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日本ハム栗山監督を来季続投、大沢親分並ぶ球団最長

日本ハム対ロッテ 札幌ドームでの最終戦を終えファンにあいさつする日本ハム栗山監督(撮影・佐藤翔太)

日本ハム栗山英樹監督(57)が来季続投することが11日、分かった。7年目の今季は2年ぶりのAクラスとなる3位でレギュラーシーズンを終了。昨オフに大谷や増井ら主力が抜けた中、巧みなチームマネジメントで夏場まで優勝争いを繰り広げた。

球団は経験の少ない若手も積極起用しながら成長を促し、7年でリーグ優勝2度、Aクラス5度の手腕を評価。この日までに続投の方針を固めた。シーズン終了後に正式要請を行う見込み。

受諾は確実な見通しで、来季で就任8年目となる。連続在任年数では76~83年の大沢啓二氏に並んで球団最長。尊敬する水原茂氏が前身の東映時代に在任した7年(61~67年)を超える。

投手陣では上沢や石川直が台頭。野手陣も渡辺、清水ら次代を担う芽が伸びつつある。ルーキー清宮の育成もテーマの1つだ。

最終戦となった11日のロッテ戦に快勝。試合後のセレモニーでは「日本一になるチャンスがあります。全員で目いっぱいぶつかって、クライマックス(CS)を突破し、北海道に帰って来ます」と誓った。短期決戦を勝ち抜き、来季に向かう。

日本ハム対ロッテ 最終戦セレモニーであいさつする栗山監督(撮影・黒川智章)
日本ハム対ロッテ 札幌ドームでの最終戦を終えスタンドにボールを投げ込む日本ハム栗山監督(撮影・佐藤翔太)

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中日ロメロ最速153キロで開幕急浮上 偵察隊警戒

中日対DeNA DeNA戦に登板したロメロは、鮮烈デビューで開幕戦候補に急浮上!(撮影・前岡正明)

<オープン戦:中日4-8DeNA>◇23日◇沖縄・北谷

中日新外国人エンニー・ロメロ投手(28=ロイヤルズ)が開幕投手に急浮上した。

23日のDeNAとのオープン戦(北谷)に3番手で登板。来日初の実戦登板で2回を1安打2奪三振の無失点に抑えた。

6回にマウンドに上がり、大和に右前打を許したが、得点を許さなかった。圧巻は7回だった。売り出し中の2年目神里を外角低めの直球で見逃し三振。中井を左飛に打ち取った。ドラフト2位伊藤裕も直球で空振り三振を奪った。「90%の出来だった」と言いながらも、最速153キロをマーク。上々のデビューとなった。

ガルシアの阪神移籍により、代役左腕として加入。この日の投球に他球団の偵察隊の表情は険しくなった。阪神嶋田スコアラーは「要警戒だね。ストライクゾーンの中で勝負ができている。ガルシアより球も速く、制球力がある」とうなった。巨人中里スコアラーも「他の投手がピリっとしなければ(開幕投手も)あるんじゃない」と予想した。

ロメロは、マイナー時代に2Aで1度、1Aで2度の開幕投手経験を持つ。「監督やコーチから言われたら、投げるよ」。来日から約1カ月。しょうゆラーメンを好んで食べるなど、日本の生活にも慣れてきた。開幕投手に関して、与田監督は「ロメロだけでなく、みんなにチャンスはある」と話すにとどめたが、左腕の投球は「リリースポイントが大きく崩れない。安心して見ていられる」と高く評価した。くしくもこの日の相手DeNAと開幕戦で戦う。新戦力ロメロが開幕マウンドに上がる可能性は十分にある。【伊東大介】

中日対DeNA DeNA戦に登板したロメロは、鮮烈デビューで開幕戦候補に急浮上!(撮影・前岡正明)

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阪神伊藤和雄が好アピール 監督期待の中継ぎ候補

ヤクルト対阪神 6回裏から登板の伊藤和雄(撮影・上山淳一)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

阪神6回に3番手で登板した伊藤和雄投手が、3者凡退に抑えた。先頭の塩見をスライダーで空振り三振に仕留める、後続も打ち取った。「結果も出たので良かったと思います。しっかり結果を出し続けられるように頑張ります」。

矢野監督も期待を寄せる中継ぎ候補が、また好アピールした。

ヤクルト対阪神 6回裏から登板する伊藤和雄(撮影・狩俣裕三)

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阪神西「なめてました」フリー打撃で柵越えゼロ

打撃練習をする西勇輝(撮影・奥田泰也)

FA加入の阪神西勇輝投手が23日、移籍後初となる屋外フリー打撃を行った。33スイング中、柵越えはゼロ。

昨季まではパ・リーグ球団だったこともあり、打撃練習の経験も少なく「全然ダメです。なめてました」と苦笑いだった。ただ、打撃練習の序盤にはバント練習をするなど実戦を想定。26日には紅白戦に登板する。

バトミントンでトレーニングをする西勇輝(撮影・奥田泰也)

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阪神福留24日初実戦へ フリー打撃で11本柵越え

ロングティーをする福留孝介(撮影・奥田泰也)

