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「課題が見つかったからいいじゃん」/矢野監督

敗れた矢野監督は試合後のミーティングで課題を示す(撮影・上山淳一)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

阪神矢野体制が「今季初黒星」を喫した。13安打で8失点の完敗に矢野燿大監督は「もちろん、パンチ力も魅力の打線、チーム。村上は去年もファームでやっていて、すごくいい打者。やっぱり打線はセ・リーグのなかでも1、2やと思う」と警戒した。

その他の一問一答は以下の通り。

-高山がようやく好打

俊も2年間苦しんで、ヒットを打ちたいし、結果を出したいところで、練習でもすごくうまく打とうとしていて。上体だけ、手先だけの打撃になっているところがちょっとあった。やっぱり振るなかから今度合わせるのが、俊の打撃ならできると思う。

-外野は競争が激しい

(高山は)現状はセンター争いだけどセンターだけじゃなくて。奪い取る気持ちでやっていると思う。楽しみが増えたかなと思う。

-前向きにやっている

打てなかったり、試合に出られなかったり、そういう経験のない野球人生を歩んできた。(昨季は)ちょっと落ち込むというのが見た目にもあったのよ。でも去年苦しんできたことが、打てないときでも前を向いてやっていくものが、だんだん備わってきている。

-才木は試行錯誤だ

課題が見つかったからいいじゃん。今日打たれたから開幕ローテに、もう外れるわけでもない。

-試合後、選手に伝えたかったことは

投手にはバックアップのことを言いました。才木はバックアップが浅いので。打たれたあとのバックアップがあれだけ浅いとね。今日は外野手が捕手までちゃんとかえしていたけど、バックアップはしっかり、やれることをやろうとね。

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矢野阪神が対外4戦目で初黒星 “ヤク払い”失敗

ヤクルト対阪神 8回裏、交代を告げる矢野燿大監督(撮影・上山淳一)

<オープン戦:ヤクルト8-3阪神>◇23日◇ANA BALLPARK浦添

阪神矢野体制が「今季初黒星」を喫した。3月29日の開幕戦を戦うヤクルトとの前哨戦は投手陣が13安打を集中されて8失点するなど完敗。

矢野燿大監督も「もちろん、パンチ力も魅力の打線、チーム。村上は去年もファームでやっていて、すごくいい打者。やっぱり打線はセ・リーグのなかでも1、2やと思う」と警戒した。昨季、10連敗して最下位転落の元凶となった相手に“ヤク払い”失敗。今春キャンプの対外試合4戦目で初めて土が付いた。

試合後のミーティングで矢野監督(左)はナインに話す(撮影・加藤哉)

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「負けていいと思って戦うわけではない」/矢野監督

阪神矢野燿大監督

阪神矢野燿大監督が23日のオープン戦初戦へ向けナインに「勝ちグセ」指令を出した。

「みんなの中にも開幕で戦う意識もありながら、オープン戦の対戦になる。本番を想定してというところまでは分からんけど、テンションというか、グッと上がるのは、俺もあると思うし。(オープン戦で)勝ちにこだわらないというけど、負けていいと思って戦うわけではない」。

その他の一問一答は以下の通り。

-23日からオープン戦が開幕。そろそろベンチからサインも出すのか

いや、まだエエんちゃうん? 良くない? ダメ? 出した方がいい?(笑い) やっぱり自分が打席でどうやってやる、ランナー出たらどうやってやってやろうという部分がありながら、そのアンテナが立ちながら、サインを待って。サインが出たときにチームとしてそうしようということだけで。でも先に、サインありきというのは、すごく可能性を縮める。俺は可能性を広げることを、いまはやっていくべきやと思う。

-オープン戦の勝ちという部分をどう考えるか

まあねえ…。あんまり負けすぎたらまた変な雰囲気になることもありえると思うけど、俺はあんまりね。勝った方がいいのはいいけど、めちゃめちゃそこにこだわるような継投ってオープン戦ではない。代打とか選手交代も、ある程度は選手の調整を考えていく。そんなには気にしていない。

-打順のイメージはできてきたのか

いや、無理やろ。まだ。試行錯誤というか、まだ外国人選手も出ていない。(福留)孝介や(糸井)嘉男とかも、まだ入ってきていない。本当に(状態が)いいヤツが多い。めちゃめちゃ悩むよね。いい悩みで。

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阪神矢野監督、因縁ヤクルト戦前に「勝ちグセ」指令

矢野燿大監督

阪神矢野燿大監督(50)がナインに「勝ちグセ」指令だ。23日にオープン戦初戦を迎え、沖縄・浦添でヤクルトと戦う。3月29日の開幕戦(京セラドーム大阪)で激突する相手だ。指揮官は激しく対抗心をあおる。

「みんなの中にも開幕で戦う意識もありながら、オープン戦の対戦になる。本番を想定してというところまでは分からんけど、テンションというか、グッと上がるのは、俺もあると思うし。(オープン戦で)勝ちにこだわらないというけど、負けていいと思って戦うわけではない」

ヤクルトは因縁の敵だ。昨季は8月19日(神宮)からカード10連敗でシーズン終了。01年以来、17年ぶり最下位にまみれた“元凶”になった。23日は青木や山田哲、バレンティンらベストオーダーになる。今年の初顔合わせだけに、一筋縄でいかない印象を植えつけたい。新外国人マルテらも出場予定で、意地の見せどころだろう。前日21日の広島戦を完封勝利。オープン戦でも「勝ちグセ」をつけて、昨年の屈辱を振り払いたい。

今季5度の実戦と同様にノーサインで選手の自主性に委ねる。指揮官は「その方がね、みんなどうやりたいかが見えやすい。ずっと言っているけど、指示待ちは選手の成長スピードもなかなか上がらない」と話した。選手の調整優先のため勝利だけに固執しないが、こうも求める。「勝った方がやっぱりいい試合をしている。投手もいい投球をして。結果的に勝つような試合内容をすることが競争が激しくなって、みんなの成長につながる。そういう意味でも勝った方がいい」。本番を見据え、まずはツバメ退治に挑む。【酒井俊作】

