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オリックス山本「イメージ通り」2回を無安打無失点

オリックス山本由伸

オリックス山本由伸投手(20)が11日、宮崎・清武キャンプの紅白戦で2回を無安打無失点に抑え、4三振を奪った。

白組の先発で登板し、1回は佐野、福田、白崎を3者連続空振り三振。続く2回も3人で片付けた。25球の内容について山本は「テンポを意識して投げました。イメージ通りです。真っすぐが一番良かったけれど、カーブはボール球が多かった。次回は修正したい」と振り返った。

17年は球団の高卒ルーキーでは94年平井以来23年ぶりに勝利など、5試合に先発。18年はチーム最多の36ホールド。金子と西が抜けた今季は、先発に向けて調整を重ねている。

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巨人ゲレーロがチーム初適時打「打点を意識」

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

巨人アレックス・ゲレーロ外野手(32)が、今季のオープン戦チーム初の適時打を放った。

3点を追いかける3回1死一、三塁、楽天森の直球を左前に運んだ。「三塁に走者がいたので、打点を挙げることを意識して、ゾーンに来たボールにコンパクトにアジャストできた」とコメントした。

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巨人菅野は2回2失点「意気込みすぎました」

巨人対楽天 苦しい投球にマウンドで汗を拭う巨人先発の菅野(撮影・足立雅史)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

巨人菅野智之投手(29)が今季初の実戦登板に臨み、2回2安打1四球2失点でマウンドを降りた。

西武から新加入の炭谷とコンビを組み、迎えた初回。先頭のオコエを中飛に打ち取ると、田中をカーブで三ゴロ、浅村はスライダーで遊飛に抑えた。

2回、先頭のブラッシュにカウント1-1から、この日最速の151キロの高め速球を捉えられた。バックスクリーン左横へソロ本塁打を運ばれ、先制点を許した。

続く島内に147キロの速球を左前打とされると、ウィーラーの三ゴロを三塁手のビヤヌエバが二塁へ送球。二塁手吉川尚が後逸(記録は三塁手の野選と二塁手の失策)し、無死一、三塁とピンチをまねく。続く銀次の二ゴロの間に三塁走者が生還し、2点目を奪われた。その後は1四球を与えるも追加点は与えなかった。

2回で打者10人へ41球、2安打1三振1四球で野上へマウンドを譲った。「この日を楽しみにしていたので、いろんな環境が変わって意気込みすぎました。力みすぎましたね。思ったより自分をコントロールできなかった。ブルペンから球が散っていたので、(炭谷)銀仁朗さんには『ちょっと荒れると思います』と話していました。試合をやる以上結果を出さないといけないので、反省点が多かったです。少し体が軽すぎる部分があるので、投げ込みをして、体を張らしていきたいです」と振り返った。

巨人対楽天 巨人先発の菅野(撮影・垰建太)

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楽天森スクランブル先発3回1失点「気負いすぎず」

巨人対楽天 楽天先発の森(撮影・垰建太)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

楽天森雄大投手(24)が、スクランブル先発で3回を4安打1失点とまずまずの好投を見せた。先発予定だったエース則本昂が首を寝違えて登板を緊急回避するアクシデントにも冷静だった。

「もともと2番手の予定だったので、気負いすぎず、1イニングずつと思っていきました。ゲームをつくれたことはよかったし、右打者へのチェンジアップは昨年まではなかった引き出し。今後も使っていければ」。毎回、先頭打者に安打を許す苦しい内容も要所を締め、納得の表情だった。

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巨人陽岱鋼がOP戦チーム初弾「いいアピールに」

巨人対楽天 6回裏巨人1死、右越え本塁打を放ち手をたたく陽岱鋼(撮影・足立雅史)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

巨人陽岱鋼外野手(32)が、オープン戦のチーム初本塁打を放った。

4点を追いかける6回1死、楽天浜矢のチェンジアップを右中間席に運んだ。

「逆方向へいいバッティングができました。ホームランは風のおかげですが、いいアピールになりました」とコメントした。

巨人対楽天 6回裏巨人1死、右越え本塁打を放った陽岱鋼(手前)をタッチで迎える原監督(撮影・足立雅史)

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4番大山、5番マルテ/阪神オープン戦スタメン一覧

阪神マルテ

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

阪神がオープン戦初戦。4番には大山、新外国人マルテは5番でスタメンに名前を連ねた。

【阪神スタメン】

1(遊)北條

2(二)糸原

3(D)ナバーロ

4(三)大山

5(一)マルテ

6(左)中谷

7(中)高山

8(捕)坂本

9(右)江越

先発投手=才木

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ヤクルト先発はブキャナン/オープン戦スタメン一覧

ヤクルト・ブキャナン

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

ヤクルトがオープン戦初戦となる阪神戦のスタメンを発表した。先発はブキャナン。

【ヤクルトスタメン】

1番(一)坂口

2番(中)青木

3番(二)山田哲

4番(指)バレンティン

5番(右)雄平

6番(三)村上

7番(遊)西浦

8番(捕)中村

9番(左)塩見

先発投手=ブキャナン

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阪神高山がバックスクリーン弾、外野争いへアピール

8回表阪神無死、高山は中越えソロ本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

阪神高山俊外野手(25)が、初球をバックスクリーンへたたきこんだ。

先頭打者で迎えた8回。大下の初球の141キロ直球をとらえると、中堅のど真ん中に運んだ。2-8から反撃のソロ本塁打。ドラフト1位の近本も加わり激しい外野争いへ、アピールの一撃になった。

