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06年森本球宴勢いのまま「おいしい」初サヨナラ打

06年7月27日付日刊スポーツ北海道版の1面

<北海道日本ハムファイターズ15年史>

日本ハムは2018年で北海道移転15年。過去の名場面、珍場面を、当時の紙面とともに振り返ります。

<06年7月27日付>

球宴で優秀選手賞を獲得した勢いそのままに、シーズン後半の初戦で「お祭り男」森本が決めた。楽天戦の10回2死満塁。左前に運ぶプロ入り初のサヨナラ打だ。「(球宴から)帰ってきてみんなにたたかれるのは最高です」。ユニホームの上着がはだけ、“てるてる坊主”のようになりながら、喜びのジャンプを繰り返した。

直前に行われた球宴に初出場した。第1戦では頭部を緑色にペイントし、人気アニメ「ドラゴンボール」の「ピッコロ大魔王」に変身。2日後の第2戦はドーナツ形のカツラをかぶる2戦連続の“頭部パフォーマンス”で一気に全国区へ躍り出た。さらに球宴史上3人目の本盗も成功させ、本塁打も放った。「ツーさん(新庄)が球宴は最後なので一緒に楽しみたかった」。この年限りでの引退を表明していた新庄との共演。球宴での本盗は、04年の新庄以来の出来事だった。

お立ち台では「せっかくおいしい位置にいるのでトップでプレーオフに行きます」と宣言した。リーグ制覇、そして日本一へと駆け上がるこの年。森本は最後の最後まで、兄貴分・新庄との時間を、楽しむことになる。

2006年オールスター第1戦 全セ対全パ ベンチで笑顔を見せる左から清原和博、宇宙人メークの森本稀哲、松坂大輔
2006年オールスター第2戦 全パ対全セ かつらで入場する日本ハム森本稀哲

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ヤクルト「東北リレー」風張→石山で15年以来Vへ

紅白戦で白組3番手で登板する風張(撮影・狩俣裕三)

プロ野球ヤクルトの「勝利の方程式」は、東北リレーだ! 岩手・九戸村出身の14年ドラフト2位風張蓮投手(25)と、秋田市出身の12年ドラフト1位石山泰稚投手(30)が勝ち試合を締める。

18日の沖縄・浦添キャンプでは2人並んでブルペン入り。昨季に自己最多53試合登板の最速152キロ右腕・風張はフォーム固めに重点を置き、さらなる信頼を勝ち取る。

182センチ、88キロの風張が、1球1球丁寧に1年間戦い続ける投球フォームを体に染みこませた。昨季途中から新守護神として、リーグ2位を導いた石山とともに右腕を強く振り続けた。「リリーフをやっている以上、目指すところは石山さんのところ。石山さんも下からのし上がった。目標の存在でもある」と野心も抱く。勝ち試合の終盤、8回風張、9回石山の地位確立が、飛躍への1歩となる。

プロ4年目の昨季は自己最多53試合に登板し、2勝4敗。勝ち負けや点差の有無に関係なく出番を得た。「いろいろな場面で投げさせてもらえたことは悪いことではなかったけれど、常に良い状態を保つプレッシャーのかかり方も半端なかった」。初回から肩をつくって万が一に備え、体力面でも当然負担はかかった。「とにかく今年は1年間、投げ続けられる体力トレーニングと、フォームを安定してマウンドに立てることを意識してきました」。鏡の前ではタオルを持って、シャドー投球を反復。「ここまでは完璧にきています」と手応えを得つつある。

57回2/3を投げ、61奪三振。直球の威力だけでなく、変化球の精度も増していることは間違いない。課題は23四死球、被本塁打11。四球で簡単に走者を出し、クイックで球威を落として失点につながる場面もあった。「出来るだけ勝ちパターンで投げられるようになれば、調整もしやすく、自分の投球にもプラスになる。数字では最低去年以上」。昨秋から時間を惜しんで、野球に費やしてきた。疲労の癒やしは3月に2歳を迎える長男の存在。「キャンプ中は寂しいです」。宿舎では妻を含めた3人でテレビ電話で会話。息子の成長確認で英気を養い、自身の成長への活力とする。