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阪神江越が仰天低空弾「すごい選手に」矢野監督激賞

4回裏阪神無死、江越大賀(左)は右中間越え本塁打を放ちベンチの出迎えを受ける(撮影・上山淳一)

<練習試合:阪神5-0広島>◇21日◇かりゆしホテルズボールパーク宜野座

今度は野人弾!! 阪神江越大賀外野手がまたもや矢野燿大監督を驚かせた。4回だ。昨季8勝を挙げた岡田の外角146キロ速球を捉えるとライナーで右方向へ。二塁手が跳び上がりそうな低空で伸びる。失速せず、右中間芝生席に突き刺さった。指揮官も「あの弾丸ライナー、低い当たりでまさか入ると思わなかった」と絶句する1発だ。

17日の日本ハム戦は安打&二盗&ダイブ捕球と走攻守で魅せ、矢野監督が「ホンマ野人やな」と評した。この日は今季初弾のあと、6回にも中前へ。19年実戦5試合は17打数7安打の打率4割1分2厘。矢野監督は「本当にとんでもない身体能力と潜在能力を持っている選手。ああいうふうに打て出すと、守備もよくなって、すごい選手に変わっていける」と激賞。外野は激戦区だが、指揮官が「使いたくなるよね」と話すように活躍を続けている。

仰天のライナー弾を運んだが、今オフのテーマは「脱力」。江越は「練習から力まずに打てるようにやっている。そのまま出せました」と言う。昨季までは力みがちになり、右肩が下がり、バットのヘッドも遠回りする悪循環で打率も1割5分に低迷した。鋭く強く遠くに飛ばすために力を抜く。巨人田中スコアラーも「えぐかったです…」と驚く。未完の大砲が、また1歩前進した。【酒井俊作】

4回裏阪神無死、右中間へソロ本塁打を放った江越大賀をベンチ前で出迎える矢野燿大監督(撮影・上田博志)
阪神対広島 6回裏阪神無死一、二塁、中前安打を放つ江越大賀(撮影・上田博志)

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「あっちゃー、記事が変わっちゃったな」/矢野監督

伊藤和の投球を後ろから見守る矢野監督(撮影・上山淳一)

プロ8年目の阪神伊藤和が20日、実戦に近い打撃投手を務め、主力相手に力投した。福留を速球で見逃し三振に封じるなど打者と7度対戦で、安打性はわずか1本だった。

矢野燿大監督は「いいと言うてるやん!! 今日もラインを間違えないで投げられる。球の質はいいし、真っすぐでもチェンジアップでも空振りを取れている」と高評価した。

その他の一問一答は以下の通り。

-主力がフリー打撃に登板した

球児はファウルも取っていた。いろいろ球も試しながら投げていた。ブルペンと違って、打者が立つと、多分、力みもあると思う。ドリスも同じ。この時期でというか、初めての実戦に近い登板で、あれぐらい投げられれば、心配はしていないんだけど、安心できるというか。

-伊藤和は球児、ドリスと同組登板。競争の意図も

バレた!? いや、ゴメン、全然ないねん(笑い)。全然なかった。めっちゃ偶然(笑い)。あっちゃー、記事が変わっちゃったな(笑い)。

-チームとして中継ぎ陣は球児、能見と年齢が上がってきている。若い投手が出てきてほしい

確かにね。それはある。守屋も去年も崖っぷちなところからアイツ、はい上がって来ている。守屋にも俺は大いにチャンスがあると思っている。

-近本が西から柵越え

そんな特別な感じはね。これだけ一緒にやってきたら、ある程度打つ、これくらいの力があるだろうなというのは分かっていた。今日もいい形で西の球を打っていたなというのは俺も見ていた。お互いにとって、いい練習になったと思う。

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「近本2番の方がしっくり来る」/矢野監督

雨の中でもファンサービスする矢野監督(撮影・上山淳一)

<練習試合:阪神-KIA>◇19日◇沖縄・かりゆしホテルズボールパーク宜野座

阪神大山が4番候補にリストアップされた。19日のKIA戦に4番三塁で出場。降雨ノーゲームで打席はなかったが、矢野燿大監督は「4番とかエースとかって打てないときに『コイツでいいや』と思える、思われるっていうのが俺はすごいことだと思う。そういうふうな人を4番にしたい」と構想を語った。

その他の一問一答は以下の通り。

-4番は日本人がいい

外国人は日本のプロ野球でウエートを占める部分が大きいけど毎年、そこにウエートがかかりすぎて、そこでチームがちょっと揺れる。そういう形よりは、日本人の中心選手が安定してくれば、チームとしても安定する。

-今日の1、2番は楽しみだが期待する部分は

思い切りもいいしね。近本も1番もいいなと思っているけど、あれだけの足があるのは俺のなかでは2番が面白い。木浪の2番もなくはないけど、俺のなかで近本2番の方がしっくり来る感じ。

-高山は実戦で結果が出ずに苦しんでいる

本人もいろいろ試しながらやっている。気持ちの部分で、結果が出なかったら(気持ちが)下がったりしそうだけど、あんまりそういうのも見えない。気持ちはすごく前に向いている。去年の苦しい時期から(高山)俊も成長してきているんじゃないかな。

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阪神矢野監督が理想語る マルテは「5番とか6番」

雨の中でもファンサービスする矢野監督(撮影・上山淳一)

<練習試合:阪神-KIA>◇19日◇かりゆしホテルズボールパーク宜野座

阪神矢野燿大監督(50)が19日、新外国人ジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス)を5、6番で起用する構想を明かした。韓国KIA戦は降雨のため、1回終了でノーゲーム。来日初の対外試合は打席が巡らず。11日紅白戦に続く5番先発には指揮官が温める理想像が浮き彫りになる。