ヤクルト対阪神 8回表阪神無死、ソロ本塁打を放った高山(手前)を笑顔で迎える矢野監督(撮影・狩俣裕三)

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ヤクルト広岡が135m弾 代打で阪神才木撃ち

4回裏ヤクルト無死二塁、代打広岡は中越え2点本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

ヤクルト広岡大志内野手が、バックスクリーン下の看板を直撃する2ランを放った。

3-2で迎えた4回無死二塁、カウント3-1から阪神先発才木の5球目、140キロ直球をとらえ、推定135メートル弾。代打で見事に結果を出し、阪神を突き放す2ランとなった。

4回裏ヤクルト無死二塁、広岡大志(中央)は中越え本塁打を放ち小川淳司監督らの出迎えを受ける(撮影・上山淳一)

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野手転向日本ハム白村「必死に」打撃練で安打性7本

日本ハム吉村GM(左)が見つめる中、打撃練習する日本ハム白村(撮影・江口和貴)

19日に野手転向した日本ハム白村明弘が、2軍の沖縄・国頭キャンプ最終日に屋外デビューを果たした。

フリー打撃でマシン、打撃投手を相手に54スイング。安打性の当たりは7本ほどだった。

「そんな甘くない。でも(打てて)気持ちよかった。1日でも早く、他の野手の人たちと同じ動きができるように、必死にやるだけ」と気持ちを高めた。

手締めし握手をかわす日本ハム白村(左)と吉田輝(撮影・江口和貴)

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巨人阿部「早く400号を」伊江村村長から激励

伊江村村長の島袋氏(右)から差し入れを受け取る巨人阿部(撮影・山崎安昭)

巨人阿部慎之助捕手(39)が23日、楽天とのオープン戦(沖縄セルラースタジアム那覇)の試合前に伊江村の島袋秀幸村長(66)から激励を受けた。

06年オフの自主トレから交流を持ち、観光親善大使に就任。「第2の故郷」と愛着のある同島名産のラム酒、ピーナツ菓子を贈呈され、「ありがとうございます」と感謝した。島袋村長は「開幕して、早く400号を達成してほしいです。その時は村民をあげて、お祝いしたいです」とエールを送った。

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ロッテ、6併殺喫するも西武破る/練習試合詳細

西武対ロッテ 力投する西武先発の本田(撮影・河野匠)

<練習試合:西武2-4ロッテ>◇23日◇高知春野総合運動公園野球場

西武とロッテが練習試合。ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は2番中堅で先発出場。1打数1安打2四球だった。試合はロッテが初回から6回まで6イニング連続で併殺を喫したが4-2で勝った。

<1回表:投手本田>

1番岡 130キロ変化球を打って三ゴロ

2番藤原 四球

3番中村 一塁走者藤原がスタート。ランエンドヒットで、141キロ直球をとらえ右中間を破る先制適時二塁打

4番井上 142キロ直球を右前へはじき返す適時打

5番安田 四球

6番清田 141キロ直球を打ち、二塁併殺。チェンジ

<1回裏:投手石川>

1番金子侑 137キロ直球を遊ゴロ

2番源田 140キロ直球を遊ゴロ

3番秋山 145キロ直球に左飛。3者凡退

<2回表>

7番鈴木 右翼線三塁打

8番田村 左犠飛で1点を追加

9番平沢 四球

1番岡 ストレートの四球

2番藤原 四球

3番中村 三塁への併殺打。チェンジ。スコア3ー0

<2回裏>

投手交代石川→松永

4番山川 二ゴロ

5番森 144キロ直球に三邪飛

6番外崎 145キロ直球をはじき返し、中安

7番栗山 四球

8番中村 143キロ直球に詰まり、左飛

<3回表>

投手交代本田→佐野

4番井上 左安

5番安田 中安

6番清田 見逃し三振

7番鈴木 144キロ直球に詰まり、二塁併殺打。ロッテは3イニング連続で併殺を記録

<3回裏>

投手交代松永→益田

9番愛斗 二ゴロ

1番金子侑 快足飛ばし、二塁内野安打

2番源田 左飛

3番秋山 中堅手の頭を越える適時二塁打

4番山川 四球

5番森 二遊間を破り、中前適時打。二塁走者秋山は生還も、三塁を狙った一塁走者の山川は中堅からの返球に刺され、アウト。スコア3-2。チェンジ。

<4回表>

8番田村 二ゴロ

9番平沢 四球

1番岡 遊撃への併殺打。ロッテは4イニング連続で併殺を記録

<4回裏>

投手交代益田→田中靖

6番外崎 三ゴロ

7番栗山 左飛

8番中村 141キロ直球に見逃し三振

<5回表>

投手交代佐野→田村、守備交代中村→佐藤(8番三塁)