セ・リーグ野手最年長の阪神福留孝介外野手が、24日の中日戦(北谷)で今季初実戦に臨む。

この日は宜野座球場に残り練習。メインのフリー打撃では74スイング中、11本の柵越えをマークした。その後もドームで黙々とバットを振り込み、練習後は集まったファンを相手に即席サイン会を実施。

練習後は「明日? 出ないよ」とけむに巻いたが、着々と準備を進めた。

打者、上本博紀の打球を見送る福留孝介(撮影・奥田泰也)

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阪神藤浪が24日中日戦に先発「結果を出せれば」

ブルペンで投球練習をする藤浪晋太郎(撮影・奥田泰也)

阪神藤浪晋太郎投手は24日のオープン戦・中日戦(北谷)に先発し、投げ込みの成果を形に変える。23日、宜野座残留組練習に参加し、ブルペンで58球。「今日もいい感じだったので、それをゲームで出せれば。ある程度自分が納得いく中で、結果を出せればと思っています」と力を込めた。

ここまで実戦2試合に登板。11日の紅白戦は2回2安打2死球で1失点、17日の練習試合・日本ハム戦では3回7安打2失点とピリッとしない内容が続いている。前クールは19日に立ち投げなども含めて291球、21日は258球をブルペンで投げ込んだ。懸命なフォーム固めを今度こそ結果につなげたいところだ。

この日は先発投手用のフリー打撃にも参戦し、26スイングでメンバー最多の柵越え4本。推定120メートル弾もたたき込み、「(シーズン中も)打てるに越したことはないので」と笑顔。リフレッシュにも成功し、今キャンプ最後の実戦マウンドに上がる。

打撃練習で柵越えをする藤浪晋太郎(撮影・奥田泰也)

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阪神高山が映像学習でチーム1号 外野争いに名乗り

ヤクルト対阪神 8回表阪神無死、高山俊は中越え本塁打を放つ(撮影・上山淳一

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

オレを忘れるな!

阪神高山俊外野手(25)が23日、オープン戦初戦のヤクルト戦(浦添)でチーム1号を放った。

6点を追う8回無死。ヤクルト大下の初球141キロを強振すると、打球はバックスクリーンへ。外野はライバルひしめく激戦区。生き残りをかけた戦いが繰り広げられる中、16年新人王に輝いたヒットマンが、存在感を示した。

   ◇   ◇   ◇

頭にある残像の通りに、高山はバットを出した。8回だ。先頭で打席に入り、初球を強振。乾いた打球音を残し、白球は放物線を描いてバックスクリーンに着弾。走りだした背番号9はほおを緩めた。

「こすらずに(バットに)しっかりとかんだ。ホームランバッターではないので、バロメーターではないですけど…。(キャンプ中に)ずっとファウルになっていたところ(コース)だったので」

今季チーム1号は映像学習が生きたものだった。休日だった前日22日、浜中打撃コーチと画面を見ながら話し合った。新人王に輝いた16年打撃フォームと、今キャンプの状態が悪い時の自身。その2種類のスイング動画を並べて、長短を見比べた。浜中コーチは「かかとに体重が残っている。いいときはボールを(前に)押し込めている」と説明。この日の一撃を、高山は「こすらずに(バットに)しっかりとかんだ」と表現したが、押し込んで飛ばしたアーチとも言い換えることができそうだ。

矢野監督も「初めての投手で2段モーションの初球を仕留めたのは価値がある。打席の内容がいい形になってきた」と成長を認めた。さらに「打たされる打撃はもったいない。だから『ちょっと振っていこう』と言った。当てにいく打撃じゃなくて、しっかり振り切れるスイングとタイミングとポイントに変わってきている」と評価を高めた。

虎の外野争いは激しさを極める。ベテランの福留、糸井に加え、江越、中谷、ドラフト1位近本らがポジションを競う。高山だって負けていられない。この1本を機に、天才ヒットマンが復活を遂げていく。【真柴健】

◆阪神の外野争い ベテラン福留、“超人”糸井が両翼に君臨。中堅争いはドラフト1位の近本、21日広島との練習試合(宜野座)で逆方向にアーチを放った江越、ここまで実戦2本塁打の中谷らがひしめく。さらに昨季2軍でチームトップの26盗塁を記録した島田、来日2年目を迎えるナバーロも開幕1軍入りに向けてアピールをしている。激しいサバイバルに高山も挑んでいく。

ヤクルト対阪神 8回表阪神無死、ソロ本塁打を放った高山(手前)を笑顔で迎える矢野監督(撮影・狩俣裕三)

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阪神北條&糸原の1、2番コンビが連打で先制点演出

1回表阪神無死、北條は三塁ゴロ内野安打を放つ(撮影・加藤哉)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

阪神の1番北條史也内野手、2番糸原健斗内野手が先制の好機をつくった。初回、北條が三塁強襲の安打で出塁すると、続く糸原が変化球をとらえて中前へ。

いきなり無死一、二塁のチャンスを演出し、クリーンアップにつないだ。直後に3番ナバーロが右前適時打を放ち、オープン戦初戦でいきなり3者連続安打での先制攻撃だった。糸原は「初回からジョー(北條)が出てくれていい形ができた」。ドラフト3位の木浪らフレッシュな戦力に負けじと、安定感ある打撃を見せた。

