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JR東日本は昼寝導入で離脱者0!強化合宿打ち上げ

ブルペンで投げ込むJR東日本・西田(撮影・古川真弥)

黒獅子旗奪回のカギは、昼寝にあり。社会人野球のJR東日本が20日、千葉の柏野球場で行ってきた約3週間の強化合宿を打ち上げた。

堀井哲也監督(57)は「いかにコンディショニングを崩さず、鍛えられるか。十分な休養と追い込みのバランスが取れました」と満足そうに振り返った。

05年から指揮を執るが、2月の強化合宿を本拠地で行うのは初の試みだった。これまでは海外や沖縄に出向いたが、合宿所にみんなで泊まり込み「腰を落ち着けて、やりこめました」。午前6時過ぎからの朝練に始まり、午後4時まで、みっちり鍛えた。休憩もしっかり取らせた。正午からたっぷり2時間だ。「昼寝の時間を設けました。15分でもいい。寝ることで成長ホルモンが出る」と、昼食後の“シエスタ”を導入。寝付けない選手もいたが、代わりにシャワーや入浴でリラックス。すっきりして、午後からの練習に臨んだ。

おかげで、厳しい練習にも離脱者は、ほぼ0。高卒3年目で今秋ドラフト候補に挙がる西田光汰投手(20)に至っては、狙いどおり体重を80キロから自己最多84キロに増やした。「練習でばてる時があったけど、なくなりました」。毎晩ご飯2杯を課した努力も実った。ブルペンではばらつきなく、テンポよく投げ込んだ。

昨年の都市対抗は準決勝で大阪ガスに惜敗。その大阪ガスが優勝した。今年の目標は、もちろん8年ぶりの優勝だ。堀井監督は「チームバランス、個々の力はあると自負しています。あとは1人1人が心技体を10%、伸ばしてくれれば」と願っていた。【古川真弥】

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阪神1位近本「幅広げる意味で」鳥谷に盗塁教え請う

フリー打撃を行った近本光司(撮影・上田博志)

阪神近本光司外野手(24=大阪ガス)が鳥谷に盗塁の教えを受けた。「スタートのことです。幅を広げる意味で」とドラフト1位ルーキー。

17日の日本ハム戦では2番スタメンを予定。「打順というのは1打席目だけなので。しっかり自分のやるべきことをやっていきたい」と話した。

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阪神近本「正解はない」独自盗塁確立へビデオ駆使

筒井壮コーチ(右)に映像を撮ってもらいながら盗塁練習をする近本(撮影・上田博志)

阪神ドラフト1位ルーキーの近本光司外野手(24=大阪ガス)がビデオチェックの上で盗塁練習を行った。

「自分の視点だけでなく、客観的に見られる利点があります。盗塁に正解はないので、自分に合うかどうかが大事だと思う」。

指導した筒井外野守備走塁コーチは「スタートが課題なのでそのあたりを伝えました。(盗塁は)彼の武器ですから近本オリジナルを作って欲しい」と話した。

二盗の練習を繰り返す近本光司(撮影・上田博志)

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阪神近本に他球団007衝撃、実戦で輝く瞬速三塁打

3回裏阪神無死、近本は中前打を放つ(撮影・上山淳一)

<練習試合:阪神5-2楽天>◇14日◇沖縄・宜野座

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が14日、プロ入り後初の対外試合で鮮烈なデビューを飾った。楽天との練習試合で「9番中堅」で先発し第1打席で中前打を放つと、第3打席では俊足を生かした適時三塁打。ドラ1ルーキーが、矢野阪神の「初陣星」を呼び込んだ。

 ◇   ◇   ◇

あいさつ代わりの強烈な打球を近本が“デビュー戦”で刻んだ。3回に先頭打者で140キロの直球をセンター返し。さらに7回。1死二塁で捉えた打球は、左中間へ。リードを3点に広げる適時三塁打だ。

近本 センターが右中間寄りにいて左中間が空いていた。あわよくば4つ(本塁)までかえるベースランニングが出来たので、自分としては良かったです。

強烈な存在感は他球団の007部隊の脳裏にも刻まれた。巨人田中スコアラーは「初めて対戦するピッチャーを捉えられるということは実戦向き。(足は)彼の持ち味ですし、低い打球を広角に打つということで、足も警戒しておかないといけない」。放った2本はともにライナー性の打球。さらに、7回の一打ではスライディングをすることなく、悠々と三塁到達。そのタイムは12秒を切れば俊足と言われるが、この日は11秒台中盤。ヤクルト山口スコアラーは「足が速いんでビックリ。ワンファンブルで(本塁に)かえってくるくらい。そっちの方が気になった。戦力ですね。やっぱり」と驚きの表情だ。

しかも二ゴロに終わった5回の第2打席も、直球系を狙い打ったように見え、強い打球だった。DeNA東野スコアラーは「実戦のほうが映えますよね。2打席目は引っ張って、しっかり打てる能力がある。見る目が変わった」と、アウトの内容にも目を見張った。

近本にとって兵庫・社高校の後輩にあたる、楽天ドラフト1位・辰己涼介外野手(22=立命大)も「6番右翼」で先発していた。4打数無安打に終わった辰己も「僕はずっと打撃は近本さんが格上だと言っています。ミスショットが少ない。そこはまねしたいというか尊敬するところです」と、先輩のすごみをあらためて感じた。阪神は18年ドラフト最上位で大阪桐蔭・藤原(ロッテ1位)と辰己を抽選で外し、“外れ外れ1位”で近本を指名。そんないきさつがあった後輩との“初対決”にも完勝だ。