「俺は5番とか6番を打ってるぐらいの方が、チームとしては理想。現状の頭にあるのは、6番ぐらいを打つ打線になれば、ウチとしても得点力が上がる打線をつくれていると思う」

メジャー通算30発のマルテは4番候補だが、指揮官はキャンプ序盤から生え抜き日本人の4番を理想に挙げる。実戦は24歳の大山を固定起用。この日も「育てるというのもある」と話した。助っ人をポイントゲッターに据えられれば、破壊力が増すのは間違いない。

11日は来日初打席で本塁打を放ったが、この日は雨流れ。マルテも「残念だけど、仕方ない。次のチャンスがあれば100%の準備をしたい」と意気込んだ。実戦を重ね、キーマンの打順適性を見極めていく。

トスバッティングで構えるマルテ(撮影・上山淳一)

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阪神大山、2度目の侍に矢野監督「スタメンで出な」

「日本対メキシコ」戦に選出された阪神大山の名前を読み上げる侍ジャパン稲葉監督(手前)(撮影・滝沢徹郎)

ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本-メキシコ」(3月9、10日・京セラドーム大阪)の日本代表メンバーが18日、沖縄で発表された。阪神からは大山悠輔内野手(24)が2度目の選出。沖縄・宜野座キャンプで4番争いに加わる若き主砲に対し、矢野燿大監督(50)は20年東京五輪でもメンバー入りするようエールを送った。今回の代表は28人中11人が初選出となった。

◇   ◇   ◇

大山よ、夢は東京五輪や!! 矢野監督は侍ジャパンに選出された大山に対して「あの選手たちのなかでやれるのは、すごく意味のあること。日の丸を背負って、あそこでやるというのは、すごく価値がある」と激励した。

3月の強化試合はメキシコが相手だ。昨季レイズで25セーブを挙げたセルジオ・ロモらメジャー経験者も参戦し、格好の腕試しになるだろう。現役時の08年に北京五輪に出場し、15年プレミア12でバッテリーコーチを務めた矢野監督は、大山の目線を上げるノルマも課した。

「選ばれるだけでも、良くないと思うしね。選ばれてスタメンで出なアカンやろうし。東京五輪のときにも選ばれるような選手になっていくべきやと思う」

定位置の三塁は手薄なポジションで、可能性を秘める。活躍すれば東京五輪出場への道筋も見えてくる。17日に練習試合日本ハム戦を宜野座で視察した稲葉監督も「元気な姿でやってるなと見てました」とうなずいた。1年前はオーストラリア戦で招集されたが、5打席で無安打。再びチャンスが巡ってきた。

今キャンプでは4番候補に見込まれ、実戦4試合は12打数3安打。打撃練習の飛距離にはパワーアップも感じさせる。大山は「他球団の一流選手たちと貴重な時間を過ごせる」と意気込んだ。東京五輪出場には「早いです」と笑顔で謙遜したが、大舞台は来年に迫る。まずは目の前の白球に集中する。【酒井俊作】

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「平田さんからも報告をもらっている」/矢野監督

阪神矢野燿大監督

侍ジャパンのメンバーが発表され、阪神大山が2度目の選出。矢野燿大監督は「あの選手たちのなかでやれるのは、すごく意味のあること。日の丸を背負って、あそこでやるというのは、すごく価値がある。選ばれるだけでも、良くないと思うしね。選ばれてスタメンで出なアカンやろうし。東京オリンピック(五輪)のときにも選ばれるような選手になっていくべきやと思う」とエールを贈った。

その他の一問一答は以下の通り。

-西は今後、実戦も近づいてくる

昨日も(ブルペンで)いい球をね。1球、1球に意図を持って投げるというのはいい投手というか、俺のなかでも共通している部分があって。練習のための練習ではなくて、しっかり試合を想定したブルペンでの投球が見えている。着実に進んでいっている感じは見える。オリックスからの調整法はあまり分からないけど、もう、いつでも投げられそうな感じになってきたかなというのは昨日を見ても感じ取れた。

-2軍の安芸キャンプメンバーとの入れ替えは

そこを含めての競争やと思っているから。(2軍監督の)平田さんからも報告をもらっているし、ちゃんと俺らも見て行くべきところ。競争に十分入ってきてくれる調整をしてくれていると思うから、どこかのタイミングで呼びたいとは思っているけど、キャンプ中というのはちょっとないかもしれない。

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矢野監督「現状はちょっと」1、2軍入れ替えなしか

阪神矢野燿大監督

阪神は沖縄・宜野座キャンプで異例の1、2軍メンバー入れ替えなしになる可能性が出てきた。矢野燿大監督が「入れ替えはちょっと難しいかもしれんな。現状はちょっとない」と話し、27日までのキャンプ期間中、高知・安芸で行う2軍キャンプメンバーとの入れ替えなしを示唆した。

平田勝男2軍監督から選手の現状をつぶさに聞いており、「(伊藤)隼太も頑張っているみたい。陽川も順調にやっている。投手も(好調で)やっているから。サードも(大山)悠輔と決まったわけでもない。陽川にも頑張ってほしい」と突き上げを期待した。

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「シーズンでも1番はありえる打順」/矢野監督

ケース打撃練習を終え笑顔を見せながらマウンドを指さす矢野燿大監督(撮影・上田博志)

阪神上本博紀内野手が復活弾を放った。実戦形式のケース打撃に先頭打者で登場。右腕才木浩人投手の初球をフルスイングし、左翼芝生席に突き刺した。突然の出来事に週末で埋まった宜野座のスタンドは一瞬の静寂。直後にどよめきが起こった。

練習でしか対戦することのない自軍のピッチャー。その初球をしっかり捉える技術と心構えが上本にはあった。

矢野燿大監督は「なあ…、すごいなあ」と感嘆。「初球、打とうという気持ちがありながらじゃないと、あれは振れない。しかも、才木も2段モーションやから。結構タイミングも、難しいと思うんだけど」と高く評価した。