ヤクルト対阪神 1回表阪神無死一塁、中前打を放つ糸原(撮影・狩俣裕三)

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阪神マルテ「この調子で」2打数無安打も前向き

ヤクルト対阪神 4回表阪神1死一塁、マルテは空振り三振に倒れ、渋い表情でベンチに戻る(撮影・上山淳一)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

阪神新加入のジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス)は対外試合で初めて打席に立ち、2打数無安打に終わった。

19日の韓国・KIA戦に出場したものの、初回終了時点で降雨中止に。この日は中飛、三振だったが「初めて試合ができてうれしい。しっかりといい準備ができている。この調子でやっていきたい」と前を向いた。ナバーロは初回無死一、二塁から先制の右前適時打。「今、いい状態で来ているのでシーズンが待ち遠しいです」と明るい表情だった。

試合前青木宣親(右)と話すジェフリー・マルテ(撮影・上山淳一)

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吉田輝星「充実した日々」プロ初キャンプは80点

沖縄・国頭での日本ハム2軍キャンプを終え手締めする吉田輝(後方中央)ら。同左から田中瑛、清水、1人おいて柿木、野村(撮影・江口和貴)

日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(18=金足農)が23日、プロ初のキャンプを打ちあげた。

2軍キャンプ地の沖縄・国頭で2軍キャンプ最終日に参加。22日には、右前腕の軽い張りの影響で、予定されていたシート打撃での登板を回避。しかし気にするそぶりも見せず、キャッチボールや守備練習など、軽めのメニューをこなした。

練習後には手締めに加わり、約1カ月間のキャンプを充実した表情で終えた。「すごい充実した1カ月間だった。充実した日々を過ごせたなと思います」。

報道陣からキャンプでの自己採点はと問われ「初めてだったので、80点とかそのくらいですかね」と自己評価。今後に向け「出来るだけ早く1軍にあがれるように、時間をフルに使って野球をやっていきたい」と意気込んだ。

日本ハム福田(左)とのじゃんけんで勝つ吉田輝(撮影・江口和貴)
青空の下、移動する日本ハム吉田輝(撮影・江口和貴)

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楽天ブラッシュ「サダハルオー」似打法でエグい1発

個性的な構えの楽天ブラッシュ(撮影・山崎安昭)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

エ…エグッ! 楽天ジャバリ・ブラッシュ外野手(29=エンゼルス)が、巨人菅野から、バックスクリーン左へ飛び込む推定125メートルの先制ソロ本塁打をたたき込んだ。196センチ、106キロの新助っ人が、いきなり存在感を見せつけた。

日本球界最高峰右腕の剛球を、豪快にはじき返した。2回の第1打席。バットのヘッドを投手側に傾け、両足をピタリそろえて構える独特のフォームから、真ん中高めの151キロ直球を捉えると、スタンドのどよめきとともに、中堅左の芝生席に高々と放り込んだ。

ブラッシュ いい直球にいい変化球。すごい投手なのは知っていたよ。シンプルに、ベースの上にくるストライクを力強く振ることを考えていたんだ。

変化球への対応力も示した。3回の第2打席、巨人2番手野上のカーブを左前へ運んだ。「1打席目で真っすぐを打ったので緩い球を狙っていた。どんな球でも自分のスイングをすることが大事だと思うんだ」。

元ロッテのフリオ・フランコにも似た独特のフォームは、17年の終盤から独自に身に付けたもの。「頭のブレを抑えてバランスがよくなったんだ。フランコと同じようなフォームだとは知ってるし、サダハル・オーにも似ていると思うよ」とニヤリ。バスで球場を引き揚げる際には、早くも「JB!」と愛称で呼ぶファンの姿も。オープン戦初戦からパワーの片りんを示した楽天の新4番。今後も「JB弾」量産が見られるか。【鈴木正章】

◆ジャバリ・ブラッシュ 1989年7月4日生まれ。米領バージン諸島出身。10年ドラフト8巡目でマリナーズ入りし、15年オフにパドレスに移籍。大リーグ通算3年で123試合、打率1割8分6厘、8本塁打、22打点。196センチ、106キロ。推定年俸1億2000万円。右投げ右打ち

2回表楽天無死、左中間にソロ本塁打を放つブラッシュ(撮影・垰建太)
楽天先発森(左)とタッチを交わすブラッシュ(撮影・足立雅史)

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サファテ前進10カ月ぶり打者に投球「一番の収穫」

打撃投手を務めたデニス・サファテ(撮影・栗木一考)

ソフトバンクのデニス・サファテ投手(37)が完全復活へ前進した。23日に今キャンプで初めて打撃投手を務め、32球で安打性は3本。最速は144キロだった。打者を相手に投げるのは、昨年4月15日ロッテ戦以来。右股関節の手術からリハビリをへて、ここまでたどりついた。