伊保内(岩手)時代は3年春の県8強が最高。東農大北海道オホーツク4年時に最優秀投手賞などのタイトルを獲得も、まだまだ伸びる余地がある。「石山さんとの東北リレー、いいっすね」。東北人×無失点=15年以来のリーグ優勝。方程式完成へ着実に準備を進めている。【鎌田直秀】

練習試合ヤクルト対DeNA 8回表から登板するヤクルト5番手で登板する石山(撮影・狩俣裕三)

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明大、慶大、法大、東洋大他/主な大学の合格者一覧

主な大学野球部のスポーツ推薦入試などの合格者一覧。※日刊スポーツ紙面、ニッカンスポーツコム、各大学HP掲載選手、随時更新

明大(東京6大学)

【投手】

下江秀弥(盈進)

高山陽成(作新学院)

中村奎太(日大三)

渡部翔太郎(千葉黎明)

【捕手】

小池悠平(前橋育英)

蓑尾海斗(日南学園)

【内野手】

岡本伊織(創志学園)

西山虎太郎(履正社)

日置航(日大三)

村松開人(静岡)

山田陸人(桐光学園)

【外野手】

長南佳洋(八戸学院光星)

冨田泰生(智弁和歌山)

上田優弥(日本航空石川)

原田竜聖(日本航空石川)

日大三・日置(18年8月18日撮影)

慶大(東京6大学)

【投手】

小林綾(松本深志)

増居翔太(彦根東)

橋本達弥(長田)

生井惇己(慶応)

【内野手】

文元洸成(智弁和歌山)

古川智也(広島新庄)

宮尾将(慶応)

下山悠介(慶応)

彦根東・増居翔太(2018年3月31日撮影)

早大(東京6大学)

【投手】

田中星流(仙台育英)

名倉侑田(日大豊山)

【内野手】

中川卓也(大阪桐蔭)

【外野手】

蛭間拓哉(浦和学院)

浦和学院・蛭間

法大(東京6大学)

【投手】

石田旭昇(東筑)

扇谷莉(東邦)

山本大雅(三重)

近藤皓介(日大山形)

【捕手】

大柿廉太郎(高崎健康福祉大高崎)

木下将吾(静岡)

村上喬一朗(東福岡)

【内野手】

海崎雄太(埼玉栄)

河野賢伍(西武台千葉)

斉藤大輝(横浜)

高田桐利(広陵)

野尻幸輝(木更津総合)

松田憲之朗(龍谷大平安)

【外野手】

樺嶋竜太郎(福岡大大濠)

田中悠我(帝京)

宮崎秀太(天理)

U18アジア選手権のスリランカ戦の4回表、適時打を放つ野尻

立大(東京6大学)

【捕手】

黒岩陽介(静岡)

【内野手】

山田健太(大阪桐蔭)

柴田颯(札幌第一)

【外野手】

宮崎仁斗(大阪桐蔭)

立正大(東都1部)

【投手】

川澄裕音(水戸商)

北原龍樹(聖望学園)

小林未来(啓新)

門馬亮(藤岡中央)

谷田部健太(常総学院)

【捕手】

大松将吾(聖光学院)

渡部壮太(埼玉栄)

【内野手】

池ノ上和貴(埼玉栄)

石垣永恭(八重山農林)

大久保龍成(常総学院)

梶原暉理(上宮)

金子凌(日大三)

神頭勇介(報徳学園)

斎藤真輝(宇都宮工)

竹内大貴(羽黒)

田中優大(天理)

奈良間大己(常葉大菊川)

【外野手】

小林俊輔(水戸商)

斎藤真乃輔(佐久長聖)

野々村太誠(大阪偕星学園)

増永光希(啓新)

【マネジャー】

河野翔(和歌山東)

夏の甲子園、益田東戦でバックスクリーンに飛び込む本塁打を放った常葉大菊川・奈良間(8月7日、撮影・清水貴仁)

東洋大(東都1部)

【投手】

渡辺友哉(報徳学園)

金光雄紀(東福岡)

松沢海渡(帝京)

田尻裕昌(九州学院)

平岩康生(長崎日大)

河北将太(浦和学院)

芳賀優太(宮古)

