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センバツの春日部共栄監督に植竹氏、前監督謹慎で

今春の選抜高校野球大会(3月23日開幕・甲子園)に出場する春日部共栄(埼玉)が、部員への暴力で謹慎処分を受けた本多利治監督の代わりに、野球部長の植竹幸一氏を監督として登録することが7日、分かった。

佐藤充彦コーチが部長としてベンチ入りする。

本多氏については、5月に日本学生野球協会からの処分が解けた後に監督に復帰させるかどうかを検討する。

同校は春夏合わせて甲子園出場7度の強豪。昨年4月に本多氏が練習試合で見逃し三振をした選手計3人に平手打ちするなどしたことが判明。1日に日本学生野球協会の審議室会議で4カ月の謹慎処分が決まった。

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センバツ出場の春日部共栄、監督謹慎中で部長が指揮

植竹幸一部長(2019年1月25日撮影)

今春センバツに出場する春日部共栄(埼玉)が6日、植竹幸一野球部長(49)の指揮で甲子園に臨むことを決めた。

学校側はこの日の放課後、野球部員に報告した。本多利治監督(61)が部内暴力および報告義務違反で5月11日まで謹慎中。当面の監督職を植竹氏が務める。体育科教諭でもある同氏は、春日部共栄OB。これまで26年間、野球部長として本多監督を支えてきた。植竹氏の代わりとして、佐藤充彦コーチ(35)が部長登録で甲子園のベンチに入る。

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春日部共栄監督らに謹慎処分、センバツでベンチ不可

日本学生野球協会は1日、都内で審査室会議を開いた。春日部共栄(埼玉)の本多利治監督(61)は「監督の暴力(部内)および報告義務違反」で1月12日から5月11日までの4カ月間、松山聖陵(愛媛)の荷川取秀明監督(37)も同理由で1月26日から3月25日までの2カ月間、それぞれ謹慎処分となった。

また、龍谷大平安(京都)の野球部顧問も部内暴力で昨年12月14日から今年3月13日までの3カ月間の謹慎処分に。2月18日の登録締め切り時が謹慎期間にあたるため、3人とも選抜高校野球(3月23日開幕、甲子園)でベンチに入ることはできない。

また、帝京五(愛媛)の監督(51)は暴力やハラスメント行為が上申され、昨年12月19日から今年4月18日まで4カ月の謹慎に。高校では部員の盗撮行為も2件、処分対象となった(校名は非公表)。大学では、岐阜経済大で未成年部員44人の飲酒が発覚し、昨年12月12日から今年3月11日まで3カ月の対外試合禁止処分となった。

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ドラゴン桜?東大・浜田監督が高校生に合格講座開講

高校生たちに勉強法のアドバイスを送る東大・浜田監督(右)(撮影・古川真弥)

リアルな「ドラゴン桜」の世界があった。東京6大学野球リーグの東大が27日、埼玉県立不動岡高校の野球部10人を練習に受け入れた。午前8時から約5時間、全メニューを一緒に行った。入部者増を狙う浜田一志監督(54)が発案した。塾講師の顔も持つ監督は、練習後に見学者12人を合わせた22人の高校生に「東大野球部流 合格講座」を開いた。

    ◇    ◇    ◇

コンクリートむき出しの観客席が、塾と化した。文化庁登録有形文化財でもある東大球場。昭和の趣残るバックネット裏に、詰め襟の学生服22人。ピンと背筋を伸ばし、浜田監督を迎えた。「野球部流 合格講座」と記されたペーパーを手に、塾長が口を開く。創部100周年と紹介した後、続けた。

「東大は100年間、優勝してません。『俺が優勝させてやるぞ!』という人を待ってます」

熱く、受講生を引き込んだ。「自分で勝手に限界を作らないこと。野球も、勉強も『こんなもんだろう』と思うと、そこまで。この学校だから、東大に入れる、入れない、甲子園に行ける、行けないなんて、大人が勝手に言っているだけ」と訴えた。青空講義には黒板こそなかったが「文武両道のコツ」とテーマを定め、具体的なポイントを挙げていった。

“基礎を大事にする”

野球も、勉強も、基礎が大事なのは言うまでもない。

“疲れていても勉強できる”

「疲れた時に苦手科目を勉強しても眠くなっちゃう。そういう時は、得意な科目」と力説した。「スタンプラリー効果」だという。スタンプを全部集めたら1杯無料のラーメン店を例に挙げた。「家系で僕も集めるんだけど(笑い)。1つも埋まってないと集める気にならない。でも、2つ、3つと押すと、また行こうと思う。勉強も一緒。得意科目ができると、苦手なものも自発的にやろうとなる。野球もそう。直球が得意だと、変化球も打てるようになりたい。勉強は個人プレーじゃない。国数社理英のチームプレーです」と、野球に絡めながら説いた。

“時間を無駄にしない”

「授業時間、通学などの隙間時間を使って」と呼び掛けた。その上で、睡眠、食事などの9時間を引いた残り15時間をどう使うか。「753の法則」を強調した。部活期間は「やるべきこと(勉強)7時間、やりたいこと(野球)5時間、自由時間3時間」。引退したら、野球の5時間を勉強に回す。「12時間の壁」だ。「部活に使っていた時間を全て勉強に振り向けると現役合格しやすい」。実際に、現役合格した東大野球部員の平均値を示した。部活をしていた時は、勉強7・4時間、野球4・6時間。それが、引退後は勉強12・8時間と、野球の時間を全て勉強に回していた。

次々と興味深い話を紹介したが、実は、真っ先に掲げたものは別にある。

“モチベーションを保つ”

高校生に教えることで、部員は野球の理解を確認できる。同時に、未来の東大生候補に動機づけを与える場でもあった。講義前、浜田監督は明かした。「東大球場で練習したことをモチベーションに、勉強に身を入れて欲しい」。

東大に合格しないことには、東大野球部には入れない。当たり前のこと。ただ、他の5大学と違い、国立の超難関である東大には大きなハードルとなっている。練習&講義を終えた、不動岡・加藤将義内野手(1年)は東大志望。「花咲徳栄や春日部共栄とは、僕らは体が違う。頭を使ってやらないと。東大の方たちの練習は勉強になりました。モチベーションが高まりました」と目を輝かせた。

13年から指揮を執る浜田監督。地道な活動が実り、今季は史上初の部員100人超えも見えてきた。分母を増やすことが戦力アップにつながるのは間違いない。サクラ咲く日を、塾長は待っている。【古川真弥】

◆東大野球部は公式フェイスブック上で「受験生応援企画」を展開している。センター試験や2次試験に向けて、部員たちの経験を披露。「センター試験対策は駿台パックとZ会の問題集をひたすらやった」「昼休みはトイレだけは済ました」「うるさい集団もいるので耳栓やイヤホンを」など、具体的なアドバイスを送っている。発案者の柳田海主務(3年=湘南)は「受験生のモチベーションになれば」と話した。

◆東大の現役部員たちは、どうやって受験勉強のモチベーションを保ったのか? 共通するのは「神宮でプレーしたい」という強い思いだった。3浪の末に入学した井上慶秀内野手(1年=長野)は浪人時に宮台(現日本ハム)が投げる姿を追った。「下克上というか、強い相手に投げ勝つ。公立高出身の僕らには、むちゃくちゃ格好良かった」。1浪で合格の土井芳徳外野手(2年=国学院久我山)は「6大でやりたかった。僕の野球の力では他の5大では難しくても、東大なら勝負できる」。彼らは「東大」よりも「東大野球部」に入りたかったのだ。

◆東大野球部 1919年(大8)創部。25年に早大、慶大、明大、法大、立大の東京5大学野球連盟に加盟し、東京6大学野球連盟が発足した。終戦後最初のリーグ戦となった46年春は2位。「赤門旋風」の81年春は4位だったが、シーズン6勝は東大史上最高記録。10年秋から15年春にかけて、連盟記録の94連敗。エース宮台(現日本ハム)を要した17年秋は、15年ぶりに勝ち点を挙げた。

◆ドラゴン桜 三田紀房のマンガで、03年から07年まで講談社のマンガ雑誌「モーニング」に連載。元暴走族で弁護士という桜木建二が、落ちこぼれ高校の再建に乗り出すべく、東大合格100人に挑む。作品の中で、さまざまな受験テクニックが紹介された。

◆浜田一志(はまだ・かずし) 1964年(昭39)9月11日、高知県生まれ。土佐(高知)から東大へ進学。89年工学系研究科修士課程修了。新日鉄(現・新日鉄住金)に就職し94年に独立して学習塾を開業。野球では3年春に1試合2本塁打の東大個人記録を樹立し、4年時は主将を務めた。13年に東大硬式野球部の監督に就任した

高校生たちに勉強法のアドバイスを送る東大・浜田監督(右)(撮影・古川真弥)
不動岡の2人に守備の助言を送る東大の選手(中)(撮影・古川真弥)
東大野球部を志す不動岡・加藤(撮影・古川真弥)

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春日部共栄センバツ出場 体罰問題も満場一致で選出

センバツ出場を決め、円陣を組んで雄たけびを上げる春日部共栄の選手たち(撮影・林敏行)

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場校選考委員会が25日行われ、春日部共栄(埼玉)が22年ぶり3度目の出場を決めた。

3時10分過ぎに、宇野禎弘校長(63)が吉報の電話を受けた。約1分間の通話を終えると「満場一致で選んでいただいたとのことでした」とホッとした表情。その後の会見では「涙が出そうになりました」と少し目を潤ませながら話した。

同校は昨秋関東大会で準優勝し、センバツ出場は確実視されていた。そんな中での今月20日、本多利治監督(61)が昨春に体罰をしていたことが発覚。石崎聖太郎主将(2年)も「不安はありました。でも、あまり考えないようにしていました。自分たちの出した結果を信じて」と前を向き続けた。この日もケース打撃などに取り組み、笑顔と活気にあふれる練習を繰り広げた。

本多監督には1月中に校内での処分、そして2月1日には日本学生野球協会審査室からの処分が出る可能性が高い。宇野校長は「もし(センバツで采配を)とれる処分であったとしても、学校としてそういうことはしない。他の人間で指揮をとることを考えている」と、監督代行を立てて甲子園に臨む意向を示した。

センバツ出場を決め、歓喜の雄たけびを上げる春日部共栄高校の選手たち(撮影・林敏行)

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大阪桐蔭落選!関東6枠に横浜/センバツ32校一覧

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われ、出場32校が決定した。21世紀枠には、石岡一(関東・茨城)、富岡西(四国・徳島)、熊本西(九州・熊本)の3校。

最速153キロ左腕の及川雅貴投手(2年)を擁する横浜は、昨秋の神奈川大会で優勝。関東大会では2回戦で春日部共栄(埼玉)に7回コールド負けを喫したが、激戦の「関東・東京」6枠目に入った。史上初のセンバツ3連覇と春、夏、春の甲子園3連覇を目指した大阪桐蔭は無念の落選。昨秋の近畿大会はベスト8どまり。近畿6枠をめぐる争いで、条件的にはボーダーライン上だった。甲子園出場を逃すのは16年夏以来、5季ぶり。

21世紀枠=3校

◆石岡一(茨城=初)

東京から特急で約1時間、茨城・石岡市にある県立高校。1910年(明43)に「新治郡立農学校」として創立し、野球部も4年後に創部した。全日制3科に加えて、定時制も備え、全校で1000人近い生徒が学ぶ。野球部は49人(うち女子マネジャー3人)

21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場が決まり喜びを爆発させる石岡一ナイン(撮影・足立雅史)

◆富岡西(徳島=初)

1896年 徳島県尋常中学校第二分校として開校した県立校。校訓は「質実剛健」。校風は「文武両道」。野球部は1900年創部。今年で創部120年目を迎え徳島県内では2番目に古い野球部。部員数41人(うちマネジャー8人)。剣道部、新体操部も強豪。主なOBに内閣官房長官などを歴任した後藤田正晴氏(故人)ら。所在地は徳島県阿南市富岡町小山18の3