「10カ月ぶりにバッターに投げられた。それが一番の収穫。気持ちよかったし、次のステップに進むことができる」と笑顔を見せた。

サファテは防球ネットを置かずに実戦に近い形で投げた。「ネットを気にして腕を振れないよりは、強い打球が体に当たった方がいい」と冗談まじりに気持ちの高ぶりを明かした。相手打者はB組で、実力者の長谷川勇也もいたが、主に若手だった。「若い選手もぼくを打って自信にしようと思っていただろう。簡単には打たせられないと、気持ちが入ったよ」。ルーキー野村大樹内野手に対しては、低め直球でバットをへし折り貫禄を見せた。

投球の中盤からは「フォークを投げると自分のフォーム、タイミングをチェックできる」と変化球も交えた。予定の30球を投げた後には、2球おかわり。「最後に納得のいく球を投げたかった」。打者に感謝の意を示し、満足した表情で練習を終えた。

ネット裏で見守った工藤監督は「投げたという事実が大事。これから徐々に上げていってもらえれば」とうなずいた。サファテは宮崎でもう1度打撃投手を務め、実戦に入っていく予定だ。残り「16」に迫る通算250セーブへ向けて、しっかりと歩みを進めた。【山本大地】

◆名球会が近い選手

日米通算2000安打、200勝、250セーブの会員資格に最も近いのが234セーブのサファテ(ソフトバンク)で、藤川(阪神)が227セーブで続く。200勝の基準では岩隈(巨人)松坂(中日)が170勝、石川(ヤクルト)田中(ヤンキース)が163勝も、30勝以上が必要。打者では中島(巨人)が1759安打で、残り241本。1722安打の栗山(西武)1711安打の坂本勇(巨人)が続いている。

デニス・サファテは30球を投げ、受けた市川友也捕手と握手(撮影・梅根麻紀)

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開幕争うソフトバンク千賀と東浜が24日OP戦登板

練習前、笑顔を見せる千賀滉大(撮影・梅根麻紀)

ソフトバンクの開幕投手を争う東浜と千賀が24日のオリックス戦にそろって登板する。

ともに宮崎滞在中では最後の登板になる見込み。初の大役を狙う東浜はブルペンで65球を投げ「内容を求める。1年間できるだけのものを作ることが大事」と話した。2年連続を目指す千賀はトレーニングで体を追い込み「自分のやりたいことをしっかりやれれば」と意気込んだ。

ブルペンに入った東浜巨は力強く投げ込む(撮影・梅根麻紀)

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広島鈴木誠也「動けていた」初盗塁で全快アピール

広島対日本ハム 4回裏広島2死一塁、盗塁を決める鈴木(撮影・黒川智章)

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

広島の鈴木誠也外野手が日本ハムとの練習試合で盗塁を決めた。先制打を放った直後の4回無死一、三塁。続く西川の初球に二盗を成功させた。

昨年11月に右足首のボルトを抜く抜釘手術を受けた影響で1次キャンプから一部別メニューを続けてきたが、対外試合3試合目で“今年初盗塁”。「自分でもびっくりするくらい動けていたので」と全快に近いことをアピールした。

広島対日本ハム 4回裏広島無死一、三塁、中前適時打を放つ鈴木(撮影・黒川智章)

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広島助っ人右腕ローレンス7失点も「ひとつの段階」

広島対日本ハム 6回から広島4番手で登板するローレンス(撮影・前田充)

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

広島のケーシー・ローレンス投手(31=マリナーズ)が来日初の対外試合登板は3回9安打7失点だった。

6回から登板し、いきなり先頭打者に三塁打を浴びると、横尾に左翼席へ運ばれた。その後も8回まで毎回安打毎回失点でデビュー登板を終えた。それでも助っ人右腕は「あまり切れがなかった。ただ、これも春先のひとつの段階」と冷静に振り返り、前を向いた。

広島対日本ハム 6回表日本ハム1死三塁、ローレンスは横尾に2点本塁打を浴びる(撮影・前田充)

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栗山監督「できていない部分が」逆転○も4失策不満

広島対日本ハム 6回に二塁打を放った清宮(右)は生還しベンチに戻るも渋い表情。左は栗山監督(撮影・黒川智章)

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

日本ハム栗山監督は逆転勝利にも反省の弁を残した。広島との練習試合は、4回に4点を先行されながら、終盤にひっくり返して9-5で勝利も、チームは4失策。「やるべきことができていない部分がたくさんある」。

詳細には触れなかったが、攻守で記録に表れないミスも含めて厳しく指摘。結果的に大勝も、開幕までにつぶすべき修正点を脳内で挙げていた。

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広島坂倉「ポスト丸」名乗り3番左翼で攻守に存在感

広島対日本ハム 4回裏広島無死二塁、右前打を放つ坂倉(撮影・黒川智章)

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

「ポスト丸」に名乗り! 広島坂倉将吾捕手(20)が23日、日本ハムとの練習試合で鈴木の先制打につながる右前打を放った。新打線で3番は空席状態。首脳陣が若き左打者たちで競わせる意向を示す中、サバイバル初戦で結果を残した。開幕まで続く3番争いに、坂倉がまずはアピールだ。

  ◇  ◇  ◇

初の大役で、坂倉はやるべきことを遂行した。4回無死二塁、ネクストサークルには主砲鈴木。「引っ張れる球を待っていた」との狙い、内角球を思い切り引っ張った。打球は一、二塁間を破り、一、三塁とチャンス拡大。4番の先制打につなげた。