2番藤原 右安

3番中村 遊撃への併殺打。ロッテは5イニング連続での併殺

4番代打バルガス 142キロ低め直球をとらえ、中堅へのソロ。推定飛距離125メートル弾でリードを広げる。

5番安田 146キロ直球に見逃し三振。スコア4-2

<5回裏>

投手交代田中靖→唐川

9番愛斗 右邪飛

1番金子侑 遊撃へのゴロを遊撃手平沢が後逸し、出塁。1度エラーのランプがともるが、チーム安打数に加算されたため、中安。

2番源田 一塁走者金子侑がけん制で飛び出し、アウト。その後、142キロ直球に見逃し三振。チェンジ

<6回表>

守備交代源田→山田(2番遊撃)秋山→山野辺(3番二塁)外崎(二塁→右翼)愛斗(右翼→中堅)

6番清田 一塁失策で出塁

7番鈴木 中飛

8番田村 三塁併殺打。球場ざわつく。6回まで全てのイニングで併殺を記録。

<6回裏>

投手交代唐川→西野、守備交代藤原→加藤(2番右翼)岡(右翼→中堅)

3番山野辺 空振り三振

4番山川 遊ゴロ

5番森 四球

6番外崎 空振り三振

<7回表>

投手交代田村→野田

9番平沢 一直

1番岡 空振り三振

2番加藤 四球

3番代打三木 三塁内野安打

4番バルガス 136キロ直球を捉え中堅への大飛球も中飛。この回でついに連続の併殺が途切れる。

<7回裏>

投手交代西野→種市

7番栗山 145キロ直球をはじき返し左翼ポール際への大飛球。フェンス直撃の二塁打で出塁。その後、代走鈴木が送られる。

8番佐藤 中飛

9番愛斗 三ゴロ

1番金子侑 二ゴロ

<8回表>

投手交代野田→武隈

5番安田 二ゴロ

6番清田 左安

7番鈴木 中飛

8番吉田 空振り三振(7回裏の守備で田村と交代)

<8回裏>

2番山田 144キロ直球とらえ、左翼手の頭上を越える二塁打

3番山野辺 146キロ直球に二飛

4番呉 135キロ変化球に二ゴロ

5番中田 一ゴロ。種市は150キロを計測。

<9回表>

投手交代武隈→平井

9番代打高浜 二ゴロ

1番代打宗接 144キロ直球がズバッと決まり見逃し三振

2番加藤 中飛

<9回裏>

守備交代→宗接(一塁)高浜(左翼)加藤(右翼→中堅)安田(一塁→三塁)清田(左翼→右翼)

6番代打駒月 空振り三振

7番鈴木 遊ゴロ

8番佐藤 三ゴロ。ゲームセット。4-2でロッテの勝利。

【西武スタメン】

1番左翼 金子侑

2番遊撃 源田

3番中堅 秋山

4番一塁 山川

5番捕手 森

6番二塁 外崎

7番DH 栗山

8番三塁 中村

9番右翼 愛斗

先発投手 本田

【ロッテスタメン】

1番右翼 岡

2番中堅 藤原

3番二塁 中村

4番DH 井上

5番一塁 安田

6番左翼 清田

7番三塁 鈴木

8番捕手 田村

9番遊撃 平沢

先発投手 石川

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楽天が巨人に快勝、DeNA3発/OP戦スコア詳細

プロ野球オープン戦が開幕。23日は沖縄で3試合。イニングスコアと写真で速報。楽天、ヤクルト、DeNAが勝った。

巨人3-6楽天

チーム

【巨】菅野、野上、今村、坂本工、吉川光、 鍬原

【楽】森、石橋、浜矢、宋

【本】ブラッシュ、田中(楽)陽岱鋼(巨)

巨人対楽天 6回裏巨人1死、右越え本塁打を放ち手をたたく陽岱鋼(撮影・足立雅史)

巨人対楽天 5回裏巨人1死、右前打を放つ丸(撮影・足立雅史)

巨人対楽天 3回表楽天無死、田中は中越えソロ本塁打を放つ。投手野上(撮影・山崎安昭)

巨人対楽天 苦しい投球にマウンドで汗を拭う巨人先発の菅野(撮影・足立雅史)

巨人対楽天 2回表楽天無死、左中間にソロ本塁打を放ちバットを投げるブラッシュ(撮影・垰建太)

巨人対楽天 楽天先発の森(撮影・垰建太)

巨人対楽天 巨人先発の菅野(撮影・垰建太)

始球式を行う江宏傑(撮影・垰建太)

ヤクルト8-3阪神

チーム

【ヤ】ブキャナン、高梨、近藤、石山、大下

【神】才木、飯田、伊藤、馬場

【本】広岡、荒木(ヤ)高山(神)