春夏通じて初の甲子園出場に喜びを爆発させる富岡西ナイン

◆熊本西(熊本=初)

1974年創立の県立校。普通科、普通科体育コース、理数科があり全校生徒1038人(女子467人)。なぎなた部、ラグビー部も強豪。野球部は76年創部。甲子園は85年夏に1度出場し1勝を挙げた。部員数40人。所在地は熊本市西区城山大塘5の5の15

センバツ出場を決め、ガッツポーズで喜ぶ熊本西の選手たち(撮影・菊川光一)

北海道=2校(神宮大会1枠含む)※補欠校=駒大苫小牧、釧路湖陵

◆札幌大谷(初)

1906年(明39)4月、私立北海女学校として創立。48年に中学校を開設し、現校名となった。野球部は女子校から男女共学になった09年に創部。ほかの運動部では男子サッカー、女子バレーボール、卓球、フェンシングなどが全国レベル。主な卒業生は里田まい(タレント)藤本那菜(女子アイスホッケー日本代表)ら。所在地は札幌市東区北16東9。種市政己校長

選抜出場を決め、笑顔で帽子を投げる札幌大谷ナイン(撮影・佐藤翔太)

◆札幌第一(2年ぶり3度目)

1958年(昭33)創立。男女共学の私立校。創立と同時に創部された野球部は甲子園に春3度目、夏3度出場。進学率99%を誇り、バドミントンなどスポーツも盛ん。主な卒業生に16年リオ五輪で日本選手団旗手を務めた陸上男子10種競技代表の右代啓祐らがいる。所在地は札幌市豊平区月寒西1の9の10の15。浜館宏樹校長

神宮大会枠でのセンバツ出場が決まり、雪の中で雄たけびを上げる札幌第一の選手たち(撮影・永野高輔)

東北=2校 ※補欠校=花巻東、仙台育英

◆八戸学院光星(3年ぶり10度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は学校創立と同時に創部された。甲子園出場は春10度目、夏9度。11年夏から甲子園3季連続準優勝。主なOBは巨人坂本勇人、ロッテ田村龍弘、阪神北條史也ら。所在地は青森県八戸市湊高台6の14の5。小野崎龍一校長

3年ぶり10度目の選抜大会出場が決まり帽子を投げて喜ぶ八戸学院光星の選手たち(撮影・野上伸悟)

◆盛岡大付(2年ぶり5度目)

1958年(昭33)生活学園高校として創立の私立校。63年に女子校から共学。90年から現校名。野球部は80年創部。甲子園出場は春5度目、夏は10度目。OBにソフトバンク松本裕樹ら。岩手県盛岡市厨川5の4の1。赤坂昌吉校長

ガッツポーズでセンバツ出場を喜ぶ盛岡大付ナイン

関東・東京=6校 ※補欠校=関東:佐野日大、前橋育英、東京:東海大菅生

◆桐蔭学園(神奈川=16年ぶり6度目)

1964年(昭39)に男子校として創立し、81年女子部設立。甲子園出場は春6度目、夏6度。初出場の71年夏に全国制覇した。主なOBに元巨人高橋由伸氏、ロッテ鈴木大地、俳優織田裕二、タレント西川史子、デーモン小暮閣下ら。所在地は横浜市青葉区鉄町1614。岡田直哉校長

センバツ出場が決まり喜びを爆発させる桐蔭学園の選手たち(撮影・垰建太)

◆春日部共栄(埼玉=22年ぶり3度目)

1980年(昭55)に創立された男女共学の私立校。野球部も同年創部。甲子園出場は春3度目、夏5度。主なOBは元ロッテ小林宏之氏、日本ハム中村勝ら。所在地は春日部市上大増新田213。宇野禎弘校長

センバツ出場を決め、円陣を組んで雄たけびを上げる春日部共栄の選手たち(撮影・林敏行)

◆山梨学院(山梨=5年ぶり3度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は57年創部。甲子園出場は春3度目、夏8度。主なOBは巨人松本哲也コーチ、ソフトバンク明石健志ら。所在地は甲府市酒折3の3の1

センバツ出場が決まり気合の入る山梨学院ナイン(撮影・滝沢徹郎)

◆習志野(千葉=10年ぶり4度目)

1957年(昭32)創立の市立校。野球部も同年創部した。甲子園出場は春4度目、夏8度。67年、75年に全国制覇している。OBは元阪神掛布雅之氏、ヤクルト小川淳司監督、ロッテ福浦和也ら。所在地は習志野市東習志野1の2の1

10年ぶり4回目のセンバツを決め、OBのロッテ福浦和也のポーズを決める習志野の選手たち(撮影・狩俣裕三)

◆横浜(神奈川=5年ぶり16度目)

1942年(昭17)創立の私立男子校。野球部は45年創部。甲子園は春16度目、夏は18度の出場。98年に史上5校目の春夏連覇を達成。所在地は横浜市金沢区能見台通46の1。葛蔵造校長

センバツ切符を手に入れて気合が入る及川(中央左)ら横浜の選手たち(撮影・山崎安昭)

◆国士舘(東京=10年ぶり9度目)

1917年(大6)創立の私立校。野球部は46年創部。甲子園出場は春9度目、夏1度。他に柔道、剣道、サッカー部などが有名。主なOBに巨人笠井駿、アテネ五輪柔道金メダリストの鈴木桂治ら。所在地は世田谷区若林4の32の1

センバツ出場が決まり国士舘ナインから胴上げされる永田監督(撮影・江口和貴)

東海=2校 ※補欠校=中京学院大中京、中京大中京

◆東邦(愛知=2年連続30度目)

1923年(大12)東邦商業学校として創立した私立校。48年、現校名に。野球部は30年創部。甲子園は春が30度目。夏は17度出場。34、39、41、89年春に優勝。主なOBに中日藤嶋健人、DeNA関根大気ら。名古屋市名東区平和が丘3の11

選抜高校野球の出場が決まり石川主将(中央)を中心に喜ぶ東邦ナイン(撮影・前岡正明)

◆津田学園(三重=17年ぶり3度目)

1987年(昭62)に創立の私立校。野球部は91年創部。甲子園は春3度目、夏1度出場。主なOBは阪神桑原謙太朗、楽天出口匠。所在地は桑名市野田5の3の12。山川政美校長

北信越=2校 ※補欠校=上田西、東海大諏訪

◆星稜(石川=2年連続13度目)

1962年(昭37)「実践第二高等学校」として創立された私立校。63年から現校名。甲子園は春が13度目、夏は19度出場。79年夏の3回戦で箕島と延長18回の死闘を演じた。95年夏に準優勝。主なOBは元ヤンキースで野球殿堂入りを果たした松井秀喜、サッカー本田圭佑ら。所在地は石川県金沢市小坂町南206

センバツ出場を決め喜ぶ星稜ナイン(撮影・奥田泰也)

◆啓新(福井=初)

1937年(昭2)創立の福井精華女子学園が母体。62年に福井女子高等学校として開校の私立校。98年に現校名となり、男女共学となった。普通科、情報商業科、調理科などを置く。野球部は12年創部。主なOBは牧丈一郎(阪神)。所在地は福井県福井市文京4の15の1。荻原昭人校長

近畿=6校 ※補欠校=大阪桐蔭、報徳学園

◆龍谷大平安(京都=3年ぶり41度目)

1876年(明9)に「金亀教校」として創立された私立校。08年から現校名。野球部は1908年(明41)創部。甲子園は春は41度目、夏は34度出場。夏は3度、春は1度優勝。主なOBは元広島衣笠祥雄氏、元阪神桧山進次郎氏ら。所在地は京都市下京区御器屋町30。関目六左衛門校長

センバツ出場が決まり、ガッツポーズで喜ぶ龍谷大平安ナイン(撮影・前田充)

◆明石商(兵庫=3年ぶり2度目)

1953年(昭28)に市立校として創立。野球部も創立と同時に創部された。甲子園出場は夏1度、春は2度目の出場。主な卒業生は車いすテニスの上地結衣。所在地は明石市魚住町長坂寺1250。楠田俊夫校長

2度目のセンバツ出場を喜び合う明石商ナイン(撮影・渦原淳)

◆履正社(大阪=2年ぶり8度目)

1922年(大11)に大阪福島商業学校として創立した私立校。83年から現校名。野球部は開校と同じ22年創部。甲子園出場は春8度目、夏3度。主なOBはオリックスT-岡田、ヤクルト山田哲人ら。所在地は大阪府豊中市長興寺南4の3の19。小森重喜校長。野球以外のOBに漫才師のおぼん・こぼんら

センバツ出場を決め岡田監督を胴上げして笑顔を見せる履正社ナイン(撮影・加藤哉)

◆智弁和歌山(和歌山=2年連続13度目)

1978年(昭53)創立の私立校。野球部は79年創部。甲子園出場は春が13度目、夏は23度出場。優勝は春1回、夏2回。主なOBに元ヤクルト武内晋一氏、日本ハム西川遥輝ら。所在地は和歌山市冬野2066の1

春のセンバツ出場が決定し、中谷仁監督(前列左から6人目)を中心に歓喜のガッツポーズする智弁和歌山ナイン(撮影・白石智彦)

◆福知山成美(京都=5年ぶり3度目)

1871年(明4)創立の私立校。00年に福知山商から現校名に変更。普通科の3コースと商業科の1コースがある。野球部は23年創部。甲子園は春3度目、夏4度。主なOBは元オリックス横山徹也氏、元ヤクルト大原秉秀氏。所在地は福知山市字堀3471の1。足立透校長

センバツ出場の吉報を受け大喜びの福知山成美の選手たち

◆市和歌山(和歌山=3年ぶり6度目)

1951年(昭26)市立和歌山商として創立。09年普通科設置で現校名。総合ビジネス科、デザイン表現科、普通科の3学科。野球部は57年創部。甲子園は春6度目、夏5度。主なOBに阪神藤田平元監督ら。和歌山市六十谷45。勝本泰弘校長

3年ぶりのセンバツ出場を決め、持ち上げられる市和歌山の米田航輝主将(撮影・松本航)

中国=3校 ※補欠校=創志学園、関西

◆広陵(広島=6年ぶり24度目)

1896年(明29)設立。野球部は1911年創部。甲子園出場は春は24度目、夏23度。夏は準優勝4度、春は優勝3度、準優勝3度。主なOBは阪神金本知憲元監督、広島野村祐輔ら。所在地は広島市安佐南区伴東3の14の1。国貞和彦校長

広陵ナインはセンバツ出場を決め帽子を高々飛ばして大喜び(撮影・上山淳一)

◆米子東(鳥取=23年ぶり9度目)

1899年(明32)に鳥取県第二中学校として創立した県立校。1949年(昭24)に現校名に変更。硬式野球部は1900年(明33)に誕生し、甲子園出場は春9度目、夏13度。60年春に準優勝している。主なOBは元西武野口裕美氏、元日テレアナの上田まりえら。所在地は米子市勝田町1番地。田中宏校長

◆呉(広島=2年ぶり2度目)

前身は1959年(昭34)に家庭科専門高等学校として呉市が設立した広島県呉豊栄高等学校。98年に共学化され現校名となった。野球部は07年創部。甲子園出場は春2度目、夏はなし。所在地は広島県呉市阿賀中央5の13の56。西山光人校長

四国=2校 ※補欠校=高知商、明徳義塾

◆高松商(香川=3年ぶり27度目)

1900年(明33)創立の市立校。野球部は1909年創部。甲子園出場は春27度目、夏19度。春夏合わせて4度の優勝を誇る古豪。前回出場の16年春は準優勝。主なOBは巨人水原茂元監督、元阪急島谷金二氏、ロッテ松永昂大ら。所在地は高松市松島町1の18の54

◆松山聖陵(愛媛=2年連続2度目)

1961年(昭36)に男子校として創立した私立校。08年から共学。野球部は70年創部。甲子園は16年夏に初出場(初戦敗退)。主なOBに広島アドゥワ誠、俳優藤岡弘、、お笑いコンビのデンジャラスのノッチら。所在地は愛媛県松山市久万ノ台1112