「与えられたところでアピールするしかない。自分の中ではいい感じで打席に入れているし、強く振れている。とにかくアピールするしかない」

必死だった。一昨年に高卒新人野手で1軍出場も、飛躍が期待された昨年はケガもあり、つまずいた。オフにソフトバンク内川に弟子入りするなど持ち前の打力に磨きをかけた。そして今キャンプでは、東出コーチから西川、野間、安部とともに3番候補に挙げられる。

バットだけではない。本職ではない左翼の守備では4回、近藤の左翼線への打球に一直線で追い付き、強肩生かした二塁送球で打者走者を一塁に止めた。9回は左中間へのライナーをはじいたが、広瀬外野守備走塁コーチは「捕れる打球だけど、秋までの坂倉だったら届いていないかもしれない。まだ求められるものはあるけど、ある程度(外野手として)形になってきた」と目を細めた。

東出打撃コーチは今後も坂倉を3番でのテストを示唆している。チャンス拡大にも、坂倉は表情を引き締める。「試合に出たい。今はそれしかないので、アピールできたらいい。ただ、捕手としても出たい」。捕手としてのプライドをのぞかせながらも、バットで3番争いに名を刻んだ。【前原淳】

広島対日本ハム 4回裏広島無死二塁、右前打を放つ坂倉(撮影・黒川智章)
広島対日本ハム 7回表日本ハム1死一、三塁、坂倉は清宮の左飛を捕球する(撮影・前田充)

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日本ハム・ハンコック3者連続K「攻める気持ちを」

広島対日本ハム 7回から登板する日本ハム・ハンコック(撮影・前田充)

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

日本ハム新戦力のハンコックが、広島の野間、石原、小園を3者連続三振。

来日初登板となった17日阪神戦では、2連続長短打とボークで失点したが「気持ちの整理が出来た。今日は攻める気持ちを込めた。直球がすごく良かったので、スライダーとチェンジアップが生きた」と満足そう。「前回の試合と比べて向上出来た」と、手応えを口にした。

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日本ハム横尾3安打3打点 定位置取りへ「もっと」

広島対日本ハム 6回表日本ハム1死三塁、左越え2点本塁打を放つ横尾(撮影・黒川智章)

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

レギュラー取りの道は、打ちまくって切り開く。日本ハム横尾俊建内野手(25)が23日、広島との練習試合(コザしんきんスタジアム)に「5番一塁」でフル出場。

今季の実戦1号を含む5打数3安打3打点と大暴れした。「与えられたチャンスで1球1球、集中して仕留められた」と、最大の売りである打撃で首脳陣へアピールした。

待望のアーチを描いたのは、6回1死三塁の好機だった。広島ローレンスの初球、139キロのシュートをとらえて左翼席へ運んだ。「チャンスだったので打てるボールが来たら打とうと思っていた」。狙い通りの結果にも表情は引き締まったまま。7回に左前適時打、9回にも左前打を放っても浮かれない。「レギュラーをつかむには、もっとやらないといけない」。お決まりの「おにぎりポーズ」も封印した。

20日の楽天との練習試合(金武)から、3試合で11打数6安打4打点。キャンプ終盤に入り、実戦で結果も伴ってきた。「自分は自分の打撃をするだけ。周りと競争はしない」。オフは長打力アップへ取り組んでいた仲のいい石井に、惜しみなくアドバイスする姿もあった。そこに損得勘定は一切ない。ピュアな勝負師は、正々堂々と実力でポジションを勝ち取る構えだ。

横尾の本職である三塁には、層の厚い外野陣から近藤、大田、浅間が挑戦中。一塁、二塁もこなすが、最大の魅力は打撃だと自負する。「とりあえずチームで一番打ってレギュラーになる。使わざるを得ないような選手にならないと」。ここからも打ちまくって、シーズンでおにぎりを握りまくる。【木下大輔】

広島対日本ハム 6回表日本ハム1死三塁、本塁打を放ち川名コーチとタッチする横尾(撮影・黒川智章)

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日本ハム郡拓也が昇格御礼適時打&3回無失点リード

日本ハム郡拓也(2018年12月17日撮影)

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

日本ハムの3年目捕手の郡拓也が“昇格御礼打”を放った。

7回の守備から途中出場。9回2死三塁では左中間を破る適時三塁打。マスクをかぶった終盤3イニングも無失点に抑えた。帰京した2軍を離れ、このまま1軍キャンプに最後まで同行予定で「捕手としてしっかり守れて、自分の積極性も出せれば。このチャンスをつかみたい」と話した。

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巨人菅野“超速球”の片りん 浅村がすごみを証言

巨人対楽天 1回表楽天2死、菅野は浅村を遊飛に打ち取る(撮影・足立雅史)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

巨人菅野智之投手(29)が「19年版速球」の片りんを披露した。オープン戦開幕の23日、楽天戦(沖縄セルラースタジアム那覇)に先発。2回2安打2失点も、最速151キロをマークした。全41球のうち、20球を投げ込んだ直球の平均球速は148キロ。昨季の最終登板でノーヒットノーランを達成したクライマックスシリーズ(CS)ヤクルト戦より格段にスピードアップした“超速球”が武器に加わる。

