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秋季高校野球大会ニュース

広陵が春の聖地へ 昨秋の神宮大会での負けを忘れず

広陵が春の聖地へ 昨秋の神宮大会での負けを忘れず

グラウンドのスコアボードには神宮大会で星稜に敗れた時のスコアが掲げられていた(撮影・上山淳一)

第91回センバツ高校野球の選考委員会が25日に行われ、昨年の秋季中国大会を制した広陵(広島)が6年ぶり24度目のセンバツ出場を決めた。中井哲之監督(56)は「すごくうれしいです」と喜びを口にしながら、グラウンド後方のスコアボードを向き、表情を引き締めた。

「昨年の神宮大会であまりにもみじめな負け方をした。ああやって目に焼き付けてきつい練習をしてきた」

昨秋の神宮大会1回戦。今秋ドラフト注目の奥川恭伸投手(2年)擁する星稜(石川)に0-9の7回コールドで力負け。新チーム初黒星は、完敗だった。あの日から広陵グラウンドのスコアボードは、その試合のスコアが表示されている。

4番の中村楓大内野手(2年)は中国大会で14打点(13試合)を挙げたが、神宮大会の星稜戦では3打数無安打。「1スイングで決められなかった。ミスショットせずに一発で仕留めないといけない。奥川は他の投手とは違った」。チームとして体重3キロ増、太もも3センチ増を目標に掲げ、中村も打撃の土台となる下半身強化に努める。星稜との再戦に「打つ自信はあります」と闘志をみなぎらせる。鍛錬の冬を越えて、春の聖地でたくましくなった姿を見せつける。【前原淳】

広陵ナインはセンバツ出場を決め中井哲之監督を胴上げして喜ぶ(撮影・上山淳一)

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広陵がセンバツ切符 4番中村は星稜・奥川撃ち宣言

広陵ナインはセンバツ出場を決め笑顔でガッツポーズ(撮影・上山淳一)

第91回センバツ高校野球の選考委員会が25日に行われ、昨年の秋季中国大会を制した広陵(広島)が6年ぶり24回目の出場を決めた。

待ちわびた吉報に中井哲之監督(56)は「すごくうれしいです」と喜びを口にした。グラウンド後方のスコアボードを向き、表情を引き締めた。「ただ、昨年の神宮大会であまりにもみじめな負け方をした。ああやって目に焼き付けてきつい練習をしてきた」。新チームとなって無敗のまま臨んだ昨秋の神宮大会1回戦で、今秋ドラフト注目の奥川恭伸投手(2年)擁する星稜(石川)に0-9の7回コールドで力負け。完敗だった。あの日から広陵グラウンドのスコアボードは、あの試合のスコアが表示されている。

4番の中村楓大内野手(2年)もあの敗戦を胸に汗を流している。中国大会で14打点(13試合)を挙げながら、神宮大会星稜戦では3打数無安打。「ワンスイングで決められなかった。ミスショットせずに1発で仕留めないといけない。奥川は他の投手とは違った」。衝撃と悔しさが糧となっている。チームとして体重3キロ増、太もも3センチ増を目標に掲げ、松本も打撃の土台となる下半身強化に努める。今春、星稜との再戦の可能性もあるが「打つ自信はあります」と奥川撃ちを力強く宣言。鍛錬の冬を越えて、春の聖地でたくましくなった姿を見せつける。

広陵ナインはセンバツ出場を決め帽子を高々飛ばして大喜び(撮影・上山淳一)
広陵ナインはセンバツ出場を決め中井哲之監督を胴上げして喜ぶ(撮影・上山淳一)
広陵のグランドのスコアボードには神宮大会で星稜に敗れた時のスコアが掲げられていた(撮影・上山淳一)

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大阪桐蔭落選!関東6枠に横浜/センバツ32校一覧

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われ、出場32校が決定した。21世紀枠には、石岡一(関東・茨城)、富岡西(四国・徳島)、熊本西(九州・熊本)の3校。

最速153キロ左腕の及川雅貴投手(2年)を擁する横浜は、昨秋の神奈川大会で優勝。関東大会では2回戦で春日部共栄(埼玉)に7回コールド負けを喫したが、激戦の「関東・東京」6枠目に入った。史上初のセンバツ3連覇と春、夏、春の甲子園3連覇を目指した大阪桐蔭は無念の落選。昨秋の近畿大会はベスト8どまり。近畿6枠をめぐる争いで、条件的にはボーダーライン上だった。甲子園出場を逃すのは16年夏以来、5季ぶり。

21世紀枠=3校

◆石岡一(茨城=初)

東京から特急で約1時間、茨城・石岡市にある県立高校。1910年(明43)に「新治郡立農学校」として創立し、野球部も4年後に創部した。全日制3科に加えて、定時制も備え、全校で1000人近い生徒が学ぶ。野球部は49人(うち女子マネジャー3人)

21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場が決まり喜びを爆発させる石岡一ナイン(撮影・足立雅史)

◆富岡西(徳島=初)

1896年 徳島県尋常中学校第二分校として開校した県立校。校訓は「質実剛健」。校風は「文武両道」。野球部は1900年創部。今年で創部120年目を迎え徳島県内では2番目に古い野球部。部員数41人(うちマネジャー8人)。剣道部、新体操部も強豪。主なOBに内閣官房長官などを歴任した後藤田正晴氏(故人)ら。所在地は徳島県阿南市富岡町小山18の3

春夏通じて初の甲子園出場に喜びを爆発させる富岡西ナイン

◆熊本西(熊本=初)

1974年創立の県立校。普通科、普通科体育コース、理数科があり全校生徒1038人(女子467人)。なぎなた部、ラグビー部も強豪。野球部は76年創部。甲子園は85年夏に1度出場し1勝を挙げた。部員数40人。所在地は熊本市西区城山大塘5の5の15

センバツ出場を決め、ガッツポーズで喜ぶ熊本西の選手たち(撮影・菊川光一)

北海道=2校(神宮大会1枠含む)※補欠校=駒大苫小牧、釧路湖陵

◆札幌大谷(初)

1906年(明39)4月、私立北海女学校として創立。48年に中学校を開設し、現校名となった。野球部は女子校から男女共学になった09年に創部。ほかの運動部では男子サッカー、女子バレーボール、卓球、フェンシングなどが全国レベル。主な卒業生は里田まい(タレント)藤本那菜(女子アイスホッケー日本代表)ら。所在地は札幌市東区北16東9。種市政己校長

選抜出場を決め、笑顔で帽子を投げる札幌大谷ナイン(撮影・佐藤翔太)

◆札幌第一(2年ぶり3度目)

1958年(昭33)創立。男女共学の私立校。創立と同時に創部された野球部は甲子園に春3度目、夏3度出場。進学率99%を誇り、バドミントンなどスポーツも盛ん。主な卒業生に16年リオ五輪で日本選手団旗手を務めた陸上男子10種競技代表の右代啓祐らがいる。所在地は札幌市豊平区月寒西1の9の10の15。浜館宏樹校長

神宮大会枠でのセンバツ出場が決まり、雪の中で雄たけびを上げる札幌第一の選手たち(撮影・永野高輔)

東北=2校 ※補欠校=花巻東、仙台育英

◆八戸学院光星(3年ぶり10度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は学校創立と同時に創部された。甲子園出場は春10度目、夏9度。11年夏から甲子園3季連続準優勝。主なOBは巨人坂本勇人、ロッテ田村龍弘、阪神北條史也ら。所在地は青森県八戸市湊高台6の14の5。小野崎龍一校長

3年ぶり10度目の選抜大会出場が決まり帽子を投げて喜ぶ八戸学院光星の選手たち(撮影・野上伸悟)

◆盛岡大付(2年ぶり5度目)

1958年(昭33)生活学園高校として創立の私立校。63年に女子校から共学。90年から現校名。野球部は80年創部。甲子園出場は春5度目、夏は10度目。OBにソフトバンク松本裕樹ら。岩手県盛岡市厨川5の4の1。赤坂昌吉校長

ガッツポーズでセンバツ出場を喜ぶ盛岡大付ナイン

関東・東京=6校 ※補欠校=関東:佐野日大、前橋育英、東京:東海大菅生

◆桐蔭学園(神奈川=16年ぶり6度目)

1964年(昭39)に男子校として創立し、81年女子部設立。甲子園出場は春6度目、夏6度。初出場の71年夏に全国制覇した。主なOBに元巨人高橋由伸氏、ロッテ鈴木大地、俳優織田裕二、タレント西川史子、デーモン小暮閣下ら。所在地は横浜市青葉区鉄町1614。岡田直哉校長

センバツ出場が決まり喜びを爆発させる桐蔭学園の選手たち(撮影・垰建太)

◆春日部共栄(埼玉=22年ぶり3度目)

1980年(昭55)に創立された男女共学の私立校。野球部も同年創部。甲子園出場は春3度目、夏5度。主なOBは元ロッテ小林宏之氏、日本ハム中村勝ら。所在地は春日部市上大増新田213。宇野禎弘校長

センバツ出場を決め、円陣を組んで雄たけびを上げる春日部共栄の選手たち(撮影・林敏行)

◆山梨学院(山梨=5年ぶり3度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は57年創部。甲子園出場は春3度目、夏8度。主なOBは巨人松本哲也コーチ、ソフトバンク明石健志ら。所在地は甲府市酒折3の3の1

センバツ出場が決まり気合の入る山梨学院ナイン(撮影・滝沢徹郎)

◆習志野(千葉=10年ぶり4度目)

1957年(昭32)創立の市立校。野球部も同年創部した。甲子園出場は春4度目、夏8度。67年、75年に全国制覇している。OBは元阪神掛布雅之氏、ヤクルト小川淳司監督、ロッテ福浦和也ら。所在地は習志野市東習志野1の2の1

10年ぶり4回目のセンバツを決め、OBのロッテ福浦和也のポーズを決める習志野の選手たち(撮影・狩俣裕三)

◆横浜(神奈川=5年ぶり16度目)

1942年(昭17)創立の私立男子校。野球部は45年創部。甲子園は春16度目、夏は18度の出場。98年に史上5校目の春夏連覇を達成。所在地は横浜市金沢区能見台通46の1。葛蔵造校長

センバツ切符を手に入れて気合が入る及川(中央左)ら横浜の選手たち(撮影・山崎安昭)

◆国士舘(東京=10年ぶり9度目)

1917年(大6)創立の私立校。野球部は46年創部。甲子園出場は春9度目、夏1度。他に柔道、剣道、サッカー部などが有名。主なOBに巨人笠井駿、アテネ五輪柔道金メダリストの鈴木桂治ら。所在地は世田谷区若林4の32の1

センバツ出場が決まり国士舘ナインから胴上げされる永田監督(撮影・江口和貴)

東海=2校 ※補欠校=中京学院大中京、中京大中京

◆東邦(愛知=2年連続30度目)

1923年(大12)東邦商業学校として創立した私立校。48年、現校名に。野球部は30年創部。甲子園は春が30度目。夏は17度出場。34、39、41、89年春に優勝。主なOBに中日藤嶋健人、DeNA関根大気ら。名古屋市名東区平和が丘3の11

選抜高校野球の出場が決まり石川主将(中央)を中心に喜ぶ東邦ナイン(撮影・前岡正明)

◆津田学園(三重=17年ぶり3度目)

1987年(昭62)に創立の私立校。野球部は91年創部。甲子園は春3度目、夏1度出場。主なOBは阪神桑原謙太朗、楽天出口匠。所在地は桑名市野田5の3の12。山川政美校長

北信越=2校 ※補欠校=上田西、東海大諏訪

◆星稜(石川=2年連続13度目)