九州=4校 ※補欠校=興南、小林西

◆筑陽学園(福岡=初)

1923年(大12)創立の私立校。甲子園出場は夏1度。主なOBは広島長野久義、阪神谷川昌希ら。福岡県太宰府市朱雀5の6の1。新田光之助校長

春のセンバツ初出場の連絡を受け、喜びを爆発させる筑陽学園ナイン(撮影・今浪浩三)

◆明豊(大分=10年ぶり3度目)

1999年(平11)に別府大付と明星の学校法人合併で発足した男女共学の私立校。野球部創部は別府大付時の52年。甲子園は春は3度目、夏6度の出場。主なOBに元阪神城島健司、ソフトバンク今宮健太ら。所在地は大分県別府市野口原3088。小野二生(つぎお)校長

出場が決まり、ガッツポーズの明豊ナイン

◆大分(大分=初)

1952年(昭27)創立の私立校。普通科、自動車工業科、商業科がある。野球部も同年創部。甲子園出場は夏2度。主なOBはオリックス佐野皓大、女優財前直見ら。所在地は大分市明野高尾1の6の1。小山康直校長

吉報に駆けだした大分ナイン(撮影・梅根麻紀)

◆日章学園(宮崎=初)

1950年(昭25)に創立された男女共学の私立校。甲子園出場は夏1度、春は初。主なOBはボクシング元世界王者戸高秀樹、プロゴルファー香妻琴乃ら。所在地は宮崎県宮崎市広原836

出場を決め、喜ぶ日章学園ナイン(撮影・栗木一考)

★センバツ特別枠

◆21世紀枠 01年導入。推薦校は原則、秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟129校以上はベスト32以上)から選出。練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球の実力以外の要素も選考条件に加える。07年まで2校、08年から3校を選出(85回大会の13年は4校)。東日本、西日本から1校ずつ、残り1校は地域を限定せずに選ぶ。

◆神宮大会枠 03年導入。明治神宮大会優勝校が所属する地区に出場枠1を割り当てる。今回は札幌大谷が優勝し、北海道地区に1枠をもたらした。

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横浜左腕の及川「諦めていた」まさかの選出に喜び

センバツ切符を手に入れた横浜・及川は松坂大輔のモニュメントを背に笑顔を見せる(撮影・山崎安昭)

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が25日、大阪市の毎日新聞大阪本社で行われ、横浜(神奈川)が選出された。

最速153キロ左腕の及川雅貴投手(2年)を中心に、昨秋の神奈川大会で優勝。関東大会では2回戦で春日部共栄(埼玉)に7回コールド負けを喫したが、激戦の「関東・東京」6枠目に入った。

センバツ出場は09年以来5年ぶり16度目で、夏とあわせて甲子園は通算34度目。センバツでは06年以来の優勝を目指す。

ドラフト上位候補の及川は「(センバツは)無いと言われていたので、素直にうれしく思いました。センバツは諦めていたし、夏は4連覇がかかっているので、1番は夏の4連覇を目指していた」とまさかの選出に喜びをにじませた。

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春日部共栄・村田「すごい」星稜・奥川との対決望む

「二刀流」のポーズを決める春日部共栄のエース村田(撮影・林敏行)

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場校選考委員会が25日行われ、春日部共栄(埼玉)が22年ぶり3度目の出場を決めた。

春日部共栄の最速147キロ右腕・村田賢一投手(2年)が、星稜・奥川との対決を望んだ。「星稜とやりたい。強いところを倒して優勝したい」と意気込んだ。特進理系コースでクラス上位の成績を誇る秀才エースは「全部すごい。全部の球種を見たい」と対奥川の打席にも興味津々で、研究者肌? を見せていた。

「二刀流」のポーズを決める春日部共栄のエース村田(撮影・林敏行)

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“平成最後の怪物”横浜・及川「てっぺんを目指す」

センバツ切符を手に入れた横浜・及川は松坂大輔のモニュメントを背に笑顔を見せる(撮影・山崎安昭)

「平成最後の怪物」に化ける。第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日に行われ、出場32校が決定した。「関東・東京」では横浜(神奈川)が大逆転で5年ぶり16度目の出場。昨秋の関東大会2回戦で春日部共栄(埼玉)にコールド負けを喫したが、最速153キロ左腕・及川(およかわ)雅貴投手(2年)の活躍が評価されて出場6枠目をもぎ取った。「高校四天王」と評されるドラフト上位候補が「松坂・菊池級」の活躍で一気に芽吹く。

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怪物の卵には匂い立つ雰囲気があった。大逆転での選出にも及川に浮かれる表情はなし。「選ばれたからには優勝、てっぺんを目指したい」。183センチ、73キロ。スラリと伸びた長い手足をそろえ、堂々と言った。

見たいと思わせる魅力がある。最速153キロ。「横浜に入った時は他の球種も投げていたけど、投げ分けが出来ないので質を高めようと思った」と球種は直球とスライダーのみ。それでも公式戦、練習試合を合わせた16試合87回2/3で防御率1・64、奪三振率13・25と圧倒的だ。春日部共栄にコールド負けし、劣勢に立たされた今回の選考では「うまくいけば優勝できる逸材」と絶賛され、左腕の存在が選出理由になった。左右の違いはあれど球種、成績ともに同校OBで「平成の怪物」と呼ばれた中日松坂を連想させる。

「左の怪物」にも負けない球速で観客を沸かせる。憧れの投手はマリナーズ菊池。09年センバツで歴代左腕最速152キロをたたきだし、同夏には155キロを計測した。追いつけるようにと冬場は下半身を強化。大舞台での記録更新も射程圏内で「出たらいいなと思う。春に良い結果が出れば夏につながって、てっぺんを目指せる」と意欲を示す。

主役の座を射止める覚悟もある。世代ナンバーワン右腕の呼び声も高い星稜・奥川恭伸投手(2年)の名前が出ると「戦えるならば投げ合いたい」と対抗意識をにじませる。高校3年間の目標は「競合でドラフト1位でプロに入団すること」ときっぱり。落選した創志学園(岡山)・西純矢投手(2年)らも含めた「高校四天王」で、誰にも負けるつもりはない。

数々のドラマを生んだ「平成」のセンバツも同元号ではラスト。「平成最後のセンバツなので、名前を知ってもらえたら」と心は高ぶる。「平成最後の怪物」として、名を刻む。【島根純】

◆及川雅貴(およかわ・まさき)2001年(平13)4月18日、九十九里浜に面した千葉・匝瑳市生まれ。須賀スポーツ少年団で野球を始め、八日市場二中では匝瑳シニアでプレー。侍ジャパンU15代表に選ばれた当時から、最速140キロをマークしていた。遠投110メートル。50メートル走は6秒0。183センチ、74キロ。左投げ左打ち。

◆高校四天王 横浜・及川、星稜・奥川に、大船渡(岩手)・佐々木朗希投手、創志学園(岡山)・西純矢投手の両2年生右腕を合わせて「高校四天王」を形成する。佐々木は昨年9月16日、秋季岩手大会1回戦で最速157キロをマーク。エンゼルス大谷をほうふつさせる「みちのくの新怪物」だ。西は昨夏の甲子園1回戦で優勝候補・創成館(長崎)に16奪三振の完封劇。派手なガッツポーズでも話題になった。及川は「西君は気持ちが強い。佐々木君はとにかく速い、奥川君は全てのレベルが高い」とライバルをたたえている。

センバツ切符を手に入れた横浜・及川は松坂大輔のモニュメントを背に笑顔を見せる(撮影・山崎安昭)

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センバツ出場に安堵の春日部共栄 監督代行が指揮へ

センバツ出場を決め、歓喜の雄たけびを上げる春日部共栄高校の選手たち(撮影・林敏行)

春日部共栄(埼玉)が、22年ぶり3度目の出場に安堵(あんど)した。今月20日、本多利治監督(61)の過去の体罰が発覚。監督が自宅待機になる中で、石崎聖太郎主将(2年)は「不安はありました。でも、自分たちの結果(昨秋関東大会準優勝)を信じていました」と前を向いてきた。

一方で、グラウンド外は慌ただしい。本多監督には校内での処分に加え、2月1日の日本学生野球協会審査室からも処分が出る可能性が高い。宇野禎弘校長(63)は「もし(本多監督がセンバツで采配を)とれる処分であったとしても、学校としてそういうことはしない」と明言。現時点では監督代行が指揮をとる可能性が高そうだ。

学校側は部員の動揺を最小限にすることを最重要視しており、指導歴26年目の植竹幸一野球部長(49)や、同17年目の増田剛コーチ(38)など現指導陣が候補になる。宇野校長は「遅くても2月中旬までには決めたい」と話した。

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横浜の選出理由「怪物」及川の存在/選考事情

センバツ切符を手に入れた横浜・及川は松坂大輔のモニュメントを背に笑顔を見せる(撮影・山崎安昭)

「平成最後の怪物」に化ける。第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日に行われ、出場32校が決定した。

「関東・東京」では横浜(神奈川)が大逆転で5年ぶり16度目の出場。昨秋の関東大会2回戦で春日部共栄(埼玉)にコールド負けを喫したが、最速153キロ左腕・及川(およかわ)雅貴投手(2年)の活躍が評価されて出場6枠目をもぎ取った。「高校四天王」と評されるドラフト上位候補が「松坂・菊池級」の活躍で一気に芽吹く。

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及川が、横浜にセンバツ切符を呼び込んだ。関東・東京の6枠目は、関東で5校目の評価を受けた横浜(神奈川)と東京2校目の東海大菅生(東京)の争いになった。井上康雄選考委員は「難しい選択となった」としながらも、横浜の選出理由の1つに「決め手は大会屈指の及川投手」と、及川の存在を挙げた。昨秋の神奈川県大会で東海大相模、慶応から2桁奪三振、関東大会でも甲府工から9三振。「能力の高さを証明した。全国大会に出ても及川君が投げれば勝てると思いますし、うまくいけば優勝できる逸材」と評価。激戦の神奈川を制した点、関東大会と比べて東京大会のレベルが低かったことも横浜選出の理由に挙げられた。

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「山梨学院のデスパイネ」野村ら/センバツ注目打者

左から東邦・石川、山梨学院・野村、智弁和歌山・東妻

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場校32校が25日、決まった。大会注目の野手を紹介する。

高校通算37本塁打の東邦(愛知)石川昂弥内野手(2年)にまず注目が集まる。185センチの堂々たる体格から、雄大な放物線を描く。マウンドでは最速144キロを誇る、19年の高校球界を代表する二刀流選手だ。

スラッガーでは山梨学院・野村健太外野手(2年)も期待の1人。昨夏甲子園では左翼席中段まで運んだパワーで「山梨のデスパイネ」の異名を持つ。経験豊富な智弁和歌山・黒川史陽内野手(2年)や、横浜(神奈川)内海貴斗内野手(2年)の強打も見逃せない。

八戸学院光星(青森)武岡龍世内野手(2年)は走攻守にアグレッシブで、プロも注目する。桐蔭学園(神奈川)森敬斗内野手(2年)や日章学園(宮崎)平野大和内野手(2年)も身体能力が高く、プレーに躍動感がある。

ロッテドラフト2位・東妻勇輔投手(日体大)の弟でもある智弁和歌山・東妻純平捕手(2年)は強肩が売り。星稜(石川)山瀬慎之助捕手(2年)や履正社(大阪)野口海音捕手(2年)とともに、遠投は120メートルに迫る。春日部共栄(埼玉)石崎聖太郎捕手(2年)は頭の回転が速く、リードに定評がある。

1年生では、元プロ野球選手を父に持つ横浜・度会(わたらい)隆輝内野手が急成長中。星稜・内山壮真内野手のセンスや、明石商(兵庫)・来田(きた)涼斗外野手の鋭いスイング、履正社・小深田大地内野手のパワーにも注目だ。

神宮大会の八戸学院光星戦で先発した東邦・石川昂弥(2018年11月9日撮影)

