫晋一投手(25=新日鉄住金鹿島)が、14日に初の打撃投手を務める。

13日は、ロッテとの練習試合が雨天のため試合前中止。上茶谷、大貫はキャッチボールやシャドーピッチングなどで調整を終えた。上茶谷は初の実戦形式に向けて「バッターを意識せずに、自分の投球に集中したい。緊張はしていないです」と頼もしかった。

室内練習場の前で話すDeNA今永(左)と上茶谷(撮影・滝沢徹郎)
室内練習場でウオーミングアップするDeNA大貫(手前)と三嶋(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

ロッテ藤原、日本プロチーム初対戦お預け「残念」

室内練習場から移動するロッテ藤原(撮影・滝沢徹郎)

13日に宜野湾で行われる予定だったDeNA-ロッテの練習試合は降雨により中止となった。日本のプロ野球チームを相手に初の実戦となるはずだったロッテドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は室内での打ち込みなどで汗を流し「1打席でも多く立ちたかったので残念ですけど、しっかり練習することができたので」と話した。

14日にも中日との練習試合が予定されている。相手先発は、侍ジャパンの一員として昨年の日米野球でも好投した左腕笠原祥太郎。藤原は「すごい投手だと思うので、しっかり自分のスイングをしたい。打席に立たせてもらうのも良い経験。左の方が右より苦手。開いたら打てないので、しっかり逆方向を意識したい」と意気込んだ。

今後、練習試合やオープン戦とどんどん実戦が増えていく。それでもすべきことは変わらないという。「バッティングは自分の形で打つことだけです。打席に入る前からルーティンで自分の形づくりをしたり、ボールが来た時にもしっかり自分の形でスイングできるようにしたい」。あくまで自身のスイングを固めることだけに重点を置くつもりだ。

室内練習場でマシン打撃するロッテ藤原(撮影・滝沢徹郎)
DeNAとの練習試合が悪天候で中止となり、練習を終えたロッテ藤原(手前)はベンチで笑顔を見せる。奥はランチ中のロッテ中村稔(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

中日根尾は「好青年、打撃はクセない」掛布氏好印象

フリー打撃を行う中日根尾(左)。右は阪神掛布SEA(撮影・鈴木みどり)

中日のドラフト1位、根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)にエンジンがかかってきた。12日、2軍の沖縄・読谷キャンプで3日連続の屋外フリー打撃。マシンを相手に最多の49スイングをしたうち、5割に迫る安打性の打球を23本放った。

「今日で3回打たせていただいたが、距離感とか、その場に慣れることとか、まだつかみきれていない。しっかりできるところまで上げられるようにしたい」と満足はしなかった。

ライナーで広角に打ち返す姿をケージ裏で見つめながら、うなずいている人物がいた。阪神掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーだ。

「目力がある。いい目をしている。好青年ですね。打撃はクセがないし素直だった」。人柄と打撃に関して好印象を抱いた。

阪神関係者として来訪したが、根尾への印象はやはり強く残ったようだ。「僕も遊撃でプロに入ってきて、少しかじったけど、打つよりも守備の方が難しい。巨人坂本のような遊撃でチームを引っ張る選手になってほしい。中日なら立浪くんのような選手ですね。野球人として応援したくなる雰囲気がある。阪神とか中日とかではなく、プロ野球界を盛り上げていかないといけない選手だと思う」。球界の先輩として、活躍を期待した。

根尾は掛布氏について「本塁打バッターという印象です。本塁打をっている映像も多いし、有名なシーンもある。お会いできてよかったです」と語った。

右ふくらはぎの軽い肉離れで別メニューが続いているが、第2クール最終日のこの日は、初めて一番最初のウオーミングアップを本隊と一緒に行った。ダッシュからは抜けたが「全体メニューに少しずつ入らせていただき、やれることが増えるのは、学べるチャンスが増えるので、いいことだと思います」と話した。

阪神掛布SEA(左)にあいさつする中日根尾(撮影・鈴木みどり)
全体のウオーミングアップに合流した中日根尾(手前)。右から谷元、阿知羅、鈴木翔、小笠原(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む