1962年(昭37)「実践第二高等学校」として創立された私立校。63年から現校名。甲子園は春が13度目、夏は19度出場。79年夏の3回戦で箕島と延長18回の死闘を演じた。95年夏に準優勝。主なOBは元ヤンキースで野球殿堂入りを果たした松井秀喜、サッカー本田圭佑ら。所在地は石川県金沢市小坂町南206

センバツ出場を決め喜ぶ星稜ナイン(撮影・奥田泰也)

◆啓新(福井=初)

1937年(昭2)創立の福井精華女子学園が母体。62年に福井女子高等学校として開校の私立校。98年に現校名となり、男女共学となった。普通科、情報商業科、調理科などを置く。野球部は12年創部。主なOBは牧丈一郎(阪神)。所在地は福井県福井市文京4の15の1。荻原昭人校長

近畿=6校 ※補欠校=大阪桐蔭、報徳学園

◆龍谷大平安(京都=3年ぶり41度目)

1876年(明9)に「金亀教校」として創立された私立校。08年から現校名。野球部は1908年(明41)創部。甲子園は春は41度目、夏は34度出場。夏は3度、春は1度優勝。主なOBは元広島衣笠祥雄氏、元阪神桧山進次郎氏ら。所在地は京都市下京区御器屋町30。関目六左衛門校長

センバツ出場が決まり、ガッツポーズで喜ぶ龍谷大平安ナイン(撮影・前田充)

◆明石商(兵庫=3年ぶり2度目)

1953年(昭28)に市立校として創立。野球部も創立と同時に創部された。甲子園出場は夏1度、春は2度目の出場。主な卒業生は車いすテニスの上地結衣。所在地は明石市魚住町長坂寺1250。楠田俊夫校長

2度目のセンバツ出場を喜び合う明石商ナイン(撮影・渦原淳)

◆履正社(大阪=2年ぶり8度目)

1922年(大11)に大阪福島商業学校として創立した私立校。83年から現校名。野球部は開校と同じ22年創部。甲子園出場は春8度目、夏3度。主なOBはオリックスT-岡田、ヤクルト山田哲人ら。所在地は大阪府豊中市長興寺南4の3の19。小森重喜校長。野球以外のOBに漫才師のおぼん・こぼんら

センバツ出場を決め岡田監督を胴上げして笑顔を見せる履正社ナイン(撮影・加藤哉)

◆智弁和歌山(和歌山=2年連続13度目)

1978年(昭53)創立の私立校。野球部は79年創部。甲子園出場は春が13度目、夏は23度出場。優勝は春1回、夏2回。主なOBに元ヤクルト武内晋一氏、日本ハム西川遥輝ら。所在地は和歌山市冬野2066の1

春のセンバツ出場が決定し、中谷仁監督(前列左から6人目)を中心に歓喜のガッツポーズする智弁和歌山ナイン(撮影・白石智彦)

◆福知山成美(京都=5年ぶり3度目)

1871年(明4)創立の私立校。00年に福知山商から現校名に変更。普通科の3コースと商業科の1コースがある。野球部は23年創部。甲子園は春3度目、夏4度。主なOBは元オリックス横山徹也氏、元ヤクルト大原秉秀氏。所在地は福知山市字堀3471の1。足立透校長

センバツ出場の吉報を受け大喜びの福知山成美の選手たち

◆市和歌山(和歌山=3年ぶり6度目)

1951年(昭26)市立和歌山商として創立。09年普通科設置で現校名。総合ビジネス科、デザイン表現科、普通科の3学科。野球部は57年創部。甲子園は春6度目、夏5度。主なOBに阪神藤田平元監督ら。和歌山市六十谷45。勝本泰弘校長

3年ぶりのセンバツ出場を決め、持ち上げられる市和歌山の米田航輝主将(撮影・松本航)

中国=3校 ※補欠校=創志学園、関西

◆広陵(広島=6年ぶり24度目)

1896年(明29)設立。野球部は1911年創部。甲子園出場は春は24度目、夏23度。夏は準優勝4度、春は優勝3度、準優勝3度。主なOBは阪神金本知憲元監督、広島野村祐輔ら。所在地は広島市安佐南区伴東3の14の1。国貞和彦校長

広陵ナインはセンバツ出場を決め帽子を高々飛ばして大喜び(撮影・上山淳一)

◆米子東(鳥取=23年ぶり9度目)

1899年(明32)に鳥取県第二中学校として創立した県立校。1949年(昭24)に現校名に変更。硬式野球部は1900年(明33)に誕生し、甲子園出場は春9度目、夏13度。60年春に準優勝している。主なOBは元西武野口裕美氏、元日テレアナの上田まりえら。所在地は米子市勝田町1番地。田中宏校長

◆呉(広島=2年ぶり2度目)

前身は1959年(昭34)に家庭科専門高等学校として呉市が設立した広島県呉豊栄高等学校。98年に共学化され現校名となった。野球部は07年創部。甲子園出場は春2度目、夏はなし。所在地は広島県呉市阿賀中央5の13の56。西山光人校長

四国=2校 ※補欠校=高知商、明徳義塾

◆高松商(香川=3年ぶり27度目)

1900年(明33)創立の市立校。野球部は1909年創部。甲子園出場は春27度目、夏19度。春夏合わせて4度の優勝を誇る古豪。前回出場の16年春は準優勝。主なOBは巨人水原茂元監督、元阪急島谷金二氏、ロッテ松永昂大ら。所在地は高松市松島町1の18の54

◆松山聖陵(愛媛=2年連続2度目)

1961年(昭36)に男子校として創立した私立校。08年から共学。野球部は70年創部。甲子園は16年夏に初出場(初戦敗退)。主なOBに広島アドゥワ誠、俳優藤岡弘、、お笑いコンビのデンジャラスのノッチら。所在地は愛媛県松山市久万ノ台1112

九州=4校 ※補欠校=興南、小林西

◆筑陽学園(福岡=初)

1923年(大12)創立の私立校。甲子園出場は夏1度。主なOBは広島長野久義、阪神谷川昌希ら。福岡県太宰府市朱雀5の6の1。新田光之助校長

春のセンバツ初出場の連絡を受け、喜びを爆発させる筑陽学園ナイン(撮影・今浪浩三)

◆明豊(大分=10年ぶり3度目)

1999年(平11)に別府大付と明星の学校法人合併で発足した男女共学の私立校。野球部創部は別府大付時の52年。甲子園は春は3度目、夏6度の出場。主なOBに元阪神城島健司、ソフトバンク今宮健太ら。所在地は大分県別府市野口原3088。小野二生(つぎお)校長

出場が決まり、ガッツポーズの明豊ナイン

◆大分(大分=初)

1952年(昭27)創立の私立校。普通科、自動車工業科、商業科がある。野球部も同年創部。甲子園出場は夏2度。主なOBはオリックス佐野皓大、女優財前直見ら。所在地は大分市明野高尾1の6の1。小山康直校長

吉報に駆けだした大分ナイン(撮影・梅根麻紀)

◆日章学園(宮崎=初)

1950年(昭25)に創立された男女共学の私立校。甲子園出場は夏1度、春は初。主なOBはボクシング元世界王者戸高秀樹、プロゴルファー香妻琴乃ら。所在地は宮崎県宮崎市広原836

出場を決め、喜ぶ日章学園ナイン(撮影・栗木一考)

★センバツ特別枠

◆21世紀枠 01年導入。推薦校は原則、秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟129校以上はベスト32以上)から選出。練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球の実力以外の要素も選考条件に加える。07年まで2校、08年から3校を選出(85回大会の13年は4校)。東日本、西日本から1校ずつ、残り1校は地域を限定せずに選ぶ。

◆神宮大会枠 03年導入。明治神宮大会優勝校が所属する地区に出場枠1を割り当てる。今回は札幌大谷が優勝し、北海道地区に1枠をもたらした。

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八戸学院光星「4度目の正直」東北勢初の全国V挑む

3年ぶり10度目の選抜大会出場が決まり帽子を投げて喜ぶ八戸学院光星の選手たち(撮影・野上伸悟)

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内で開かれ、東北勢からは2校が選ばれた。

秋季東北大会優勝の八戸学院光星(青森)は3年ぶり10度目の出場を決めた。12年に準優勝に輝いた名門は、平成最後の大会で悲願の日本一を目指す。東北大会準Vの盛岡大付(岩手)も、2年ぶり5度目の出場を決めた。東北大会2勝を挙げ4強入りを果たし、21世紀枠に推薦されていた古川(宮城)は無念の落選となった。組み合わせ抽選会は3月15日に大阪市内で行われる。

   ◇   ◇   ◇

機は熟した。過去、3季連続甲子園準優勝経験のある八戸学院光星が「4度目の正直」で東北勢初の全国制覇に挑む。選抜出場が決まると仲井宗基監督(48)は「日本一になる難しさを痛感してきただけに、今までは簡単に言ってはいけないと思ってきた。でも今年は違う。あえて私から優勝を目指すと言った」と並々ならぬ決意を口にした。

東北大会準決勝終了後に「甲子園に行くだけじゃない。優勝するんだ。その可能性がお前たちにはある」と声をかけた。武岡龍世主将(2年)は「聞いた時はびっくりしました。でも意識が変わりました」。昨秋の神宮大会では1回戦で東邦(愛知)を撃破。2回戦こそ高松商(香川)に敗れたが、初戦突破は阪神北條史也(24)、ロッテ田村龍弘(24)らを擁し優勝した2011年以来。昨夏の甲子園経験者8人が残り、投手もタイプの違う4人がそろうなど、「今年こそは」の手応えを感じている。

仲井監督は昨年、U-18日本代表のヘッドコーチとして吉田輝星(日本ハム)、根尾昂(中日)、小園海斗(広島)、藤原恭大(ロッテ)らタレント軍団と接した。「技術とか、やっている野球は大差がなかった。むしろ我々の方が高いレベルでできている部分もあった」と自信を深めた。一方で「とにかく体が違った」とフィジカル面の差を痛感。ウエートトレーニングの強化と並行し、間食を増やすことで武岡主将も70キロから80キロに体重が増えるなどパワーアップした。投手陣には選抜までに球速10キロアップを課した。これまで特別メニューを設けなかったが、金足農・吉田を指導した八戸学院大・正村公弘監督に指導を頼むなどレベルアップに励んできた。

サッカーで日本一に輝いた青森山田・黒田剛監督(48)とは食事にも行く仲。「雪国という厳しい環境にいるからこそできることがある。本当に刺激をうけています」と話す、桜宮高、東北福祉大で2学年先輩だった阪神矢野燿大監督(50)の激励会には「先輩に負けないようウチも日本一を目指します」とビデオメッセージを送った。本番まで約2カ月。東北にとって悲願の日本一を目指し、着実に歩を進める。【野上伸悟】

3年ぶり10度目の選抜大会出場が決まり盛り上がる八戸学院光星の選手たち(撮影・野上伸悟)

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盛岡大付「甲子園でも通用する体に」6食でパワー↑

帽子を飛ばしてセンバツ出場を喜ぶ盛岡大付ナイン

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内で開かれ、東北勢からは2校が選ばれた。秋季東北大会準優勝の盛岡大付(岩手)は2年ぶり5度目の出場を決めた。評判の強打線は、1日6食の食トレでさらにパワーアップ。2年前の8強を超える成績に、期待がかかる。東北大会を制した八戸学院光星(青森)も、3年ぶり10度目の出場を決めた。組み合わせ抽選会は3月15日に大阪市内で行われる。