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星稜・奥川、横浜・及川らズラリ/センバツ注目投手

左から星稜・奥川、明石商・中森、横浜・及川

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場校32校が25日、決まった。大会注目の投手を紹介する。

星稜(石川)・奥川恭伸投手(2年)が、最大の注目を集める。最速150キロの速球を軸にスライダー、ツーシームなど球種も多彩。昨秋北信越大会決勝では15回17奪三振の熱投を演じ、センバツを手中にした。明治神宮大会でも2試合連続2けた奪三振をマーク。今秋ドラフト1位候補にも挙げられている。

奥川と同じく「高校四天王」の一角、横浜(神奈川)・及川(およかわ)雅貴投手(2年)も関東・東京6枠目で滑り込んだ。最速153キロの速球以上に、切れ味抜群のスライダーが見どころ。横浜では188センチ左腕の松本隆之介投手(1年)も急成長をみせている。

「センバツは左腕が有利」と言われる中、履正社(大阪)・清水大成投手(2年)は、最速145キロの速球を右打者胸元に攻められる、投げっぷりのいい好投手だ。

奥川以外の右腕では、明石商(兵庫)・中森俊介投手(1年)が早くも最速145キロに到達。制球も良く、注目投手の1人だ。明石商はスライダーがいい右腕・宮口大輝投手(2年)もおり、投手力が高い。

春日部共栄(埼玉)の村田賢一投手(2年)は最速147キロ。学業成績も高い文武両道エースだ。習志野(千葉)・飯塚脩人投手(2年)の球の力強さは、1年先輩の古谷拓郎投手(ロッテドラフト6位)以上ともいわれる。

津田学園(三重)・前佑囲斗投手(2年)の直球も力強い。札幌大谷(北海道)・西原健太投手(2年)や広陵(広島)・河野佳投手(2年)は安定感のある好投手。筑陽学園(福岡)の右腕・西舘昂太投手(2年)の10秒程度の投球間隔は話題になりそうだ。

石岡一(茨城)・岩本大地投手(2年)は造園科で学ぶ異色の147キロ右腕。プロも興味を示している。

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大阪桐蔭落選!関東6枠に横浜/センバツ32校メモ

センバツ出場を決め帽子を投げて笑顔を見せる履正社ナイン(撮影・加藤哉)

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われ、出場32校が決定した。21世紀枠には、石岡一(関東・茨城)、富岡西(四国・徳島)、熊本西(九州・熊本)の3校。

激戦の「関東・東京」6枠目には最速153キロ左腕の及川雅貴投手(2年)を擁す横浜(神奈川)が入った。また史上初のセンバツ3連覇と春、夏、春の甲子園3連覇を目指した大阪桐蔭は無念の落選となった

出場32校の学校メモは以下のとおり。

21世紀枠=3校

◆石岡一(茨城=初)

東京から特急で約1時間、茨城・石岡市にある県立高校。1910年(明43)に「新治郡立農学校」として創立し、野球部も4年後に創部した。全日制3科に加えて、定時制も備え、全校で1000人近い生徒が学ぶ。野球部は49人(うち女子マネジャー3人)

◆富岡西(徳島=初)

1896年 徳島県尋常中学校第二分校として開校した県立校。校訓は「質実剛健」。校風は「文武両道」。野球部は1900年創部。今年で創部120年目を迎え徳島県内では2番目に古い野球部。部員数41人(うちマネジャー8人)。剣道部、新体操部も強豪。主なOBに内閣官房長官などを歴任した後藤田正晴氏(故人)ら。所在地は徳島県阿南市富岡町小山18の3

◆熊本西(熊本=初)

1974年創立の県立校。普通科、普通科体育コース、理数科があり全校生徒1038人(女子467人)。なぎなた部、ラグビー部も強豪。野球部は76年創部。甲子園は85年夏に1度出場し1勝を挙げた。部員数40人。所在地は熊本市西区城山大塘5の5の15

北海道=2校(神宮大会1枠含む)

◆札幌大谷(北海道=初)

1906年(明39)4月、私立北海女学校として創立。48年に中学校を開設し、現校名となった。野球部は女子校から男女共学になった09年に創部。ほかの運動部では男子サッカー、女子バレーボール、卓球、フェンシングなどが全国レベル。主な卒業生は里田まい(タレント)藤本那菜(女子アイスホッケー日本代表)ら。所在地は札幌市東区北16東9。種市政己校長

◆札幌第一(北海道=2年ぶり3度目)

1958年(昭33)創立。男女共学の私立校。創立と同時に創部された野球部は甲子園に春3度目、夏3度出場。進学率99%を誇り、バドミントンなどスポーツも盛ん。主な卒業生に16年リオ五輪で日本選手団旗手を務めた陸上男子10種競技代表の右代啓祐らがいる。所在地は札幌市豊平区月寒西1の9の10の15。浜館宏樹校長

東北=2校

◆八戸学院光星(青森=3年ぶり10度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は学校創立と同時に創部された。甲子園出場は春10度目、夏9度。11年夏から甲子園3季連続準優勝。主なOBは巨人坂本勇人、ロッテ田村龍弘、阪神北條史也ら。所在地は青森県八戸市湊高台6の14の5。小野崎龍一校長

◆盛岡大付(岩手=2年ぶり5度目)

1958年(昭33)生活学園高校として創立の私立校。63年に女子校から共学。90年から現校名。野球部は80年創部。甲子園出場は春5度目、夏は10度目。OBにソフトバンク松本裕樹ら。岩手県盛岡市厨川5の4の1。赤坂昌吉校長

関東・東京=6校

◆桐蔭学園(神奈川=16年ぶり6度目)

1964年(昭39)に男子校として創立し、81年女子部設立。甲子園出場は春6度目、夏6度。初出場の71年夏に全国制覇した。主なOBに元巨人高橋由伸氏、ロッテ鈴木大地、俳優織田裕二、タレント西川史子、デーモン小暮閣下ら。所在地は横浜市青葉区鉄町1614。岡田直哉校長

◆春日部共栄(埼玉=22年ぶり3度目)

1980年(昭55)に創立された男女共学の私立校。野球部も同年創部。甲子園出場は春3度目、夏5度。主なOBは元ロッテ小林宏之氏、日本ハム中村勝ら。所在地は春日部市上大増新田213。宇野禎弘校長

◆山梨学院(山梨=5年ぶり3度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は57年創部。甲子園出場は春3度目、夏8度。主なOBは巨人松本哲也コーチ、ソフトバンク明石健志ら。所在地は甲府市酒折3の3の1

◆習志野(千葉=10年ぶり4度目)

1957年(昭32)創立の市立校。野球部も同年創部し。甲子園出場は春4度目、夏8度。67年、75年に全国制覇している。OBは元阪神掛布雅之氏、ヤクルト小川淳司監督、ロッテ福浦和也ら。所在地は習志野市東習志野1の2の1

◆横浜(神奈川=5年ぶり16度目)

1942年(昭17)創立の私立男子校。野球部は45年創部。甲子園は春16度目、夏は18度の出場。98年に史上5校目の春夏連覇を達成。所在地は横浜市金沢区能見台通46の1。葛蔵造校長

◆国士舘(東京=10年ぶり9度目)

1917年(大6)創立の私立校。野球部は46年創部。甲子園出場は春9度目、夏1度。他に柔道、剣道、サッカー部などが有名。主なOBに巨人笠井駿、アテネ五輪柔道金メダリストの鈴木桂治ら。所在地は世田谷区若林4の32の1

東海=2校

◆東邦(愛知=2年連続30度目)

1923年(大12)東邦商業学校として創立した私立校。48年、現校名に。野球部は30年創部。甲子園は春が30度目。夏は17度出場。34、39、41、89年春に優勝。主なOBに中日藤嶋健人、DeNA関根大気ら。名古屋市名東区平和が丘3の11

◆津田学園(三重=17年ぶり3度目)

1987年(昭62)に創立の私立校。野球部は91年創部。甲子園は春3度目、夏1度出場。主なOBは阪神桑原謙太朗、楽天出口匠。所在地は桑名市野田5の3の12。山川政美校長

北信越=2校

◆星稜(石川=2年連続13度目)

1962年(昭37)「実践第二高等学校」として創立された私立校。63年から現校名。甲子園は春が13度目、夏は19度出場。79年夏の3回戦で箕島と延長18回の死闘を演じた。95年夏に準優勝。主なOBは元ヤンキースで野球殿堂入りを果たした松井秀喜、サッカー本田圭佑ら。所在地は石川県金沢市小坂町南206

◆啓新(福井=初)

1937年(昭2)創立の福井精華女子学園が母体。62年に福井女子高等学校として開校の私立校。98年に現校名となり、男女共学となった。普通科、情報商業科、調理科などを置く。野球部は12年創部。主なOBは牧丈一郎(阪神)。所在地は福井県福井市文京4の15の1。荻原昭人校長

近畿=6校

◆龍谷大平安(京都=3年ぶり41度目)

1876年(明9)に「金亀教校」として創立された私立校。08年から現校名。野球部は1908年(明41)創部。甲子園は春は41度目、夏は34度出場。夏は3度、春は1度優勝。主なOBは元広島衣笠祥雄氏、元阪神桧山進次郎氏ら。所在地は京都市下京区御器屋町30。関目六左衛門校長

◆明石商(兵庫=3年ぶり2度目)

1953年(昭28)に市立校として創立。野球部も創立と同時に創部された。甲子園出場は夏1度、春は2度目の出場。主な卒業生は車いすテニスの上地結衣。所在地は明石市魚住町長坂寺1250。楠田俊夫校長

◆履正社(大阪=2年ぶり8度目)

1922年(大11)に大阪福島商業学校として創立した私立校。83年から現校名。野球部は開校と同じ22年創部。甲子園出場は春8度目、夏3度。主なOBはオリックスT-岡田、ヤクルト山田哲人ら。所在地は大阪府豊中市長興寺南4の3の19。小森重喜校長。野球以外のOBに漫才師のおぼん・こぼんら

◆智弁和歌山(和歌山=2年連続13度目)

1978年(昭53)創立の私立校。野球部は79年創部。甲子園出場は春が13度目、夏は23度出場。優勝は春1回、夏2回。主なOBに元ヤクルト武内晋一氏、日本ハム西川遥輝ら。所在地は和歌山市冬野2066の1

◆福知山成美(京都=5年ぶり3度目)

1871年(明4)創立の私立校。00年に福知山商から現校名に変更。普通科の3コースと商業科の1コースがある。野球部は23年創部。甲子園は春3度目、夏4度。主なOBは元オリックス横山徹也氏、元ヤクルト大原秉秀氏。所在地は福知山市字堀3471の1。足立透校長

◆市和歌山(和歌山=3年ぶり6度目)

1951年(昭26)市立和歌山商として創立。09年普通科設置で現校名。総合ビジネス科、デザイン表現科、普通科の3学科。野球部は57年創部。甲子園は春6度目、夏5度。主なOBに阪神藤田平元監督ら。和歌山市六十谷45。勝本泰弘校長

中国=3校

◆広陵(広島=6年ぶり24度目)

1896年(明29)設立。野球部は1911年創部。甲子園出場は春は24度目、夏23度。夏は準優勝4度、春は優勝3度、準優勝3度。主なOBは阪神金本知憲元監督、広島野村祐輔ら。所在地は広島市安佐南区伴東3の14の1。国貞和彦校長

◆米子東(鳥取=23年ぶり9度目)

1899年(明32)に鳥取県第二中学校として創立した県立校。1949年(昭24)に現校名に変更。硬式野球部は1900年(明33)に誕生し、甲子園出場は春9度目、夏13度。60年春に準優勝している。主なOBは元西武野口裕美氏、元日テレアナの上田まりえら。所在地は米子市勝田町1番地。田中宏校長

◆呉(広島=2年ぶり2度目)