内田優作(山村国際)

杉村航大(北星学園大付)

瀧口晋作(桐蔭学園)

八木橋遥大(小山南)

羽田野温生(汎愛)

【捕手】

広岡隆成(拓大紅陵)

小口仁太郎(智弁学園)

谷合俊亮(藤代)

越智敦也(東洋大姫路)

【内野手】

保川遥(二松学舎大付)

矢吹栄希(聖光学院)

橋本翔琉(東亜学園)

二瓶那弥(常総学院)

東小橋川大(帝京三)

山下泰輝(関大北陽)

佐藤由宜(加茂暁星)

【外野手】

鈴木健太(土浦日大)

左向澪(智弁学園)

松本渉(龍谷大平安)

東智弥(木更津総合)

上野暖人(浦和学院)

五味卓馬(聖光学院)

小坂井幹太(桐生第一)

聖光学院・矢吹栄希内野手(18年7月30日撮影)

亜大(東都1部)

【投手】

田中大成(八幡浜)

小野田尚貴(岡山理大付)

青山美夏人(横浜隼人)

高垣露稀(三田松聖)

松本晴(樟南)

俵森大輔(神村学園)

鬼塚柊(北筑)

大神裕貴(佐伯鶴城)

【捕手】

張大地(城南)

大野竜也(ふじみ野)

橋本健辰(六甲アイランド)

草部真秀(常総学院)

【内野手】

田中幹也(東海大菅生)

山下滉介(岡山理大付)

松下航太(樟南)

山本秀太(京都翔英)

牧野零士(修徳)

藤江亮太(享栄)

金山昌平(創志学園)

【外野手】

大越弘太郎(高崎健康福祉大高崎)

重松凱人(戸畑)

畠山大豪(二松学舎大付)

【マネジャー】

小布施承太郎(星稜)

東海大菅生・田中

駒大(東都1部)

【投手】

福山優希(八戸学院光星)

佐藤翔(知徳)

新村太郎(日大藤沢)

浦野海斗(中京大中京)

石崎佳以(玉島商)

林直樹(千葉黎明)

立本颯(鹿児島実)

【捕手】

池田翔(中央学院)

伊藤彰太(京都外大西)

【内野手】

坂本大起(修徳)

月岡大成(生光学園)

林琢真(東邦)

大島有貴(東邦)

成瀬和人(静岡)

近藤翔真(国学院栃木)

【外野手】

浦口輝(三重)

的場拓真(日本航空石川)

藤田龍明(中京学院)

国学院大(東都1部)

【投手】

江原雅裕(天理)

楠茂将太(旭川大高)

坂本颯太(聖望学園)

忠井滉太朗(大東)

富山太樹(乙訓)

福谷航太(明石商)

源隆馬(宮崎学園)

【捕手】

鈴木大河(佐久長聖)

山村航大(市太田)

【内野手】

綾晃平(熊本工)

小板慎之助(日本航空石川)

西村達貴(日大豊山)

宮田蒼太(関東第一)

森下颯太(大分商)

山崎拳登(横浜)

【外野手】

竹川大稀(常磐大高)

宮脇大地(大阪桐蔭)

山本大輔(大手前高松)

乙訓・富山

中大(東都1部)

【投手】

井平光紀(北海)

佐野涼弥(浦和学院)

沢田龍太(富山商)

鈴木睦也(東京実)

楢山魁聖(函館ラサール)

【捕手】

村高尭(日大豊山)

【内野手】

今井大輔(市太田)

河嶋駿太郎(石岡一)

北村恵吾(近江)

深津優心(浜松工)

【外野手】

門川大晟(日南学園)

斎藤未来也(関東第一)

松本恭也(鶴見大付)

森下翔太(東海大相模)

東海大相模・森下翔太(2018年7月24日撮影)

専大(東都2部)

【投手】

大橋修人(日本航空石川)

菊地吏玖(札幌大谷)

向井龍介(八戸工大一)

向井蓮(金沢)

【捕手】

石川雅晴(坂井)

荒川亮太(須磨翔風)

新出篤史(函館大有斗)

夏目大(常葉大橘)

【内野手】

大上翔(乙訓)