   ◇   ◇   ◇

午後3時7分、校長室の電話が鳴った。そのとき盛岡大付ナインは、約4キロ離れた専用グラウンドで打撃練習に汗を流していた。関口清治監督(41)も「打撃を前面に出して、2年前の先輩を超えられたら」と勝負手に描く、打のチーム。長靴を履いて一面の銀世界で打ち込み、同40分過ぎ、関口監督からセンバツ出場の報告を聞いた。

昨秋は公式戦12試合で91点。今秋ドラフトの超目玉右腕、大船渡・佐々木朗希投手(2年)から7点奪って打ち崩すなど、1試合平均7・6点の強力打線で東北大会決勝まで勝ち上がった。だが平均的に線が細く、秋以降は肉体改造の一環として初めて「食トレ」に着手。1日3度の食事と、さらに3度の「間食」に努めた。関口監督の妻由可里さん(41)も1歳の三男をあやしながら調理場に入り、献立作りをサポート。エース左腕・阿部秀俊(2年)は「暇があれば、食べてました」と、体重は57キロから6キロ増に成功。「力を入れなくても、球がスッと伸びていく」と球威が磨かれた。関口監督は「甲子園球場に似合う体形に近づいてきた」と効果を実感した。

チームワークにも自信を持つ。現2年生から初めて、全員が野球部員だけの1クラスができた。関口監督は「学校から寮まで常に一緒で、お互いを分かり合える。一方で授業から集中を求められ、気が抜けない。ごまかしも利かない」。テストの平均点が学年トップになる相乗効果と、野球にも通じる連帯感が強まった。

2年前も打のチームを掲げて、春夏ともに甲子園8強入り。今年はまだ少ない方でも現在、グラウンドは10センチ弱の雪に覆われる。室内練習場がないため伝統的に外で打ち込むが、大船渡・佐々木攻略にも一役買った160キロ設定の打撃マシンも雪が多いと使えない。そのためセンバツ出場を見据え、まず27日から4泊の群馬合宿で1次のメンバー選考を行う。3月3日からは沖縄合宿、鹿児島と宮崎で実戦を積み、開幕直前は智弁学園、天理(ともに奈良)など甲子園常連校との練習試合で勝負勘を養う。主将の及川温大(あつひろ)内野手(2年)は「甲子園でも通用する体に仕上げて、『盛付』らしく、打撃で打ち勝つ野球をしたい」とまずは、関口監督に区切りの甲子園10勝目をプレゼントする。【中島正好】

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“平成最後の怪物”横浜・及川「てっぺんを目指す」

センバツ切符を手に入れた横浜・及川は松坂大輔のモニュメントを背に笑顔を見せる(撮影・山崎安昭)

「平成最後の怪物」に化ける。第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日に行われ、出場32校が決定した。「関東・東京」では横浜(神奈川)が大逆転で5年ぶり16度目の出場。昨秋の関東大会2回戦で春日部共栄(埼玉)にコールド負けを喫したが、最速153キロ左腕・及川(およかわ)雅貴投手(2年)の活躍が評価されて出場6枠目をもぎ取った。「高校四天王」と評されるドラフト上位候補が「松坂・菊池級」の活躍で一気に芽吹く。

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怪物の卵には匂い立つ雰囲気があった。大逆転での選出にも及川に浮かれる表情はなし。「選ばれたからには優勝、てっぺんを目指したい」。183センチ、73キロ。スラリと伸びた長い手足をそろえ、堂々と言った。

見たいと思わせる魅力がある。最速153キロ。「横浜に入った時は他の球種も投げていたけど、投げ分けが出来ないので質を高めようと思った」と球種は直球とスライダーのみ。それでも公式戦、練習試合を合わせた16試合87回2/3で防御率1・64、奪三振率13・25と圧倒的だ。春日部共栄にコールド負けし、劣勢に立たされた今回の選考では「うまくいけば優勝できる逸材」と絶賛され、左腕の存在が選出理由になった。左右の違いはあれど球種、成績ともに同校OBで「平成の怪物」と呼ばれた中日松坂を連想させる。

「左の怪物」にも負けない球速で観客を沸かせる。憧れの投手はマリナーズ菊池。09年センバツで歴代左腕最速152キロをたたきだし、同夏には155キロを計測した。追いつけるようにと冬場は下半身を強化。大舞台での記録更新も射程圏内で「出たらいいなと思う。春に良い結果が出れば夏につながって、てっぺんを目指せる」と意欲を示す。

主役の座を射止める覚悟もある。世代ナンバーワン右腕の呼び声も高い星稜・奥川恭伸投手(2年)の名前が出ると「戦えるならば投げ合いたい」と対抗意識をにじませる。高校3年間の目標は「競合でドラフト1位でプロに入団すること」ときっぱり。落選した創志学園(岡山)・西純矢投手(2年)らも含めた「高校四天王」で、誰にも負けるつもりはない。

数々のドラマを生んだ「平成」のセンバツも同元号ではラスト。「平成最後のセンバツなので、名前を知ってもらえたら」と心は高ぶる。「平成最後の怪物」として、名を刻む。【島根純】

◆及川雅貴(およかわ・まさき)2001年(平13)4月18日、九十九里浜に面した千葉・匝瑳市生まれ。須賀スポーツ少年団で野球を始め、八日市場二中では匝瑳シニアでプレー。侍ジャパンU15代表に選ばれた当時から、最速140キロをマークしていた。遠投110メートル。50メートル走は6秒0。183センチ、74キロ。左投げ左打ち。

◆高校四天王 横浜・及川、星稜・奥川に、大船渡(岩手)・佐々木朗希投手、創志学園(岡山)・西純矢投手の両2年生右腕を合わせて「高校四天王」を形成する。佐々木は昨年9月16日、秋季岩手大会1回戦で最速157キロをマーク。エンゼルス大谷をほうふつさせる「みちのくの新怪物」だ。西は昨夏の甲子園1回戦で優勝候補・創成館(長崎)に16奪三振の完封劇。派手なガッツポーズでも話題になった。及川は「西君は気持ちが強い。佐々木君はとにかく速い、奥川君は全てのレベルが高い」とライバルをたたえている。

センバツ切符を手に入れた横浜・及川は松坂大輔のモニュメントを背に笑顔を見せる(撮影・山崎安昭)

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混戦の「関東・東京」6枠目はどこだ/センバツ予想

東海大菅生・若林監督(2018年11月3日撮影)

平成最後のセンバツとなる第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日に行われ、同日午後に出場32校が発表される。注目される「関東・東京」の6枠目は東海大菅生(東京)が軸ながら、横浜(神奈川)佐野日大(栃木)なども絡んで、例年以上に混戦の様相だ。それぞれに有利、不利なデータがあり、議論は白熱しそうだ。

  ◇   ◇   ◇

6枠目に最も近いのは、東海大菅生だ。昨秋都大会決勝で国士舘に1点差惜敗も、二松学舎大付、早実などを倒して決勝に進んだ。推す声は多いものの「菅生で確定」の空気には至らず、発表日直前も関東一円で情報が飛び交う。なぜ? 理由をデータに求めた。

<1>「この5年、東京勢はのべ8校がセンバツに出場し計3勝。一方で関東勢はのべ23校出場で27勝」

秋季大会は、東京だけが関東大会とは別に単独で行われる。「関東」「東京」の2地区から計6校を選ぶだけに、両大会の比較は1つのポイント。<1>で考えれば近年は「関東優勢」だ。

関東8強の中では横浜の選手層が厚く「6枠目は横浜では?」の声が一定数ある。最速153キロ左腕の及川を軸に、投打とも強力。関東Vの桐蔭学園には県大会で11-2で圧勝した。こんなデータもある。

<2>「横浜は直近10年で2度、6校目で選出された」

一方で、関東準々決勝は及川が制球を乱し、春日部共栄に2-9で7回コールド負けした。

<3>「関東4校が確約された83年以降、準々決勝コールド敗退校は未出場」

佐野日大も候補だ。横浜と同様、準々決勝は7点差負けだった。ただ、佐野日大は失点を重ねながら9イニングを戦った。ここがどう左右するか。佐野日大には追い風もある。

<4>「北関東3県(茨城、栃木、群馬)からは33年連続で最低1校は出場」

<5>「08年の宇都宮南(栃木)は関東0勝で選出」

ただ、今回は21世紀枠候補の石岡一(茨城)も絡む。一般選考枠と21世紀枠は別物ながら、石岡一が選ばれれば「北関東から1校」にはなる。関東大会0勝ながら桐蔭学園にサヨナラ負けした強豪・常総学院(茨城)も軽視できない。

秋の地区大会は「センバツ予選」ではなく、「上位進出=100%出場」ではない。選考委員たちが冷静に各校を見極める。平成最後も「関東・東京」の6枠目が注目の的だ。

◆5校は有力か 関東大会4強入りの桐蔭学園(神奈川)春日部共栄(埼玉)習志野(千葉)山梨学院(山梨)、東京大会優勝の国士舘は出場有力だ。春日部共栄は20日に監督の体罰が明らかになったが、日本高野連の竹中事務局長は「監督の不祥事であり、チームに関し、うんぬんはありません」と話しており、選考に影響はないとみられる。

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春日部共栄が始動、村田賢一「春までに150キロ」

新年初のミーティングを行う春日部共栄・本多監督(撮影・金子真仁)

春日部共栄(埼玉)が8日、始動した。昨秋関東大会で準優勝し、今春センバツ甲子園への出場が濃厚になっている。

本多利治監督(61)は「年末にしっかりと走り込みましたので」と例年より2日ほど遅い、新年の練習初日となった。

12月末の1週間、本多監督の故郷・高知で強化合宿に励んだ。球場のある黒潮町まで観光バス2台、トラック1台、片道15時間での大移動だったという。走り込みが主体のメニューをこなし、エース右腕の村田賢一投手(2年)も「最後までしっかりと自分を追い込めることができました」とパワーアップの手ごたえを感じている。

村田は強豪・横浜(神奈川)を破った秋季関東大会で、自己最速146キロをマークした。「ひと冬越えると速くなると思うし、上げていかなきゃいけない。目標は春までに150キロ到達です」と掲げた。センバツ出場校を決める選考委員会は1月25日に行われる。

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及川にスカウト4球団!横浜が神奈川4連覇へ始動

横浜・及川は練習初日から強い球を投げ込んだ(撮影・金子真仁)

夏の全国高校野球神奈川大会で3連覇中の横浜(神奈川)が4日、同校長浜グラウンドで4連覇へ向けて始動した。

帰省中の元日、初詣に訪れた千葉・香取神宮のおみくじで大吉を引いた最速153キロ左腕、及川(およかわ)雅貴投手(2年)をはじめ、練習前のナインは一様に笑顔だった。始動に訪れた関係者たちに「おはようございます、明けましておめでとうございます」とあいさつし続けた。

そんなさわやかさとは一転、ナインは19年最初の練習から力強かった。4球団のスカウトが見つめる中、エース及川はキャッチボールでもセットポジションからしっかり腕を振った。球威と寒さが重なったか、捕球した相手が痛さに顔をしかめるシーンも。今秋ドラフト上位候補となる及川は「球速はあまり意識せず、質を高めていきたい」と技術面での目標を掲げた。

打撃陣はスローボールを引きつけるフリー打撃に励んだ。高校通算13本塁打の主砲・内海貴斗内野手(2年)をはじめ冨田進悟外野手(1年)度会隆輝内野手(1年)らが、年明け初日とは思えない大飛球を放ち続けた。秋季関東大会で4強入りを逃し、今春センバツ甲子園出場はやや苦しい状況だが、仕上がりの早さが感じられた。

横浜・及川は練習初日から強い球を投げ込んだ(撮影・金子真仁)