前身は1959年(昭34)に家庭科専門高等学校として呉市が設立した広島県呉豊栄高等学校。98年に共学化され現校名となった。野球部は07年創部。甲子園出場は春2度目、夏はなし。所在地は広島県呉市阿賀中央5の13の56。西山光人校長

四国=2校

◆高松商(香川=3年ぶり27度目)

1900年(明33)創立の市立校。野球部は1909年創部。甲子園出場は春27度目、夏19度。春夏合わせて4度の優勝を誇る古豪。前回出場の16年春は準優勝。主なOBは巨人水原茂元監督、元阪急島谷金二氏、ロッテ松永昂大ら。所在地は高松市松島町1の18の54

◆松山聖陵(愛媛=2年連続2度目)

1961年(昭36)に男子校として創立した私立校。08年から共学。野球部は70年創部。甲子園は16年夏に初出場(初戦敗退)。主なOBに広島アドゥワ誠、俳優藤岡弘、、お笑いコンビのデンジャラスのノッチら。所在地は愛媛県松山市久万ノ台1112

九州=4校

◆筑陽学園(福岡=初)

1923年(大12)創立の私立校。甲子園出場は夏1度。主なOBは広島長野久義、阪神谷川昌希ら。福岡県太宰府市朱雀5の6の1。新田光之助校長

◆明豊(大分=10年ぶり3度目)

1999年(平11)に別府大付と明星の学校法人合併で発足した男女共学の私立校。野球部創部は別府大付時の52年。甲子園は春は3度目、夏6度の出場。主なOBに元阪神城島健司、ソフトバンク今宮健太ら。所在地は大分県別府市野口原3088。小野二生(つぎお)校長

◆大分(大分=初)

1952年(昭27)創立の私立校。普通科、自動車工業科、商業科がある。野球部も同年創部。甲子園出場は夏2度。主なOBはオリックス佐野皓大、女優財前直見ら。所在地は大分市明野高尾1の6の1。小山康直校長

◆日章学園(宮崎=初)

1950年(昭25)に創立された男女共学の私立校。甲子園出場は夏1度、春は初。主なOBはボクシング元世界王者戸高秀樹、プロゴルファー香妻琴乃ら。所在地は宮崎県宮崎市広原836

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関東6枠は横浜、大阪桐蔭落選 センバツ32校一覧

センバツ出場を逃し厳しい表情を見せる大阪桐蔭高・西谷監督(撮影・上田博志)

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われ、出場32校が決定した。

21世紀枠出場校には、石岡一(関東・茨城)、富岡西(四国・徳島)、熊本西(九州・熊本)の3校が選ばれた。

最速153キロ左腕の及川雅貴投手(2年)を擁する横浜は、昨秋の神奈川大会で優勝。関東大会では2回戦で春日部共栄(埼玉)に7回コールド負けを喫したが、激戦の「関東・東京」6枠目に入った。

史上初のセンバツ3連覇と春、夏、春の甲子園3連覇を目指した大阪桐蔭は無念の落選。

昨秋の近畿大会はベスト8どまり。近畿6枠をめぐる争いで、条件的にはボーダーライン上だった。甲子園出場を逃すのは16年夏以来、5季ぶり。

<出場32校は以下の通り>

◇21世紀枠=3校

石岡一(茨城=初)

富岡西(徳島=初)

熊本西(熊本=初)

◇北海道=2校(神宮大会1枠含む)

札幌大谷(初)

札幌第一(2年ぶり3度目)

◇東北=2校

八戸学院光星(3年ぶり10度目)

盛岡大付(2年ぶり5度目)

◇関東・東京=6校

桐蔭学園(神奈川=16年ぶり6度目)

春日部共栄(埼玉=22年ぶり3度目)

山梨学院(山梨=5年ぶり3度目)

習志野(千葉=10年ぶり4度目)

横浜(神奈川=5年ぶり16度目)

国士舘(東京=10年ぶり9度目)

◇東海=2校

東邦(愛知=2年連続30度目)

津田学園(三重=17年ぶり3度目)

◇北信越=2校

星稜(石川=2年連続13度目)

啓新(福井=初)

◇近畿=6校

龍谷大平安(京都=3年ぶり41度目)

明石商(兵庫=3年ぶり2度目)

履正社(大阪=2年ぶり8度目)

智弁和歌山(和歌山=2年連続13度目)

福知山成美(京都=5年ぶり3度目)

市和歌山(和歌山=3年ぶり6度目)

◇中国=3校

広陵(広島=6年ぶり24度目)

米子東(鳥取=23年ぶり9度目)

呉(広島=2年ぶり2度目)

◇四国=2校

高松商(香川=3年ぶり27度目)

松山聖陵(愛媛=2年連続2度目)

◇九州=4校

筑陽学園(福岡=初)

明豊(大分=10年ぶり3度目)

大分(大分=初)

日章学園(宮崎=初)

八戸学院光星(2014年3月20日撮影)

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横浜が5年ぶりセンバツ、激戦「関東・東京」6枠目

横浜・及川雅貴投手

第91回センバツ高校野球(3月23日から12日間=甲子園)の出場32校を決める選考委員会が25日、大阪市の毎日新聞大阪本社で行われ、横浜(神奈川)が選出された。

最速153キロ左腕の及川雅貴投手(2年)を中心に、昨秋の神奈川大会で優勝。関東大会では2回戦で春日部共栄(埼玉)に7回コールド負けを喫したが、激戦の「関東・東京」6枠目に入った。

センバツ出場は14年以来5年ぶり16度目で、夏とあわせて甲子園は通算34度目。センバツでは06年以来の優勝を目指す。

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混戦の「関東・東京」6枠目はどこだ/センバツ予想

東海大菅生・若林監督(2018年11月3日撮影)

平成最後のセンバツとなる第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日に行われ、同日午後に出場32校が発表される。注目される「関東・東京」の6枠目は東海大菅生(東京)が軸ながら、横浜(神奈川)佐野日大(栃木)なども絡んで、例年以上に混戦の様相だ。それぞれに有利、不利なデータがあり、議論は白熱しそうだ。

  ◇   ◇   ◇

6枠目に最も近いのは、東海大菅生だ。昨秋都大会決勝で国士舘に1点差惜敗も、二松学舎大付、早実などを倒して決勝に進んだ。推す声は多いものの「菅生で確定」の空気には至らず、発表日直前も関東一円で情報が飛び交う。なぜ? 理由をデータに求めた。

<1>「この5年、東京勢はのべ8校がセンバツに出場し計3勝。一方で関東勢はのべ23校出場で27勝」

秋季大会は、東京だけが関東大会とは別に単独で行われる。「関東」「東京」の2地区から計6校を選ぶだけに、両大会の比較は1つのポイント。<1>で考えれば近年は「関東優勢」だ。

関東8強の中では横浜の選手層が厚く「6枠目は横浜では?」の声が一定数ある。最速153キロ左腕の及川を軸に、投打とも強力。関東Vの桐蔭学園には県大会で11-2で圧勝した。こんなデータもある。

<2>「横浜は直近10年で2度、6校目で選出された」

一方で、関東準々決勝は及川が制球を乱し、春日部共栄に2-9で7回コールド負けした。

<3>「関東4校が確約された83年以降、準々決勝コールド敗退校は未出場」

佐野日大も候補だ。横浜と同様、準々決勝は7点差負けだった。ただ、佐野日大は失点を重ねながら9イニングを戦った。ここがどう左右するか。佐野日大には追い風もある。

<4>「北関東3県(茨城、栃木、群馬)からは33年連続で最低1校は出場」

<5>「08年の宇都宮南(栃木)は関東0勝で選出」

ただ、今回は21世紀枠候補の石岡一(茨城)も絡む。一般選考枠と21世紀枠は別物ながら、石岡一が選ばれれば「北関東から1校」にはなる。関東大会0勝ながら桐蔭学園にサヨナラ負けした強豪・常総学院(茨城)も軽視できない。

秋の地区大会は「センバツ予選」ではなく、「上位進出=100%出場」ではない。選考委員たちが冷静に各校を見極める。平成最後も「関東・東京」の6枠目が注目の的だ。

◆5校は有力か 関東大会4強入りの桐蔭学園(神奈川)春日部共栄(埼玉)習志野(千葉)山梨学院(山梨)、東京大会優勝の国士舘は出場有力だ。春日部共栄は20日に監督の体罰が明らかになったが、日本高野連の竹中事務局長は「監督の不祥事であり、チームに関し、うんぬんはありません」と話しており、選考に影響はないとみられる。

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高野連事務局長がセンバツ影響否定 春日部共栄体罰

春日部共栄・本多監督(18年10月28日撮影)

日本高野連の竹中雅彦事務局長は20日、監督による体罰行為があったことが判明した春日部共栄について、同行為が今春センバツの出場校選考に影響を与えることはないとした。

横浜市内で取材に答え「審議は終わっています。2月1日の(日本学生野球協会の)審査室会議に上申します。ただ、監督の不祥事であり、チームに関し、うんぬんはありません」と話した。同校は昨秋の関東大会で準優勝しており、25日に出場校が発表されるセンバツ大会への出場が確実視されている

同校によると、本多利治監督が昨年4月の練習試合中、部員に平手打ちをしたり、蹴ったりしていた。竹中事務局長は「(センバツに)選ばれる可能性は高いが、多分、監督を代えるのでは。監督には反省してもらって。審査室の決定次第ですが」との見通しを口にした。

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体罰発覚の春日部共栄、教頭はセンバツ推薦辞退否定

春日部共栄・本多監督(18年10月28日撮影)

今春センバツ甲子園出場が有力な春日部共栄(埼玉)の本多利治監督(61)が昨年4月、野球部員への体罰をしたことが20日、明らかになった。

同校の加藤和己教頭によると、18年4月の練習試合で、見逃し三振をした当時2年生と3年生の選手計3人に平手打ちをしたり、蹴ったりしたという。また17年4~5月にかけ、寮生活についてのミーティング中に部員間で平手打ちが起きたことも明らかにした。学校側は埼玉県高野連には今月11日に報告し、すでに日本高野連にも報告されている。

同校は保護者からの申し出を受け、17年末に第三者委員会を設置。1年かけて調査し、昨年末に報告書が学校に提出されたという。22歳で同校監督に就任した本多監督は、昨年に定年を迎え現在は体育科の特任講師として勤務しているが、この問題を受けて自宅待機中。今後、校内での懲罰委員会も検討されている。野球部監督としては、2月1日に行われる日本学生野球協会審査室で処分等が検討される予定となっている。

同校は昨秋関東大会で準優勝し、今春センバツ甲子園出場が有力とされている。加藤教頭は「今回の準優勝は今の1、2年生が作った成果。指導者の不祥事で台無しにすることは避けたい」と推薦辞退は否定した。野球部は20日も午前中からノックなどの練習を行ったものの、本多監督の姿はなかった。センバツ出場校の選考委員会は今月25日に行われる。

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春日部共栄監督が体罰 今春センバツ出場有力

春日部共栄・本多監督(18年10月撮影)

今春センバツ甲子園出場が有力な春日部共栄(埼玉)の本多利治監督(61)が昨年4月、野球部員への体罰をしたことが20日、明らかになった。

学校側は埼玉県高野連には今月11日に報告し、すでに日本高野連にも報告されている。

2月1日に行われる日本学生野球協会審査室で処分等が検討される予定。同校は昨秋関東大会で準優勝し、今春センバツ甲子園出場が有力とされている。野球部は20日も午前中からノックなどの練習を行ったものの、本多監督の姿はなかった。センバツ出場校の選考委員会は今月25日に行われる。

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春日部共栄が始動、村田賢一「春までに150キロ」

新年初のミーティングを行う春日部共栄・本多監督(撮影・金子真仁)

春日部共栄(埼玉)が8日、始動した。昨秋関東大会で準優勝し、今春センバツ甲子園への出場が濃厚になっている。

本多利治監督(61)は「年末にしっかりと走り込みましたので」と例年より2日ほど遅い、新年の練習初日となった。

12月末の1週間、本多監督の故郷・高知で強化合宿に励んだ。球場のある黒潮町まで観光バス2台、トラック1台、片道15時間での大移動だったという。走り込みが主体のメニューをこなし、エース右腕の村田賢一投手(2年)も「最後までしっかりと自分を追い込めることができました」とパワーアップの手ごたえを感じている。