小倉太郎(小諸商)

今里凌(専大松戸)

南保良太郎(星稜)

【外野手】

椿原塁(延岡学園)

北原拓未(松商学園)

河内恭英(広島新庄)

国士舘大(東都2部)

【捕手】

根来龍真(常葉大菊川)

日大(東都2部)

【内野手】

斎藤史弥(日大山形)

青学大(東都2部)

【投手】

金城伶於手(神村学園)

北村智紀(龍谷大平安)

山田叶夢(中越)

【捕手】

小鷹葵(中越)

山中稜真(木更津総合)

【内野手】

冨樫智也(関東第一)

片山昂星(東海大菅生)

山田拓也(東海大相模)

田野孔誠(聖光学院)

【外野手】

久保昌大(前橋育英)

拓大(東都2部)

五十畑亮汰(常磐大高)

伊藤陸斗(出雲西)

大森迅人(花巻東)

奥田拓真(高崎健康福祉大高崎)

片岡瑞樹(鶴岡東)

佐竹流星(丸亀城西)

篠宮周平(高松商)

杉山順士(拓大一)

瀬戸雄貴(花巻東)

高島大輝(滝川二)

寺沢真治(拓大紅陵)

中田光稀(市呉)

中村光希(広島商)

中村広俊(大手前高松)

新原渉吾(千葉敬愛)

東大翔(瀬戸内)

藤丸龍生(直方)

二ツ柳竜椰(松本第一)

堀田大夢(金沢市工)

前原健人(高川学園)

宮崎鉄平(富士宮北)

山岡龍弥(藤井学園寒川)

山崎弘平(岩倉)

山下竜哉(秀岳館)

山本陽太(志学館)

リム・アンダーセン(明徳義塾)

輪千輝人(埼玉栄)

東農大(東都2部)

【捕手】

佐藤千暁(花巻東)

日体大(首都大学)

【投手】

平田龍輝(智弁和歌山)

恩田慧吾(前橋育英)

矢沢宏太(藤嶺藤沢)

川畑大地(乙訓)

勝本樹(明石商)

箱山慶人(日体大柏)

岡田龍生(履正社)

大木喬也(春日部共栄)

【捕手】

渡辺真太(関西)

安井太規(愛工大名電)

佐藤大和(いなべ総合)

方尺謙伸(海星)

徳力龍之介(上宮)

【内野手】

井阪太一(大阪桐蔭)

三木彰智(履正社)

稲本侑星(福岡大大濠)

有住昂大(明秀学園日立)

小儀純也(霞ケ浦)

竹田有男(城北)

中村航晟(筑陽学園)

打田啓将(宇部鴻城)

【外野手】

藤川寿真(常総学院)

小松俊章(日大藤沢)

宮川寛志(奈良大付)

大塚晃平(日大三)

智弁和歌山・平田

武蔵大(首都大学)

【投手】

伊藤翼(花巻東)

大東文化大(首都大学)

【投手】

井川輝彦(遊学館)

名田光佑(市太田)

柴尾優心(球磨工)

伊勢川昂典(石見智翠館)

青木祐太(淑徳)

河野裕貴(神村学園)

【捕手】

宮川凌太(文徳)

小島一晟(学法石川)

温井剛志(前橋商)

菅野壮(岡山学芸館)

森健太郎(明秀学園日立)

【内野手】

福室和希(ふじみ野)

山田遥平(山村国際)

天野昴(安房)

稲垣宏汰(津田学園)

後藤廉(東陵)

松井淳樹(掛川東)

谷航之介(高鍋)

黒沢宏平(上田西)

長田浩希(草加東)

小町竜梧(浦和学院)

風間航輝(花咲徳栄)

為我井佳成(水戸啓明)

温井健隼(東海大札幌)

【外野手】

山口快斗(明秀学園日立)

渡辺寛大(村上桜ケ丘)

梅沢修二(前橋育英)

白石陸人(新田)

芳本涼平(松山北)

鈴木千一(浦和学院)

菊池朋哉(千葉明徳)

東海大(首都大学)

【投手】

村田龍星(狭山ヶ丘)

大筆一輝(金沢)

鎌形大智(東海大市原望洋)