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北海のオオカミ札幌大谷・西原は球威に自信、新球も

札幌大谷・西原健太(2018年11月13日撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/2019年担当記者イチオシ選手:ドラフト候補編 札幌大谷・西原健太投手>

最速142キロの北海のオオカミは、雪に閉ざされる北の大地で、地道に肉体改造を図る。札幌大谷エース西原健太投手(2年)は明治神宮野球大会決勝で、星稜打線相手に1安打8奪三振完投。初陣優勝に導いた。大会後は、初めてスピードスケート選手が用いるスライドボードを用いて内転筋強化に着手。「外で投げられない冬場に、下半身をしっかり鍛えたい」とさらなる成長を誓う。

明治神宮大会直前、札幌大谷大監督でJR北海道の元エースとして07年都市対抗4強に導いた神田幸輝氏(46)のアドバイスを受けフォーム修正。「右膝を曲げずに後ろに体重を残すことで、球に力を込められるようになったのが良かった」と好投の要因に挙げた。

球威には自信がある。札幌大谷では1年春からベンチ入り。当時から捕手を務める飯田柊哉主将(2年)のミットの内側や、ひもを何度も引き裂いてきた。北海道勢では、13年駒大苫小牧の田中将大(ヤンキース)以来の明治神宮大会優勝投手に輝き「春までに速いスライダーを身につけ、直球が生きるようにしたい」とさらなる進化を誓った。

初の全国舞台で一躍、ドラフト候補に浮上した。「気持ちで向かっていく投球が自分の武器だが、神宮大会では状況に応じて落ち着いて投げることもできた」。秋季北海道大会準決勝、決勝は3回持たずに右横手投げの太田流星投手(2年)に救援をあおいだが、全国舞台ではピンチでも粘り強く抑え、精神的に成長した姿を披露。飛躍した神宮での投球に磨きをかけ、春に備える。【永野高輔】

◆西原健太(にしはら・けんた)2001年(平13)7月19日、北海道赤平市生まれ。赤平豊里小1年時に赤平レッドレイズで野球を始める。札幌大谷中では、エースとして16年のリトルシニア全国選抜で8強。札幌大谷では1年春から背番号18でベンチ入り。好きな言葉は「誰かのためになる野球を」。家族は両親と妹。184センチ、90キロ。右投げ右打ち。

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甲子園16K創志学園・西160キロ&勝てる投手へ

創志学園の西純矢(2018年8月15日撮影)

<ニッカンスポーツ・コム/2019年担当記者イチオシ選手:ドラフト候補編 創志学園・西純矢投手>

19年も高校球界を熱くしてくれる選手が数多くいます。ドラフト候補選手を紹介。今回は18年夏の甲子園でブレークした剛腕、創志学園(岡山)・西純矢投手(2年)です。

衝撃の甲子園デビューだった。昨夏の甲子園1回戦。優勝候補の一角とも目された創成館(長崎)を相手に、西は16三振を奪って完封。2年生の無四球完封は初めてだった。

甲子園では派手なガッツポーズでも話題になった。控えるよう注意を受け「挑発ではない。自分を鼓舞するため」と周囲の反応に戸惑った。闘争心はそうそう秘められない。秋季大会では登板後にベンチに下がってから「よっしゃー」と声を出すなど、工夫した。

一躍ドラフトの目玉になったが、秋は悔し涙で終わった。中国大会準決勝。勝てばセンバツ当確の試合で、広陵(広島)にコールド負け。0-1の8回に自らのバント処理ミス(失策)から大崩れした。精神的なコントロールができず、大量失点で試合が終わった。「自分の悪いところが出た」と責任を背負い込んだ。

悔しさは力に変える。現在は150キロ。「春には155キロを出したい」と見据える。最終的な目標は160キロ。そして「勝てる投手になりたい」。

投球スタイルやしぐさなど、典型的な「剛腕」のイメージが強いが、目標とする投手は地元広島のスターだったドジャース前田健太。一回りも二回りも大きくなって、最後の夏を迎える覚悟でいる。【柏原誠】

◆西純矢(にし・じゅんや)2001年(平13)9月13日、広島県生まれ。小学2年から鈴が峰レッズで軟式野球を始め、阿品台中ではヤング広島に所属。中2夏に全国優勝。3年時にNOMOジャパンに選出された。創志学園では1年春からベンチ入り。2年春から背番号1。昨年のU18日本代表候補。184センチ、79キロ。胸囲90センチ。右投げ右打ち。

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現場の声も…新潟高校野球で球数制限1試合100球

球数制限実施について話す杵鞭専務理事(左)と富樫会長

新潟県高校野球連盟は全国に先駆けて球数制限を導入する。22日、来年の春季県大会で投手の球数制限を導入することを発表した。この日、新潟市の朱鷺メッセで開催された「NIIGATA野球サミット2018」で、杵鞭(きねむち)義孝・県高野連専務理事(51)が明らかにした。全国の高野連が管轄する公式戦では初の取り組みになる。

新潟県高校野球連盟が思い切った決断を下した。全国に先駆けて球数制限を設ける。上限の球数は100球で春季大会限定。100球に達した投手はそれ以降の回では投球できない。甲子園の出場にかかわる夏、秋は実施しない。

富樫信浩県高野連会長は導入理由を「ケガの防止とそれに伴う複数投手制の普及、少しでも多くの選手に出場機会を与えるため」と説明した。14日の県高野連評議会で決定し、各校の指導者には通達済み。「現場からも制度の必要性を願う声が出ていた」と杵鞭専務理事は話した。

新潟の野球部員は減少の一途だった。今夏の県大会出場校は87校82チーム(3チームが連合)とピーク時の約2割減。今年の秋季大会では20校が連合チームでの出場となった。新入部員の数は、ここ2年間は1校平均4人ずつ減っている。歯止めがかからない現状で、多面的な対策が必要とされてきた。

「特にケガで野球を断念する選手をなくさなければならない」と富樫会長。春季大会で実施後、科学的分析、選手、指導者の反応を調べ内容の検討を重ねる予定。必須となる投手の育成は「現場に努力をお願いした。各校の事情に応じてはケアも考える」(富樫会長)。

実施は県高野連独自の決定で日本高野連には後日連絡をするという。富樫会長は「まずやってみる。この流れが全国に広がればいい」と話した。

80年以降、甲子園での1試合投球数上位5傑

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釧路湖陵21世紀枠候補に初選出 1・25吉報待つ

21世紀枠候補校に選出され、雪の積もったグラウンドで喜ぶ釧路湖陵ナイン(撮影・奥村晶治)

第91回選抜高校野球大会(19年3月23日開幕、甲子園)の21世紀枠候補9校が14日、日本高野連から発表された。北海道地区は釧路湖陵が初めて候補校となった。今秋の全道大会で61年ぶりに4強に進出した成績などが選考理由。3校が選ばれる21世紀枠は一般選考と同じ来年1月25日に決定する。創立105年、北海道屈指の進学校が、春夏通じて初の甲子園出場を心待ちにする。

創立105年、創部から102年の道内有数の進学校が、初の21世紀枠候補校となった。

9年ぶり出場の秋全道は、初戦で札幌英藍を14-12で下して30年ぶりの白星を挙げ、稚内大谷との準々決勝を10-0の完勝で61年ぶりの4強入り。「選手の頑張りもあって秋は2つ勝たせていただいたが、やはり歴史と伝統があったからこそ」と小田聖人監督(37)。斎藤叡佑主将(2年)も「自分たちは歴史を変えるという意気込みで取り組んできました。それも、これまで先輩方が築きあげてくれたものがあったからこそ」とあらためて先人に感謝した。

練習メニューのほとんどを、24人の選手主導で考えている。「自主、自立」がモットー。複数の選手からなる11班が「学習係」や「ベンチワーク係」などの役割を分担。リポートを作成し、毎週月曜日のミーティングで公表、改善をうながしている。「当たり前係」は生活態度やあいさつを担当するなど、野球以外の面でもチームの団結力を強めてきた。

限られた時間の使い方にも、工夫を凝らしている。平日練習は約2時間半。3分間のキャッチボールをウオーミングアップ代わりの肩慣らしにあて、すぐに4分間のポジション別送球練習へと移る。陸上部から入手した「走り方のドリル」を各自が考えて実践し、走力を強化。斎藤主将は「3歩以上は常に全力疾走」と説明するが、ここでも時間を「有効活用」している。

冬期間はビニールハウスの練習場内に加え、雪が積もるグラウンド上では反射神経を強化するため長靴姿のハンドボールも取り入れている。「(来春まで)やることは変わらないが、自覚と責任を感じ緊張感を持って冬場を過ごせるのはいい」と小田監督。斎藤主将は「勉強と野球、どっちにも力を入れないといけないので調整は難しいけど、やりがいがあります」と笑顔だった。【奥村晶治】

◆釧路湖陵野球部 1916年(大5)創部。近年では13年春全道8強、16年北大会8強があり、9年ぶり出場の今秋全道は準決勝で札幌第一に1-5で敗退したが61年ぶりに4強入りした。現1、2年部員は24人(うち女子マネジャー2人)。

◆センバツ21世紀枠 少数部員や自然災害などによる困難の克服、練習などの創意工夫、地域貢献など、野球の成績以外の要素を考慮し、出場機会を広げる目的で01年大会から導入。秋季都道府県大会ベスト16以上(加盟校129校以上はベスト32以上)などをクリアし、模範的な活動をしている学校が選ばれている。この日発表された9校のうち3校が来春のセンバツに出場する。選考委員会は1月25日。

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古川が21世紀枠有力「旋風」の予感漂う/記者の目

21世紀枠東北地区推薦校選出が決まり、笑顔を見せる古川の選手たち(撮影・鎌田直秀)

第91回選抜高校野球大会(来年3月23日開幕、甲子園)の21世紀枠各地区候補9校が14日、日本高野連から発表され、東北地区推薦校に古川(宮城)が選出された。今秋は県大会準優勝で57年ぶりの東北大会出場を果たし、同大会でも4強進出。文武両道や東日本大震災復興ボランティア活動なども評価され、創立122年目で春夏通じて初甲子園に前進した。同枠3校を含む代表32校を選ぶ選考委員会は、来年1月25日に行われる。

<記者の目>

古川の「21世紀枠」3枠への選出は有力とみる。エース千坂を中心とした実力は、一定レベルに達している。秋季県北部地区予選から東北大会まで、ほぼ1人で投げ抜いた。今年も国公立大学現役合格66人を誇る同校の中で、学力も理系クラス120人中、10番台をキープする「IQ鉄腕」。文武両道とボランティア活動などを含め、甲子園未出場も決め手にはなる。

選考は東日本と西日本で、まず1校ずつを選出し、3校目を東西の次点校から審議する。釧路湖陵(北海道)は古川同様に文武両道に加え、北海道地震の大規模停電などを乗り越えてきた。だが、神宮枠を北海道が得たことで地域性では不利。石岡一(関東・茨城)は最速147キロ右腕・岩本大地(2年)を擁して県4強。近年は常に強豪と接戦を演じ、園芸科や造園科など農業分野での貢献もある。金津(北信越・福井)は今夏甲子園に出場した敦賀気比に勝ち、園児や小学生などへの野球普及活動も評価されている。

古川にとってのマイナス要素は、過去10年中8年で東北から選出されている偏りか。紫を基調としたユニホーム、体を反らせて全力で歌う校歌、絶対的エースの存在など、今夏の主役となった金足農(秋田)に類似する部分も多い。両校ともOB監督で躍進。選出されれば「旋風」の予感は漂う。【高校野球担当・鎌田直秀】