村田は強豪・横浜(神奈川)を破った秋季関東大会で、自己最速146キロをマークした。「ひと冬越えると速くなると思うし、上げていかなきゃいけない。目標は春までに150キロ到達です」と掲げた。センバツ出場校を決める選考委員会は1月25日に行われる。

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関東・東京残り1校は?1・25発表/センバツ展望

センバツ出場校候補

第91回選抜高校野球大会(来年3月23日から12日間、甲子園)の出場校選考の重要な資料となる秋季大会は4日、10地区全てが終了した。

来春センバツの関東・東京地区の出場枠は「6」。東京大会優勝の国士舘(東京)と、関東大会優勝の桐蔭学園(神奈川)準優勝の春日部共栄(埼玉)は当確、4強の習志野(千葉)山梨学院は有力といえる。残る1校は関東大会8強の東海大甲府(山梨)佐野日大(栃木)横浜(神奈川)前橋育英(群馬)と、東京大会決勝で好左腕・中村晃を擁し善戦した東海大菅生(東京)が候補。関東大会準々決勝では前橋育英と、152キロ左腕の及川雅貴投手(2年)のいる横浜がともにコールド負け。関東・東京地区の6校目は、試合内容に加え地域性も考慮されるだけに、桐蔭学園に1-8で敗れた佐野日大の試合をどう判断するか注目だ。出場は32校で一般選考が28校、21世紀枠が3校、神宮大会枠が1校となる。来年1月25日の選考委員会で決定される。

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来春センバツ出場校は/秋季高校野球結果一覧

来春センバツ選考の重要な資料となる秋季大会が4日、全日程を終了した。地区大会の結果は以下の通り。センバツ選考委員会は来年1月25日に行われ出場32校が決まる。

※()内数字は一般出場枠

北海道(1)

優勝=札幌大谷

準優勝=札幌第一

4強=駒大苫小牧

4強=釧路湖陵

優勝を決めマウンドに駆け寄り歓喜する札幌大谷ナイン(撮影・佐藤翔太)

東北(2)

優勝=八戸学院光星(青森1位)

準優勝=盛岡大付(岩手1位)

4強=花巻東(岩手2位)

4強=古川(宮城2位)

八戸学院光星対盛岡大付 優勝を決めマウンドに駆け寄って歓喜する八戸学院光星・武岡主将(左から2人目)らナイン(撮影・高橋洋平)

関東・東京(6)

関東優勝=桐蔭学園(神奈川2位)

関東準優勝=春日部共栄(埼玉1位)

関東4強=習志野(千葉2位)

関東4強=山梨学院(山梨2位)

関東8強=佐野日大(栃木1位)

関東8強=前橋育英(群馬1位)

関東8強=横浜(神奈川1位)

関東8強=東海大甲府(山梨1位)

桐蔭学園対春日部共栄 集合写真で笑顔を見せる桐蔭学園ナイン(撮影・河田真司)

東京優勝=国士舘

東京準優勝=東海大菅生

東京4強=早実

東京4強=東亜学園

北信越(2)

優勝=星稜(石川1位)

準優勝=啓新(福井3位)

4強=東海大諏訪(長野3位)

4強=上田西(長野1位)

東海(2)

優勝=東邦(愛知1位)

準優勝=津田学園(三重3位)

4強=中京学院大中京(岐阜1位)

4強=中京大中京(愛知2位)

近畿(6)

優勝=龍谷大平安(京都3位)

準優勝=明石商(兵庫1位)

4強=智弁和歌山(和歌山1位)

4強=履正社(大阪1位)

8強=福知山成美(京都1位)

8強=大阪桐蔭(大阪2位)

8強=報徳学園(兵庫3位)

8強=市和歌山(和歌山2位)

サヨナラ勝ちを決め抱き合う龍谷大平安ナイン(撮影・磯綾乃)

中国・四国(5)

中国優勝=広陵(広島1位)

中国準優勝=米子東(鳥取2位)

4強=市呉(広島2位)

4強=創志学園(岡山3位)

四国優勝=高松商(香川1位)

四国準優勝=松山聖陵(愛媛3位)

4強=高知商(高知1位)

4強=富岡西(徳島3位)

九州(4)

優勝=筑陽学園(福岡1位)

準優勝=明豊(大分1位)

4強=大分(大分2位)

4強=日章学園(宮崎1位)

8強=長崎商(長崎2位)

8強=熊本西(熊本2位)

8強=神村学園(鹿児島1位)

8強=興南(沖縄2位)

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桐蔭学園・森主将V弾「桐蔭の名をもう一度世に」

6回表桐蔭学園2死一、三塁、森は右越え3点本塁打を放つ(撮影・河田真司)

<高校野球秋季関東大会:桐蔭学園9-6春日部共栄>◇28日◇決勝◇山梨・山日YBS球場

桐蔭学園(神奈川2位)が春日部共栄(埼玉1位)を下し、24年ぶりの3度目の優勝果たし、明治神宮大会への切符を手にした。

ヒーローは1回戦の常総学院(茨城1位)戦でサヨナラ満塁本塁打を放った森敬斗主将(2年)だ。勝ち越しの3ランを含む3安打2本塁打5打点の活躍を見せた。

3番森は1回1点を先制し、なお無死一塁の場面で高めの直球を強振。打球は右翼席へと吸い込まれた。この勢いに4、5、6番も続き、先頭から6連打するなど初回に一挙5得点を挙げた。同点に追いつかれて迎えた6回には2死一、三塁で、今大会3本目となる勝ち越しの右越え3ラン。主将の一振りが試合を決めた。「ホームランを打ってもまだ先はある。油断はしてはいけないと思った」と冷静だった。

今大会好調の要因には精神的成長がある。分岐点は県大会決勝の横浜戦。自身の遊撃守備での悪送球から流れを崩し、2-11と大敗した。「(片桐)監督から『気持ちの波があったらこの先はないよ』と言われた。自分の気持ちをチームに対して出さないように、少しでも変えようとした。自分の欲が出ると、悪い方に悪い方にいくので」とフラットな気持ちで試合に臨むように修正した。

連日の主将の活躍で強い桐蔭復活を印象づけた。「関東大会で桐蔭の名をもう一度世に出せたかなと思う。負けてるとは思っていないが大阪桐蔭の方が有名なので。桐蔭学園として甲子園に出たい」と力強く言った。センバツの前に全国を勝ち抜いた強豪を相手に名を挙げるチャンスはまだある。強い桐蔭復活を願うOB、ファンのためにも明治神宮大会は負けられない。

集合写真で笑顔を見せガッツポーズをする桐蔭学園ナイン(撮影・河田真司)

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春日部共栄は準V、二刀流村田「150キロが目標」

桐蔭学園対春日部共栄 先発登板する春日部共栄・村田(撮影・河田真司)

<高校野球秋季関東大会:桐蔭学園9-6春日部共栄>◇28日◇決勝◇山梨・山日YBS球場

春日部共栄(埼玉1位)が桐蔭学園(神奈川2位)に敗れ、村田賢一投手(2年)の“エースで4番”としての初めてのシーズンが終わった。連投の疲れから、前日までの村田の姿はなかった。

初回に先頭から6連打を浴びるなど1回8安打5失点。関東大会初戦から3試合25回370球を投じた右腕は、2回から一塁守備に回った。「握力がなかったと言えば言い訳になってしまう。自分の力不足です」と下を向いた。

度重なるケガと不運により、公式戦での登板は昨秋の1試合のみだった。それでも、新チーム発足前からチームの中心になることは決まっていた。「6月から心の準備をさせるため『お前がエースで4番だ』と言い続けた」と本多利治監督(61)。その言葉に応えるように、秋季埼玉県大会では全試合完投。関東大会でも準決勝の山梨学院(山梨2位)戦まで1人で投げ抜いた。4番としても来秋ドラフト候補の横浜・及川雅貴投手(2年)から本塁打を放つなど、15打数4安打5打点。決勝戦で4打数無安打で打率を落としたが、打撃でもチームのピンチを救ってきた。

父・長巳(おさみ)さん(48)も息子の開花の時を待った。小学生の頃所属した浦安ニューラッキーズでは、当時の監督から「将来性を期待されていた」と1度も犠打のサインは出たことはない。マウンドに立てば、1試合で20四球与えてた時も続投した。“エースで4番”になるべく育てられた。小学6年時にはジャイアンツジュニアに選出された。村田は投手として勝負したかったが、評価されたのは打撃。野手登録だった。

中学では江戸川南シニアで松坂大輔(現中日)らを指導した大枝茂明氏が指揮を執る、東京城南ボーイズに入部。入学時身長165センチ体重68キロで「ぶーちゃん」と呼ばれ、またも野手登録。本格的に投手を始めたのは中学2年時だった。父は「守るところがなくてサードやってみよう。キャッチャーやってみよう。次は外野やってみよう。ファーストやってみようと全てのポジションのグローブを買って、最終的にピッチャーに落ち着きました」と振り返り「いろいろ大変だったけど、やっと借りが返ってきました」とうれしそうに息子を見つめた。

村田は“エースで4番”として「有名になりたい」と臨んだ初めてのシーズンを終え、課題も見つかった。「まだまだ打てないし、投げられない。変化球も何もかも相手が2枚も3枚も上でした。自分は下半身が安定していないし、まず体が負けている。今回で(自分が)何を投げるか分かったと思うから、キレを良くしてストレートだと分かっていても当てられないような球を投げたい。150キロが目標」と力強く言った。全国に名をとどろかせるため、一冬で大きくなり、来春センバツで旋風を起こしてみせる。【久永壮真】

◆村田賢一(むらた・けんいち)2001年(平15)8月31日生まれ、静岡県三島市出身。小学2年の時、浦安ニューラッキーズで野球を始め、小学6年でジャイアンツジュニアに選出。中学では東京城南ボーイズで野球を続けた。最速146キロ。持ち球は直球、カーブ、スライダー、スプリット。身長182センチ72キロ。家族は両親と2人の弟。

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智弁和歌山が大阪桐蔭破り4強/秋季近畿大会詳細

<高校野球秋季近畿大会>◇28日◇準々決勝3試合◇ほっともっと神戸

智弁和歌山(和歌山1位)明石商(兵庫1位)履正社(大阪1位)が4強入りを決めセンバツへ大きく前進した。大阪桐蔭(大阪2位)は智弁和歌山に2-5で敗れ8強止まり。センバツは微妙な状況となった。関東大会決勝、東京大会準々決勝、東海大会決勝、中国大会、四国大会も行われた。

第3試合:智弁和歌山(和歌山1位)5-2大阪桐蔭(大阪2位)

チーム
桐蔭
智弁

【試合経過】

先発は大阪桐蔭が右腕新井、智弁和歌山が左腕池田

会場のほっともっと神戸は内野席満員。両校ブラスバンド応援

大阪桐蔭は1回表、1番柳本が右前安打。盗塁と捕手の悪送球で三進。1死後3番西野の二ゴロの間に1点先制

智弁和歌山は1回裏、アフリカンシンフォニー響くも3者凡退

大阪桐蔭は2回表、1死から7番山田が中前安打。しかし榎木は遊ゴロ併殺打で無得点

智弁和歌山は2回裏、1死から根来、佐藤の連打で一、二塁。小林の遊ゴロで2死二、三塁。池田の当たりは遊撃ライナー。遊撃手が落とし一塁送球も一塁手がベースに入っておらず三塁走者生還し1-1同点(記録は適時内野安打)。綾原の中前適時打で2-1と逆転。細川は死球で満塁。西川は押し出し四球を選び3-1。黒川も押し出し四球で4-1