しかし、上々のデビューにも反省は尽きない。「1打席目は大切にしているのでヒットが出たのは良かったですけど、初球を捉えられなかった。1球目を大事にしてやっていきたい」。本領発揮は、これからだ。【磯綾乃】

▽阪神矢野監督 近本らしい足とバッティングを見せてくれました。(3回にアウトになったが盗塁を試みたのは)ナイストライだったんじゃないですか。

近本は左中間に適時三塁打を放ち三塁へ向かう(撮影・上山淳一)

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阪神ドラ1近本が2安打、オコエ一発/練習試合詳細

<練習試合:阪神5-2楽天>◇14日◇沖縄・宜野座

阪神と楽天が練習試合。阪神ドラフト1位近本光司外野手(24=大阪ガス)は「9番中堅」で先発出場し適時三塁打を含む2安打。楽天オコエ瑠偉外野手(21)がソロ本塁打を放った。

チーム
楽天
阪神

【神】望月、馬場、浜地

【楽】池田、近藤、西口

【本】オコエ

9回

【楽天】

辰己は空振り三振。堀内は一ゴロ失策。山崎は左飛。小郷は三振で試合終了

8回

【楽天】

ルーキー渡辺は中飛。オコエは左越え本塁打で2-5

【阪神】

大山は右飛、中谷は中飛、板山は凡退

7回

阪神投手は浜地、楽天は西口

【楽天】

山崎は一ゴロ、村林は三振、田中も凡退

【阪神】

板山は二ゴロ、高山は四球(代走島田)。島田が二盗成功。坂本は中前適時打。続く近本は左中間を破る適時三塁打で4-1。江越は三振。新人木浪の右前適時打で5-1

6回

【楽天】

3番オコエは遊飛。卓丸は右前安打し二盗成功。内田の右前安打で一、三塁。辰己は空振り三振。内田は二盗成功。足立は三振で無得点

【阪神】

植田は四球。大山、中谷は内野フライで2死。植田が二盗失敗で無得点

5回

【楽天】

7番足立は三振、山崎は二塁内野安打し二盗成功。村林は空振り三振。田中は中前適時打を放ち1-2

【阪神】

9番近本は二ゴロ、江越は三振、木浪は二ゴロ

4回

阪神投手は馬場、楽天は近藤

【楽天】

ブラッシュは三ゴロ、内田は三振、辰己は一ゴロ

【阪神】

6番板山は三ゴロ、高山は四球。二盗失敗。梅野は二飛

3回

【楽天】

7番足立は右飛、8番山崎は一ゴロ、9番村林は中前安打。1番田中は四球で一、二塁。2番銀次も四球で満塁。3番島内は左飛で無得点

【阪神】

9番ルーキー近本は直球打って中前へクリーンヒット。しかし二盗失敗。雨が激しくなる。1番江越は四球。糸原は四球で一、二塁。北條が右前に適時打を放ち1点を先制。なおも一、三塁から大山の左犠飛で2点目。中谷は左飛

2回

【楽天】

4番ブラッシュは初球打って遊ゴロ、内田も遊ゴロ。北條が好プレー。ルーキー辰己は2球目直球捉えたが右飛

【阪神】

4番大山は遊ゴロ、5番中谷は三塁線破る二塁打。6番板山は低め変化球空振り三振。7番高山は四球も8番梅野が凡退し無得点

1回

先発は阪神が望月、楽天が池田

【楽天】

1番田中(昨季新人王)は直球打って右飛。2番銀次も直球打って二ゴロ。3番島内は直球捉えたが右へのライナー

【阪神】

1番江越は遊ゴロ、2番糸原は三飛、3番北條は強い打球を飛ばしたが三ゴロ

8回表楽天1死、オコエ瑠偉に左越えにソロ本塁打を浴びる浜地真澄(撮影・上田博志)

7回裏阪神1死二塁、左中間へ適時三塁打を放ち二塁を回る近本光司(撮影・上田博志)

7回裏阪神1死二塁、左中間へ適時三塁打を放つ近本光司(撮影・上田博志)

楽天は7回から西口直人が登板する(撮影・上山淳一)

7回から浜地真澄が登板する(撮影・上山淳一)

5回表楽天2死二塁、田中和基は中前適時打を放つ(撮影・上山淳一)

3回裏阪神1死一、二塁、右前に先制適時打を放つ北條史也(撮影・上田博志)

楽天は4回から近藤弘樹が登板する(撮影・上山淳一)

3回裏阪神無死、近本光司(右)は二盗を狙うもアウト(撮影・上山淳一)

阪神対楽天 3回裏阪神無死、中前安打を放つ近本光司(撮影・上田博志)

阪神対楽天 3回裏阪神無死、中前安打を放つ近本光司(撮影・上田博志)

阪神対楽天 2回表楽天2死、右飛に倒れる辰己(撮影・足立雅史)

楽天先発の池田隆英(撮影・上山淳一)

阪神対楽天 阪神先発の望月(撮影・足立雅史)

試合前握手する矢野燿大監督(左)と楽天の平石洋介監督(撮影・上山淳一)

スタメン

【阪神】

1(指)江越

2(二)糸原

3(遊)北條

4(三)大山

5(一)中谷

6(右)板山

7(左)高山

8(捕)梅野

9(中)近本

先発P=望月

【楽天】

1(中)田中

2(三)銀次

3(左)島内

4(指)ブラッシュ

5(一)内田

6(右)辰己

7(捕)足立

8(二)山崎

9(遊)村林

先発P=池田

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楽天池田2失点「上下バランスが」3回の投球悔やむ

練習試合・楽天対阪神 楽天先発の池田(撮影・上山淳一)