矢野監督の一問一答は以下の通り。

-ケース打撃はいきなり上本がアーチ

足を上げるタイミングも合ってなかったのにね。あれで打ちにいけるというか、合わすというか。足も魅力やし、ハマればホームランも打てるというのは、ウエポンの魅力やからね。

-木浪が結果を出した

ジョンソンとも初対戦で「いまのところ」というと木浪にアレだけど見逃し方も結構いい。いい状態、いい内容をずっと見せてくれている。使いたいけどね。使う場所が…(笑い)。

-上本の1番起用はシーズンを見据えてか

もちろん、もちろん、それは考えている。シーズンでも1番はありえる打順。

-ケース打撃登板のジョンソンが「らしい」投球

初めてやしね。まあまあ走者のことをあまり気にしないで自分の投球をやってくれということで、順調に仕上がっている。

-17日もノーサインか

もちろん。ノーサイン。選手たちが感じるままにやってもらえる方が大事。

-そういう意味ではケース打撃で梅野が好内容

打撃練習も、去年の自分のキャリアハイの部分での手応えっていうか、そういうのがある感じの打球の質が出てるかなと思う。

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矢野監督「…すごいなぁ」上本弾に「明日も1番で」

ケース打撃練習で初球で先頭打者本塁打を放つ上本博紀(撮影・上田博志)

阪神上本博紀内野手が復活弾を放った。実戦形式のケース打撃に先頭打者で登場。右腕才木浩人投手の初球をフルスイングし、左翼芝生席に突き刺した。

昨季は左膝のケガで苦しんだ男が存在感を発揮。矢野燿大監督は17日の日本ハム戦(宜野座)で1番に起用することを明かした。

   ◇   ◇   ◇

沖縄の空に復活ののろしを上げた。午後から行われたケース打撃。先頭で打席に立った上本は、才木の1球目を見逃さなかった。「いつも初球からと思っているので」。内角137キロをフルスイング。快音を残した打球が左翼芝生に飛び込んだ。突然の出来事に週末で埋まった宜野座のスタンドは一瞬の静寂。直後にどよめきが起こった。

練習でしか対戦することのない自軍のピッチャー。その初球をしっかり捉える技術と心構えが上本にはあった。矢野監督は「なあ…、すごいなあ」と感嘆。「初球、打とうという気持ちがありながらじゃないと、あれは振れない。しかも、才木も2段モーションやから。結構タイミングも、難しいと思うんだけど」と高く評価した。

決意がにじむ。昨年5月5日の中日戦(甲子園)で、左膝前十字靱帯(じんたい)を損傷。同年6月に再建術を受けた。リハビリをへて、7日の紅白戦では約9カ月ぶりに「1番二塁」で実戦復帰し、左前打をマーク。故障明けながら、キャンプ1軍スタートを決断した矢野監督の思いに応える躍動だ。

ポジション争いが熱くなってきた。本職である二塁には昨季チームで唯一全試合に出場したキャプテン糸原がいる。ルーキー木浪も結果でアピールを続ける。17日には日本ハムとの練習試合が予定されており、矢野監督は「明日も1番でいこうかなと思っている」と明言。俊足でパンチ力のある上本がリードオフマンで力を発揮すれば、打線にも厚みが増す。復活の男は「次は次でしっかりとやります」と静かに闘志を燃やした。【桝井聡】

<上本ケガとの闘い>

◆右足首捻挫 17年5月5日、広島戦の二塁守備中に右足首を捻挫。慢性的な痛みと戦いながらのプレーが始まった。

◆手術 同年11月9日に、東京都内の病院で右足関節(そっかんせつ)の鏡視下手術を受けた。同日退院。

◆3試合連続猛打賞 翌18年は開幕から好調な打撃を見せ、5月1日DeNA戦から同4日中日戦まで3試合連続猛打賞の大当たり。

◆左膝負傷 5月5日中日戦で1回、二盗で滑り込んだ際に左膝をひねった。そのまま退場し、車椅子で病院へ向かった。登録抹消。

◆離脱 同8日、「左膝前十字靱帯(じんたい)の損傷」と診断が下った。打率4割2分2厘と好調だっただけに、衝撃が走った。

◆また手術 6月に大阪府内の病院で「左膝前十字靱帯(じんたい)の再建術」を受け、15日退院した。

◆残留 FA申請期間最終日となった11月13日、行使せず残留を表明した。

上本はケース打撃で本塁打を放ち矢野監督とタッチを交わす(撮影・上山淳一)

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「あれはもうアウトにして当たり前」/矢野監督

藤川球児(右)の投球を見つめる矢野燿大監督(撮影・奥田泰也)

阪神の新外国人マルテが19日にも対外試合デビューを飾る。矢野燿大監督が「(19日の対戦相手)KIAかな。出ると思う」と見通しを明かした。

その他の一問一答は以下の通り。

-スチール練習でも捕手が目立った

矢野監督 まあ、あれはもうアウトにして当たり前やからな。だって、バッティングピッチャーの人がピッチャーやってるわけやし、けん制もしてないでしょ。

-マルテは上昇気配

矢野監督 見ていても自分の中で課題を持っているんじゃない。本人はセンター方向に打っていく、本人の表現では内側から出す、というようなことをよく言う。そういうような形で打っていきながら、だんだんと体もなじんだり、振れるようになって、しっかり振ってみようとかっていうのが今の時期に入ってきてるような感じ。

-投手のバント練習。西はあまり経験がない

矢野監督 形は悪くないよね。ちゃんとした形で。ただ、慣れていないから。ほんとのピッチャーになればもっと変化球もあったり、まあもっと難しくなると思う。

-好投していてもピンチバンターに代えることも

矢野監督 そういう気持ちがあるよっていう。それぐらい、試合の流れの中で6、7回になったときにバントできないっていう判断をしたら、代えざるを得ない。

-藤川は順調

矢野監督 ずっといいんじゃない。すばらしいボール投げてるし。まあずっといってるけど抑えも決まってないし決めてないし、今のボールやったら十分に抑えいけるんちゃうかなっていう期待を持てるようなボールをずっと投げてくれてるから。楽しみやね。