中日梅津「大前進です」大遠投で全開間近/新顔通信

約2カ月ぶりにブルペン投球を再開した梅津(2019年2月1日撮影)

<第2クール終了:新顔通信>

中日のドラフト2位、梅津晃大投手(22=東洋大)が「大前進」した。2軍の沖縄・読谷キャンプ第2クール最終日の12日、遠投の距離を一気に30メートル延ばし、90メートル超を投げた。

サブグラウンドを広く使って遠くに10球投げたあと、ブルペンでほぼ全力の10球。「今日が一番の大前進です。大遠投をしましたから。縮こまって緩く投げるのに慣れてしまっていたので、大きく投げました。ブルペンはMAXに近かったです」と充実感をにじませた。

1月の入寮早々に右肩の違和感でスローイングを控えた。東洋大の同期のソフトバンク甲斐野、DeNA上茶谷が順調に1軍キャンプを送る一方で、もう1人の即戦力右腕は2軍で我慢の日々を過ごしてきた。

エンジン全開も間近。「最初は焦りもあった。今はないと言ったらおかしいけど、もっといい状態にして『梅津はすごい球を投げるな』と一発でアピールしたいんです」と虎視眈々(たんたん)としている。

関連するニュースを読む

本当にいい!ソフトバンク甲斐野フォークを甲斐絶賛

シート打撃に登板した甲斐野(撮影・菊川光一)

ソフトバンクのドラフト1位甲斐野央投手(22=東洋大)が12日、シート打撃に登板し、カイカイバッテリーの女房役甲斐に「フォークボール」のラブレターを送った。

最後5人目の打者として甲斐が打席に立った。直球、スライダーの2球で追い込むと決め球のフォークを投げた。抜けてボールになり、捕手谷川原は4球目にスライダーを要求したが、甲斐野は首を振った。「自分のフォークを甲斐さんに打者目線で見ていただきたかった。落ちたところも決めたところもよかった」と、再びフォークを投げ空振り三振を奪った。

空振りした甲斐は「本当にいいフォーク。決め球で使える」とその威力を認めた。受けていた谷川原も「3、4球投げたけど、最後のフォークだけがよかった」と驚く。甲斐がほめたことを聞いた甲斐野は「しっかり三振に取りましたからね」とニッコリ。甲斐野の思いがこもった1球は、見事に甲斐に届いた。

打者5人に2安打。最速153キロで直球は常時150キロ前後を計測した。先頭の上林には151キロを左越え二塁打。松田宣にはカーブを左前へ運ばれた。「上林さんは打撃投手の時もタイミングを合わされた。どれだけ打球が伸びるんだと思った。打者も本気だったらこんなものじゃないでしょう。心の底から楽しかったけど、まだまだ」と、プロの主力レベルを肌で感じた。

見守った工藤監督は「この時期にあれだけの球を投げてくれたら十分過ぎる」と絶賛。開幕1軍でのカイカイバッテリー実現にまた1歩前進した。【石橋隆雄】

シート打撃に登板し、甲斐に対してフォークを投じる甲斐野(撮影・菊川光一)
シート打撃で甲斐を空振り三振に仕留める甲斐野(撮影・梅根麻紀)

関連するニュースを読む

吉田輝星ホロ苦初登板…制球苦しみ「心折れそうに」

打撃投手を務めた日本ハム吉田輝は制球難で厳しい表情を見せる(撮影・江口和貴)

同期対決で敗れた。日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(18=金足農)が沖縄・国頭2軍キャンプの11日、初の打撃投手を務めた。小雨が降る中、ドラフト2位の野村佑希内野手(18=花咲徳栄)を相手に25球中14球がボール。制球に苦しみながら、安打性の当たりは9スイングで1本に抑えるも「ボール球が多かったんで負けですね。(自分の心が)折れそうになりました」と振り返った。

前日に野村へ堂々と宣戦布告していた。「(心を)折りたいみたいなこと言ったの?」と問われ、「折りたいんじゃなくて折るんだよ」と返答。しかし、防球用のネットが置かれるなど、練習してきたブルペンとの違いに苦しんだ。「コントロール(ストライク)が入らなくて、やばいなと思いました」と素直に明かした。