<練習試合:阪神5-2楽天>◇14日◇沖縄・宜野座

楽天の今季初実戦で先陣を切った池田隆英投手(24)は3回3安打2失点でマウンドを降りた。

3回、先頭で出塁を許した阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)の二盗を捕手足立が阻止した後に2者連続四球。北條の右前適時打、大山の左犠飛で2点を失った。

開幕ローテーション入りを狙う3年目右腕は「すごく緊張したけど、初回、2回とスムーズに抑えられた。3回に走者を出してセットに入ってから上と下のバランスが合わなくて、狙った場所にいかないボールがあった。そのあたりが次の課題」と話した。

阪神対楽天 3回裏阪神1死一、三塁、大山の左犠飛で2点目を失う池田(撮影・上田博志)

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阪神ドラ1近本が初打席初安打 7回には適時三塁打

阪神対楽天 3回裏阪神無死、中前安打を放つ近本光司(撮影・上田博志)

<練習試合:阪神5-2楽天>◇14日◇沖縄・宜野座

阪神のドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が、対外試合デビュー戦となった練習試合・楽天戦(宜野座)で初打席初安打を放った。3回、先頭で迎えた打席でカウント1-1からの3球目、140キロの直球を中前へ運んだ。

この試合には社(兵庫)の後輩にあたる楽天ドラフト1位、辰己涼介外野手(22=立命大)も出場。先輩の“貫禄”を見せた。

続く江越のカウント1-1からの3球目に二塁にスタートを切ったが、楽天足立の二塁送球の前にタッチアウト。初盗塁はならなかった。

7回には走者を置いた場面で打席が回ってきて左中間へ打球をはじき返した。自慢の俊足を飛ばし、適時三塁打とした。

阪神対楽天 3回裏阪神無死、中前安打を放つ近本光司(撮影・上田博志)

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阪神ドラ1近本が中堅、4番大山/楽天戦スタメン

阪神近本(2019年2月11日撮影)

阪神が14日、今年初の対外試合、楽天戦(宜野座)に臨む。スタメン予定は以下の通り。

1(指)江越

2(二)糸原

3(遊)北條

4(三)大山

5(一)中谷

6(右)板山

7(左)高山

8(捕)梅野

9(中)近本

(投手)望月

ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)にとっては、プロ入り後初のNPB球団との対決。楽天には、同じ社高校出身でドラフト1位外野手の辰己涼介外野手(22=立命大)もいる。

望月は、先発した7日紅白戦で2本塁打を浴びるなど2回7失点。今回はどうか。

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阪神1位近本「見てみたい」楽天辰己との対戦心待ち

打撃練習を行う近本(撮影・清水貴仁)

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)は、14日の楽天との練習試合に「9番中堅」で先発予定だ。

11日の紅白戦でプロ初盗塁を決めた俊足に注目。楽天には、同じ社高校出身でドラフト1位外野手の辰己涼介外野手(22=立命大)がおり「(プレーを)見てみたいですね」と心待ちにした。

サブグラウンドで特守を受ける近本(撮影・清水貴仁)

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阪神近本の守備に矢野監督「無難にいくよりも…」

ゲームノック後、近本(右)と話す矢野監督(撮影・上山淳一)

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が12日、ゲーム形式のノックに参加した。

送球が乱れる場面もあり、終了後に近本と話し込んだ矢野監督は「無難にいくよりも、うまくなるための意識とかね。そういうものを確認していた」と明かした。その後も近本はサブ球場で特守を行い「1つ1つのプレーについて、今までとは違う意識でできていると思う」。今後も技術を磨いていく。

ゲームノックで中堅の守備につく近本(撮影・清水貴仁)

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阪神1位近本、2戦連続安打&初盗塁も最後に暴走

阪神紅白戦 1回裏白組1死、近本は藤浪から左前打を放つ(撮影・上山淳一)

阪神のルーキーたちがキラリと能力を発揮した。ドラフト1位近本光司内野手(24=大阪ガス)は、藤浪から紅白戦2戦連続となる安打。持ち味の足を生かしてプロ初盗塁も決めた。同3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)も同じく2戦連続安打。同4位斎藤友貴哉投手(23=ホンダ)は梅野とのバッテリーで2回無失点、打者6人で片付けた。

   ◇   ◇   ◇

非凡な打撃センスが光った。白組の2番左翼で出場した近本が、藤浪の151キロを打ち返した。初回、1死走者なしの場面。バットを振ることなく2球で追い込まれたが、直後のフォークボールが外れると、4球目の外角151キロを流し打ち。「自分の思っていた球とは違ったコース。当てることが精いっぱいだった」。言葉とは対照的な力強い打球が三遊間を抜けた。

これで7日紅白戦で放った右前打に続き、2試合連続安打。だが、見せ場はこれだけじゃなかった。直後、鳥谷の初球に迷わずスタート。左足から二塁に滑り込み初盗塁をもぎ取った。7日は二盗を狙ってスタートを切るも、けん制で挟まれてアウトになっていただけに「今日は1球目に絶対走ろうと思っていた」。狙い通り。ようやく本領発揮だ。

さすがの対応力だ。矢野監督も「アウトになる確率が高い」というバットを振らず追い込まれた状況での打撃に注目。「レフト方向に、ちょんと当てたというよりは、自分のポイントに引きつけて打てるっていうのは、自分の形を持ってる。ああいう打撃ができるのは持ち味」と目を細めた。

ただ、反省も残った。6回1死から四球で出塁も、続く中谷の飛球にアウトカウントを間違って暴走。まさかのボーンヘッドに「あれは自分のミス。準備がしっかりと出来ていなかった」とガックリだ。矢野監督は「良くないのも分かってることやけど。実戦になると持ち味を出して、面白いなと思う」と、晴のち曇りの試合を前向きに評価した。【桝井聡】