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阪神矢野監督「重要でしょ」先発陣にバント上達厳命

バント練習を終えた西(左奥)ら投手陣にアドバイスする矢野監督(右)(撮影・上山淳一)

阪神矢野燿大監督が先発投手陣にバント上達を厳命した。午前中に先発投手がメイン球場で実戦を想定したバント練習を実施。指揮官は「めっちゃ重要でしょう? その選手個人で何年できるか分からんけど、先発やったら何勝も変わってくるからね」と、その重要性を力説した。

バントを必須科目に指定し、好投していても「できひんと思ったら代えることもある」と厳しい目で見極める。

DH制のパ・リーグからFA移籍した西は、一塁側に転がして難なく成功。「大事なことなので。いろんなコーチや福留さんとかに教えてもらって」と意欲的だった。

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「いい意味でやっぱり変わらん」/矢野監督

阪神対楽天 選手交代を告げる阪神矢野監督(撮影・足立雅史)

<練習試合:阪神5-2楽天>◇14日◇沖縄・宜野座

阪神ドラフト1位の近本が14日、プロ入り後初の対外試合で鮮烈なデビューを飾った。楽天との練習試合で「9番中堅」で先発し第1打席で中前打を放つと、第3打席では俊足を生かした適時三塁打。ドラ1ルーキーが、矢野阪神の「初陣星」を呼び込んだ。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-今季初の対外試合で勝利

選手がいい形でやってくれないと、勝ちというのはないのでね。そういう意味では勝って良かったなと思います。

-ムードも良かった

僕らはベンチ内にいるので、なかなかムードというのは周りの皆さんよりは感じにくい部分もあると思いますけど、皆さんがそう感じてくれたというのは、そういうのが出ていたと思います。

-近本は紅白戦との違いを感じた

いや。ないな。いい意味でやっぱり変わらんというか。近本らしさ。試合に出ると、実戦になればなるほど、近本の魅力が出るし。

-今日のヒットの内容は

すごくいい内容のね。逆方向というのもちょこんと合わせてるんじゃなくてポイントに引きつけてたたけるから。ああいうふうに逆方向に間を抜くとか。そういう打球というのは近本の良さの部分。

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矢野阪神が対外試合初陣1勝、若手の積極性に納得顔

阪神対楽天 7回裏阪神2死三塁、木浪の右前適時打で生還した近本(手前)を迎える矢野監督(撮影・足立雅史)

<練習試合:阪神5-2楽天>◇14日◇沖縄・宜野座

矢野タイガースが「超積極走塁」で初陣を飾った。今季初の対外試合となった楽天戦で若虎が躍動。2-1と1点リードの7回には1死一塁から代走島田が、盗塁に成功し、坂本、近本、木浪のタイムリーの呼び水となった。

チームはこの日、4度の企図で成功は1度だったが、矢野燿大監督は「今はサインなしでみんないけたらいくっていう姿勢でやってるわけやから、何個アウトになろうが、ね」と積極性を評価。「いつもいってるようにその失敗を2個や3個の成功につなげていってくれれば、意味ある挑戦になると思う」と納得の表情だ。

試合序盤から雨が打ちつける状況だったが、平日の内野スタンドは熱心なファンで埋まった。ベンチから若手選手の声が響き、グラウンドでは躍動感のあるプレーが続く。初勝利の指揮官は「楽しかったよ」と笑顔だった。

矢野監督(右)はブルペンでドリスに笑顔を見せる(撮影・奥田泰也)

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矢野監督が今季初対外試合で“4番大山”にした理由

楽天戦の4番に指名された大山。後方中央は矢野監督

大山よ、4番を奪い取れ!

阪神矢野燿大監督(50)が13日、“開幕4番”の大山悠輔内野手(24)にハッパを掛けた。

今季初の対外試合となる今日14日楽天戦(宜野座)の4番に期待の大砲候補を据えることが判明。キャンプ序盤から特打を続けるなど、地道にバットを振り込む若虎に指揮官も期待。「大山がそういう姿を見せてくれるから」と迷わず起用を決めた。

ただ、今後の4番固定が決まっているかと言えば、答えはノーだ。「大山にそういう姿が見えないのに与えることはしない。悠輔自身が奪い取っていくもの」と、結果と内容次第では1試合で剥奪もあり得るとした。

現状では新戦力のマルテや福留、糸井のベテランが主軸を担う可能性が高い。ただ、最下位からの逆襲を目指すチームにとって生え抜き若手の台頭が不可欠。ここまで紅白戦2試合で7打数3安打3打点と好調の大山は「自分のできることをやるだけ。1球1球、1打席1打席を無駄にしないようにしたい」と表情を引き締めた。【桝井聡】

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矢野監督「力でねじ伏せて」“開幕投手”に望月指名

ブルペンで投球練習をする望月

阪神矢野燿大監督(50)が12日、“開幕投手”に望月惇志投手(21)を指名した。今季初の対外試合となる14日楽天戦(宜野座)でローテ候補の4年目右腕に先発マウンドを託し、「球の質にこだわってほしいし、それだけのストレートがあるんやから、力である程度ねじ伏せてほしい」と期待した。

課題は明白だ。先発した7日紅白戦では2本塁打を浴びるなど2回7失点。ストレートがシュート回転して甘いコースを捉えられた。80球投じたこの日のブルペンでは、序盤に捕手を本来の位置から約1メートル後方に座らせて投球練習を実施。経験豊富な藤川によるアドバイスによるもので、ベース上に伸びのある直球を次々と通過させた。