  ◇  ◇  ◇

ちゅうちょはなかった。1回2死、楽天浅村への初球。菅野は初コンビの炭谷のサインにうなずくと、膝元の内角いっぱいに150キロの速球を差し込んだ。「あの打席は、ある程度狙ったところに投げられた」と昨季3割30本100打点を記録した強打者を圧倒した。最後は内角のスライダーで体勢を崩させて遊飛。打席に立った浅村の「速さも感じましたが、制球がすごかったです」という証言がすごみを物語っていた。

「直球」ではない「速球」に独特の思考を持っている。「僕の感覚としては、ストレートは『一番球速が速い変化球』だと思っている。フォーシームも、全く同じ軌道のボールはない。意図しなくても、微妙に変化はしている」。球界屈指の変化球と制球力を武器に相手打者をなぎ倒してきた。さらなるスケールアップの過程の中で、最強の球種として、頭の中には同じ軌道が2度とない「速球」がある。

今季初実戦は「ストレートを中心にこのキャンプは磨いてきたつもりなので、どこまで通用するか」とテーマを設定。2回の楽天ブラッシュには、151キロが、やや中へ高く入り、左中間席に運ばれた。「少し、意気込みすぎた。自分をコントロールできなかった」と今季初実戦マウンドで気持ちの力みが出た。それでも150キロ超えを4球も計測した。「ノーノー」を達成した、昨季CSヤクルト戦の速球の平均球速は144キロ。開幕前の現時点で、昨季からの上積みを明確な数字で示した。

あぶり出た課題は大勢に影響ない。「ちょっと体が軽すぎる部分がある。投げ込んで、もう1回体を張らして、自分の感覚を呼び戻したい」と今後の道筋を明確にした。次回登板は3月2日からのオープン戦ヤクルト2連戦(東京ドーム)が有力。「後ろ向きなことは一切ない。ただ、もう1回これを繰り返すようでは話にならない。しっかり修正します」。目線を上げて、自信と責任を入り交じらせた。【桑原幹久】

◆菅野の昨季CSヤクルト戦・速球VTR 序盤は140キロ台前半の遅い球で組み立てた。勝負どころの山田哲、バレンティンにも最速149キロだった。2戦連続で中4日での登板ということもあったが、150キロを超える直球はなかった。主に変化球をコーナーに制球。ヤクルト打線に的を絞らせず、CSでは史上初のノーヒットノーランを達成した。

巨人対楽天 2回表楽天無死、ブラッシュ(右)にソロ本塁打を浴びた菅野はうつむきボールを見つめる(撮影・垰建太)

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珍事!西武6イニング連続併殺は2リーグ制後3度

西武対ロッテ 1回表ロッテ1死一、二塁、併殺打に倒れる清田。一塁手山川(撮影・河野匠)

<練習試合:西武2-4ロッテ>◇23日◇高知春野総合運動公園野球場

少し気の早い春の珍事だった。西武が23日、高知・春野での練習試合ロッテ戦で6併殺を奪った。

立ち上がりに2失点した先発本田が、ロッテ清田を二ゴロで併殺打に仕留めて始まった。佐野、田村と続く3人で、それぞれ2個ずつ併殺を奪って6イニング連続。辻発彦監督(60)も「6回? すごいな。投手がゴロを打たせたことはいいこと」と評価した。

強風が吹く上空の影響を受けることなく、黒土の上を打球が転がった。2番手佐野はコースで打ち取る。「ゴロになるゾーンを意識して投げた。低めやインコース」。5回から登板した田村は、新球シュートがさえ「秋から取り組んできたボールでゲッツーをとれた。うまく芯をずらせたことは自信になる」。中村奨を遊ゴロ、田村を三ゴロに引っかけさせた。

ピンチを背負い奮闘する投手陣を、鉄壁内野陣が後方支援した。先発は二塁外崎、三塁中村、遊撃源田。6回から二塁に新人の山野辺翔(24=三菱自動車岡崎)三塁に佐藤龍世(22=富士大)遊撃に山田が入っても崩れない。公式戦で6イニング連続併殺は、2リーグ制後3度しかない珍事。同監督は「打たれるのは仕方がない。大量失点にならないように、低めに投げてゴロを打たせれば、あれだけの併殺が生まれる」と振り返った。【栗田成芳】

西武対ロッテ 試合後のミーティングで険しい表情を見せる西武辻監督(後方)(撮影・河野匠)

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ロッテ藤原スーパー補殺!緩慢動きで山川走らせ刺す

西武対ロッテ 3回裏西武2死一、二塁、森の中前適時打で三塁に向かった一塁走者の山川を刺す藤原(撮影・河野匠)

<練習試合:西武2-4ロッテ>◇23日◇高知春野総合運動公園野球場

狩人のように刺した。ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が23日、高知・春野で行われた西武との練習試合に「2番中堅」で先発出場。

2点リードの3回2死一、二塁の守備で、中堅から三塁へレーザービームを繰り出した。制球力の備わった強肩に、一塁走者の山川を三塁まで走らせる頭脳プレーをミックスし反撃の芽を摘んだ。打撃でも1打数1安打2四球と3打席全出塁。本格化する外野手争いで強烈な印象を残した。