紅白戦 1回裏白組1死、藤浪から左前打を放つ近本(撮影・清水貴仁)
阪神紅白戦 1回裏白組1死一塁、鳥谷の時、近本は二盗を決める(撮影・上山淳一)
紅白戦 6回裏白組1死一塁、中谷の二飛のボールを見ながら一塁へ帰塁せず走り続ける近本(撮影・上田博志)

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阪神1位近本がプロ初盗塁「できること意識したい」

シート打撃で初盗塁を決めた近本(左)。二塁カバーは糸原(撮影・上山淳一)

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が10日、“プロ初盗塁”を決めた。シート打撃で一塁走者となり、果敢にスタート。捕手長坂の送球をかいくぐって盗塁を成功させた。

11日には紅白戦もあり「結果にとらわれず、自分のしたいこと、できることを意識していきたい」と意気込んだ。練習後には清水ヘッドコーチと話し込むシーンもあり「盗塁の考え方です」と走塁論を聞いていたと明かした。

外野でダイビングキャッチの練習を行い何度も飛び込む近本(撮影・清水貴仁)

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阪神ドラ1近本に掛布氏が金言「清潔感持ってやれ」

阪神キャンプで近本光司(左)と木浪聖也(右)とあいさつを交わす掛布雅之SEA(撮影・清水貴仁)

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)がミスタータイガース掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、63)と対面を果たした。

掛布SEAから「清潔感を持ってやれと言われました。身だしなみも、プロでやっていくには必要ということだと思います」と金言? を受けた。

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阪神1位近本、紅白戦でプロ初安打もけん制死を反省

3回表紅組1死一塁、右前打を放つ近本光司(撮影・清水貴仁)

“プロ初安打”もホロ苦デビューとなった。阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が7日、春季宜野座キャンプの紅白戦に紅組の「2番中堅」で先発出場。

3回1死一塁の第3打席に右前打を放ち“プロ初安打”をマークした。「インコースだったので、しっかり引っ張って一、三塁を作れたのはよかった」と振り返った。

ただ、課題も残った。二盗を狙ってスタートを切るも、けん制で挟まれてタッチアウト。「初球で走れなかった。次に走ろうと思っていて、自分の中ではスタートが切れると思ったが、逆だった。準備をもっとできたのではないかと思う」。俊足が持ち味だけに、アピール機会を逃したことを悔やんだ。「雨で(紅白戦の)時間が早まった。そういう気持ちの準備も次からはしていかないといけない」。まだ初実戦を終えたばかり。貪欲に次の塁を狙う近本が、気持ちを切り替えて走りだす。【真柴健】

3回表紅組1死一、三塁、馬場皐輔のけん制に誘い出されアウトとなる一塁走者近本光司(撮影・清水貴仁)

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阪神ドラ3木浪がプロ1号決勝3ラン/紅白戦詳細

<阪神紅白戦>◇7日◇沖縄・宜野座

阪神が今キャンプ初の紅白戦。ドラフト1位ルーキーの近本光司外野手(24=大阪ガス)は紅組の「2番中堅」で先発出場し1安打。またドラフト3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)がプロ1号となる決勝3ランを放つなどアピールした。

チーム
紅組10
白組

紅白戦 6回表紅組2死一、二塁、木浪は右越え3点本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

試合経過

先発は紅組が才木、白組が望月

1回表 白組投手は望月。上本は145キロ直球打って大きな右飛。新人近本は145キロ打って二ゴロ。一塁到達は4秒ジャスト。北條は真ん中直球打って中前安打。中谷は148キロ打って右前安打。北條は三進。中谷も送球間に二進。板山は変化球空振り三振。望月の最速は150キロ

1回裏 紅組投手は才木。江越は初球直球打って左前安打。植田は三邪飛。糸原は中飛。江越が二盗失敗で無得点

2回表 白組投手は望月。坂本は直球打って中前安打。木浪は送りバントを決め1死二塁。岡崎は左前安打で一、三塁。上本は146キロ打って浅い右飛。岡崎が二盗し2死二、三塁。近本は四球で満塁。北條が初球150キロを中前に2点適時打。中谷は142キロ直球打って左越え3ラン。板山は二塁内野安打。坂本は左越え2ラン。木浪は左飛。望月は7失点

2回裏 紅組投手は才木。大山は左安打。高山は空振り三振。梅野は左飛。島田も左飛

3回表 白組投手は馬場。岡崎は右飛。上本は左前安打。近本は141キロ引っ張って右前安打。上本は三進。近本はけん制死。北條は右飛で無得点

3回裏 紅組投手は浜地。長坂は142キロ打って左前安打。江越は直球見逃し三振。植田は捕ゴロ。2死二塁。糸原は142キロ直球打って左前適時打。大山は右へ適時二塁打を放ち2点目。高山も一塁線を破る適時二塁打で3点目。梅野も左中間を破る適時二塁打で4点目。島田も一塁線を破る適時三塁打で5点目。長坂は空振り三振

4回表 白組投手は馬場。中谷は左飛、板山は左邪飛、坂本は右飛

4回裏 紅組投手は浜地。江越は四球。植田は中飛。江越が二盗成功。糸原は右前安打で一、三塁。大山は右飛。三塁走者の江越がタッチアップも右翼板山からのノーバウンド返球の前にタッチアウト