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石岡一、八尾ほか/センバツ21世紀枠候補校一覧

来春センバツの21世紀枠候補校一覧。9校の中から来年1月25日の選考委員会で3校が選ばれる。

センバツ21世紀枠各地区の候補9校

21世紀枠とは

困難な練習環境を克服したり、地域貢献など、野球以外の要素を選考条件に加え、甲子園出場のチャンスを広げる目的で01年から導入された。推薦校は原則、秋季都道府県大会の16強以上(加盟129校以上は32強以上)から選出。07年までは2校、08年から3校を選出(記念大会の13年は4校)。東、西日本から各1校、残り1校は地域を限定せずに選ぶ。同枠の過去最高成績は、01年宜野座(沖縄)、09年利府(宮城)の4強

北海道=釧路湖陵

北海道大会4強

武修館、釧路江南、釧路工など、強豪ひしめく釧根支部を勝ち抜き、北海道地区大会で公立高校で唯一、ベスト4に勝ち進んだ。進学校として、野球以外にも積極的に取り組むことなども評価された

◆1913年(大2)北海道庁立釧路中学校として開校した道東部屈指の進学校。50年に現校名に。野球部は1916年創部。近年では13年春全道8強、16年北大会8強があり、9年ぶり出場の今秋全道は準決勝で札幌第一に1-5で敗退したが61年ぶりに4強入りした。春夏甲子園出場無し。現1、2年部員は24人(うち女子マネジャー2人)

21世紀枠候補に選出され、雪の積もったグラウンドで喜ぶ釧路湖陵ナイン

東北=古川(宮城)

県大会準優勝→東北大会4強(2勝)

創立122年目の県内有数の進学校。限られた練習時間の中、工夫した練習と集中力で補い、文武両道を貫く。秋季県大会では好投手の千坂を擁し、県で準優勝、東北大会で4強入りした成績も評価

◆1897年(明30)創立。春夏甲子園出場無し。卒業生にシンガーソングライターのさとう宗幸

21世紀枠東北地区推薦校選出が決まり、笑顔を見せる古川の選手たち

関東=石岡一(茨城)

県大会4強

農学校を母体に開校。部員は、普通科、造園科、園芸科のいずれかで学習。放課後の課外学習や農場実習などで全部員がそろわない中でも、創意工夫の練習で密度の濃い練習で強化。最速147キロを誇るプロ注目の好投手・岩本を擁し秋の県大会でセンバツ出場の明秀日立、夏の甲子園出場の土浦日大を破り4強入り

◆東京から特急で約1時間、茨城・石岡市にある県立高校。1910年(明43)に「新治郡立農学校」として創立し、野球部も4年後に創部した。全日制3科に加えて、定時制も備え、全校で1000人近い生徒が学ぶ。野球部は49人(うち女子マネジャー3人)。春夏通じて甲子園出場はない。大和田俊一校長

21世紀枠関東候補に選ばれた石岡一ナイン(撮影・金子真仁)

北信越=金津(福井)

県大会準優勝→北信越大会初戦敗退

過疎化が進むあわら市で唯一の高校。慢性的な部員不足に悩む中、工夫した練習で2年連続で秋季北信越大会出場と好成績を収める。部員は、清掃活動や地元での野球普及活動にも積極的に参加

◆1983年開校の県立校。所在地はあわら市。春夏甲子園出場なし

東海=清水桜が丘(静岡)

県大会準優勝→東海大会初戦敗退

強豪サッカー部とグラウンドを併用する中、効率的な練習でレベルアップ。文科省が推進する教育改革「アクティブ・ラーニング」にも積極的に取り組み、試合中も選手が方針を決め、全員野球を実践する

◆2013年(平25)に静岡市立清水商と県立庵原が再編整備して創立。普通科と商業科で生徒数838人。昨年度は45人が国公立大に現役合格した。60人以上のJリーガーを輩出した清水商サッカー部は全国選手権に12回出場して3度優勝。再編後は昨年初出場した。清水商野球部は春2度(63、68年)、夏1度(86年)、甲子園に出場。今夏の静岡大会は2回戦敗退。主なOBは、広島、阪急で活躍して7球団でコーチを務めた大石清氏、大洋、日本ハムの杉山知隆氏、ロッテなど4球団に在籍した加藤康介氏がいる。学校所在地は静岡市清水区桜が丘

渡辺紀之校長(55=写真手前)から21世紀枠東海地区推薦校に選ばれたことを聞き、笑顔の清水桜が丘の選手たち

近畿=八尾(大阪)

府大会16強

1915年創部の伝統校で、春6度、夏4度の古豪。私学が台頭する中、今夏の南大阪大会ではベスト8、今秋の大阪大会ではベスト16と力を発揮。バッテリー中心に、粘り強い試合運びも評価された

◆1895年(明28)大阪府第三尋常中学校として開校の府立進学校。生徒数955人(女子461人)。野球部は1915年(大4)創部。部員数34人(マネジャー4人含む)。春6度、夏4度甲子園出場。62年夏に準優勝。OBに巨人の背番号4が永久欠番になった黒沢俊夫、元内閣官房長官の塩川正十郎、元南海で52年夏の準優勝投手の木村保ら。所在地は大阪府八尾市高町1の74

21世紀枠の近畿地区推薦の報告を受けた八尾ナイン

中国=平田(島根)

県大会準優勝→中国大会初戦敗退

過疎化が進む中、積極的なボランティア活動で地域に貢献する。子供たちの野球離れを食い止めるため、野球先進地域を目指し、町おこしに励む。地元の幼稚園、保育園への「野球普及活動」にも取り組む

◆1916年、平田農学校として開校した県立校。春夏甲子園出場無し

四国=富岡西(徳島)

県大会4強→四国大会4強(2勝)

01年、08年と2度四国地区の21世紀枠の候補校に選出されたが、直前で落選した。県南部は甲子園出場校の統廃合が進む中編成、ここ数年、好成績をマーク。阿南市は野球熱が高く、市民も大きな期待を寄せる

◆1896年 徳島県尋常中学校第二分校として開校した県立校。春夏甲子園出場無し。卒業生に後藤田正晴元内閣官房長官(故人)

九州=熊本西(熊本)

県大会準優勝→九州大会8強

地元中学の軟式野球部出身者のみで、好成績を挙げた。部室管理班やネット管理班など、ユニークな班編成で創意工夫する。スキル向上と勝利が目標だが、野球を通した人間力育成も重視

◆1974年創立の県立校。なぎなた部、ラグビー部も強豪。甲子園は85年夏に1度出場(初戦敗退)

候補から漏れた他都府県の推薦校は以下の通り

青森=八戸工

県大会4強

初の推薦。資格検定などに取り組む文武両道の姿勢など評価

1944年創立。春夏甲子園出場無し

秋田=秋田修英(私)

県大会優勝→東北大会8強(1勝)

大仙市にある全校生徒117人の小規模校。専用グラウンドを持たない困難を克服して好成績

1959年、杉沢女子高として創立。90年に現校名に改称。春夏甲子園出場無し

岩手=千厩(せんまや=県)

県大会8強

初の推薦

少なかった部員数から、地元の子が地元の高校をみんなで選んで育ち、ボランティア活動などもしながら部員増につなげて、安定した力を付けてきたこと。校内の小学校建設でグラウンドが使用できないハンディ克服などが評価された。13年秋には部員が12人に減り、存続の危機だった。翌春、現エース右腕・千葉哲太(2年)の兄英太(19=現トヨタ自動車東日本)らが「地元の高校を強くしよう」と呼び掛け合って入学。16年夏には8強に進出した。2年前からはグラウンド内に近隣5校を統合する小学校建設のため、近隣の球場を貸与され使用。グラウンド練習日数が限定される中で、今秋の県大会でも準々決勝に進出。学校から球場までの清掃活動を定期的に行うなど、地域住民からの支持も得ている

1902年(明35)、東磐井郡立東磐井蚕業学校として開校。48年に現校名。所在地は一関市千厩町。春夏甲子園出場無し

山形=酒田東(県)

県大会16強

県屈指の進学校で学業と部活動を両立

1920年、酒田中として創立。77年春センバツ出場(初戦敗退)

福島=磐城(県)

県大会8強

昨年に続く推薦。文武両道を実践。甲子園には過去、夏7回、春2回出場。71年夏は小さな大投手、田村隆寿投手で準優勝

1896年開校の進学校。01年から男女共学再開

栃木=今市工(県)

県大会8強

地域で部員不足が進む中、部員が一体となって秋季県大会8強の成績を残し地域の活性化につながったことなどが推薦理由

1964年創立。春夏甲子園出場無し

群馬=伊勢崎清明(県)=辞退

県大会8強

部員の不祥事(部員の暴力)のために推薦を辞退。高野連によると、2年生部員同士が学校内のトイレでもみ合いになり、1人が壁に頭を打ちつけた。その後、授業を受けていたが、気分が悪くなって倒れ、病院へ救急搬送されたという。診断の結果、異常なしで大事には至らす

埼玉=松山(県)

県大会16強

文武両道

1922年創立の男子進学校。春夏甲子園出場無し

千葉=佐倉(県)

県大会16強

県下有数の進学校で学業と部活動の両立。今秋県大会で千葉経大付などを破り16強入りを果たしたことなど評価

1792年に佐倉藩主堀田正順が佐倉宮小路に「学問所」を創設。1901年、千葉県立佐倉中学校。1950年に千葉県立佐倉第一高。1961年に現校名。OBに長嶋茂雄・巨人終身名誉監督。春夏甲子園出場無し

東京=東亜学園(私)

都大会4強

1924年創立。所在地は中野区。バレー部、フェンシング部も強豪。甲子園は86、87、89年の夏出場し87年夏に4強。OBに87年夏の4強エースで元広島の川島堅投手

神奈川=横浜商(市)

県大会8強

全部員で近隣の清掃活動に励んできたことなども評価

1896年創部で「Y校」の愛称で親しまれる古豪。夏7度、春9度の計16度の甲子園出場を誇り、83年には春夏連続で準優勝。97年春を最後に甲子園から遠ざかっている

1882年(明15)創立。OBに三浦将明(元中日)荒井幸雄 (元ヤクルト)山口鉄也(元巨人)ら

山梨=甲府城西(県)

県大会4強

準決勝で優勝した東海大甲府に敗戦。近隣小学校のスポーツ少年団に部員が野球を教えている地域貢献活動など評価

1997年、山梨県立第一商と山梨県立機山工が統合し開校。春夏甲子園出場無し

長野=飯山(県)

県大会8強

県最北端に位置し、積雪のため4月中旬ごろまでグラウンドが使えないハンディなどを克服

2007年に飯山南と飯山照丘が統合。14年に飯山北と統合。普通科、スポーツ科学科など。春夏甲子園出場無し

新潟=新潟南(県)

県大会準優勝→北信越大会初戦敗退

県内屈指の進学校で文武両道を貫く「部風」と、部員が毎朝校舎の清掃を行い全校生徒の模範になっていることなどが推薦理由

1939年、新潟市立中学校として開校。甲子園は84、89年夏の2度出場し84年に8強

富山=富山東(県)

県大会4強

4度目の推薦。県下有数の進学校で文武両道

1962年創立。春夏甲子園出場無し

石川=小松商(県)

県大会4強

2度目の推薦

1921年創立。春夏甲子園出場無し。OBに元広島の谷下和人投手

愛知=西尾東(県)

県大会4強

東海大会進出をかけた愛知大会3位決定戦で敗れはしたが中部大春日丘と20-23の打撃戦

1976年開校。春夏甲子園出場無し。OBに今季限りで現役引退した中日岩瀬仁紀投手

岐阜=岐阜(県)

県大会8強

文武両道で短い練習時間や、他の部活動とグラウンドを共有するなどの制約がある中で好成績

1873年(明6)創立。甲子園は春3度、夏3度の計6度出場。49年夏に準優勝。OBに元西武森祗晶監督

三重=木本(県)