それでも手応えは得た。「全力ではない球でもあそこまで投げられたのは自信になりました」。今後は14日にブルペン入りし、16日の紅白戦に備える。「力を入れてそれなりの球がいってるので、調子が上がってきているなと思う」。この日の苦戦を糧に前へ進んでいく。【山崎純一】

▽日本ハム荒木2軍監督兼投手コーチ(吉田輝の打撃投手に)「初めて打者に投げて、あれだけ強い球が投げられたわけだから良かったと思う」

▽日本ハム加藤2軍投手コーチ(吉田輝に)「あれだけ腕を振って、打者に投げられれば十分じゃないかな」

打撃投手を務めた日本ハム吉田輝は投球動作を確認する(撮影・江口和貴)
練習後、降雨のため上着のフードをかぶり引き揚げる日本ハム吉田輝(撮影・江口和貴)

関連するニュースを読む

オリックス2位頓宮“プロ初安打”「どんな形でも」

紅白戦の4回表紅組2死一塁、頓宮は右前打を放つ(撮影・渦原淳)

オリックス・ドラフト2位の頓宮裕真内野手(22=亜大)が“プロ初ヒット”を放った。

紅白戦の紅組「5番三塁」で出場。第1打席は岡山の実家がお隣の山本由伸投手と対戦し、変化球を攻略できずに、三ゴロに倒れた。2死一塁で迎えた第2打席では金田和之投手の外角直球をとらえ、右前に転がした。「どんな形でもヒット1本打ちたいなと思っていた」。西村徳文監督は「結果を出さなければいけないという中でのヒットでしたから。そこは評価したい」と話した。

関連するニュースを読む

阪神1位近本、2戦連続安打&初盗塁も最後に暴走

阪神紅白戦 1回裏白組1死、近本は藤浪から左前打を放つ(撮影・上山淳一)

阪神のルーキーたちがキラリと能力を発揮した。ドラフト1位近本光司内野手(24=大阪ガス)は、藤浪から紅白戦2戦連続となる安打。持ち味の足を生かしてプロ初盗塁も決めた。同3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)も同じく2戦連続安打。同4位斎藤友貴哉投手(23=ホンダ)は梅野とのバッテリーで2回無失点、打者6人で片付けた。

   ◇   ◇   ◇

非凡な打撃センスが光った。白組の2番左翼で出場した近本が、藤浪の151キロを打ち返した。初回、1死走者なしの場面。バットを振ることなく2球で追い込まれたが、直後のフォークボールが外れると、4球目の外角151キロを流し打ち。「自分の思っていた球とは違ったコース。当てることが精いっぱいだった」。言葉とは対照的な力強い打球が三遊間を抜けた。

これで7日紅白戦で放った右前打に続き、2試合連続安打。だが、見せ場はこれだけじゃなかった。直後、鳥谷の初球に迷わずスタート。左足から二塁に滑り込み初盗塁をもぎ取った。7日は二盗を狙ってスタートを切るも、けん制で挟まれてアウトになっていただけに「今日は1球目に絶対走ろうと思っていた」。狙い通り。ようやく本領発揮だ。

さすがの対応力だ。矢野監督も「アウトになる確率が高い」というバットを振らず追い込まれた状況での打撃に注目。「レフト方向に、ちょんと当てたというよりは、自分のポイントに引きつけて打てるっていうのは、自分の形を持ってる。ああいう打撃ができるのは持ち味」と目を細めた。

ただ、反省も残った。6回1死から四球で出塁も、続く中谷の飛球にアウトカウントを間違って暴走。まさかのボーンヘッドに「あれは自分のミス。準備がしっかりと出来ていなかった」とガックリだ。矢野監督は「良くないのも分かってることやけど。実戦になると持ち味を出して、面白いなと思う」と、晴のち曇りの試合を前向きに評価した。【桝井聡】

紅白戦 1回裏白組1死、藤浪から左前打を放つ近本(撮影・清水貴仁)
阪神紅白戦 1回裏白組1死一塁、鳥谷の時、近本は二盗を決める(撮影・上山淳一)
紅白戦 6回裏白組1死一塁、中谷の二飛のボールを見ながら一塁へ帰塁せず走り続ける近本(撮影・上田博志)