  ◇  ◇  ◇

したたかにワナを仕掛けた。中堅を守る藤原は、一塁走者山川の呼吸を探った。3回2死一、二塁。打者森の打球は投手の足元を抜けて二遊間を破ると、中途半端な勢いで中前へと転がってきた。「走ってくれるといいなぁ」。回り込むように打球への走路を取ると猛チャージをかけず、あえて速度を緩めた。山川は巨体を揺らし、二塁を蹴ろうとしていた。「ゆっくり走れば、いけるかな」。標的に緩慢な動きを見せ、三塁へと向かわせた。

誘い出すと、あとは仕留めるだけだった。ボールを握るや、ステップを踏んで思い切り左腕を振り抜いた。鋭い送球はワンバウンドで三塁手のミットに収まり、タッチアウト。悔しさをにじませて立ちつくす山川を、射抜いた。「(走者を)見ながら追いかけて、いけるかなと思ったんです」。エサをまき、走らせ、刺す。狩りのような守備で、反撃を1点に抑えこんだ。

サバイバルで生き残る武器を示した。新人離れした守備に「中学時代からああいうことはやっていたんで」と野球偏差値の高さをにじませた。今回の高知遠征では清田、鈴木が合流。25日からの宮崎遠征では角中や荻野も合流する見込みで、外野手争いは厳しくなる。「より一層、層が厚くなってきた。しっかりやらないといけない」と受け止め「打てない時に、守備や走塁をしっかりやれば生き残れるかなと思います」とストロングポイントをかみしめた。

たくましい姿に井口監督の言葉もはずんだ。守備だけでなく、第1、2打席と連続で四球を選び、第3打席では西武田村の代わりばなの初球を逃さず右前打。1回にはスタートよくランエンドヒットを完成させ、先制ホームを踏んだ。思い切りのいいプレーに「いい刺激を受けて、日に日に成長している。積極的に走ろうという姿もあるし、どこまで食い込んできてくれるか」と期待を込めた。

証明した走攻守のポテンシャル。熱を帯びていく定位置争いで、3球団競合のドラ1が開幕1軍の座を仕留める。【島根純】

◆ロッテの定位置争い

外野は角中、荻野はほぼ当確ランプがともる。残り1枠を岡、菅野、加藤、清田、そして藤原が争う激戦。内野も各ポジションで競争がある。三塁は日本ハムから移籍のレアードが有力。昨季、同ポジションで全試合に出場した鈴木も定位置を譲る気はない。安田は、課題の確実性を上げることが不可欠になりそう。遊撃は、昨年全試合出場した藤岡が右膝を痛めて2軍調整中。平沢は打撃と守備の両面での成長が望まれる。

西武対ロッテ 3回裏西武2死一、二塁、森の中前適時打で三塁に向かった一塁走者の山川を刺した藤原(左)は鈴木(手前)らナインに迎えられる(撮影・河野匠)

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日本ハム有原3回無安打手応え 開幕へ細部の詰めへ

広島対日本ハム 広島戦に先発する日本ハム有原(撮影・前田充)

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

日本ハム有原航平投手(26)が先発し、主力を並べた広島打線を相手に3回無安打無失点と盤石な調整ぶりを示した。「前回より確実にいい状態になっている」。1回1安打(1本塁打)1失点だった17日阪神戦に続く2度目の実戦マウンドは、開幕へ向けて手応えを深めるものだった。

初回は先頭打者の田中を失策で出塁させたが、2番菊地は見逃し三振、3番坂倉は遊ゴロ、4番鈴木は左飛に抑えた。

2回は5番西川を二ゴロ、6番長野には、ボール球となったがこの日の最速151キロもマークして最後は二ゴロ。7番メヒアは三ゴロで3者凡退。

3回は8番野間を二飛、9番会沢を二ゴロ、1番田中を空振り三振に仕留めた。

3回で投げた球数は29。直球の力強さは、カットボールやツーシーム、フォークなどの変化球も、より効果的にさせていた。「投げたいボールが投げられた。まだ低めに投げられていない部分もあるけど、コースはある程度投げられた」。ストライクゾーンの中で勝負しても打ち損じを誘発できる。カウントが整えば三振も奪える。14年ドラフトで4球団が競合したポテンシャルの高さは、やはり別格だ。

反省点として挙げたのは、初回1死一塁で3番坂倉を迎えた場面だった。カウント2-1からの4球目、144キロのツーシームを引っかけさせて二ゴロに抑えたが、一塁走者の田中がスタートを切っていたため併殺打にはならなかった。「あのボールを、もっと早く投げられていたら」。初球から2球連続でボール球となり、カウントを悪くした。ストライクゾーンで勝負せざるを得ない=ランエンドヒットを仕掛けやすい状況を作ったことが反省点だ。

投げているボールが申し分ないからこそ、ここからは細かい部分を詰めていく作業に入る。昨季は右肩痛で出遅れたが、今季は順調に調整が進んでいる。【木下大輔】

広島対日本ハム 1回裏広島2死一塁、鈴木を左飛に抑える有原(撮影・黒川智章)