見守った矢野監督は「すごくいいボールが多かった。あのボールやったらそんな簡単に打たれることがないというボールを投げていた。それこそいい顔で」と課題を克服しようとする姿勢を評価。望月は「同じことをしても成長しない。相手との勝負を意識しつつ、前回の反省を生かしたい」と表情を引き締めた。【桝井聡】

ブルペンで望月の投球を笑顔で見守る矢野監督(撮影・上田博志)

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「特に問題ないです。大丈夫です」/矢野監督

矢野監督(右)の前でフリー打撃を行う木浪(撮影・清水貴仁)

オリックスから阪神にFA移籍した西が12日、沖縄・宜野座キャンプで自らのチーム最多を更新する150球のブルペン投球を行った。矢野燿大監督は「オリックスにいた時よりは若干早めに仕上げている感じだとは思うけど、何の心配もしてないし、西らしいボールを投げられている」と信頼している。

その他一問一答は以下の通り。

-第3クールはシート打撃、紅白戦があった

矢野監督 バッター陣は順調にレベルが高い競争をしてくれていると思いますし、打つ以外の走塁とか、しっかり走る意識も持ってやってくれているので、レベルの高い競争ができて満足しています。

-木浪は守備でもいいプレー

矢野監督 守備は現状でチーム内でもかなり上の方に来るんじゃないかなというプレーを見せてくれていますし、スローイングがいいのと、ポジションも全部をこなせると思うので。

-次クールから他球団との試合が始まる

矢野監督 今までやってきていることをやってくれればもちろんいいですし、試合に出られるメンバーも決まってくるので、なかなか試合に出られない選手はもやもやするかもしれないけど、でもやれることを今まで通りしっかりやってほしい。

-体調不良だったジョンソンが合流した

矢野監督 特に問題ないです。大丈夫です。

-西の実戦登板は

矢野監督 まだ何となくというか、徐々にそういう話はなりつつありますが、いつ投げるとか完全にここでいくとかは決まっていません。ファンの皆さまも楽しみにしていると思うので。まあ順調にいっているので楽しみにしてもらえれば。

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「まあ、5番くらいでいいかなと思って」/矢野監督

紅白戦を終え、選手の前で話す矢野監督(中央)(撮影・清水貴仁)

阪神の新助っ人マルテが11日、沖縄・宜野座キャンプの紅白戦に「5番一塁」で出場し、来日初打席で初アーチを描いた。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-マルテは練習からの意識が結果に

(本塁打は)ちょっと先やったと思うけど。本人がやろうとしていることはできている。練習からポイントをあまり前にし過ぎるんじゃなくて、ポイントを近づけた中でセンターに返すというのは本人も意識していると思う。内側から出てこないと、センターに返せないから。練習でやっていることが実戦でもできたというところでは、手応えを感じてくれているのかなと思う。

-打順は5番だった

別に大山もマサヒロ(中谷)もしっかりした内容のバッティングしてるし。まあ、5番くらいでいいかなと思って。

-チームとしても盗塁、足を絡めた野球

それはずっとやってることやし、キャンプから急にやろうと言ってることではなくて。自分らの中の野球観とかアンテナを立てるっていうのが一番大事やと思ってるから。指示待ちになってほしくないし。

-ショート鳥谷の動き

そんなに特にプレー的にどうこうじゃないけど。姿勢というのはこっちも感じているし。奪い取っていくというトリの意識がすごく出てるから、それがあれば大丈夫じゃないかな。自分のやり方とかは分かっている選手だから。そこがしっかりしていれば、自分に何が必要かとか、どういうこととしていこうとかがある選手だから。今の時期にこれだけやれれば十分かなと思う。

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矢野監督、虎レギュラーより侍目指せ「基準上げて」

阪神キャンプを訪れ矢野監督(右)と談笑する侍ジャパン稲葉監督(撮影・上田博志)

阪神矢野燿大監督(50)が10日、若手選手にゲキを飛ばした。侍ジャパンの稲葉監督が宜野座キャンプを視察。

侍のコーチ歴もある矢野監督は「日の丸を背負うって、すごいいい経験になるから。今はみんなタイガースのレギュラーって思う部分は多いと思うけど、目標の基準を上げてもらって」と、ハッパを掛けた。稲葉監督には選手の現状などを報告。選手には将来的に国を背負って戦う選手になれとメッセージを送った。

3月の侍ジャパンは3月9、10日の2日間、メキシコ代表との強化マッチを行う。メイングラウンドではメンバー候補に入っている大山、中谷らが登場。岩貞に一邪飛に打ち取られるなど1打数無安打だった大山は「自分はその時に、やれることをやるだけです」と表情を引き締めていた。

大山(左)は視察に訪れた侍ジャパン稲葉監督(右)と矢野監督(中央)の会話を見つめる(撮影・上山淳一)

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「いつまで投げるんかなと思った」/矢野監督

西の投球を捕手の目線で確認する矢野監督(撮影・上田博志)

阪神矢野燿大監督が選手にゲキを飛ばした。侍ジャパンの稲葉監督が宜野座キャンプを視察。

一問一答は以下の通り。

-西がブルペンで投げ込み

いつまで投げるんかなと思った。よー投げとったね。自分の課題というのはしっかりと考えながら。また、シーズンへ向けて逆算の部分もあると思うし。

-捕手目線から見ていた

あっちの方が良く分かるんよね。いろんな小さい変化だったり、球の力だったり。そういうのでどうなのかなと思って見てたけど。

-鳥谷がシート打撃

俺も「打つんや」って思って。コーチは知ってたけど、俺が知らなかっただけで。1打席だけ立ちたいというのがあったみたいで。ますます面白いね。

-稲葉と意見交換

現状、侍に何人も呼んでもらうというチームにはなれてないけど、オレとしては稲葉監督に呼んでもらえるよう頑張りますとういうことで話をさせてもらった。

-岩貞については

もの足りひんね。まぁ初めての登板やから、っていうのはあるけど。うーん…軸になってもらわないと。そのくらいのピッチャーやと思ってるし。多分、サダ(岩貞)の中で試す(ところもあった)。初めての登板ってやっぱりピッチャーもね。