5回表 白組投手は守屋。木浪は高め直球空振り三振。岡崎は右前安打。上本は左飛。近本は三ゴロ。一塁到達3秒75もアウト

5回裏 紅組投手は島本。高山は一ゴロ。梅野は遊ゴロ。島田は四球。長坂は左越えに2ランを放ち7-7同点。江越は二塁内野安打。植田は中飛

6回表 白組投手は守屋。北條は左前安打。中谷は遊飛。板山は右前安打で一、二塁。坂本は空振り三振。ドラフト3位ルーキー木浪は右越えに勝ち越し3ランを放ち10-7

6回裏 紅組投手は島本。糸原は左飛。大山は左飛。高山は遊飛で試合終了

紅白戦 紅白戦に勝利しタッチを交わす木浪(左)と北條(撮影・清水貴仁)

6回表紅組2死一、二塁、右越え3点本塁打を放ち笑顔で生還する木浪聖也(撮影・清水貴仁)

6回表紅組2死一、二塁、右越え3点本塁打を放ち中谷将大(中央)らから出迎えを受ける木浪聖也(左)(撮影・清水貴仁)

6回表紅組2死一、二塁、右越え3点本塁打を放つ木浪聖也(撮影・清水貴仁)

5回から登板する守屋功輝(撮影・清水貴仁)

紅白戦 4回裏白組1死一、三塁、大山の右飛で右翼手板山が本塁送球しタッチアップした江越をアウトにする(撮影・清水貴仁)

3回から登板する浜地真澄(撮影・清水貴仁)

3回表紅組1死一、三塁、馬場皐輔のけん制に誘い出されアウトとなる一塁走者近本光司(撮影・清水貴仁)

紅白戦 3回表紅組2死一塁、近本は右前打を放つ(撮影・加藤哉)

紅白戦 2回表紅組2死一塁、坂本は左越え2点本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

2回表紅組2死二、三塁、左越え3点本塁打を放つ中谷将大(撮影・清水貴仁)

2回表紅組2死二、三塁、左越え3点本塁打を放つ中谷将大(撮影・清水貴仁)

紅白戦 2回表紅組2死二、三塁、中谷は左越え3点本塁打を放つ(撮影・加藤哉)

紅白戦に先発する才木浩人(撮影・清水貴仁)=2019年2月7日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座

紅白戦 1回表紅組1死、二ゴロに倒れる近本光司(撮影・清水貴仁)=2019年2月7日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座

紅白戦 1回表紅組2死一塁、中谷は右前安打を放つ(撮影・加藤哉)

白組で先発する望月(撮影・前田充)

スタメン

<紅組>

1(二)上本

2(中)近本

3(遊)北條

4(左)中谷

5(右)板山

6(捕)坂本

7(三)木浪

8(一)岡崎

登板予定投手=才木、浜地、島本

<白組>

1(中)江越

2(遊)植田

3(二)糸原

4(三)大山

5(右)高山

6(捕)梅野

7(左)島田

8(一)長坂

登板予定投手=望月、馬場、守屋

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阪神1位近本「機会あれば」7日紅白戦で初盗塁狙う

走塁練習を行う近本(撮影・清水貴仁)

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が7日の紅白戦で実戦デビューし、プロ初盗塁を目指す。

「機会があれば、やっていきたい」と意気込んだ。この日は通常練習後、宜野座ドームで打撃マシンを打ち込むなど調整に余念はない。まずはトレードマークの快足を生かして存在感を示すつもりだ。

サイン・挟殺プレーの練習で三塁に滑り込む近本(右)とそれをよける鳥谷(撮影・清水貴仁)

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快足だけではない!阪神1位近本が驚異のパワー発揮

阪神近本

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が5日、驚異のパワーを見せた。3キロのメディシンボールを真上に放り上げて滞空時間の長さを競うトレーニングで何と2位の2・71秒を計測した。

29日の先乗り合同自主トレでは、低い弾道で右中間フェンスを越える1本を放つなど、秘めたパンチ力も披露。この日は父恵照さん、母美晴さんも訪れ、順調な姿を見せた。「40盗塁&新人王」を掲げて快足が注目されるが、パワフルな動きも楽しみだ。

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阪神近本「能見さんみたいに」先輩手本40歳現役へ

道の駅宜野座で開催されている月間タイガース表紙写真展の中から近本が選んだのはこの1枚(撮影・加藤哉)

1年でも長くプロの世界で! 阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が春季キャンプ休日の4日、沖縄・宜野座村にある「道の駅ぎのざ」でシーサーの色付け体験を行った。同3位木浪、同4位斎藤と参加し「日本でもまだまだ知らないことがあるんだな」と沖縄文化について勉強熱心に振り返った。

体験場を見渡すと、歴代虎戦士の写真が展示されていた。近本は大阪ガスの先輩でもある能見の写真をピックアップ。「能見さんみたいに長く活躍したいと思っています」と誓った。能見は今季、40歳を迎える。報道陣から40歳までプレーする自分が想像できるかと問われると「全然、予想できないですね。先のことも大事だけど、1年1年が勝負になる」としみじみと話した。

キャンプ初の休日とはいえ「もちろん、リラックスも大事ですけど、体も動かしていきたい。(ランニングで)汗を流そうかなと思います」と完全オフにはしない。今季の目標を「新人王と盗塁王」と掲げる。1年目からの大暴れを目指しつつ、息の長い選手になる。【真柴健】

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阪神新人がシーサー色付け 斎藤思わぬ才能を発揮

色づけをしたシーサーを手にする左から木浪、近本、斎藤(撮影・加藤哉)

阪神1軍キャンプに参加しているドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)、同3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)、ドラフト4位の斎藤友貴哉投手(24=ホンダ)が初めての休日を迎え、沖縄・宜野座村の「道の駅 ぎのざ」でシーサーの色付け体験をした。