小石川遼音(横浜隼人)

中尾剛(東海大菅生)

斎藤礼二(東海大相模)

石岡舜涼(東海大菅生)

山下朝陽(東海大熊本星翔)

内藤圭介(東海大甲府)

滝上晃成(東海大札幌)

【捕手】

中尾諒(東海大札幌)

貞岡千秋(東海大静岡翔洋)

井上晃汰(埼玉栄)

【内野手】

直井亨太(三田松聖)

樫見俊祐(金沢)

黒田眞暉(祐誠)

矢野壱晟(浦和学院)

松本知樹(広陵)

伊東翼(東海大高輪台)

宮下歩(東海大高輪台)

吉田元登(東海大相模)

小松勇輝(東海大相模)

浜松晴天(下関国際)

小川純平(東海大諏訪)

【外野手】

浅井新之介(大垣日大)

管大和(明豊)

洞田大翔(東邦)

佐野陸(甲府工)

五十嵐敦也(東海大静岡翔洋)

政吉完哉(済美)

唐川治也(東海大札幌)

吉田忠真(松商学園)

高田大輝(相洋)

下関国際・浜松

神奈川大(神奈川大学)

【投手】

川合勇気(掛川西)

【内野手】

鈴木琳央(常葉大菊川)

横浜商大(神奈川大学)

【投手】

鎌田龍聖(向上)

斉藤倖介(花咲徳栄)

重成和馬(横浜隼人)

鈴木諄也(八王子実践)

中島航(平塚学園)

福寿一貴(柳ケ浦)

藤嶋大晟(能代)

山下晃志郎(宮崎学園)

山月雄翔(大分)

米井武瑠(筑陽学園)

【捕手】

粟田千宙(愛工大名電)

西ノ坊廉太郎(日大高)

村田怜央(飛龍)

【内野手】

池田鉄平(小松)

内田恭輔(横浜商)

太田大(向上)

佐藤大心(横浜商大高)

東海林輝(作新学院)

須田敬人(藤嶺藤沢)

千葉龍大(平塚学園)

成本龍哉(花咲徳栄)

俣木隼太(鹿児島実)

【外野手】

斉藤玄(横浜創学館)

岡崎翔太(北照)

高田龍世(筑陽学園)

芳賀健人(山形・創学館)

山本三貴(埼玉栄)

鷲田亮太(八王子実践)

東農大北海道オホーツク(北海道学生)

【内野手】

高橋佑輔(金足農)

北海道教育大札幌校教育学部(札幌学生リーグ3部)

【内野手】

東虎之介(常葉大菊川)

東北福祉大(仙台6大学)

※入部予定者

【投手】

細川拓哉(明秀学園日立)

蛯沢岳朗(三沢)

藤田大哉(秋田商)

柴崎倭(柴田)

【捕手】

千葉友貴(弘前実)

伊藤大智(盛岡大付)

阿部大夢(仙台育英)

【内野手】

近藤俊太(八戸学院光星)

夷塚郁斗(一関学院)

川本鉄平(大曲工)

杉沢龍(東北)

菊地太志(仙台育英)

池田昂平(酒田南)

鈴木亮(光南)

【外野手】

大内湧太(柴田)

明秀学園日立・細川

八戸学院大(北東北大学)

【外野手】

菊地彪吾(金足農)

近江戦の9回裏無死満塁、金足農は斉藤のスクイズで同点の生還をした三塁走者の高橋に続き二塁走者の菊地がサヨナラの生還

富士大(北東北大学)

【投手】

古川原将真(東北)

松本跳馬(盛岡大付)

【内野手】

須田優真(聖光学院)

青森中央学院大(北東北大学)

【投手】

中村優惟(八戸学院光星)

滝田丞(一関学院)

東日本国際大(南東北大学)

【投手】

竹田葵(山形城北)

【内野手】

打川和輝(金足農)

石巻専大(南東北大学)

【投手】

菅原大夢(黒沢尻工)

白鴎大(関甲新大学)

【捕手】

角田康生(横浜)

真塩恵太(花咲徳栄)

上武大(関甲新大学)

【捕手】

田谷野拳世(花咲徳栄)