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「マルテの打撃、全然見てへん(笑い)」/矢野監督

ブルペンで投球練習する望月惇志の打席に立つ矢野監督(撮影・上田博志)

阪神矢野燿大監督が、望月の投球時に今春キャンプで初めてブルペンの打席に立った。「打者が立った方が投げやすいかなと思ってね。意識がつきやすいかなと思って立った。甘いコースでファウルを取れるくらいの球質からコースを広げていった方がね」と説明。

その他一問一答

-メッセンジャーが初めてブルペン入りした

予定通りと思う。自分の調整をして、いい状態に上げていってもらえれば。

-丁寧に投げていた

本人に聞いても「まったく問題ない、順調にやれている」と。

-守護神候補の藤川が病み上がりでブルペン入り

締めくくる回は、また違うプレッシャーもあるし、雰囲気もある。あの球児の音楽が鳴って、球児が出てきて。映画のワンシーンじゃないけど。音楽がかかった時点でみんなのテンションが上がりだして舞台が整って。俺もまた見たい。

-マルテは状態がちょっと上がってきている

俺、マルテの打撃、全然見てへん(笑い)。任せたらいい。ナバーロも控えでいいと思っていない。意欲的にレフトも守ってどんどんハングリーさを出している。ファーストはうまい。

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阪神矢野監督「意識つきやすいかな」初ブルペン打席

ブルペンで投球練習する望月惇志の打席に立つ矢野監督(撮影・上田博志)

阪神矢野燿大監督が今春キャンプで初めてブルペンの打席に立った。

7日紅白戦で2回7失点と炎上した望月惇志投手の投球時、左右の両打席に入って24球、見た。「打者が立った方が投げやすいかなと思ってね。意識がつきやすいかなと思って立った。甘いコースでファウルを取れるくらいの球質からコースを広げていった方がね」と説明するなど、球の質が修正点だ。

この日、122球を投げた望月も「立っていただけたので、実戦に近いイメージでできたのが良かった」と感謝した。

ブルペンで投球練習する望月の打席に立つ矢野監督(撮影・上田博志)

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阪神ドラ3木浪が遊撃レギュラー候補 矢野監督明言

キャッチボール中、笑顔を見せる阪神木浪(撮影・前田充)

新人がショート殴り込み!! 阪神矢野燿大監督(50)が宜野座キャンプ休日の8日、ドラフト3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)を遊撃のレギュラー候補として明言した。今季初実戦だった7日の紅白戦でプロ1号の決勝3ランを放ったルーキーが話題に上がると言い切った。「木浪なんか面白いよね。元気もあるしさ。そういうのは俺らの基準で、チャンスが増えることもあると思うのよ」。紅白戦では三塁を守ったが、本職は遊撃だ。レギュラー争いの可能性を問われてうなずく。

「それくらい書いたってよ! あるんちゃう、ホンマに。スローイングいいもん。意外性、はまったらしっかり振り切れる打撃もあれば、レギュラーにまた、昨日も近づいたと思う」

それほど強烈な衝撃を周囲に与えた。力み返ってもおかしくない2回無死一塁のプロ初打席で、初球を冷静に送りバント。圧巻は同点の6回2死一、二塁だ。守屋から右翼に文句なしのアーチ。指揮官の口調に余韻があった。

「別に控えでええわとは思っていない。北條とか、ほかのポジションのヤツらも『木浪、結構気を抜かれへんな』と第2クールが終わってあるんちゃうかな」

今年の遊撃定位置争いは昨季、規定打席未満ながら打率3割2分2厘の北條や通算2066安打のベテラン鳥谷、俊足&名手の植田らが繰り広げる。そして木浪がもはや“体験入部”ではなく、堂々と参戦。指揮官は「今度は(実戦の)ショートに入れてみようかとなる」と続ける。次戦の11日紅白戦は遊撃先発が濃厚だ。「どんどん、チャンスをアイツは広げていけばいい。それが北條やトリや他のヤツの刺激にもなる。レギュラーあるんじゃないかな。可能性は十分」。一躍、新顔も候補に浮上した。

木浪はこの日、沖縄・読谷村内の室内練習場で約1時間、マシン打撃などを行った。「昨日、良い結果が出て終わって、オフだから何にもやらないのは…。確認でバットを振っておきたいと思って」と自覚十分。黄金なら隠せない。指揮官の発言はリップサービスにとどまらず、真に迫っていた。【酒井俊作】

打撃練習で汗を流す阪神木浪(撮影・前田充)

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「元気ないヤツより元気あるヤツを使う」/矢野監督

阪神矢野耀大監督(2019年2月1日撮影)

阪神矢野燿大監督が7日の紅白戦で鮮やかな決勝弾を放ったルーキー木浪を絶賛。

「木浪なんか面白いよね。元気もあるしさ。そういうのは俺らの基準で、チャンスが増えることもあると思うのよ」。

矢野監督の一問一答は以下の通り。

-野手はふるい落としが第3クールから始まる

もちろん、両方、それはある。そういう意味でも実績は無視できないものになると思う。はい上がってこないとあかんヤツは始まっているから。最後にファームは試合が増えるから、こっちで試合に出られないならファームで試合に出られるし、本人のためになる。

-第3クールは細かい部分を見るか

声の部分もある。元気がないヤツよりは元気があるヤツを使う。あかんかったときも。もう1回チャンスを、コイツの練習姿勢ならって。ベンチで声を出すって、すごく大事な戦力。昔で言えば(新井)良太とかその選手のプラスだし、チームとしても必要。何か自分のプラスアルファをもっと見つけていってほしい。