思わぬ才能を発揮したのが斎藤だった。金に塗る近本、銀に塗る木浪の横で、「黒が中から光るイメージで」と、金と黒をおもむろに混ぜてダイナミックに塗り始めた。しっぽや足も金色に塗り、赤い目のこわもてシーサーが完成。シーサーは守り神だが「番犬にします」と笑顔。隣の木浪も「らしいなと思います。付き合いが長いので、人と違うようなことばっかりする」と笑った。

その後は「Ginoza Farm Labo」のメニューを食べて食レポにも挑戦。プレミアムチーズケーキを食べた木浪は「うまっ! 宜野座産の卵を使っていますね。チーズケーキは好きなんですけど、1番濃厚でおいしいです」と見事な食レポを披露していた。

シーサーの色づけをする左から阪神の近本、木浪、斎藤(撮影・加藤哉)

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阪神1位近本は金色 休日にシーサーの色付け体験

色づけをしたシーサーを手にする左から木浪、近本、斎藤(撮影・加藤哉)

阪神1軍キャンプに参加しているドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)、同3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)、ドラフト4位の斎藤友貴哉投手(24=ホンダ)が初めての休日を迎え、沖縄・宜野座村の「道の駅 ぎのざ」でシーサーの色付け体験をした。

近本は「1番きれいなので」と金色を選んでシーサーを絵付け、金地に赤い模様がきれいなシーサーが出来上がった。

その後は、会場に張られていた阪神のキャンプや選手の写真から、1枚をピックアップ。近本は大阪ガスの大先輩でもある阪神能見が黒い背景にりりしく写る写真を選んだ。「能見さんみたいに長く活躍したいと思っています」と今年40歳を迎える先輩の背中を追いかけて、1年でも長い活躍を目指す。

シーサーの色づけをする左から阪神の近本、木浪、斎藤(撮影・加藤哉)

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阪神近本がレジェンド2人と「3者面談」「75点」

ベンチ前でトレーニングする近本光司を見る本紙評論家の吉田氏(撮影・加藤哉)

牛若丸と世界の盗塁王から「帝王学」を学んだ! 阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が3日、沖縄・宜野座キャンプの視察に訪れた吉田義男氏(85=日刊スポーツ客員評論家)と福本豊氏(71)に弟子入りした。練習中に貪欲に質問攻め。レジェンドの教えを胸に、近本が1年目からレギュラーを奪い取る。

   ◇   ◇   ◇

2人のレジェンドがじっと見つめていた。打撃ケージの中にはドラフト1位の近本がいた。打撃練習を終えると、すぐさま「3者面談」に移った。

吉田氏 競争にどう打ち勝つか。彼がレギュラーを取ることによって(福留、糸井の)両ベテランを脅かすことにもつながる。層も厚くなる。働き頭となって世代交代をしていかないといけない。

85年に虎を日本一に導いた名将が、エールを送った。続いて、世界の盗塁王も1年目からの活躍に期待を込めた。

福本氏 しっかりバットも振れるし、彼も自信を持っている。試合に使ってもらえたら30~40個ぐらい(盗塁は)走れるでしょ。2割6分ぐらい打てば。2割7分も打てば十分ですよ。

近本は臆することなく、貪欲に質問した。新人合同自主トレの際には、吉田氏ら球界の発展に貢献したOBに弟子入りを志願していた。その言葉に偽りはなかった。福本氏から「勉強熱心やから、いっぱい聞いてくれたね。(打撃は)パンチ力もあるから、ちょこんと打つのはダメ。怖さも兼ね備えないと。どんどん走って、アウトになってほしい。試合の中でスタートを切る練習をしないと。タイミングさえわかれば、彼なら走れると思う」と打撃&盗塁の極意を引き出した。

帝王学を学び、近本は満足げだった。「自分の考えや信念を持って、自分のできることをやった方がいいと教えてもらえた」。福本氏の走塁を動画でチェックしているそうで「盗塁の場面ですね。二盗して、すぐに三盗する映像を結構見ていた」と明かした。

この日で第1クールは終了。予想以上の疲労もあり「75点」と自己評価した。驚きの発見もあった。「糸井さんの打球音やスピードが全然違った。いずれは、ああいう風になりたい」。外野争いは激しいが、レジェンドからの金言を胸に「近本旋風」を巻き起こす。【真柴健】

ティー打撃を行う近本(撮影・清水貴仁)
中堅に入りシートノックを行う近本(撮影・清水貴仁)
坂道ダッシュを行う近本(撮影・清水貴仁)

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阪神1位近本“迷子”になるも主力とフルメニュー

ロングティーを行う近本(撮影・清水貴仁)

阪神のドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)は充実のキャンプ初日となった。

1日、プロの主力と一緒にフルメニューをこなし「緊張よりは力みました」と振り返った。打撃練習の3カ所フリー打撃は初体験。打つ順番がわからなくなり“迷子”になる初々しい場面もあった。「明日からはしっかりやっていきます」と笑顔で帰路についた。

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阪神1位近本メモ魔になる「目標明確化するために」

緊張した面持ちで全体ミーティングの席につく近本(左)と木浪(撮影・清水貴仁)

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)はメモ魔になる。31日、全体ミーティングに参加。「自分の目標をしっかり明確化するためには文字に起こすことで頭に残る。矢野監督にも言われたので、それを実践していきたい」。

練習ではスピードスターで名を馳せたOB赤星憲広氏の走塁をまね、極意をつかもうとしている。「走るフォームであったりスピード。自分にはない部分があるので」。憧れの先輩をお手本にアピールを重ねる。

ミーティング会場でメッセンジャー(右端)と握手を交わしてあいさつする近本(左から2人目)。左端は斎藤、左から3人目は木浪(撮影・前田充)

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繊細な阪神近本「どれが合うか」バット9種類持参

ティー打撃をする近本(撮影・加藤哉)