県大会8強

初の推薦。少数部員。グラウンドは他部と共有など限られた環境下での練習。また卒業生が地元に残り少年野球チームのコーチなどに携わっていることなど推薦理由

1920年、木本中として開校。春夏甲子園出場無しOBに高見昌宏(元巨人捕手)

滋賀=高島(県)

県大会8強

地元中学出身者中心。少人数ながら県大会で3勝。冬季は除雪作業を行っていることなども推薦理由

1920年、滋賀県立今津中学校として開校。1984年春に甲子園出場(初戦敗退)

京都=京都すばる(府)

府大会8強

文武両道。今秋府大会準々決勝で、優勝した福知山成美に0-5で敗戦も常に上位に食い込む活躍などが評価

1985年、京都市伏見区に京都府立商として開校。03年に現校名。OBにヤクルト岩橋慶侍投手

奈良=橿原(かしはら=県)

県大会準優勝→近畿大会初戦敗退

勉強と野球の両立など

1975年開校。00年春センバツ出場(初戦敗退)

和歌山=南部(みなべ=県)

県大会4強→近畿大会初戦敗退

初の推薦。地元選手中心に躍進。台風が通過した後の海岸清掃など地域貢献活動に積極的に参加

1948年、紀南農と紀南高等女学校が合併して創立。甲子園は春4、夏2の計6度出場。主なOBに元阪神の上田二朗投手、元阪神の浜中治外野手、阪神岡本洋介投手ら

兵庫=六甲アイランド(市)

県大会8強

学校が人工島内の住宅地にあり、近隣住民に配慮して練習時間を2時間以内としながら好成績を収めていることなど評価点

1998年、赤塚山、市神戸商の統合により開校。春夏甲子園出場無し。OBに元横浜育成の松下一郎捕手

岡山=勝山(県)

県大会16強

生徒数が減る中、学業との両立や学校周辺での清掃などボランティア活動も評価

1911年、勝山町立勝山実科高等女学校として創立。春夏甲子園出場無し。OBに元広島の山根和夫投手

広島=大竹(県)

県大会16強

昨年に続く推薦

1921年、大竹女子実業補習学校として開校。68年現校名に。春夏甲子園出場なし。OBに元南海外野手、監督の広瀬叔功、元阪急外野手の簑田浩二

鳥取=米子東(県)

県大会準優勝→中国大会準優勝

県下有数の進学校で文武両道、部員19人(マネジャー2人含む)と少人数で健闘

1899年(明32)、鳥取県第二中学校として創立。野球部は1900年創部の伝統校。甲子園は春8、夏13の計21度出場。60年春に準優勝。OBに元西武の野口裕美投手

山口=萩商工(県)

県大会8強

宇部鴻城など強豪を破りベスト8入り

2006年、萩商と萩工が統合して開校。甲子園は萩商時代の73年夏に1度出場(初戦敗退)。OB(萩商)に元巨人の広田浩章投手

香川=志度(県)

県大会準優勝→四国大会初戦敗退

少人数ながら県大会準優勝。創意工夫した練習など

1924年、志度商として創立。92年に工業系学科の併設に伴い現校名に。甲子園は志度商時代に春2、夏3の計5度出場。47年夏と81年夏に8強。OBに元阪神の池内豊投手、元日本ハムの白井一幸内野手

愛媛=新居浜西(県)

県大会16強

学業と部活動の両立。指導者、部員が一体となって創意工夫した練習で成果

1917年、 新居浜国大二種大西立新居浜実科女学校として創立。49年に現校名。春夏甲子園出場無し

高知=高知工(県)

県大会8強

1918年創部の伝統。今夏、今秋とも8強入り

1912年創立。春夏甲子園出場無し

福岡=鞍手(県)

県大会16強

今年8月以降、校内の専用グラウンドが工事で使用できない環境で好成績。勉強との両立

1918年、福岡県立鞍手中として開校。所在地は直方市。春夏甲子園出場無し

佐賀=鹿島(県)

県大会8強

文武両道。昨夏の佐賀大会4強、今秋8強入りするなど近年好成績を挙げていることなど評価

1896年(明29)佐賀県尋常中学校鹿島分校として開校。甲子園は48年夏、60年夏の2度出場。60年は4強入り

長崎=鎮西学院(私)

県大会8強

始業前に地域清掃や学校周辺でのあいさつに積極的に取り組んでいることなど評価

1881年にカブリー英和学校として創立のキリスト教系の私学。所在地は諫早市。吹奏楽部は強豪。春夏甲子園出場無し

大分=津久見(県)

県大会4強

野球部の活躍が過疎に苦しむ地域の市民一体化の象徴になっていることなどが推薦理由

甲子園は春6度、夏12度出場。67年春、72年夏に全国制覇。OBに元ヤクルトの川崎憲次郎投手

宮崎=都城西(県)

県大会8強

文武両道。1日2時間弱の短時間練習で成果

1962年、宮崎県立都城都島高から普通課程が分離し都城都島第二高として独立。春夏甲子園出場無し。OBに元巨人の益田明典投手(現スカウト)、元西武の山尾伸一外野手、同大井久士捕手

鹿児島=川内(県)

県大会8強

創立121年の伝統、近年の好成績

1897年(明30)、鹿児島県尋常中学校第一分校として開校。春夏甲子園出場無し。OBに巨人木佐貫洋コーチ、元近鉄の宇都格投手

沖縄=普天間(県)

県大会8強

文武両道。グラウンドを全面使用できるのは週1度の環境の中、工夫して練習している点など評価

1946年、コザ高の分教場として設立。甲子園は71年春に出場し沖縄県勢としてセンバツ初勝利。OBに巨人育成の与那原大剛投手

21世紀枠・過去の出場校

年 出場校
01安積(福島)※宜野座(沖縄)
02※鵡川(北海道)松江北(島根)
03柏崎(新潟)隠岐(島根)
04一関一(岩手)八幡浜(愛媛)
05※一迫商(宮城)高松(香川)
06真岡工(栃木)金沢桜丘(石川)
07都留(山梨)※都城泉ケ丘(宮崎)
08※安房(千葉)※成章(愛知)※華陵(山口)
09※利府(宮城)彦根東(滋賀)大分上野丘(大分)
10山形中央(山形)※向陽(和歌山)川島(徳島)
11大館鳳鳴(秋田)佐渡(新潟)※城南(徳島)
12女満別(北海道)石巻工(宮城)洲本(兵庫)
13※遠軽(北海道)いわき海星(福島)益田翔陽(島根)土佐(高知)
14小山台(東京)海南(和歌山)大島(鹿児島)
15豊橋工(愛知)桐蔭(和歌山)※松山東(愛媛)
16※釜石(岩手)長田(兵庫)小豆島(香川)
17不来方(岩手)多治見(岐阜)中村(高知)
18由利工(秋田)膳所(滋賀)伊万里(佐賀)

※は1勝以上挙げた学校、最高成績は宜野座と利府の4強

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今夏カナノウ旋風に続け!石岡一の造園科バッテリー

石岡一の岩本(左)・中山のバッテリーはともに同校造園科(撮影・金子真仁)

日本高野連は14日、第91回選抜高校野球大会(来年3月23日から12日間、甲子園)の「21世紀枠」の各地区候補9校を発表した。9校すべて公立校で、関東・東京は石岡一(茨城)が選出された。部員は造園科、園芸科、普通科で学び、プロ注目で最速147キロの岩本大地投手(2年)と中山颯太捕手(1年)は「造園科」バッテリーを形成する。出場3校は、一般選考の29校(神宮大会枠を含む)とともに、来年1月25日の選考委員会で決まる。

土の粒1つ1つを丹念にトンボでならし、石岡一ナインは練習を始めた。「普段から土を平らにしていますし、道具を使うので、トンボの扱いにも慣れています」。ともに造園科で学ぶ岩本、中山のバッテリーは笑った。

石岡一の校名からは想像しづらいが、普通科以外に園芸科、造園科を備え、野球部員も41%が農業系学科で学ぶ。週2回、午後に実習授業があり、全員が練習開始にそろわないことも少なくない。そんな環境で明秀学園日立、土浦日大といった強豪を県大会で倒した努力などが評価され、この日の吉報につながった。

最速147キロ、来秋ドラフト候補でもある右腕岩本は「昔から木とか枝を切って遊んでいたので、興味があった」と造園科を志望した。今年は造園技能検定3級に合格。見事な竹垣を作り、表彰されたほどの腕前だ。川井政平監督(44)は「農業系の子は段取りを覚えるのとかが、やっぱり上手です」と話す。造園バッテリーは、配球の組み立てにも抜かりがない。秋季県大会準決勝・藤代戦では延長12回1/3で16奪三振の快投を演じた。

同じ「農業系男子」として、今夏の甲子園準優勝で巻き起こった「金足農旋風」に共感していた。「横浜とかの私立に勝てるのはすごいなと思った」と岩本。来年1月に21世紀枠3校に選ばれれば、阪神園芸の丁寧な整備で知られる甲子園の土を踏む。「もし出場できたら、甲子園で1勝したい」。まずは地に足が着いた謙虚な目標を掲げた。【金子真仁】

◆石岡一 東京から特急で約1時間、茨城・石岡市にある県立高校。1910年(明43)に「新治郡立農学校」として創立し、野球部も4年後に創部した。全日制3科に加えて、定時制も備え、全校で1000人近い生徒が学ぶ。野球部は49人(うち女子マネジャー3人)。春夏通じて甲子園出場はない。大和田俊一校長。

21世紀枠関東候補に選ばれた石岡一ナイン(撮影・金子真仁)
石岡一の職員玄関では園芸科生徒が栽培した野菜や生花も販売される(撮影・金子真仁)
センバツ21世紀枠各地区の候補9校

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熊本西、逝去選手の母から「辞退せず前を向いて」

21世紀枠の九州代表に選出され、横手監督から伝えられる熊本西ナイン(撮影・菊川光一)

日本高野連は14日、第91回選抜高校野球大会の「21世紀枠」の各地区候補9校を発表し、九州地区は秋季九州大会8強の県立熊本西が選ばれた。

11月に部員が不慮の事故で亡くなったばかりの同校。精神的に不安を抱える部員もおり、候補辞退の可能性もあったが、故人の母のセンバツ出場の願いも胸に前進を続ける。21世紀枠の3校は、一般選考の29校(神宮大会枠を含む)とともに、来年1月25日の選考委員会で決まる。

熊本西部員は練習後、横手文彦監督(42)から吉報を伝えられた。地域住民やOBからバックネット裏に故人への花が供えられた野球グラウンドで、横手監督は「不慮の事故で亡くなった仲間と一緒に、これを励みにしてチームは前へ進んでいきます」と思いを込めた。

11月の練習試合中、2年生外野手が後頭部死球を受けて、外傷性くも膜下出血で亡くなった。学校関係者によると「生徒は立ち直っている途中だが、中には(精神的に)不安定な子もいる」状況だという。実際、県教育委員会から派遣された心理カウンセラーと面談した部員もいる。野球に対する恐れもあり、いまだ練習はフルメニューを消化できていない。だが横手監督は事故から1週間後の再始動前、選手に「(21世紀枠の推薦を)受ける覚悟はあるか」と問い、1週間に3回の選手間ミーティングを課すなど自身を見つめ直させた。

21世紀枠候補の辞退の可能性もあった。だが、亡くなった球児の母親から「推薦を辞退せず前を向いてください」とお願いされたという。センバツ出場がかなえば、故人の写真とユニホームも一緒に甲子園に連れていく。【菊川光一】