関連するニュースを読む

天才篠塚級!根尾の屋外初フリーに阪神偵察隊も警戒

プロ入り後初めての屋外フリー打撃を終え、悔しそうな表情の中日根尾(撮影・鈴木みどり)

未来の安打製造器だ! 中日のドラフト1位、根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が10日、2軍の沖縄・読谷キャンプでプロ初の屋外フリー打撃を行い、バットマンの片りんを見せた。

右ふくらはぎ肉離れで別メニュー中のため、ランチタイムにメイン球場を使った。直球のマシンを相手に、力をセーブしながら32スイング。明らかな安打性は13本で、外野の間を鋭い弾道で抜く打球も3本放った。

うなったのは阪神嶋田スコアラーだ。「6~7割の力だろうけどスイングスピードが速いし、バットコントロールがいい。ポイントへのバットの持っていき方が篠塚さんみたい。内角は体の回転でくるっと打てそうなタイプにみえる」。首位打者2回の元巨人の天才、篠塚和典氏(61=日刊スポーツ評論家)になぞらえた。

だが当の根尾は苦笑いだった。「納得のいくものはなかったです。イメージと全く同じではないし、距離感がズレているところもあった。思っている以上に体は動いてなかった」。本調子にはほど遠い状態。だが、センスはあふれ出た。

森野2軍打撃コーチは「お前も人の子だな」と声を掛けた。読谷球場では異例の約1200人の面前で初打撃。「だいぶ緊張していた。室内で打っていたときとは別人。らしからぬ打撃だった」と笑顔でフォローを入れた。ベストな状態でなくても、虎の007に“篠塚氏タイプ”と言わしめた才能はやはり非凡だ。

雨で流れ続け、待ちわびたメニューに18歳も少し喜びをにじませた。「スパイクを履いて打って、うれしいという気持ちが当たっているか分からないですけど、前に進んでいるのは実感しました」。バットで大阪桐蔭を甲子園優勝に導くこと3度。やはり、並のルーキーではない。【柏原誠】

◆中日与田監督(根尾について)「情報では順調に回復している。それだけで十分なので、技術的なことは目で確認してからコメントさせてください。毎日、順調に回復しているということなので、こちら(1軍)に呼べるレベルになれば呼びます」

◆根尾と同じ左打ちの強打者だった小笠原2軍監督も上々の評価をした。「初めてで人もたくさんいて、この内容はうのみにしないけど、いいものは見られたかな」。14日からの第3クールも序盤は2軍全体練習には加わらせない。新しいメニューが入った場合、それを数日続けて体の反応を見ながら、次の段階に進めていくという。

▼巨人・篠塚和典 1957年(昭32)7月16日生まれ、千葉・銚子市出身。銚子商で夏の甲子園で優勝するなど好打者として活躍も、胸膜炎の影響が心配されていた。そんな中、長嶋監督(当時)が野球センスを買い、周囲の反対を押し切って75年ドラフト1位指名。巧みなバットコントロールで広角に打ち分け、80年に二塁の定位置を奪取した。 81年は阪神藤田平と首位打者を争い、1厘及ばず3割5分7厘でリーグ2位も一気に才能が開花。この年から8年連続打撃ベスト10入りし、7度3割以上をマークした。主に2、3番を打ち、84年(3割3分4厘)、87年(3割3分3厘)の2度首位打者に輝いた。

5度のベストナインのほか、二塁手として4度ゴールデングラブ賞を受賞するなど華麗な守備でも知られた。94年に現役を引退。通算1651試合で1696安打、92本塁打、628打点、生涯打率は3割4厘。

プロ入り後初めて、屋外でフリー打撃を行う中日根尾(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む

広島小園「完璧求めないと」走守で躍動も辛口評価

シート打撃で堂林の遊ゴロを一塁へ送球する小園(撮影・栗木一考)