じっくりと相棒を見極めます。阪神近本光司外野手(24=大阪ガス)が30日、沖縄・宜野座キャンプに9種類のバットを持ち込んでいることを明かした。

「同じメープルでも、質が違うと全然打感も変わってくる。そこは好みなので、どれが(自分に)合うかですね」

長さは85センチで統一しており、最重量が950グラムのバット。そこから20グラムずつ減らして930グラムが2種類、910グラムを2種類、890グラムも2種類を用意。材質も異なっている。練習用の800グラムのバットと短尺バットも加え、計9種類を用意した。「社会人のときは(試合用バットが)895グラムでした。5グラム違うだけで(感覚が)全然変わってくる。自分が好きなのは硬いバット。(インパクトしたときに)高い音がします」。

繊細な感覚の持ち主で、試行錯誤の末にプロで勝負するバットを決める。「バットを決めるのは実戦が入ってきてからですね。練習と試合は違うので、打ってみて実際にどうかを試してみたい。自分が『これだ』というものを探したい」。この日はシートノックで左翼の位置にも就いた。「貪欲に、求められたところで出られるようにしたい」とキャンプインを目前に決意を明かした。【真柴健】

バットを手に笑顔を見せる近本、左は木浪(撮影・加藤哉)

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阪神近本「プロ1号」 パンチ力披露で外野争い激化

沖縄合同自主トレがスタートし、フリー打撃で快音を響かせる近本(撮影・加藤哉)

パンチ力もありまっせ! 阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が「プロ1号」を放った。29日に沖縄・宜野座で行われた合同自主トレに参加し、秘めたパンチ力を披露した。フリー打撃で59スイング。そのうち、1本は低い弾道で右中間フェンスを越えた。昨年の都市対抗では東京ドームで逆方向にアーチを放っている。俊足に注目が集まるが、長打力にも期待が高まる。

   ◇   ◇   ◇

低い弾道は右中間に向かった。失速せずに、グングンと伸びる。一気にフェンスを越え、芝生席に着弾。近本の14スイング目だ。「プロ1号」のアーチを描いた。「(1発は)いい感じでした。いい気温だったので、いい汗がかけました」。新人合同自主トレを打ち上げ、舞台は沖縄・宜野座に移った。年明けから屋外でフリー打撃を行うのは、この日が初めて。即戦力ルーキーがベールを脱ぎ、秘めたパンチ力を披露した。

柵越えは1本だけだったが、59スイングで鋭い打球を連発した。「(気温が高く)自分の力以上に出てしまう時があるので、しっかりセーブしながらですね」。オーバーペースにならないように、自らを抑えながらバットを振った。いわば、まだ試運転の状態。それでもスイングは力強かった。昨年の都市対抗準決勝(東京ドーム)では、逆方向に決勝のソロ本塁打を放った。5番に座り、打率5割2分4厘で大阪ガスの初優勝に貢献。「赤星2世」と呼ばれる俊足に注目が集まるが、実は長打力も兼ね備えている。

近本が打力も発揮すれば、虎の外野争いはさらに激しくなる。ベテランの福留、糸井が両翼に就くことが予想され、センター争いは激化の方向。この日のシートノックでは16年新人王に輝いた高山と近本が中堅を守り、“新旧ドラ1”が火花を散らした。16年ドラフト1位で近本と同学年の大山も「自分自身がしっかりやらないといけない。切磋琢磨(せっさたくま)してやっていけたらと思います」と気を引き締め、柵越えを連発。チーム全体に刺激を与える存在になりつつある。

2月7日には矢野阪神初実戦となる紅白戦が控えている。「しっかり(実戦を)イメージしてですね。バッティングピッチャーのスピードも考えながら、実際にイメージします」と近本は言う。秘めたパンチ力を実戦でも見せつけるか。キャンプインが待ち遠しい。【真柴健】

球場に到着しバスを降りる近本(撮影・加藤哉)
合同自主トレ初日、シートノックを中堅で受ける近本、左は高山(撮影・加藤哉)

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阪神近本が沖縄入り ぐっすり睡眠で定位置確保だ

宿舎に到着し、プールサイドで手を重ね合わせ笑顔を見せる、左から木浪、近本、斎藤(撮影・前田充)

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が28日、先乗り合同自主トレに参加するため、チーム本隊とともに航空機で沖縄に入った。緊張感を感じつつも「暖かいと体が動きやすくなる。飛ばしすぎずときにはセーブしながらやっていきたい」とマイペース調整を掲げた。

社会人時代から継続している“ぐっすり調整”で、虎でも牙を研ぐつもりだ。「睡眠が大事になる。理想は7~8時間は寝たい。睡眠時間というよりは、起きる時間を設定して、そこから逆算して寝る感じです」。朝から体のスイッチを入れるためにも、ぐっすり寝て疲れをとる。「ケガしないように自分の体を管理しながらやっていきたい」。外野の定位置争いはベテランの福留、糸井以外は横一線。新人の近本にもチャンスはある。その機会をつかむために、温暖な沖縄の地で、近本が走りだす。【真柴健】

宿舎に到着しプールサイドを歩く、左から斎藤、近本、木浪(撮影・前田充)

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阪神1位近本が新助っ人マルテから勉強する理由とは

新人合同自主トレを終え報道陣に話す近本光司(撮影・上山淳一)

マルテ先輩からも学びます! 阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が27日、新人合同自主トレを打ち上げた。28日には先乗り自主トレ地の沖縄へ移動。2月1日の1軍キャンプインに向けて、新助っ人ジェフリー・マルテ内野手(27=エンゼルス)からメジャーの技術、トレーニング方法などを勉強する計画も立てた。