【内野手】

芳賀大成(明秀学園日立)

新保利於(瀬戸内)

【外野手】

門叶直己(瀬戸内)

湯浅麗斗(生光学園)

昨年センバツに出場した瀬戸内・門叶

新潟医療福祉大(関甲新大学)

【内野手】

坂井翔太(中越)

中京大(愛知大学野球)

【投手】

漢人友也(常葉大菊川)

【外野手】

紺野留斗(花巻東)

関学大(関西学生)

【投手】

衛藤慎也(聖光学院)

鈴木翔也(静岡)

【内野手】

山本貫太(静岡)

同志社大(関西学生)

【投手】

田中大樹投手(花巻東)

【内野手】

菅原颯太(花巻東)

【外野手】

菅野豪琉(花巻東)

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初開幕投手の日本ハム上沢に栗山監督から伝説僧侶本

開幕投手を任された日本ハム上沢(左)と開幕2戦目を任された金子(撮影・田中彩友美)

【スコッツデール(米アリゾナ州)12日(日本時間13日)=木下大輔、田中彩友美】日本ハム上沢直之投手(25)が初の開幕投手を務めることが決まった。栗山英樹監督(57)が1、2戦の先発投手を「12日12時12分」に発表。上沢には大役を通達する手紙と、命がけの修行「千日回峰行」を達成した僧侶・塩沼亮潤氏の著書を9日に手渡しており、心身ともに成長した8年目右腕に3月29日オリックス戦(札幌ドーム)を託す。2戦目は金子弌大投手(35=オリックス)が古巣相手に先発する。

   ◇   ◇   ◇

米アリゾナキャンプ第3クール初日の2月9日。上沢は全ての練習を終えると、監督室に呼ばれた。一冊の本が手渡された。「本の最初の方に手紙が入っていました。『開幕戦、お願いします』と書いてあったので、うれしかったです」。記されていた日付は自身の誕生日2月6日。手紙の内容に身震いすると同時に、挟まれていた本の著者は見覚えがあった。「塩沼亮潤さんの本でした。前にテレビ番組で見て覚えていました」。

塩沼氏は生ける伝説の僧侶だ。山中を1日48キロ、年間約120日、9年をかけて1000日間歩き回る、過酷な仏教の修行「千日回峰行」を達成するなど数々の難行を成し遂げ、現在は僧侶の中でも徳が高いとされる「大阿闍梨(あじゃり)」と呼ばれる。栗山監督が尊敬し、対面を熱望する1人。命がけの修行で悟った境地が描かれる著書は、エースへの階段を上る上沢のためになる-と選んだはず。上沢は「日本へ戻る飛行機の中で読もうと思っています」と、じっくり読み解くつもりだ。

昨年9月に北海道を襲った地震明け最初の試合に先発した。自身も被災者で、調整不足ながら負け投手になった試合後、栗山監督に「初めて自分以外の人のために投げました」と言った。誰かのために身を尽くせる男が上沢だ。

16年の右肘手術からはい上がり、人としても成長したからこそ昨季はチーム最多11勝。「僕も初めての経験なので、こういう機会で自分がレベルアップするきっかけになれればと思います」と言った。開幕戦を、19年シーズンを野球界の阿闍梨になれる上沢に託す。

▽日本ハム栗山監督はこのオフに行った講演で、塩沼亮潤氏の著書から、次の言葉を紹介していた。「修行の世界でも常に精いっぱい努力したいと思って励んでいますが、心の成長というのはとてもゆっくりしたもので結果はなかなか出ません。どんな時も初心を忘れず、損得を考えず、心身を足して流れの中で清く正しく生活すること」。

12時12分に開幕投手を発表した日本ハム栗山監督(撮影・田中彩友美)

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06年ダルビッシュが背番号「29」で11連勝

2006年7月8日付日刊スポーツ北海道版の1面

<北海道日本ハムファイターズ15年史>

日本ハムは2018年で北海道移転15年。過去の名場面、珍場面を、当時の紙面とともに振り返ります。

<06年7月8日付>

球団史上タイ、45年ぶりの11連勝。決めたのはイケメン・ダルビッシュ…なのだが、“かっこよく”達成することができなかった。「勝ったからよかった。これで負けていたら最悪だった」とは、試合後のダルビッシュの言葉。この日はインボイス西武ドーム(現メットライフドーム)での試合だったが、本拠地・札幌ドームにユニホームを忘れる大失態を犯したのだ。