広島ドラフト1位小園海斗内野手(18=報徳学園)がシート打撃練習で走守に躍動した。

まず遊撃守備。堂林の高くはねた打球に判断良く前に猛チャージし、ショートバウンドで捕球して一塁へ送った。メヒアの痛烈な三遊間の当たりをはじくプレーもあったが、併殺を成立させるなど軽快な守備を見せた。それでも「(プロは)打球の速さが全然違う。完璧を求めないといけない」と厳しい自己評価だった。

走塁では1死一塁から、九里と船越のバッテリーから二盗を決めた。「もう少し(カウントが)早めにスタートを切らないといけなかった」。“プロ初盗塁”にも、首をひねった。打撃では2打数無安打。11日は今キャンプ初の紅白戦に出場する。「思い切って、積極的に攻めていきたい」。1軍の競争の中で、走攻守に高いレベルを求めていく。

シート打撃で、会沢翼の三振の時、二盗を決める小園。野手田中広(撮影・栗木一考)
鈴木誠也(左)と話す小園(撮影・栗木一考)

関連するニュースを読む

西武1位松本航が主砲山川斬り「あこがれだった」

報道陣の取材に応じる西武松本航(撮影・たえ見朱実)

西武ドラフト1位松本航投手(22=日体大)が、主砲山川斬りだ。10日、南郷キャンプで初のシート打撃登板。山川に対し、2球連続直球勝負を挑むと、3球目のカットボールで膝が着くほど豪快な空振りを誘った。

「フルスイングされて怖かった。果てしなく(打球が)飛んでいきそうでしたね」と恐怖心を感じながらも、最後は再び直球で見逃し三振を奪った。

昨季、47発でMVP&本塁打王を獲得したチームの4番との対決は、力が入った。「楽しみというか、あこがれだったので」と、最後の直球も狙ったコースとは逆球だった。ブルペンで森が「180キロ」と評した直球ではなかったが、山川も「もっともっとすごいと思う」と潜在能力を感じた。どこに落ちるか予測不能の魔球・ツーシームも2球披露。打者5人を相手に27球投げて1安打に抑え、小野投手コーチも「上出来でしょう」と評価した。

次は16、17日の紅白戦で登板する予定。松本は「まだまだですけど、チャレンジする気持ちでいった。引かずに投げたいボールを選びながらできた。技術よりそういった(精神)面でよかった」と、挑戦者として開幕ローテ入りをたぐり寄せる。【栗田成芳】

関連するニュースを読む

ファンも待望、屋外フリーは昼食時間か/根尾日記

ブルペンで打席に立ち、笑顔でバットを構える中日根尾(左)。右奥から中畑氏、小笠原2軍監督(撮影・鈴木みどり)

<根尾日記>

読谷球場に平日では今キャンプ最多の450人が集まった。目当てはもちろん中日ドラフト1位の根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)だ。

屋外フリー打撃はファンも待ちこがれた。屋内でのマシン打撃は完全非公開。これまでファンが根尾の打撃を見たのは、ティー打撃だけ。全体メニューには入れないため、昼食の空いた時間を利用して打つことになりそうだ。

屋内練習場の打席は人工芝。チェック事項は、スパイクをはいて、土の上で打って、右ふくらはぎにどれだけ負荷がかかるか。それを何日か繰り返し、疲労の蓄積を確かめる必要もある。第2クールが始まったが「いつもと変わらない気持ちで、1つ1つのステップを踏みたい」と根尾。テンションは上げても、体を前のめりにするつもりはない。

ブルペンで打席に立ち、バットを構える中日根尾(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む

中日ドラ1根尾ついに…今日プロ初屋外フリー打撃へ

ブルペンで打席に立ち、バットを構える中日根尾(撮影・鈴木みどり)

打ちたいんです! 中日のドラフト1位、根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が7日、2軍の沖縄・読谷キャンプで、自主トレを通じて初めてブルペンの打席に立った。谷元の投球に対して、途中で突如スイング。先輩バッテリーを仰天させた。軽い肉離れを起こした右ふくらはぎは順調に回復。打ちたい思いでいっぱいの黄金ルーキーは、8日にプロ入り後初めて屋外でフリー打撃を行う予定だ。