7回裏ヤクルト1死一塁、代打荒木は左越え2点本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

ヤクルト対阪神 4回表阪神1死一塁、マルテは三振に倒れ渋い表情でベンチに引き揚げる(撮影・上山淳一)

ヤクルト対阪神 4回裏ヤクルト無死二塁、2点本塁打を放つ広岡(撮影・狩俣裕三)

ヤクルト対阪神 3回表から登板する高梨(撮影・狩俣裕三)

ヤクルト対阪神 阪神先発の才木浩人(撮影・上山淳一)

ヤクルト対阪神 2回裏ヤクルト無死、左前打を放つ雄平(撮影・狩俣裕三)

ヤクルト対阪神 1回表阪神無死一、二塁、先制適時打を放つナバーロ(撮影・狩俣裕三)

ヤクルト対阪神 1回表阪神無死一塁、中前打を放つ糸原(撮影・狩俣裕三)

ヤクルト対阪神 ヤクルト先発ブキャナン(撮影・狩俣裕三)

ヤクルト対阪神 試合前の円陣でナバーロが声出しし、笑顔を見せる矢野監督(左から3人目)(撮影・狩俣裕三)

中日4-8DeNA

チーム

【中】吉見、笠原、ロメロ、山井、ロドリゲス

【D】バリオス、エスコバー、パットン、三上、飯塚、国吉

【本】ソト、伊藤光、神里(D)福田(中)

中日対DeNA 4回表DeNA無死一、二塁、伊藤光は左越え3点本塁打を放つ(撮影・前岡正明)

中日対DeNA 3回表DeNA2死、ソトは左越え本塁打を放つ(撮影・前岡正明)

中日対DeNA DeNA先発のバリオス(撮影・前岡正明)

中日対DeNA 中日先発の吉見(撮影・前岡正明)

中日対DeNA 試合前に話す中日与田監督(左)とDeNAラミレス監督(撮影・前岡正明)

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6イニング連続併殺の珍事 西武-ロッテ練習試合

西武対ロッテ 4回表ロッテ1死一塁、岡の遊ゴロで源田からの送球を一塁転送する外崎。走者平沢(撮影・河野匠)

<練習試合:西武-ロッテ>◇23日◇高知・春野総合運動公園野球場

春の珍事が起こった。西武が23日、ロッテと練習試合で対戦した。場所は高知・春野球場。2点を失った1回。1死一、二塁で迎えたロッテ清田の打席から始まった。先発本田圭佑投手が、二ゴロに打ち取り併殺。そこから6イニング連続で併殺が生まれた。

先発は一塁山川穂高、二塁外崎修汰、三塁中村剛也、遊撃源田壮亮。6回の守備から、遊撃に山田遥風、二塁に山野辺翔(24=三菱自動車岡崎)が入っても続き、二ゴロ2回、三ゴロ2回、遊ゴロ2回成功。走者を許しながらも、ピンチを防ぎ接戦に持ち込んだ。

西武対ロッテ 試合後のミーティングで険しい表情を見せる西武辻監督(後方)(撮影・河野匠)
西武対ロッテ 5回表ロッテ無死一塁、併殺打に倒れる中村。一塁手山川(撮影・河野匠)
西武対ロッテ 6回表ロッテ1死一塁、併殺打に倒れる田村(撮影・河野匠)

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元DeNA荒波メキシカンL目指すと現地メディア

DeNA時代の荒波翔

昨年10月にDeNAを戦力外となった荒波翔外野手(33)が、メキシカンリーグ移籍を目指すと現地メディアが報じた。メキシコの野球専門メディア「プロ・ベイスボール」によると、荒波は昨季10度目のリーグ優勝を果たしたモンテレイ・サルタンズに24日に合流する見込み。4月4日に開幕する同リーグの今季選手登録枠入りをかけ、キャンプに参加する模様だ。

荒波は横浜高-東海大-トヨタ自動車を経て11年にDeNA入り。8年間で通算打率2割6分1厘、10本塁打、96打点、62盗塁をマークし、12年から2年連続でゴールデンググラブ賞を受賞。昨年12月に自由契約となり、現役続行を模索していた。

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阪神才木4回6失点「いい方向いかない」2ラン被弾

4回裏ヤクルト無死一塁、才木は広岡(手前)に中越え本塁打を被弾(撮影・上山淳一)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

オープン戦開幕投手を任せられた阪神才木浩人投手(20)が、4回9安打6失点で降板した。

毎回先頭打者に安打を許し、4回には無死一塁から代打広岡にバックスクリーンへ2ランを浴びた。直球はこの日最速145キロを出したが、追い込んでからボールが続く場面もあり、球数は5回で合計97球。「先頭を出してしまうと流れがいい方向にいかないので、先頭をしっかり取るということをやっていきたい」と次回登板へ向けて反省を口にした。

ヤクルト対阪神 阪神先発の才木(撮影・狩俣裕三)