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広島メヒア弾「いいアピールに」安部、堂林と三塁争い

広島対日本ハム 4回裏広島2死二塁、左越え2点本塁打を放つメヒア(撮影・黒川智章)

<練習試合:広島-日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

「7番三塁」で先発出場の広島メヒア内野手が左中間に豪快弾をたたき込み、三塁争いに参戦だ。

三塁守備に不安を残し、昨季1軍での守備は一塁のみだった。久しぶりの三塁での先発で、対外試合2本目の本塁打。三塁最有力の安部はインフルエンザから復帰したばかりで、堂林は実戦で結果を残せていない。

「いいアピールになった。三塁で勝負したい」。ライバルが出遅れる中、好印象を残した。

広島対日本ハム 4回裏広島2死二塁、左越え2点本塁打を放ちナインに出迎えられるメヒア(中央)(撮影・黒川智章)

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ソフトバンク上林が全体練習復帰「体のキレがない」

1軍練習に合流しフリー打撃で快音を響かせる上林誠知(撮影・栗木一考)

右臀部(でんぶ)付近の張りで別メニュー調整が続いていたソフトバンク上林誠知外野手が全体練習に復帰した。

守備練習やフリー打撃などフルメニューをこなし、「外でできたので良かった。怖さはありましたが、大丈夫。体のキレがないですね」と話した。24日のオリックス戦にも出場し、1~2打席に立つ予定だ。

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巨人炭谷、菅野と初バッテリーで実戦から収穫も

巨人対楽天 2回表楽天2死一、二塁、菅野(左)はマウンドに駆け寄った炭谷に声をかけられる(撮影・山崎安昭)

<オープン戦:巨人3-6楽天>◇23日◇沖縄セルラー那覇

西武からFA加入した巨人炭谷銀仁朗捕手が、菅野との初バッテリーで手応えを示した。

2回までだったが「少ないイニングの中でやりたいことはできました。智之でも、シュート回転すればつかまることが確認できた。抑えてばかりじゃ、ピンチの時にどうやっていいか分からない。いいことばかりじゃいけない」と実戦から得た収穫を口にした。

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新顔通信、広島・中日・阪神キャンプ企画特集まとめ

プロ野球12球団は、宮崎や沖縄などでキャンプインした。中日根尾や日本ハム吉田輝星ら昨夏甲子園を沸かせたルーキーに、巨人丸や楽天浅村ら移籍選手の新しい船出など話題満載の春。各クールごとに目立った新加入選手をピックアップする「新顔通信」、球団別では広島の強さを数値化した「カープ観測」、中日の注目ルーキー根尾を毎日をお届けする「根尾日記」、阪神注目選手の熱き思いに迫る「オレがヤル」、選手や監督のある1日に焦点を絞った「密着」のキャンプ企画を特集します。

キャンプ初日に松坂(手前)にあいさつする根尾(奥)(2019年2月1日)

新顔通信

広島 カープ観測

中日 根尾日記

中日 おっさん記者伊東が聞く

阪神 オレがヤル

阪神 密着

キャンプ初日、笑顔で練習を見る矢野監督(2019年2月1日)

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日本ハム王柏融が7連続安打「練習試合に過ぎない」

広島対日本ハム 6回表日本ハム無死、右中間に三塁打を放つ王柏融(撮影・黒川智章)

<練習試合:広島5-9日本ハム>◇23日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

日本ハム王柏融外野手がキャンプ中の実戦での連続安打を「7」に伸ばした。広島戦では、初回に二塁への内野安打、6回に右翼線への三塁打と2安打。

出場7試合で16打数10安打、打率6割2分5厘も「1つの練習試合に過ぎない。開幕に合わせて調子を持っていければ」と冷静だった。

広島対日本ハム 6回表日本ハム無死、右中間へ三塁打を放ち三塁へ滑り込む王(撮影・前田充)

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中日伊東ヘッド 先発加藤のリード面に辛口コメント

中日対DeNA 4回表DeNA無死一塁、加藤は大和の二盗を阻止する(撮影・前岡正明)

<オープン戦:中日4-8DeNA>◇23日◇沖縄・北谷

中日5年目の加藤匠馬捕手がオープン戦初戦でスタメンマスクを被った。

初回、4回に自慢の強肩で二盗を阻止。5回には中前タイムリーを放ち、攻守でアピールした。「いいところもあったけど、チームが勝てなかった。悔しい」とリード面で貢献できなかったことを反省。

伊東ヘッドコーチは「点の取られ方が悪い。今のうちにミスして、次戦で修正力を見ていきたい」と辛口コメントを残した。

中日対DeNA 4回、ベンチで加藤(左)と話す与田監督(撮影・前岡正明)

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阪神マルテ応援歌お披露目にニッコリ「好きです」

ヤクルト対阪神 1回表阪神2死、中飛に打ち取られ、筒井コーチ(右)に向けて苦笑いするマルテ(撮影・狩俣裕三)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

新外国人マルテ、ナバーロ、糸原健斗、陽川尚将の阪神4選手の応援歌が新しく作られた。

23日にお披露目となり、浦添では新曲のラッパ音が響いた。マルテは安打こそ出なかったが「(応援歌は)良かったです。好きです」とニッコリ。音楽に気分を乗せて打席で結果を残していく。

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