-鳥谷は次戦から実戦出場か

どうなんやろ。外国人もまだどうかなと、はっきりしたことは昨日の時点では分かっていない。そうなったら(若手は)どんどん出られなくなる。

-投手は多めに連れてきて対象になる

昨日の島本や守屋は去年2軍でやっていて使えると思っているし、今でも昨日打たれても使えると思っている。結果が出なくて追い詰めるつもりは何もないけど。ふるいにかけられるところでは対象になる。

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下柳氏「いいところに行ける」阪神矢野監督にエール

下柳剛氏(右)と矢野燿大(2015年6月28日撮影)

下柳剛氏が8日、沖縄・宜野座で春季キャンプ中の阪神矢野燿大監督にエールを送った。

「頑張ってほしいです。カネ(金本前監督)がやってきたことを継承すると言っているし、自主性や積極性などを大事にしたプレーを続けていけばいいところに行けるのではないかな」と語っていた。

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「俺は打ってほしかったんやけどね」/矢野監督

一塁ベンチから試合をみる矢野監督(撮影・清水貴仁)

阪神ドラフト3位の木浪が7日、沖縄・宜野座キャンプの初実戦となった紅白戦に紅組の「7番三塁」で出場し“プロ1号”を放った。矢野燿大監督は「打撃でアピールできたのはチャンスが広がる」と絶賛した。

矢野監督の一問一答は以下の通り。

-新人の近本、木浪がいい打撃を見せた

近本も走者一塁で、しっかり打っていたし、他の凡打も一塁まで「ギリギリアウト」という足の速さを見せてくれた。木浪も練習からしっかり振り切れる打撃はしていた。思っていたよりバットを振れるイメージが結果でも見せてくれた。

-木浪はプロの実戦初打席でバント。冷静だ

まあねえ。俺は打ってほしかったんやけどね。ランナーが一塁で、どういう打撃をするのかなって。それが悪いとはあいつに言ってないし、全然いい。別に木浪の発想でやることだからいい。ある意味、冷静というか、打ちたいところで気持ちをそっちに持っていったのは、それはそれでプラス。そういう判断ができる部分もプラスにはなるよ。

-北條と上本の実戦出場はチームに大きい

2人ともケガ明けで、こっちも心配があった。上ポン(上本)も(故障して)1年たってない。かなり久しぶりの実戦であれだけ最初から三塁線にファウルを打ったり、打撃はすごく非凡なものがある。ポンに「実戦がこれだけ空いて変な感じないか」って聞いたら「ピッチャーの球が速く見えましたし、変な感じありました」とは言ってたけど、それでもあれだけのものを出せるのが上本の強み。(北條も)今日の感じなら自分の感覚と、実戦とのズレがあまりないかな。俺も見て安心した。

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矢野監督「オイ4番」に振り向いた2人が揃って結果

紅白戦 一塁ベンチから試合をみる矢野監督(撮影・清水貴仁)

矢野チルドレンが猛攻発進!! 阪神が今季初実戦となる紅白戦を行い、両軍で17得点25安打の猛打を披露した。矢野燿大監督(50)が仕掛けた競争が見事にハマり、4番争いもヒートアップ。中谷が19年チーム初本塁打の3ランを左翼に架けると、大山も負けじと適時二塁打など2安打を放った。遊撃や二塁、捕手でも火花を散らし、野手は幸先のいいスタートだ。

   ◇   ◇   ◇

曇天の宜野座に威勢のいい「花火」が何度も打ち上がった。ドンドンドドーン!! 今季初実戦の紅白戦。若トラがアーチ4発の乱れ打ちだ。両軍合わせて17得点。大技小技を織り交ぜた合計25安打に、矢野監督も「言うことないんじゃないですかね。よう打ったねえ」と声を上ずらせた。

初戦からは4番候補が火花を散らす。先に強烈なパンチを繰り出したのは中谷だ。2回、1点先制して、2死一、三塁。2ストライク後、ファウルで3度粘った末に剛腕望月の高め速球を見逃さない。豪快に強振すると高々と弧を描き、左翼芝生席に着弾した。矢野阪神の19年1号アーチ。指揮官は目を細めて言う。

「本人も手応えを感じている部分があると思う。アイツはセンターから逆方向に打つのを間違いなく意識している。いい形のヒット、本塁打もありました」

17年に自己最多の20本塁打を放ったが昨季は5本塁打に激減。この日は1回も速球を右前へ。マルチ安打を記録した。外野の一角を狙い、中谷も「みんな打っているなか、しっかり打てたのはよかった。(本塁打も)追い込まれて、いろんな球に対応しようとするなか、とらえられてよかった」と胸をなで下ろした。

負けじと発奮したのが、4番の有力候補大山だ。2回に痛烈な左前打を放つと3回は詰まりながらも右翼線に適時二塁打をマーク。2安打も「今日は悔しい。安打は出ましたけど、まだレベルが低い」と表情を引き締める。新外国人マルテが4番の最右翼だが矢野監督は「僕の一番の思いは、生え抜きの若い選手がマルテを押しのけてやってくれること」と言い、昨季11発の大山に期待を寄せる。

生え抜きの大砲対決だ。矢野監督がランチタイムに「オイ4番!!」と声を掛けると、中谷も大山も振り向いた。指揮官は言う。「いい意味で、もっとその気になって俺が打ってチームを勝たせてやるというモノを出してくれたら。本当にいいスタートを切った」。身内を蹴落とす仁義なき戦いが、いきなり最高潮に達した。【酒井俊作】

○…矢野阪神の今季初実戦はノーサインだった。一、三塁のコーチボックスは無人のまま、試合が進んだ。犠打も進塁打もすべて、選手の決断に委ねた。前日6日も矢野監督が「サインなんか出さない。指示待ちでは困る。サイン待ってるようじゃ、あまり成長しないと思う」と説明していた。

紅白戦 2回表紅組2死二、三塁、左越え3点本塁打を放つ中谷(撮影・清水貴仁)
紅白戦 3回裏2死一塁、大山は右線に適時二塁打を放つ(撮影・加藤哉)

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