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ロッテ新外国人バルガス豪快1発に「ゴリラポーズ」

<練習試合:西武-ロッテ>◇23日◇高知春野総合運動公園野球場

ロッテ新外国人のケニス・バルガス内野手(28)が豪快な1発を放った。

1点リードの5回2死走者なし、西武田村の142キロ低め直球をすくい上げた。打球はバックスクリーン方向へと一直線。直撃とはならなかったが、距離122メートルの中堅フェンスを越えるソロは芝生席で弾んだ。ダイヤモンドを1周した後はベンチで出迎えられ、「ゴリラポーズ」を決めた。

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楽天田中がバックスクリーン弾、結果出せてホッ

巨人対楽天 3回表楽天無死、田中は中越えソロ本塁打を放つ。投手野上(撮影・山崎安昭)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

楽天田中和基外野手(24)が、バックスクリーンに飛び込むソロ本塁打を放った。

3回無死、この回から登板した巨人野上の初球、高めの直球を迷いなく振り切った。「練習試合で結果が出ていなかったので、このオープン戦初戦で結果を出すことができてよかったです」とホッとした表情で話した。

巨人対楽天 3回表楽天無死、中越えソロ本塁打を放った田中は笑顔で生還する。右は捕手炭谷(撮影・垰建太)

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阪神、今季初OP戦で先頭打者から3連打で先制

ヤクルト対阪神 1回表阪神無死一、二塁、ナバーロは右翼線に適時打を放つ(撮影・加藤哉)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

阪神が今季初のオープン戦で、いきなり3連打で先制に成功した。

初回先頭の北條が三塁強襲安打で出塁し、2番糸原が中前打。無死一、二塁からナバーロが真ん中高めに入ってきた球を捉え、先制の右前適時打を放った。続く無死一、三塁で、4番大山の内野ゴロの間に三塁走者の糸原が生還し、初回に2点をもぎ取った。

ヤクルト対阪神 1回表阪神無死一、二塁、先制適時打を放つナバーロ(撮影・狩俣裕三)

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楽天ブラッシュ、菅野から先制ソロ本塁打「いい形」

巨人対楽天 2回表楽天無死、ブラッシュは中越えソロ本塁打を放つ。投手菅野(撮影・山崎安昭)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

楽天4番指名打者ジャバリ・ブラッシュ(29)が、巨人エース菅野から先制ソロ本塁打を放った。3球目の直球をバックスクリーン左に豪快に放り込んだ。「いいピッチャーと知っていたし、1試合目からいい形で打つことができてよかったよ」。

巨人対楽天 2回表楽天無死、左中間にソロ本塁打を放つブラッシュ(撮影・垰建太)

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福原愛さん夫の江宏傑がノーバウンド始球式

始球式を行う江宏傑(撮影・垰建太)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

16年リオデジャネイロ五輪で卓球の台湾代表で出場した江宏傑(30)が23日、巨人-楽天のオープン戦(沖縄セルラースタジアム那覇)で始球式を行った。

ノーバウンド投球で、スタンドから拍手が送られた。江は昨年10月に引退を発表した卓球女子の福原愛さんを妻に持ち、現在はTリーグの琉球アスティーダでプレーする。

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背中痛の巨人岡本「だいぶ良くなっています」

別調整で打撃練習をする巨人岡本(撮影・山崎安昭)

巨人岡本和真内野手(22)が23日、背中痛で別メニュー調整した。21日の朝に違和感を覚え、この日はトレーナーと練習。サブグラウンドでダッシュなどを行った後、室内練習場でノック、ティー打撃、マシン打撃で汗を流した。

「(患部の状態は)だいぶ良くなっています。徐々にですね」と話した。午後1時開始の楽天とのオープン戦(沖縄セルラースタジアム那覇)は欠場する見込み。

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中日 4・2本拠地開幕戦で権藤氏と立浪氏が始球式

野球殿堂入り通知式であいさつする立浪氏(2019年1月15日撮影)

中日は23日、4月2日からの本拠地開幕となる広島3連戦(ナゴヤドーム)で来場者対象のイベント「オープニングシリーズ2019」を開催することを発表した。

【開催概要】

▽4月2日(火)(1)WITH BLUEライトプレゼント(ビジター外野応援席を除く来場者全員に配布。試合前セレモニー、5回裏終了後(4月2日のみ)、試合終了後のドーム内演出時に使用し、本拠地開幕戦を球場全体で盛り上げるグッズ)(2)君が代独唱=Ms.OOJA(3)始球式=権藤博氏、立浪和義氏(今年野球殿堂に選出された中日OB2人が投手、打者として登場)

▽4月3日(水)4日(木)WITH BLUE卓上カレンダープレゼント(各日先着7500人=シーズン日程、スペシャルイベント開催日も網羅したオリジナルカレンダー)

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吉田輝星「充実した日々」プロ初キャンプは80点

沖縄・国頭での日本ハム2軍キャンプを終え手締めする吉田輝(後方中央)ら。同左から田中瑛、清水、1人おいて柿木、野村(撮影・江口和貴)

日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(18=金足農)が23日、プロ初のキャンプを打ちあげた。