   ◇   ◇   ◇

谷元が投げた28球目だった。根尾のバットが突然、どんぴしゃりのタイミングで動いた。意図的に軌道をずらし、球筋とは数十センチ離れた。ミートの危険こそ少なかったが、ブルペンの打席では異例のスイング。捕手の武山は信じられないという表情をしていた。

「おい、危ねえじゃねえか!」。笑顔で突っ込みを入れると、根尾も「すみません。手が出ちゃいました」とペコリ。ブルペン内が笑いに包まれた。

「出してみようかというより、出ちゃった感じです」。ティー打撃と室内マシン打撃だけの毎日で、打撃練習への渇望は「それはもう、ずっと思っています」と高まっている。打者の本能が刺激された。

プロの球を打席で見るのは初めて。谷元はチーム屈指の切れ味鋭い直球を持つ。さらにカットボール、フォーク、チェンジアップと持ち球を全て披露。根尾は「球の切れや、軌道は今まで見たことがないものだった。勉強になることがたくさんあった。距離感だったり、1球1球を目に焼き付けるつもりでした。貴重な経験でした」と感謝した。

ベテラン武山はマスク越しに既視感を覚えていた。打者としてのオーラを「西武の森」と、根尾の高校の先輩に例えた。武山は西武時代、新人の森を同じように見た。「雰囲気がある。(敵なら)慎重に攻めないといけないと感じた。タイミングの取り方もだし、力があって『パッ』とバットが出てきそうな感じだった」と評した。

走るスピードも少しずつアップ。8日にはプロ入り後初めて、屋外でのフリー打撃を行う予定。段階が急に上がったわけではなく、リハビリの一環だという。それでも待ちに待った空の下でのフルスイング。根尾にとって、また刺激的な日になる。【柏原誠】

ブルペンで打席に立ち、バットを構える中日根尾(撮影・鈴木みどり)
突然の雨に屋根のある所へ避難する中日根尾(右)(撮影・鈴木みどり)

関連するニュースを読む

吉田輝星61球「良い証拠」帽子落ちて状態↑サイン

ブルペンで帽子を飛ばしながら力投する日本ハム吉田輝(撮影・江口和貴)

視界良好だ。日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(18=金足農)が7日、沖縄・国頭の2軍キャンプで3度目となるブルペン投球を行った。捕手を座らせ、カーブ、スライダーなどの変化球を交えて61球。キャンプイン後、最多の球数を投じ、「この時期の投げ込みとしては、すごい良い球が投げられている。直球はばらつきがまだあるけど、威力としては良い球が投げられた」と手応えを口にした。

実戦を意識した。セットポジション、ノーワインドアップに加え、この日はクイックモーションも試した。「走者がいるときは駆け引きが多い。自分のタイミングで投げられなかったりすることもある」と、意図を説明。力を入れて直球を投げ込んだ際には帽子が地面に落ちるなど、本来の迫力あるフォームを披露した。昨夏の甲子園を彷彿させる投球に「今までより腕も振りきれてましたし、前回強い球を投げられなかったという意味では、帽子が落ちてるのは良い証拠」と話した。

今後は16日紅白戦での登板を見据え、打撃投手としてのマウンドが予定されている。「打者が立つと試合のイメージで、もっと良い球が投げられると思う」と、次段階へのステップアップをイメージ。「まだ焦る時期じゃないので、1つずつテーマを持っていこうと思っている。毎回良くなっていると感じます」。欲は出さず、着実に積み重ねていく。【山崎純一】

徒歩で球場へ向かう日本ハム吉田輝(右)と柿木(撮影・江口和貴)

関連するニュースを読む

阪神木浪“プロ1号”に父「観に行きたかった…」

紅白戦 6回表紅組2死一、二塁、木浪は右越え3点本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

阪神ドラフト3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)が7日、沖縄・宜野座キャンプの初実戦となった紅白戦に「7番三塁」で出場し“プロ1号”を放った。木浪の父弘二さん(51)が「もしもし日刊です」の取材に応じた。本州最北端・青森でテレビ中継にかじりつき、沖縄で奮闘する息子の姿を見守った。