身長14センチも低い八木から借りた「29」を背負い、西武打線を7回わずか4安打、自責点0の好投。しかし、袖丈が短いため、投げるたびに右腕が“ノースリーブ状態”に。ハプニング勝利にヒルマン監督も「背番号29が2連投になりますが(翌8日は八木が先発予定だった)、甲子園のような勝ち抜きの試合だと思ってやりたい」と笑った。

ユニホームを忘れる騒動は、球界では意外とある出来事。この年の6月には、西武赤田(のちに日本ハム移籍)がコーチから借りて出場。前年には中日のウッズがブルペン捕手の背番号「97」で打席に立ったことがある。また日本ハムでも、05年のキャンプ初日に新庄がホーム用のユニホームを忘れ、森本の背番号「46」が入ったウオーミングアップ用を拝借した。

ユニホームを忘れたダルビッシュは八木のものを借りて登板(06年7月7日撮影)

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日本ハム・バーベイト勝負球はマー君直伝スプリット

入団会見を終え、栗山監督(左)と笑顔で握手を交わす日本ハム・バーベイト(撮影・菅敏)

【スコッツデール(米アリゾナ州)1月31日(日本時間2月1日)=木下大輔、田中彩友美】日本ハムの新外国人、ジョニー・バーベイト投手(26=タイガース)がキャンプ地で入団会見に臨んだ。

初めて日本ハムのユニホームに袖を通したバーベイトは、満面の笑みで言った。「とても興奮していてキャンプインが待ち切れないよ。チームの一員としてプレーできることを楽しみにしているし、貢献できるように頑張っていきたいね。去年はスプリットを中心に投げていて、自信があるよ」。得意球として挙げたスプリットは、ヤンキース田中将大投手(30)からアドバイスをもらったものだ。

ヤンキースでメジャーデビューした16年に同僚だったマー君と“スプリット談議”に花を咲かせた。「どういう持ち方とか、どういう投げ方をしたらうまくいくのかとか話したよ。いろんな人からアドバイスをもらったけど、やっぱり田中選手からのアドバイスがすごく明確で簡単。自分に合った投げ方だった」。助言を生かして、握りを微修正した。

人さし指を縫い目にかけ、開く中指との間隔を以前より少しだけ狭めた。「そうすると、コントロールしやすいということを教えてもらった」。精度が高まり、今ではウイニングショットに進化した。実は、自身のメジャー初勝利は田中の先発試合だった。同点の6回に2番手で登板し、チームが勝ち越して白星が舞い込んだ。北海道にもゆかりがあるマー君直伝の勝負球を携えて日本へ乗り込む。

新たなホームタウンとなる北海道での楽しみは「食べ物とビールだね。好きな食べ物はラーメンだよ」と笑顔。実は大のビール党。好きなビールの銘柄は「いっぱいあって選べないけど、サッポロビールを飲むのが楽しみだね」。メジャーでは優勝時などにシャンパンファイトが行われるが、日本ではビールかけが待つ。「そうなんだ! 知らなかったよ。優勝できたら、ぜひやりたいね」。先発、中継ぎの両面で期待される新助っ人は、マー君仕込みの宝刀で優勝に貢献し、全身で大好きなビールを浴びることを夢見た。

キャンプ地を訪れ、キャッチボールで調整する日本ハムの新外国人バーベイト(撮影・菅敏)
キャンプ地を訪れ、キャッチボールで調整した日本ハムの新外国人バーベイトは、マルティネス(左)とグラブでタッチをする(撮影・菅敏)

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高橋佑奈「さぁ日本一へ驀進 進化楽しみ」

高橋佑奈

<♯lovefighters>

札幌ドームのスタジアムDJを務めるモデル高橋佑奈、鎌ケ谷市出身で野球観戦に足繁く通う元AKB48&NMB48で女優の藤江れいな、日本ハムの大ファンAKB48宮崎美穂が、週替わりでコラムに登場します。