2軍キャンプ地の沖縄・国頭で2軍キャンプ最終日に参加。22日には、右前腕の軽い張りの影響で、予定されていたシート打撃での登板を回避。しかし気にするそぶりも見せず、キャッチボールや守備練習など、軽めのメニューをこなした。

練習後には手締めに加わり、約1カ月間のキャンプを充実した表情で終えた。「すごい充実した1カ月間だった。充実した日々を過ごせたなと思います」。

報道陣からキャンプでの自己採点はと問われ「初めてだったので、80点とかそのくらいですかね」と自己評価。今後に向け「出来るだけ早く1軍にあがれるように、時間をフルに使って野球をやっていきたい」と意気込んだ。

日本ハム福田(左)とのじゃんけんで勝つ吉田輝(撮影・江口和貴)
青空の下、移動する日本ハム吉田輝(撮影・江口和貴)

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中日根尾が猛アピール バックスクリーン方向へ3発

中日根尾(2月19日撮影)

右ふくらはぎ肉離れからの復帰を目指し2軍のキャンプ地である沖縄・読谷村で調整している中日のドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が、完全復帰へ猛アピールした。

23日正午前に、読谷球場でフリー打撃をこなした。最初にマシンで41球中35スイングし、安打性の当たりは16本。本塁打なし。

続いて打撃投手を相手に38球中31スイングし、安打性の当たりは15本。うち3本が、バックスクリーン方向への本塁打だった。

午前中には遊撃の位置に立って、守備練習を見学。まだ本格合流にはいたっていないが、復帰へ大きく前進した。

前日22日は大雨で室内での調整を余儀なくされ「なんで晴れてくれなかったんですかね」と話していたが、一夜明けたこの日の沖縄は快晴。土曜日ということもあり、多くのファンが球場にかけつけ、根尾の動きを見守った。

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楽天則本昂大 首を寝違え巨人戦先発緊急回避

ストレッチをする楽天則本昂(撮影・山崎安昭)

楽天則本昂大投手(28)が23日、先発予定だった巨人とのオープン戦(那覇)を緊急回避した。

球団側が試合前に「今朝、起きて首を寝違えた。キャッチボールはできるが、ゲームでやるのはつらい。無理させずにいきたい」と発表した。

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西武内海、強打者想定で投球調整 最後は「清宮!」

ブルペンで力投する西武内海(撮影・河野匠)

オープン戦開幕投手が決まっている西武内海哲也投手(36)が、パ・リーグオールスターと“対戦”した。

23日、高知・春野春季2次キャンプでブルペン投球。途中から打席に立たせて投げ始めると、ソフトバンク内川、柳田、楽天浅村の名前を挙げながら、強打者を想定した。最後は「左誰がいるかな? 清宮? 清宮!」と、侍ジャパン入りした若き侍を指名。追い込んだ4球目、内角低めに直球が決まり「よっしゃ!」と三振に仕留めた。

116球で終えた内海は清宮との対戦を振り返り「たぶん、初球でホームランにされてましたわ」と下方修正して? 気を引き締めなおした。ここ3日で288球。3月2日のオープン戦広島戦(佐賀)で先発の予定で、リーグ屈指の打者たちとの対戦で調整を進めた。

ブルペンで力投する西武内海(撮影・河野匠)

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巨人クックがフリー打撃登板「直球の制球を修正」

巨人クック

巨人ライアン・クック投手(31)が23日、フリー打撃に登板した。大城、北村を相手に36球を投げ、安打性の打球は6本だった。

全球種を投じ、途中からはセットポジションでも投球。順調な仕上がりをアピールした。「直球の制球が良くなかったが修正できた。セットポジションの方が感触が良かった」と話した。

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バット構え→待ち→打ち 頭の位置は同じで体重移動

<1>バットを構えた時

<ジュニア・ベースボール・クリニック:打撃 補習>

元プロ野球選手の、ファイターズ・ベースボール・アカデミーの講師たちが、少年少女、指導者へ向けてレッスンを行います。今回は、先週まで続けてきた打撃編の“補習”として「体重移動」の重要性を教えてもらいます。牧谷宇佐美コーチ(38)が講師となります。

  ◇   ◇   ◇

打撃の一連の動きの中で、体重移動も重要な要素です。理想的な動作は<1>バットを構えた時<2>タイミングを取り始めた時<3>打つ時と全てにおいて頭の位置が変わらないことです。「軸がぶれない」と表現される良い打ち方になります。ただ顔の位置を気にしすぎて軸足が反り返ってしまい、スイング時に顔が上がってしまうのは良くありません。

練習の時に意識してほしいのは、右打者なら左足、左打者なら右足が、スイングを終えた時にひざが真っすぐ伸びないようにすること。試合では問題ありませんが、練習では、ひざに余裕を持たせる=ひざが曲がった状態で打ち終えてほしいです。打ち終わった後に自分と逆の打ち方、右打者なら左打ちで構えても違和感がないようなひざの曲がり方になるくらいの余裕を持たせましょう。この意識は、狙い球以外のボールに対応する力を養えます。