大阪桐蔭は3回表、1死一、二塁も無得点

智弁和歌山は3回裏、1死から6番佐藤が敵失で出塁。送りバントで2死二塁。池田の中越え適時二塁打で5-1

大阪桐蔭は4回表、3者凡退

智弁和歌山は4回裏、3者凡退

大阪桐蔭は5回裏、3者凡退

(大阪桐蔭は5回から右腕中田が登板)

智弁和歌山は5回裏、根来が四球。送りバントで1死二塁。しかし後続倒れ無得点

大阪桐蔭は6回表、3者凡退

智弁和歌山は6回裏、1死から細川が中前安打。しかし西川は三ゴロ併殺打で無得点

大阪桐蔭は7回表、3者凡退

智弁和歌山は7回裏、3者凡退

大阪桐蔭は8回表、2死から柳本が敵失で出塁。宮本は四球で一、二塁。西野の左前適時打で1点返し2-5

(大阪桐蔭は8回から左腕高野が登板)

智弁和歌山は8回裏、魔曲響く。1死から代打久保が四球。代打入江は投ゴロで2死二塁。綾原は四球で一、二塁。捕手の二塁けん制悪送球で一、三塁。細川は一ゴロで無得点

(智弁和歌山は9回、2人目の右腕池田陽が登板)

大阪桐蔭は9回表、1死から石井の安打、山田の二塁打で二、三塁。しかし代打伊東は三振、西浦は三ゴロに倒れ試合終了

大阪桐蔭対智弁和歌山 大阪桐蔭に勝利し喜ぶ智弁和歌山・中谷監督(撮影・清水貴仁)

大阪桐蔭対智弁和歌山 大阪桐蔭に勝利し喜ぶ智弁和歌山ナイン(撮影・清水貴仁)

大阪桐蔭対智弁和歌山 大阪桐蔭に勝利し喜ぶ智弁和歌山ナイン(撮影・清水貴仁)

2回裏智弁和歌山2死満塁、黒川に押し出し四球で失点しぼうぜんとする大阪桐蔭・新井投手(撮影・清水貴仁)

大阪桐蔭対智弁和歌山 2回裏智弁和歌山2死満塁、押し出し四球を選びほえる黒川(撮影・清水貴仁)

大阪桐蔭対智弁和歌山 2回裏智弁和歌山2死一、三塁、中前へ勝ち越し適時打を放つ綾原(撮影・清水貴仁)

大阪桐蔭対智弁和歌山 2回裏智弁和歌山2死一、三塁、中前へ勝ち越し適時打を放つ綾原(撮影・清水貴仁)

大阪桐蔭対智弁和歌山 両チームスタメン(撮影・清水貴仁)

第2試合:報徳学園(兵庫3位)0-4明石商(兵庫1位)

チーム
報 徳
明石商

【試合経過】

先発は明石商が宮口、報徳学園が林

報徳は1回表、1死から中井が投手強襲安打。しかし赤崎は三振、捕手の送球妨害で3死となり無得点

明石商は1回裏、3者凡退

報徳は2回表、敵失の走者を出すも無得点

明石商は2回裏、1死から溝尾が左前安打も後続倒れ無得点

報徳は3回表、3者凡退

明石商は3回裏、3者凡退

報徳は4回表、1死から赤崎が四球で出塁も無得点

明石商は4回裏、水上が安打と敵失で二進も後続倒れ無得点

報徳は5回表、3者凡退

明石商は5回裏、河野が安打で出塁も送りバント失敗などで無得点

報徳は6回表、2死から中井が安打と四球で二進。しかし赤崎三振で無得点

明石商は6回裏、1死から敵失安打で一、三塁も安藤は遊ゴロ併殺打で無得点

報徳は7回表、浦上が安打も送りバント失敗ダブルプレー。2死から三宅が四球も無得点

明石商は7回裏、1死から連打で一、二塁。岡田の右中間適時二塁打で1点。ついに均衡を破る。なおも二、三塁から宮口の右前適時打で2者生還し3-0

報徳は8回表、大崎が敵失で出塁。送りバントで二進。投手の悪送球で三進も無得点

明石商は8回裏、安藤が安打。送って1死二塁。河野の適時二塁打で4-0

報徳は9回表、1死から浦上が安打で出たが三振ゲッツーで試合終了

報徳学園対明石商 ベスト4進出を決め応援席に向け駆けだす明石商ナイン(撮影・清水貴仁)

報徳学園対明石商 9回表報徳学園1死一塁、三振と盗塁アウトで試合を締め完封勝ちにガッツポーズをみせる明石商・宮口投手(撮影・清水貴仁)

報徳学園対明石商 報徳学園先発林直人投手(撮影・清水貴仁)

報徳学園対明石商 明石商先発宮口大輝投手(撮影・清水貴仁)

報徳学園対明石商 両チームスタメン(撮影・清水貴仁)

第1試合:履正社(大阪1位)5-0 福知山成美(京都1位)

チーム
福知山
履正社

【試合経過】

先発は履正社が清水、福知山成美が小橋

福知山は1回表、2死から3番東原が左前安打。4番原は空振り三振で無得点

履正社は1回裏、先頭の桃谷が中前安打。送って1死二塁。しかし3、4番凡退で無得点

福知山は2回表、3者凡退

履正社は2回裏、1死から6番野口が右前に落ちる二塁打。2死後8番野上が死球。9番清水は三振で無得点

福知山は3回表、2死から1番佐藤が右二塁打も2番人知は三振で無得点

履正社は3回裏、1番桃谷が二塁フライ落球(失策)で二塁へ。送って1死三塁。3番小深田の左前に落ちる適時二塁打で1点先制

福知山は4回表、3者凡退

履正社は4回裏、6番野口が左前安打と送りバントで二進。8番野上の右前安打で一、三塁。9番清水はスクイズバントも捕邪飛で2死。1番桃谷の右前適時打で2-0

福知山は5回表、3者凡退。履正社左腕・清水の前にここまで毎回の7三振

履正社は5回裏、3番小深田が右前安打も併殺などで無得点

福知山は6回表、3者凡退

履正社は6回裏、6番野口が左前安打。送って1死二塁。8番野口の右中間への安打で3-0

福知山は7回表、1死から4番原が中二塁打。しかし後続倒れ無得点

履正社は7回裏、1死から3番小深田が右二塁打。2死後5番西川の中前安打で一、三塁。7番大西の左前適時打で4-0

福知山は8回表、3者凡退。履正社・清水の前に毎回の10三振

履正社は8回裏、1死三塁から1番桃谷の犠飛で5-0

福知山成美は9回表、振り逃げの走者を出したが無得点で試合終了。履正社・清水は3安打無四球完封で毎回の12三振を奪った

福知山成美対履正社 3安打完封で勝利に貢献する履正社・清水投手(右)(撮影・清水貴仁)

福知山成美対履正社 7回裏履正社2死一、三塁、この試合4安打目となる左前適時打を放つ野口(撮影・清水貴仁)

秋季近畿大会準々決勝 福知山成美対履正社 6回裏履正社1死二塁、野口海音の適時二塁打に歓喜の履正社ベンチ(撮影・清水貴仁)

秋季近畿大会準々決勝 福知山成美対履正社 3回裏履正社1死三塁、三塁後方に落ちる先制適時二塁打を放つ小深田(撮影・清水貴仁)

秋季近畿大会準々決勝 福知山成美対履正社 3回裏履正社1死三塁、三塁後方に落ちる先制適時二塁打を放つ小深田(撮影・清水貴仁)

近畿大会準々決勝 福知山成美対履正社 初回を無失点に抑え笑顔をみせる福知山成美先発小橋翔大投手(撮影・清水貴仁)

近畿大会準々決勝 福知山成美対履正社 福知山成美先発小橋翔大投手(撮影・清水貴仁

近畿大会準々決勝 福知山成美対履正社 履正社先発清水大成投手(撮影・清水貴仁)

福知山成美対履正社のスターティングメンバー(撮影・磯綾乃)

関東大会決勝:春日部共栄(埼玉1位)6-9桐蔭学園(神奈川2位)

チーム
桐蔭
共栄

桐蔭学園対春日部共栄 6回表桐蔭学園2死二、三塁、森は右越え3点本塁打を放つ(撮影・河田真司)

桐蔭学園対春日部共栄 1回裏春日部共栄2死、石崎は右越え本塁打を放つ(撮影・河田真司)

桐蔭学園対春日部共栄 1回表桐蔭学園無死一塁、森は2点本塁打を放ち二塁を通過する(撮影・河田真司)

桐蔭学園対春日部共栄 先発登板する桐蔭学園・山崎(撮影・河田真司)

桐蔭学園対春日部共栄 先発登板する春日部共栄・村田(撮影・河田真司)

東京大会準々決勝

【試合結果】

岩倉1-3東海大菅生

日体大荏原1-10早実

東海大会決勝

【試合結果】

津田学園(三重3位)-東邦(愛知1位)

中国大会準々決勝

【試合結果】

倉敷商(岡山1位)6-8米子東(鳥取2位)

創志学園(岡山3位)6-4崇徳(広島3位)

市呉(広島2位)11-3岡山理大付(岡山2位)

関西(岡山4位)8-13広陵(広島1位)

崇徳対創志学園 3回1死一、二塁から登板した創志学園・西純矢投手(撮影・鶴屋健太)

四国大会準々決勝

【試合結果】

高松商(香川1位)4-2明徳義塾(高知3位)

帝京五(愛媛1位)6-10富岡西(徳島3位)

川島(徳島1位)1-5松山聖陵(愛媛3位)

高知商(高知1位)2-1徳島商(徳島2位)

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桐蔭学園24年ぶりV、森主将2発で神宮大会切符

桐蔭学園対春日部共栄 6回表桐蔭学園2死二、三塁、森は右越え3点本塁打を放つ(撮影・河田真司)

<高校野球秋季関東大会:桐蔭学園9-6春日部共栄>◇28日◇決勝◇山梨・山日YBS球場

桐蔭学園(神奈川2位)が春日部共栄(埼玉1位)を下し、24年ぶりの3度目の優勝を果たし、明治神宮大会への切符を手にした。

初回に森敬斗主将(2年)の右越え2ランなど、先頭からの6者連続安打を含む打者一巡の猛攻で5点を先制。

同点に追いつかれて迎えた6回には2死一、三塁の場面で、再び森主将が今大会3本目となる勝ち越しの右越え3ランを放った。

投げては6回から登板した今大会初登板の長谷川颯投手(2年)が4回2安打無失点と好救援した。

片桐健一監督(45)は「秋季大会が始まってから、優勝できるとは思っていなかった。1戦1戦積み上げてきたものが出て非常にうれしく思います。特別な試合でしたが、各自が気負わず1打席目から練習の成果を出せて良かった」と選手をたたえた。

関東代表として明治神宮大会(11月9日開幕)に臨む。「初めての経験。全国の強豪、1位を取ったチームとやれるので、何か学べることがあると思う。楽しみです」と胸を躍らせた。

桐蔭学園対春日部共栄 1回表桐蔭学園無死一塁、森(右)は2点本塁打を放つ(撮影・河田真司)

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龍谷大平安4強、大阪桐蔭は8強/秋季近畿大会詳細

<高校野球秋季近畿大会>◇27日◇1回戦2試合、準々決勝1試合◇ほっともっと神戸

龍谷大平安(京都)が市和歌山にサヨナラ勝ちし4強一番乗り。来春センバツ出場当確となった。大阪桐蔭と智弁和歌山はともに8強入り。明日28日、4強をかけ激突する。この他、関東大会は準決勝、東京大会は準々決勝、東海大会は準決勝、中国大会、四国大会も行われた。

近畿準々決勝:龍谷大平安(京都3位)5-4市和歌山(和歌山2位)