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人間力育成も重視の熊本西など/21世紀枠選考理由

日本高野連は14日、第91回選抜高校野球大会(来年3月23日から12日間、甲子園)の「21世紀枠」の各地区候補9校を発表した。この中から3校が来年1月25日の選考委員会で選出される。各校の主な選考理由は以下の通り。

◆北海道=釧路湖陵

武修館、釧路江南、釧路工など、強豪ひしめく釧根支部を勝ち抜き、北海道地区大会で公立高校で唯一、ベスト4に勝ち進んだ。進学校として、野球以外にも積極的に取り組むことなども評価された。

◆東北=古川(宮城)

創立122年目の県内有数の進学校。限られた練習時間の中、工夫した練習と集中力で補い、文武両道を貫く。秋季県大会では好投手の千坂を擁し、県で準優勝、東北大会で4強入りした成績も評価された。

◆関東・東京=石岡一(茨城)

農学校を母体に開校した。部員は、普通科、造園科、園芸科のいずれかで学習。放課後の課外学習や農場実習などで全部員がそろわない中でも、創意工夫の練習で密度の濃い練習で強化する。

◆東海=清水桜が丘(静岡)

強豪サッカー部とグラウンドを併用する中、効率的な練習でレベルアップ。文科省が推進する教育改革「アクティブ・ラーニング」にも積極的に取り組み、試合中も選手が方針を決め、全員野球を実践する。

◆北信越=金津(福井)

過疎化が進むあわら市で唯一の高校。慢性的な部員不足に悩む中、工夫した練習で2年連続で秋季北信越大会出場と好成績を収める。部員は、清掃活動や地元での野球普及活動にも積極的に参加する。

◆近畿=八尾(大阪)

1915年創部の伝統校で、春6度、夏4度の古豪。私学が台頭する中、今夏の南大阪大会ではベスト8、今秋の大阪大会ではベスト16と力を発揮。バッテリー中心に、粘り強い試合運びも評価された。

◆中国=平田(島根)

過疎化が進む中、積極的なボランティア活動で地域に貢献する。子供たちの野球離れを食い止めるため、野球先進地域を目指し、町おこしに励む。地元の幼稚園、保育園への「野球普及活動」にも取り組む。

◆四国=富岡西(徳島)

01年、08年と2度四国地区の21世紀枠の候補校に選出されたが、直前で落選した。県南部は甲子園出場校の統廃合が進む中編成、ここ数年、好成績をマーク。阿南市は野球熱が高く、市民も大きな期待を寄せる。

◆九州=熊本西

地元中学の軟式野球部出身者のみで、好成績を挙げた。部室管理班やネット管理班など、ユニークな班編成で創意工夫する。スキル向上と勝利が目標だが、野球を通した人間力育成も重視する。

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九州候補の熊本西、試合中事故で死去の仲間の分も

日本高野連は14日、第91回選抜高校野球大会の「21世紀枠」の各地区候補9校を発表し、九州地区は秋季九州大会8強の熊本西が選ばれた。

11月の練習試合中、2年生外野手が後頭部死球を受けて、外傷性くも膜下出血で亡くなった。学校関係者によると、いまだ「生徒は立ち直っている途中だが、中には(精神的に)不安定な子もいる」状況だという。

そんな中、九州代表に選出され、横手文彦監督(42)は「部員45名の取り組みの成果が評価されたことだとは思いますが、学校、保護者、OB、そして地域の方々と共に、1つのチームとして選出していただいたと感じています。不慮の事故で亡くなった仲間と一緒に、これを励みにしてチームは前へ進んでいきます」と、学校を通じてコメントした。

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センバツ21世紀枠候補9校今日発表/推薦校一覧

今春センバツに21世紀枠での出場が決まり喜ぶ膳所ナイン(18年1月26日)

第91回選抜高校野球大会(来年3月23日開幕、甲子園)の21世紀枠候補9校が今日14日、日本高野連から発表される。21世紀枠は、困難な練習環境を克服したり、地域貢献など野球以外の要素を選考条件に加え、甲子園出場のチャンスを広げる目的で01年から導入された。

11月16日に発表されている各都道府県推薦校から今日、全国9地区で各1校ずつに絞られ、来年1月25日の選考委員会で21世紀枠での出場3校が決定する。

各都道府県の推薦校は以下の通り(カッコ内は秋季大会成績)。

【北海道】

今日14日に発表

【東北】

青森 八戸工(県4強)

岩手 千厩(せんまや=県8強)

秋田 秋田修英(県優勝、東北大会8強)

山形 酒田東(県16強)

宮城 古川(県準優勝、東北大会4強)

福島 磐城(県8強)

【関東】

茨城 石岡一(県4強)

栃木 今市工(県8強)

埼玉 松山(県16強)

千葉 佐倉(県16強)

東京 東亜学園(都4強)

神奈川 横浜商(県8強)

山梨 甲府城西(県4強)

※群馬の伊勢崎清明は辞退

【北信越】

新潟 新潟南(県準優勝、北信越大会初戦敗退)

長野 飯山(県8強)

富山 富山東(県4強)

石川 小松商(県4強、北信越大会初戦敗退)

福井 金津(県準優勝、北信越大会初戦敗退)

【東海】

静岡 清水桜が丘(県準優勝、東海大会初戦敗退)

愛知 西尾東(県4強)

岐阜 岐阜(県8強)

三重 木本(県8強)

【近畿】

滋賀 高島(県8強)

京都 京都すばる(府8強)

大阪 八尾(府16強)

兵庫 六甲アイランド(県8強)

奈良 橿原(県準優勝、近畿大会初戦敗退)

和歌山 南部(県4強)

【中国】

岡山 勝山(県16強)

広島 大竹(県16強)

鳥取 米子東(県準優勝、中国大会準優勝)

広島 大竹(県16強)

島根 平田(県準優勝、中国大会初戦敗退)

山口 萩商工(県8強)

【四国】

香川 志度(県準優勝、四国大会初戦敗退)

徳島 富岡西(県4強、四国大会4強)

愛媛 新居浜西(県16強)

高知 高知工(県8強)

【九州】

福岡 鞍手(県16強)

佐賀 鹿島(県8強)

長崎 鎮西学院(県8強)

熊本 熊本西(県準優勝、九州大会8強)

大分 津久見(県4強)

宮崎 都城西(県8強)

鹿児島 川内(県8強)

沖縄 普天間(県8強)

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新潟南センバツ21世紀枠候補、岩渕主将決意新たに

甲子園出場の写真パネルを背に、表彰状を持つ主将の岩渕捕手

来春のセンバツ21世紀枠候補の県推薦校に選ばれた新潟南の表彰式が28日、同校で行われ、主将の岩渕大捕手(2年)が表彰状を受け取った。今後は北信越地区で1校に絞られ、12月14日に北信越候補校として発表される。新潟南は秋季高校野球県大会で準優勝し、同北信越大会1回戦では遊学館(石川)に1-8で敗れている。

岩渕主将が日焼けが薄まった顔を引き締めた。「21世紀枠に推薦されたのは光栄。冬に頑張っていきたい、という決意を改めて深めた」。21世紀枠のセンバツ出場校は、12月に北信越地区でまず1校に絞られ、来年1月25日の選考委員会で決まる。春甲子園への道は厳しく長いが、今後の練習には拍車が掛かる。

秋季県大会で準優勝した新潟南が21世紀枠に推薦された要因は3点だ。右翼が70メートルで、練習試合さえできない不利な練習環境。学業との両立。そして3年前から毎朝、校舎の階段掃除をする奉仕活動が評価された。岩渕主将は「野球は自分を犠牲にして仲間を次の塁に進めるスポーツ。朝の掃除は犠牲心の訓練になっている」と話した。

秋季北信越大会は1回戦で遊学館(石川)に1-8の7回コールドで完敗した。「練習に取り組む姿勢を変えなくてはならない、ということを発見した」と言う岩渕主将は続けた。「打ち勝つことができなければ、上位にはいけない」。冬場は振り込みで打撃力を強化し、筋力アップも図るつもりだ。

新潟南は84年夏に甲子園で8強入りするなど、夏の出場は2回。斎藤貴教部長(44)と長島史明監督(44)は同校野球部の同級生だ。92年夏の県大会決勝で長岡向陵に1-2で敗れた、苦い経験を共有している。教え子で、後輩の選手を指導する長島監督は「先輩たちが築いてきた活動も評価されたと思っている。身の引き締まる思い」と同校の伝統を背負いながら後輩を指導する決意だった。【涌井幹雄】

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桐蔭学園・森が入学後初の左腕撃ち弾「苦手だった」

桐蔭学園対相洋 3回1死一塁、右翼に高校通算8号を放つ桐蔭学園・森(撮影・久保賢吾)

<練習試合:相洋5-2桐蔭学園>◇25日

秋季関東大会を制し、来春のセンバツ出場が確実な桐蔭学園(神奈川)が25日、横浜市内の同校グラウンドで相洋と年内最後の練習試合を行い、2-5で逆転負けした。

伊礼海斗投手(2年)ら4選手をコンディション不良で欠く中、プロ注目の森敬斗内野手(2年)が右越えの高校通算8号2ランを含む2安打2打点の活躍。新チーム結成から7本目で、入学後初めて左腕から放った。「苦手だった左腕から、いい打球が打てて良かった」と話した。今冬はパワー強化を目的に体重7キロ増を目指す。

桐蔭学園対相洋 高校通算8号を含む2安打2打点と活躍した桐蔭学園・森(撮影・久保賢吾)

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桐蔭学園・森敬斗、年内最終戦で2安打2打点

桐蔭学園対相洋 3回1死一塁、右翼に高校通算8号を放つ桐蔭学園・森(撮影・久保賢吾)

<練習試合:相洋5-2桐蔭学園>◇25日

秋季関東大会を制し、来春のセンバツ出場が確実な桐蔭学園(神奈川)の森敬斗内野手(2年)が、年内最終戦となる相洋(神奈川)との練習試合で2安打2打点で存在感を示した。

1点を追う3回1死一塁、右翼へ一時逆転となる高校通算8号2ランをマーク。8回にも安打を放った。新チーム結成以降、7本塁打とアーチを量産。この日は入学後初となる左腕からの1発だった。「(本塁打は)甘い直球でしたが、いい打球が打てたので良かったです」と話した。試合は2-5で敗れた。

桐蔭学園対相洋 8回無死、右前打を放つ桐蔭学園・森(撮影・久保賢吾)

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横浜・及川13K完投も5失点反省「良くなかった」

年内の練習試合最終登板で完投した横浜・及川

来秋ドラフト上位候補の横浜(神奈川)及川雅貴投手(2年)が23日、横浜市内で行われた国学院久我山(東京)との練習試合で先発し、13奪三振5失点で完投した。

4回以外は毎回三振を奪い、自己最速を1キロ更新する153キロをマークした。「スピードは意識していないが、指のかかりは良かった」と話す一方で、5失点(自責1)を反省。投げ終わりで三塁側に体が倒れてしまう点をうまく修正できなかったとし、「今日はおしりに体重が乗ってしまってブルペンからバランスが良くなかった。でも、修正ポイントは分かっている。自分の課題はコントロール。しっかり下半身を鍛えたい」と冬を見据えた。

平田徹監督は「及川は常にいいところへ投げようとしすぎている。スピードが出ているのはいいが、もう少し要所でビシッと放るぐらいの考え方で投げてほしい。打者陣は良くなっている」と言った。秋季関東大会で8強入りし来春センバツ出場の可能性を残す。及川は「まずは、そこを目指してやっていきたい」と見据えた。試合は11-5で横浜が勝利した。