どこまでも貪欲だ。新助っ人マルテとのコミュニケーションに話題が移ると、近本の表情は少し不安げになった。「基本的に英語ですかね…」と苦笑いしつつも「しゃべりたいですね」と覚悟を決め直す。一塁を想定される大砲候補と、俊足巧打のドラ1ルーキー。明らかにタイプは違うが、それでも沖縄で距離を詰めておきたい理由があった。

「技術とか科学とかは向こうの方が早い。練習する姿だったり、アップ1つにしても、また違うと思う。しっかり見たいですね」

大阪ガス時代、メジャーで活躍するプレーヤーの立ち居振る舞いについて、先輩から聞かされたことがある。「そういう選手は生活のすべてを野球につぎ込んでいる、と教わりました」。27歳にしてメジャー通算30発のマルテもまた貴重な教材になる、ということだ。

角度をつけて打球を上げる「フライボール革命」がメジャーで定着すると、自身も昨夏に挑戦。「腰の使い方とか、メジャーの体の大きい選手と自分とでは違いがあった。自分の長所がなくなったり、タイミングがズレたりして…」。理論の導入は断念したが「挑戦すれば次に生かすこともできる」と振り返る。

もちろん、技術もトレーニング方法も、ただ単にまねるつもりはない。「メジャーがすべて正しいとも思わない。日本人には日本人の体つきもあるので」。まずは引き出しを増やし、成功の確率を高めていく。【佐井陽介】

新人合同自主トレを終え笑顔で話す近本光司(撮影・上山淳一)

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阪神近本ら1軍キャンプ組新人3人自主トレ打ち上げ

新人合同自主トレで激走する左から木浪、近本、斎藤、片山、小幡(撮影・上山淳一)

阪神ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)、同3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)、同4位の斎藤友貴哉投手(24=ホンダ)の3人が27日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で行われていた新人合同自主トレを打ち上げた。沖縄キャンプ前の先乗り合同自主トレに参加するため、28日に出発する。

ブルペン入りを重ねた斎藤は「ケガをしなかった。ブルペンにも入れましたし、順調に来ているかなと思いました」と調整は思ったように進んだ様子。今年の1軍キャンプは投手22人が参加し争いは激しくなりそう。初実戦となる2月7日の紅白戦からアピールしていきたい。木浪も「自分のやるべきことをしっかりできたのかなと思います」。暖かい沖縄の地で、プロ初のキャンプに挑む。

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阪神1位近本1軍スタート!梅野バズーカかいくぐる

笑顔を見せながら練習する近本(撮影・上田博志)

梅ちゃんから盗んでアピールだ! 阪神は23日、合同コーチ会議を開き、ドラフト1位の近本光司外野手(24=大阪ガス)が、沖縄・宜野座キャンプで1軍発進することが正式決定した。

「楽しみです。暖かい環境で、汗をかいて野球ができるので、しっかりアピールしないといけない。シーズンに向けて、自分のペースで体も作って行けるようにしたい」

勝負強い打撃に加えて、50メートル5・8秒の俊足を披露する。「自分の武器でもある足を見せることで、守備にも打撃にも生きる。プロ野球のキャンプは、主に実戦がメイン。コンディショニングをしっかりして、シーズンに入っていきたい」。ひそかな目標は“梅ちゃんバズーカ”をかいくぐること。「アピールという部分で見れば盗塁成功にこだわりたい。一塁への駆け抜けであったり、長打がでたときのベースランニングもアピールしていきたい」。チーム屈指の強肩捕手からベースを盗んで評価を上げるつもりだ。

矢野監督は近本の“公言”に興味を持つ。すでに新人王と40盗塁以上での盗塁王獲得を宣言をしているが「新人王だけだったら、そんなにたいしたことないかなとは思う。ただ、赤星の記録(39盗塁)を抜くとか、そういうところまで言っている。心のどこかで自信がないと、そういう発言というのはできない。頼もしく思っています」と改めてドラ1に期待を寄せた。競争に勝って開幕スタメンへ。近本のプロ野球生活が幕を開ける。【真柴健】

笑顔でグラウンドの整備をする近本(撮影・上山淳一)

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阪神2軍が奈良学園大と3月にプロアマ交流戦を計画

奈良学園大・菅田大介(2018年6月22日撮影)

阪神2軍が3月6日に、近畿学生野球リーグの奈良学園大とプロアマ交流戦を計画していることが21日、分かった。

同大学には今秋ドラフト候補の「二刀流」菅田大介外野手(4年=京都共栄学園)がおり、実力を見る格好の場になる。

菅田は187センチの恵まれた体を持つ最速144キロ左腕。打者としても力強いスイングから長打を放つ好打者だ。外野手で3度ベストナインに輝いたが、今季は投手に重点を置き、先発機会が増える見込み。球団関係者は「スケールの大きい選手。打つ方はある程度見ているので、これからリーグ戦でどれだけ投げられるか」と期待している。

阪神は昨年9月、大阪ガスとのプロアマ交流戦を開催。ドラフト1位の近本も出場しており、当時2軍監督だった矢野監督に「素晴らしいパフォーマンスを出せる選手だ」と印象づけ、指名にこぎ着けた。菅田も同じく、実力を間近でチェックする。

◆菅田大介(すがた・だいすけ)1997年(平9)12月27日、大阪府八尾市生まれ。金田小2年で野球を始め、庭窪中では大阪東淀川ボーイズに所属。京都共栄では主に野手でプレー。奈良学園大では1年春から外野レギュラーでベストナイン3度。投手としては2年秋のリーグ戦で初登板。通算6試合で0勝2敗。187センチ、80キロ。左投げ左打ち。家族は両親。

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