体重移動と聞くと、打席の後ろから前へ自分の重心をほぼ全て移動させるイメージをする人が多いですが、これは間違いです。理想的な形は、構えた時に後ろの軸足と前方の足の力配分は「8対2」、打ち終わりには「7対3」と1割が前方に移動するイメージをすると、軸がぶれない打者に近づきます。

◆北海道日本ハムファイターズ・ベースボール・アカデミー◆ 未就学児から小学6年生までを対象に、元プロ野球選手がコーチとなり、野球の基礎基本から1人1人にあった技術指導をしてくれる野球スクール。https://www.fighters.co.jp/academy/baseball/

<2>タイミングを取り始めた時
<3>打つ時 一連の動きで頭の位置は一定にすることが大事

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日本ハム王柏融「高打率を残せる」/和田一浩分析

16日、日本ハム紅白戦で西村の147キロの直球をバックスクリーン左に本塁打を放つ王柏融(撮影・井上学)

選手のプレーを連続写真で分析する「解体新書」。今回は日本ハムの新助っ人、王柏融外野手(25=台湾・ラミゴ)を和田一浩氏(46=日刊スポーツ評論家)が解説した。その打撃には、台湾で打率4割以上を2度もマークし「大王」と呼ばれた根拠が、随所に詰まっていた。

  ◇   ◇   ◇  

台湾のプロ野球が、どれぐらいのレベルなのかは分からない。それでも王は長いシーズンを通して、2度も4割以上をマーク。タフな体だけでなく、それなりの技術が伴っていなければマークできない。打撃フォームを見てみると、高打率を残せる技術的な根拠が詰まっている。

構えている(1)を見ると、スタンスは広めで、体の重心はほぼ真ん中。(2)で右足を上げ、上がりきる(3)で軸足に体重を乗せているが、頭の中心からお尻の中心までの軸が、地面に対して垂直のまま。そして(4)から右足を踏み込んでいくのだが、右足が地面に着地した(5)でも、体の軸はほとんどブレていない。

ここまでで(1)と(6)のスタンス幅を比べてほしい。しっかり踏み込んだ時点、(6)との比較だが、腰の位置とスタンスの幅がほぼ同じ位置に収まっている。構えた時点でスタンスが広いのは、踏み込んだ時でも同じ幅にしたいからだろう。多くの打者は後ろ足の方に重心の比重を高くして構えるが、スタンス幅だけでなく、重心の位置も構えた形と同じように再現したいからだと思う。打ちにいくときに、頭が投手側に突っ込んでいくのは絶対にダメ。構えそのものはやや硬さを感じるが、再現性を重視して頭から突っ込まないようにするための“硬さ”だと感じられる。

右投げ左打ちの“難しさ”もうかがえる。写真だと分かりづらいが、トップの形(5と6)が分かりづらい。これは利き手が後ろにないため、しっかりした形を作りづらくなるから。インパクトを迎える前の(7)でも、左足が内側に折れるタイミングも若干だが早い。これも軸足が利き足でないから我慢できる時間が短くなる。ここが我慢できると、左の足の付け根に力がたまり、もっと強い打球が打てる。ただ、リードする右腕の使い方は完璧。内角よりの甘い直球をバックスクリーン左横に本塁打したが、(8)では右腕が伸びきっておらず、左腕で打球の飛ぶ方向へ押し込むように使えている。ヘッドをこねるように使っていないから、(9)のフォロースルーも大きく取れる。

本塁打になったのは風の影響が強いが、打球にいいスピンがかけられていた。ヘッドをこねるように使っていると、打球はドライブがかったり、ゴロになってしまう。しかし、バックスクリーン方向に若干のスライス回転がかかった打球を打てるのは、バットが内側から出ている証拠。コンパクトなスイングでも長打率が高いのは、打球を上げられるスイング軌道を実践できるからだろう。

(10)以降は少し状態が前に突っ込み気味になるが、インパクト後なので問題なし。それより、左手を離さずに最後までスイングできているのが素晴らしい。右投げ左打ちは利き手でない後ろの手を離すタイプが多いが、そういう癖があるとグリップが体から離れやすくなる。もちろん、打ったコースや球種によって、後ろの手を離す場合もあるが、右投げ左打ち特有の“習性”が少ない打ち方ができている。

王の最大の特徴は、構えてからインパクト直後の(8)まで、体の軸が地面と垂直に回っているところ。パワーヒッターなら、インパクトした形を横から見ると「人」の字のような形になるが、王は「人」と「入」の中間。あまり体重移動をせず、回転だけで打っていて力感がないのに打球が飛ぶのは能力がある証し。おそらく「強い打球を打つ」という意識より「正確にバットの芯に当てれば強い打球になる」という意識で打っているのだと思う。

「本塁打の打ち損じがヒット」ではなく、あくまでも「ヒットの延長が本塁打」というタイプ。日本では本塁打は減るだろうが、アベレージヒッターとしての活躍は期待できる。(日刊スポーツ評論家)