チーム
市和歌山
龍谷平安

【試合経過】

先発は市和歌山が岩本、龍谷大平安が豊田

市和歌山は1回表、2死から緒方が右前安打も無得点

平安は1回、1死から北村が四球、二盗。2死後、三盗成功。4番水谷の適時二塁打で1点先制

市和歌山は2回裏、先頭上原が安打も送りバント失敗、併殺で無得点

平安は2回裏、3者凡退

市和歌山は3回表、1死二塁から4連打で3点を奪い逆転

平安は3回裏、3者凡退

市和歌山は4回表、3者凡退

平安は4回裏、2死三塁から羽切の左越え2ランで3-3同点

市和歌山は5回表、3者凡退

平安は5回裏、1死から北村が四球も二盗失敗などで無得点

市和歌山は6回表、3者凡退

平安は6回裏、2死一、二塁も無得点

市和歌山は7回表、3者凡退

平安は7回裏、2死から北村が四球、二盗成功も無得点

市和歌山は8回表、1死二塁から柏山のライト右への適時打で4-3と勝ち越し

平安は8回裏、先頭の水谷が右越え三塁打。奥村の右犠飛で4-4同点

市和歌山は9回表、3者凡退

龍谷大平安は9回裏、2死二、三塁から奥村の左越え適時打で5-4、サヨナラ勝ちした

龍谷大平安対市和歌山 9回2死一、三塁で左越えのサヨナラ打を放つ龍谷大平安・奥村真大内野手(撮影・磯綾乃)

龍谷大平安対市和歌山 サヨナラ勝ちを決め喜ぶ龍谷大平安ナイン(撮影・磯綾乃)

龍谷大平安対市和歌山 2番手で登板した龍谷大平安・野沢秀伍投手(撮影・磯綾乃)

龍谷大平安対市和歌山 市和歌山の先発・岩本真之介投手(撮影・磯綾乃)

近畿1回戦:大阪桐蔭(大阪2位)10-0橿原(奈良2位)

チーム
橿原
桐蔭10

※6回コールド

【試合経過】

先発は大阪桐蔭が新井、橿原は西川

橿原は1回表、3者凡退

大阪桐蔭は1回裏、柳本が安打も併殺などで無得点

橿原は2回表、2死二塁も無得点

大阪桐蔭は2回裏、2死から山田が二塁打。榎木の中前適時打で1点先制

橿原は3回表、四球と安打の走者を出すも無得点

大阪桐蔭は3回裏、1死二塁から宮本の適時二塁打で2-0

橿原は4回表、3者凡退

大阪桐蔭は4回裏、1死から山田が二塁打。石井の左前適時打で3点目。その後2死二、三塁から柳本の3ランで6-0

橿原は5回表、3者凡退

大阪桐蔭は5回裏、3者凡退

(大阪桐蔭は6回から中田が登板)

橿原は6回表、2者連続三振の後、井上が二塁打も西川は三振で無得点

大阪桐蔭は6回裏、無死二、三塁から西浦の適時打でまず1点。さらに内野ゴロ野選で2点目。1死後、西野の左翼フェンス上部のネットに当たる適時二塁打で2者生還。10-0として6回コールド勝ちを決めた

橿原対大阪桐蔭 勝利を決め観客席へ駆け出す大阪桐蔭ナイン(撮影・磯綾乃)

橿原対大阪桐蔭 4回に3点本塁打を放つなどコールド勝ちに貢献した大阪桐蔭・柳本(撮影・磯綾乃)

橿原対大阪桐蔭 橿原の先発・西川侑成投手(撮影・磯綾乃)

橿原対大阪桐蔭 大阪桐蔭の先発・新井雅之投手(撮影・磯綾乃)

橿原-大阪桐蔭のスターティングメンバー(撮影・磯綾乃)

近畿1回戦:智弁和歌山(和歌山1位)12-5大阪偕星学園(大阪3位)

チーム
智弁12
偕星

【試合経過】

先発は智弁和歌山が1年生の池田泰、大阪偕星が福田慈

智弁和歌山は1回表、細川、西川の連打で無死一、二塁。黒川の右飛で1死一三塁。暴投で1点先制

大阪偕星は1回裏、辻野が敵失で出塁。送って1死二塁から松山の右前適時打で同点。2死後篠木の左前適時打で2-1と逆転

智弁和歌山は2回表、2死から池田、綾原の連打で一、二塁。暴投で二、三塁。細川は三振で無得点

大阪偕星は2回裏、3者凡退

智弁和歌山は3回表、2死二、三塁も無得点

大阪偕星は3回裏、無死一、三塁から内野ゴロ併殺打の間に1点追加し3-1

智弁和歌山は4回表、3者凡退

(智弁和歌山は4回から2人目の池田陽が登板)

大阪偕星は4回裏、2死一、三塁も無得点

智弁和歌山は5回表、1死一、三塁から東妻の犠飛で2-3

大阪偕星は5回裏、2死二塁から篠木の中前適時打で4-2

智弁和歌山は6回表、1死一、二塁から綾原の左中間への3ランで5-4と逆転。さらに東妻の適時二塁打、佐藤の2点適時打で追加点を挙げ8-4

大阪偕星は6回裏、3者凡退

智弁和歌山は7回表、先頭打者四球も無得点

大阪偕星は7回裏、1死二塁から坪井の適時打で5-8

智弁和歌山は8回表、1死一、三塁から佐藤の適時内野安打で9-5。さらに綾原の満塁走者一掃の適時二塁打で12-5とした

(智弁和歌山は8回から3人目の小林樹が登板)

大阪偕星は8回、2死から連打も無得点に終わり7回コールドで試合終了

智弁和歌山対大阪偕星学園 3ランを含む6打点をあげた智弁和歌山・綾原創太内野手(撮影・磯綾乃)

智弁和歌山対大阪偕星学園 3ランを含む6打点をあげた智弁和歌山・綾原創太内野手(撮影・磯綾乃)

智弁和歌山対大阪偕星学園 2点目のホームを踏んだ細川凌平外野手を出迎える智弁和歌山・中谷仁監督(撮影・磯綾乃)

智弁和歌山対大阪偕星学園 ベンチから指示を出す智弁和歌山・中谷仁監督(撮影・磯綾乃)

智弁和歌山対大阪偕星学園 2番手で登板した智弁和歌山・池田陽佑投手(撮影・磯綾乃)

智弁和歌山対大阪偕星学園 先制のホームを踏み、ナインに出迎えられる智弁和歌山・細川(撮影・磯綾乃)

智弁和歌山対大阪偕星学園 大阪偕星学園の先発、福田慈己投手(撮影・磯綾乃)

智弁和歌山-大阪偕星学園のスターティングメンバー

関東大会準決勝

<春日部共栄(埼玉1位)2-1山梨学院(山梨2位)>

チーム
共栄
山学

春日部共栄対山梨学院 9回裏2死二塁、村田(右)は最終打者を抑えナインの元へ走る(撮影・河田真司)

春日部共栄対山梨学院 9回裏山梨学院2死二塁、高垣(右)を三振で抑えガッツポーズする石崎とベンチから飛び出す春日部共栄の選手たち(撮影・河田真司)

春日部共栄対山梨学院 8回表春日部共栄2死一、二塁、村田の適時打で生還する木村(撮影・河田真司)

春日部共栄対山梨学院 8回表春日部共栄2死一、二塁、村田は右前打の適時打を放つ(撮影・河田真司)

春日部共栄対山梨学院 先発登板する春日部共栄・村田賢一(撮影・河田真司)

春日部共栄対山梨学院 先発登板する山梨学院・相澤利俊(撮影・河田真司)

<習志野(千葉2位)2-4桐蔭学園(神奈川2位)>

チーム
桐蔭学
習志野

桐蔭学園対習志野 習志野に勝利し応援席へ走る桐蔭学園ナイン(撮影・河田真司)

桐蔭学園対習志野 9回裏習志野2死一塁、最終打者を抑える桐蔭学園・伊礼海斗(撮影・河田真司)

桐蔭学園対習志野 6回表桐蔭学園2死二、三塁、上川の2点先制適時打で生還する清水(撮影・河田真司)

習志野対桐蔭学園 先発登板する桐蔭学園・伊礼海斗(撮影・河田真司)

習志野対桐蔭学園 先発登板する習志野・山内翔太(撮影・河田真司)

東京大会準々決勝

【試合結果】

国士舘9-1城東

東亜学園10-7国学院久我山

東海大会準決勝

【試合結果】

津田学園(三重3位)13-2中京大中京(愛知2位)

中京学院大中京(岐阜1位)9-10東邦(愛知1位)

中国大会1回戦

【試合結果】

岩国商(山口3位)1-6市呉(広島2位)

関西(岡山4位)7-6聖光(山口2位)

岡山理大付(岡山2位)4-3大社(島根1位)

鳥取商(鳥取3位)1-2広陵(広島1位)

鳥取商対広陵 先発マウンドに上がった広陵・森(撮影・鶴屋健太)

四国大会

【試合結果】

高知(高知1位)7-8富岡西(徳島3位)

聖カタリナ学園(愛媛2位)0-2明徳義塾(高知3位)

志度(香川2位)3-11松山聖陵(愛媛3位)

徳島商(徳島2位)6-4英明(香川3位)

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春日部共栄22年ぶり決勝、村田が完投9K&同点打

春日部共栄対山梨学院 先発登板する春日部共栄・村田(撮影・河田真司)

<高校野球秋季関東大会:春日部共栄2-1山梨学院>◇27日◇準決勝◇山梨・山日YBS球場

春日部共栄(埼玉1位)が山梨学院(山梨2位)に逆転勝ちし、96年以来22年ぶりの決勝進出を決めた。

エースで4番の村田賢一投手(2年)がこの日もチームを勝利に導いた。投げては6安打1失点(自責0)完投。味方の失策で1点を失ったが、9奪三振を奪うなど、相手打線を寄せ付けなかった。打っても1点を追う8回2死一、二塁で同点の右前適時打。その後、5番の石崎聖太郎主将(2年)が中前適時打で続き、逆転に成功した。

本多利治監督(61)は「村田が今までで一番良かった。やっぱり勝ったのは村田のおかげです」とエースへの称賛を惜しまなかった。

春日部共栄対山梨学院 8回表春日部共栄2死一、二塁、村田は右前打の適時打を放つ(撮影・河田真司)
春日部共栄対山梨学院 記者の質問に笑顔で答える春日部共栄・本多監督(撮影・河田真司)

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春日部共栄4強、2m前から練習150キロ及川潰す

横浜に7回コールドで勝利し喜ぶ春日部共栄の選手たち(撮影・河田真司)

<高校野球秋季関東大会:春日部共栄9-2横浜>◇23日◇準々決勝◇山梨・山日YBS球場

春日部共栄が優勝候補の横浜を9-2の7回コールドで破り、22年ぶりのセンバツ出場が当確となった。

1回2死から横浜先発の及川雅貴投手(2年)の3四球で満塁とすると、6番・平岡柊翔内野手(1年)が、右中間へ走者一掃の三塁打を放ち3点先制し波に乗った。「及川君のキレのあるスライダーは打てないから絶対に手を出さない。狙い球はストレートに絞る」と徹底。2回には9番森飛翼外野手(2年)、3回には4番村田賢一投手(2年)が左越え本塁打を放ち、来年のドラフト候補を打ち崩した。

今夏、埼玉県大会では相手投手を攻略できず11年ぶりの初戦敗退を喫した(昌平に4-6)。それを機に新チームからは「打撃のチーム」を目標に打撃練習を徹底。ロングティーも取り入れ飛距離を伸ばす練習にも取り組んだ。今日、試合前には約2時間、速球派の及川投手対策のため打撃投手がマウンドの2メートル手前から投げ打ち込んだ。2回に本塁打を打った森は「目が慣れて速く感じなかった」と練習の手応えを実感した。

22年前、秋季関東大会で優勝しセンバツ出場を果たした時も、山梨県開催だった。しかも、初戦で茨城県の下館工、準々決勝で神奈川県の東海大相模を破り、準決勝で山梨県の日大明誠と対戦した。偶然にも、今年も同じ対戦県を破りながら勝ち進み、準決勝(27日)の相手は山梨学院大だ。「次は今日以上の試合をしたい」と本多利治監督。優勝へのシナリオは着々と作り上げられている。

3回裏春日部共栄1死、村田は左越え本塁打を放つ(撮影・河田真司)

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