視察した中日小山スカウトは「今日は思った通りに投げられなかったところもあったと思うが、ポテンシャルはすごい。まだ体も大きくなるだろうし、もっと良くなる」と話した。

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静岡商・藤好、フルスイングで慶大から1発狙う

打撃練習に熱が入る藤好

第1回大学野球オータムフレッシュリーグが今日23日、静岡・草薙球場などで開幕する。静岡商は25日に慶大と対戦。4番藤好悠外野手(2年)が、持ち味のフルスイングで本塁打を狙う。

静岡商の打撃練習で藤好が左打席に入ると、右翼後方のコートで練習中のテニス部に向けて「藤好注意報」が発令される。

「次、藤好です。打球に気をつけてください」

打球は右、中、左の深くに高い放物線を描く。それを眺めて高田晋松監督(48)は言った。「飛距離は高校生離れしている。大学生相手にもスタンドへ持っていく力があります」。

貴重な長距離打者の藤好は、1年夏にベンチ入りも、同秋に腰を痛め、翌年1月にはヘルニアを抱えて手術を受けた。今年5月に復帰し、8強入りした今夏は背番号7で全試合出場。4回戦の日大三島戦では、本塁打を放った。だが、今秋は本塁打0で、チームも県2回戦で敗退。「内角直球に差し込まれることが多かった。大会後は内角を打つ練習を重視してやっています」。

その上で、長距離砲を磨いている。筋力トレーニングで主に下半身を鍛え、タンパク質中心の食生活に変えた結果、体重が夏から3キロ増量した。「監督から『本塁打を狙え』とよく言われています」。

秋季大会後の練習試合からは、4番を務めている。「責任感が強くなりました」。慶大との対戦に向けては、「自分のフルスイングでどれだけやれるか試したいです」と声を弾ませた。【河合萌彦】

◆大学野球オータムフレッシュリーグ 出場機会の少ない大学1、2年生の育成を目的に創設。大会期間中は地域貢献の一環として、地元高校チームとの交流試合、大学選手による小学生、未就学児への野球教室なども開催される。入場料は育成助成金の名目で1口1000円から。高校生の試合が行われる球場では、終日無料となる

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21世紀枠推薦の熊本西、部員が後頭部死球で死亡

熊本県警は19日、熊本市西区の県立熊本西高で18日、硬式野球の練習試合をしていた2年の外野手(16)の頭にボールが当たり、19日に死亡が確認されたと明らかにした。死因は外傷性くも膜下出血だった。

同校によると18日午後1時40分ごろ、同県内にある相手校の右投手が投げたボールが、右打者である外野手の頭部に当たった。両耳にガードがあるヘルメットを着用していたが、危険球に対し、捕手側に顔を向け避けたため、左後頭部に当たったという。「痛い」という声とともに、あおむけに倒れ、意識を失った。直後に救急搬送されたが、間もなく呼吸が止まり、緊急手術をするも、19日午前9時30分ごろ、死亡した。

熊本西高は今年の秋季九州大会で8強入りし、県高野連から来春の選抜大会の21世紀枠推薦を受けている。同校によると、亡くなった球児の母親は野球部側に、21世紀枠推薦を辞退することなく、もし選出された場合は息子の写真やユニホームをベンチ入りさせてほしいとの思いを伝えた。

同校はこの日午後、全校集会を開き、事情を説明。生徒は一様にショックを受けていたという。臨時でカウンセラーを配置し、生徒のケアを図るとした。

日本高野連によると、試合中の死球で高校生が死亡したのは、記録が残る1974年以降3例目という。

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札幌大谷・西原健太、マー君以来の北海道V投手

星稜対札幌大谷 先発登板する札幌大谷・西原(撮影・河田真司)

<明治神宮大会:札幌大谷2-1星稜>◇13日◇高校の部決勝◇神宮

札幌大谷(北海道)が創部10年目で初優勝を飾った。1安打完投のエース西原健太(2年)は「素直にうれしいのですが、あっという間でした。まだ、実感がわかないです」と振り返った。

札幌市内出身の選手が中心の中、西原は電車で2時間以上かかる赤平市出身。付属の札幌大谷中進学時、硬式で中高一貫指導をしていた同校にあこがれ「環境が良いところでやりたい」と進学を決めた。現在は下宿生活も、中学3年間は電車で毎朝通学していた。

西原を赤平から特急が止まる滝川駅まで約20分、車で送るのが父智洋さん(41)の日課だった。練習試合の日など、集合時間が早く、電車では間に合わないときは午前4時半に起きて、札幌まで2時間以上かけ、直接送り届けたこともあった。ガソリン代がかかるため、中学入学の1カ月後、自家用車を燃費の良いハイブリッド車に買い替え、息子をサポートした。

明治神宮大会前の本州遠征に出発する直前、西原は札幌市内で父と焼き肉を食べ英気を養った。秋季北海道大会の準決勝、決勝は3回持たずに降板し、背番号17の太田流星(2年)に救援をあおいでいた。優勝しても不完全燃焼で「みんなに迷惑ばかりかけているから、神宮大会では役目を果たしたいんだよね」と雪辱を誓っていた。

決勝戦は難敵星稜打線相手に1安打完投。北海道勢では、田中将大(ヤンキース)を擁した05年駒大苫小牧以来13年ぶりの優勝投手となった。神宮のスタンドで見守った智洋さんは、息子からの恩返しに「ここまで勝ち上がったことだけでも驚きです。最初は赤平から通えるのか不安でしたが、本人がやりたいことをやらせてあげて良かった」と喜んでいた。

星稜対札幌大谷 8回表星稜1死二塁、星稜・岡田を抑えガッツポーズしてベンチへ戻る札幌大谷・西原(撮影・河田真司)

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国士舘エース白須乱調 反撃及ばず札幌大谷に屈する

札幌大谷対国士舘 国士舘先発の白須(撮影・垰建太)

<明治神宮大会:札幌大谷7-3国士舘>◇11日◇高校の部2回戦◇神宮

国士舘(東京)が札幌大谷(北海道)に3-7で敗れた。先発したエース白須仁久投手(2年)が1回1/34安打2四球4失点と乱調。後を受けた石橋大心投手(2年)も1回2/34安打2失点。最終回に2点を返し粘りを見せたが、序盤に許した大量得点が痛かった。

白須の制球が定まらない。ボール先行で、カウントを取りに行った甘い球を痛打され、先頭から3連打。初回に3点を失い、2回の先頭打者に四球を与えたところでマウンドを降りた。「ブルペンから球が走っていなかった。自信のあるカットボールもストライクが入らず、思い通りいかなかった。もう少しブルペンで投げておけばよかった。準備不足です」と肩を落とした。

秋季東京大会は背番号3。今大会から背番号1を任された。「エースの自覚がプレッシャーになった、とは言ってはいけないけど、自覚が悪い方に出た」と、自分の投球ができなかった。永田昌弘監督(60)は「何でこうなったかわからない。白須はスピードが10キロほど遅かった。精神的弱さが出ました」と悔しさをにじませた。

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最速150キロ星稜・奥川、根尾らとプレー/略歴

星稜対広陵 好投する星稜・奥川(撮影・柴田隆二)

<明治神宮大会:星稜9-0広陵>◇9日◇高校の部準々決勝◇神宮

来年のドラフト候補、星稜・奥川恭伸投手(2年)が7回3安打無失点の力投で強敵、広陵を退けた。この日の直球の最速は149キロ。11三振を奪う力投だった。奥川の野球歴などは以下の通り。

★奥川恭伸(おくがわ・やすのぶ)★

◆生まれ 2001年(平13)石川県生まれ。

◆球歴 宇ノ気(うのけ)小3年から宇ノ気ブルーサンダーで野球を始め、宇ノ気中では軟式野球部に所属。捕手の山瀬とともに、全国中学校軟式野球大会で優勝を果たした。星稜では1年春からベンチ入り。1年秋に初めて背番号「1」。今年は春夏連続で甲子園に出場した。

◆U18日本代表 今夏のアジア選手権で根尾らとともにプレー。2年生では唯一の選出だった。

◆最速150キロ 今夏の甲子園1回戦・藤蔭戦で計測。開幕戦でOB松井秀喜氏が始球式を行った直後に登板。“ゴジラパワー”で一気に自己最速を3キロ上回った。

◆10連続K 秋季北信越大会準々決勝・松本第一戦で、初回から4回の先頭打者まで10者連続三振。最終的に13三振を奪って5回コールド勝ち。

◆サイズ、タイプ 183センチ、82キロ。遠投110メートル。50メートル走6秒5。右投げ右打ち。

星稜対広陵 4回表星稜1死二塁、奥川は右翼フェンス直撃の適時三塁打を放つ(撮影・柴田隆二)

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札幌大谷ジャイキリ全国1勝 龍谷大平安に競り勝つ

龍谷大平安対札幌大谷 1回裏札幌大谷1死満塁、佐野の遊ゴロ野選の間に追加点を奪い喜ぶ札幌大谷の選手たち(撮影・垰建太)

<明治神宮大会:札幌大谷6-5龍谷大平安>◇第1日◇9日◇高校の部1回戦◇神宮

高校の部で初出場の札幌大谷(北海道)が、甲子園101勝の龍谷大平安(京都)に6-5で競り勝ち、全国大会初勝利を挙げた。先発のエース西原健太(2年)が7回自責1と粘投。8回から2番手で登板した右横手投げの太田流星(2年)が2回無安打無失点で締め、勝利を呼び込んだ。

全国初陣の札幌大谷が、甲子園で優勝、準優勝ともに4度を誇る強敵を打ち破った。船尾隆広監督(47)は「ベンチ含め、選手が気後れするどころか、モチベーション高く戦ってくれた。壁を感じさせずにやっていた。間違いなく自信になる」と喜んだ。

最後を締めたのは秋季全道大会でも優勝投手となった太田だ。6-5の9回2死二、三塁のピンチで、最後の打者を空振り三振に打ち取ると、雨空を見上げ、雄たけびを上げた。札幌大谷中3年の夏、同じ神宮で行われたリトルシニア日本選手権初戦は、ブルペンで準備している最中にチームが敗退。「2年前投げられなかったマウンドに立てて、楽しかった」と笑顔で振り返った。

“守護神”につなげる流れも万全だった。初回に相手ミスに乗じて5点を先制すると、秋全道の準決勝、決勝で2回持たずに降板していたエース西原が、5回まで1安打無失点。最高の形で太田につないだ。船尾監督は「攻撃のチームと思ってやってきたが、今日は投手陣が良かった。太田はいつも通り安定していたし、西原は今年一番の投球だった」と勝因に挙げた。

元日本代表で世界一を知る船尾監督は試合前、選手に魔法をかけた。全道制覇後、チームは課題の守備修復をテーマに掲げてきた。だが、この日の試合前、あえて同監督は「守備のミスは目をつぶる。思い切ってやってこい」と送り出した。結果は5失策。6回に失策絡みで4失点し1点差に詰め寄られても、その裏に1点を返した。失敗してもへこむことなく攻撃の手を繰り出し、逃げ切った。

2年前のリトルシニア日本選手権で敗れた神宮の地で“雪辱”。西原は「みんなでここに戻ってきて勝てた。次も目の前の一戦に集中したい」。無印の札幌大谷が1歩ずつ、上を目指していく。【永野高輔】

◆北海道代表の対近畿代表成績 札幌大谷の勝利で通算2勝4敗となった。初対戦は87年1回戦で、函館有斗(現函館大有斗)が明石(兵庫)に4-11で敗戦。初白星は12年1回戦で、北照が3-1で京都翔英(京都)に勝利している。大阪勢に3戦3敗だが、京都勢に2戦2勝。

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