◆王柏融(ワン・ボーロン)1993年9月9日、台湾・屏東県生まれ。中国文化大在学中の14年にU21ワールドカップ優勝に貢献。15年ドラフト1位でラミゴ入団。16年はリーグ初の200安打、歴代最高の打率4割1分4厘、29本塁打、105打点、24盗塁をマークし、MVPなど6冠。17年は打撃3冠王で2年連続MVP。15年プレミア12、17年アジアCS台湾代表。182センチ、85キロ。右投げ左打ち。

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日本ハム王柏融は能力ある 和田一浩氏が活躍太鼓判

日本ハム王柏融(19年2月撮影)

選手のプレーを連続写真で分析する「解体新書」。今回は日本ハムの新助っ人、王柏融外野手(25=台湾・ラミゴ)を和田一浩氏(46=日刊スポーツ評論家)が解説した。その打撃には、台湾で打率4割以上を2度もマークし「大王」と呼ばれた根拠が、随所に詰まっていた。

  ◇   ◇   ◇  

台湾のプロ野球が、どれぐらいのレベルなのかは分からない。それでも王は長いシーズンを通して、2度も4割以上をマーク。タフな体だけでなく、それなりの技術が伴っていなければマークできない。打撃フォームを見てみると、高打率を残せる技術的な根拠が詰まっている。

構えている(1)を見ると、スタンスは広めで、体の重心はほぼ真ん中。(2)で右足を上げ、上がりきる(3)で軸足に体重を乗せているが、頭の中心からお尻の中心までの軸が、地面に対して垂直のまま。そして(4)から右足を踏み込んでいくのだが、右足が地面に着地した(5)でも、体の軸はほとんどブレていない。

ここまでで(1)と(6)のスタンス幅を比べてほしい。しっかり踏み込んだ時点、(6)との比較だが、腰の位置とスタンスの幅がほぼ同じ位置に収まっている。構えた時点でスタンスが広いのは、踏み込んだ時でも同じ幅にしたいからだろう。多くの打者は後ろ足の方に重心の比重を高くして構えるが、スタンス幅だけでなく、重心の位置も構えた形と同じように再現したいからだと思う。打ちにいくときに、頭が投手側に突っ込んでいくのは絶対にダメ。構えそのものはやや硬さを感じるが、再現性を重視して頭から突っ込まないようにするための“硬さ”だと感じられる。

右投げ左打ちの“難しさ”もうかがえる。写真だと分かりづらいが、トップの形(5と6)が分かりづらい。これは利き手が後ろにないため、しっかりした形を作りづらくなるから。インパクトを迎える前の(7)でも、左足が内側に折れるタイミングも若干だが早い。これも軸足が利き足でないから我慢できる時間が短くなる。ここが我慢できると、左の足の付け根に力がたまり、もっと強い打球が打てる。ただ、リードする右腕の使い方は完璧。内角よりの甘い直球をバックスクリーン左横に本塁打したが、(8)では右腕が伸びきっておらず、左腕で打球の飛ぶ方向へ押し込むように使えている。ヘッドをこねるように使っていないから、(9)のフォロースルーも大きく取れる。

本塁打になったのは風の影響が強いが、打球にいいスピンがかけられていた。ヘッドをこねるように使っていると、打球はドライブがかったり、ゴロになってしまう。しかし、バックスクリーン方向に若干のスライス回転がかかった打球を打てるのは、バットが内側から出ている証拠。コンパクトなスイングでも長打率が高いのは、打球を上げられるスイング軌道を実践できるからだろう。

(10)以降は少し状態が前に突っ込み気味になるが、インパクト後なので問題なし。それより、左手を離さずに最後までスイングできているのが素晴らしい。右投げ左打ちは利き手でない後ろの手を離すタイプが多いが、そういう癖があるとグリップが体から離れやすくなる。もちろん、打ったコースや球種によって、後ろの手を離す場合もあるが、右投げ左打ち特有の“習性”が少ない打ち方ができている。

王の最大の特徴は、構えてからインパクト直後の(8)まで、体の軸が地面と垂直に回っているところ。パワーヒッターなら、インパクトした形を横から見ると「人」の字のような形になるが、王は「人」と「入」の中間。あまり体重移動をせず、回転だけで打っていて力感がないのに打球が飛ぶのは能力がある証し。おそらく「強い打球を打つ」という意識より「正確にバットの芯に当てれば強い打球になる」という意識で打っているのだと思う。

「本塁打の打ち損じがヒット」ではなく、あくまでも「ヒットの延長が本塁打」というタイプ。日本では本塁打は減るだろうが、アベレージヒッターとしての活躍は期待できる。(日刊スポーツ評論家)

◆王柏融(ワン・ボーロン)1993年9月9日、台湾・屏東県生まれ。中国文化大在学中の14年にU21ワールドカップ優勝に貢献。15年ドラフト1位でラミゴ入団。16年はリーグ初の200安打、歴代最高の打率4割1分4厘、29本塁打、105打点、24盗塁をマークし、MVPなど6冠。17年は打撃3冠王で2年連続MVP。15年プレミア12、17年アジアCS台湾代表。182センチ、85キロ。右投げ左打ち。

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