   ◇   ◇   ◇

-紅白戦で本塁打

昔からインコースは強かったんです。でもね、本塁打もですけど、バントを一発で決めたのがよかった。

-仕事の都合で沖縄行きを断念

本当は観に行きたかったんですけどねぇ。

-ホンダ時代に木浪が出場した日本選手権は会場の大阪に駆けつけた

車で青森から観に行ったんです。(妻と)2人で交代で運転しながらです。沖縄も車で行けたらよかったですけどね(笑い)

-第2クールが終了

疲れも出てくる時期でしょ? 本人にも良い薬になったと思う。でも、謙虚さを忘れずにと書いてあげてください。

-1軍なら関東遠征がある

関東の方に聖也が来てくれたら、もっと観に行ける。次はオープン戦ですか? そこまで(1軍に)残ってくれるといいんですけど…。焦らずに、ですね。【電話・阪神担当=真柴健】

紅白戦 6回表紅組2死一、二塁、右越え三点本塁打を放つ木浪(撮影・前田充)
紅白戦 6回表紅組2死一、二塁、右越え3点本塁打を放ち中谷(中央)らから出迎えを受ける木浪(左)(撮影・清水貴仁)

関連するニュースを読む

阪神3位木浪、名刺代わりの決勝弾で遊撃争い参戦へ

紅白戦 6回表紅組2死一、二塁、右越え三点本塁打を放つ木浪(撮影・前田充)

名刺代わりの1発で売り込み大成功! 阪神ドラフト3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)が7日、沖縄・宜野座キャンプの初実戦となった紅白戦に紅組の「7番三塁」で出場し“プロ1号”を放った。12球団の新人選手最速のアーチで猛アピールした。矢野監督も「打撃でアピールできたのはチャンスが広がる」と絶賛。イケイケの新顔が、北條、鳥谷らがひしめく遊撃争いに挑戦状をたたきつけた。

   ◇   ◇   ◇

一発で名前を売り込んだ。木浪が、思い切ってフルスイング。白球が右翼席に着弾すると、球場全体が背番号0に拍手を送った。逆風をものともしない一撃で、沖縄・宜野座に詰めかけた虎党に自己紹介を済ませた。

「最初は緊張していたので、結果が出てホッとしています。結構インコースに強いボールが来ていたので、反応で回ったらホームランになった。どこまで飛んだのかは見れてないです」

7-7の乱打戦となった6回2死一、二塁。木浪は「周りはみんな結果を出していたので…」と気合を入れて4打席目に向かった。右腕守屋の3球目、内角高め144キロ直球を捉えた。「前の打席に(守屋から)三振していたので、同じミスをしてはいけないと思っていた。直球に振り負けないように意識していました」。狙い通りの一振りで、修正力の高さを示して見せた。

“狙い”は前夜、眠る前から決めていた。プロ初実戦を控え、布団の中で試合を想定していた。不安に打ち勝つための「イメトレ」は第1打席で生きた。2回無死一塁。「バントすると決めていた。打つだけでなくて、バントもしっかりできることを見せたかったので」。ノーサインの実戦で初球から成功させ、小技ができることを証明した。

矢野監督は決勝3ランに「本当に難しい球だと思う。反応であそこまで飛ばせるのは木浪のプラスアルファの魅力。ツボにハマれば、ああいう打撃ができる。打撃でアピールできたのはチャンスが広がりますよね」と手放しで絶賛。本職の遊撃に加えて二塁、三塁を守れるユーティリティープレーヤーで、この日は三塁で好捕も見せた。使い勝手のいい選手だが、木浪が狙うはもちろん定位置だ。

「チームの顔というか、ファンにも覚えてもらえるようにしたい」

「あいさつ回り」はもう終わり。同学年の北條、鳥谷らがいる猛烈な遊撃争いに左打ちの新顔が参戦する。【真柴健】

紅白戦 6回表紅組2死一、二塁、右越え3点本塁打を放ち中谷(中央)らから出迎えを受ける木浪(左)(撮影・清水貴仁)
練習を終え帰りの車を待つ木浪(撮影・清水貴仁)

関連するニュースを読む