  ◇   ◇   ◇

先日チームスローガンが発表されました。19年シーズンは「驀進」。私の最初の印象は、とても力強く勢いがありそう! というものでした。文字の通り勢いよくまっしぐらに進み、今年こそファイターズが日本一になれますように。

さて、今日から2月ということで春季キャンプがスタートですね。今年も1軍はアリゾナから19年シーズンに向けて出発します。キャンプの様子を、テレビ放送やSNSなどで見られるのが楽しみですね。

後半のキャンプは沖縄で行いますが、私も以前ギャラクシーリポーターをやらせていただく前に、1度だけ沖縄の名護市営球場まで見に行ったことがあります。私自身初めての沖縄ということもありましたが、なんといってもシーズン中以外で選手を見ることができ、めったにない機会にとても興奮した気持ちを覚えています。前のシーズンが終わってからはしばらくファイターズロスになっていたので、キャンプに行けたことはとても良い思い出に残っています。

いよいよスタートする19年シーズン。ここからどんどん進化していくファイターズを楽しみに、みんなで驀進していきましょう!【高橋佑奈】

◆高橋佑奈(たかはし・ゆな)札幌市出身。北海道内を中心にモデルやリポーターとしてテレビCM、ファッションショーなど幅広く活動中。17年から北海道日本ハムファイターズ「GALAXY REPORTER」として全試合、三塁側応援ステージに出演中のほか、Air-G'「THE ROAD TO SKYBLUE」、HBCテレビ「FIGHTERS ミニッツ」にもレギュラー出演中。

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日本ハム新庄、決死のパフォーマンス ドーム宙づり

2006年6月6日付の日刊スポーツ北海道版紙面

<北海道日本ハムファイターズ15年史>

日本ハムは2018年で北海道移転15年。過去の名場面、珍場面を、当時の紙面とともに振り返ります。

<06年6月6日付>

当時の紙面には、過激な見出しが躍っている。「新庄が…死ぬ?」。読者はきっと思っただろう。「いやいや、そんな大げさな」。だがけっしてそうではなかったのだ。本当に、命をかけたパフォーマンスだった。

6月6日阪神戦の試合前、札幌ドームの天井から、ミラーボールに乗った新庄が降りてきた。高さ約50メートル。ビルの20階に相当するという。歌手・松任谷由実らの舞台で何度も経験があるプロ集団の協力を得て実現。命綱はワイヤ1本。もしも落ちていたら…。「リハーサルをやるとビビるかもしれない」と一発勝負で臨んだ新庄も、屋根裏で「たけー」と絶叫したという。

このおよそ2カ月前。新庄は4月18日オリックス戦のヒーローインタビューで、引退を宣言した。プレーを、そしてパフォーマンスを見せるのも残りわずか。愛着のある阪神と日本ハムの対戦カード。「みんなが見ていたら、やらなければいけない」。恐怖心を克服した決死のパフォーマンスだった。

プレーボール10分前に足が震えるほどの体験をしながら、試合では2打席目に適時打を放った。試合は3-0の快勝。ちなみにこの年、ハーレー・ダビッドソンで登場した3月の開幕戦も、瞬間移動のイリュージョンを行った9月のロッテ戦も勝利しており、パフォーマンスを行えば負けないという神話も生まれた。

ゴンドラに乗ってドーム天井から守備位置につく新庄(06年6月6日撮影)

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行方不明だった西武多和田4キロ増「奥さんの…」

決意表明する西武多和田(撮影・中島郁夫)

行方不明?だった西武多和田真三郎投手(25)が精悍(せいかん)な顔つきで戻ってきた。

28日、所沢市内での出陣式に出席。今オフは首脳陣すら自主トレ状況をつかめない状況だったが、年末年始について「奥さんの実家の北海道に行ってました」と明かした。野球経験者の義兄に勧められ、重さ2キロの砂が入ったボールで指のスナップを鍛えるトレーニングを導入。体重を4キロ増やし、都内に戻ってからはトレーナーと専属捕手を付けて投げ込みに励んだという。

今季の目標は昨季の172回2/3を上回る投球回180に設定。前年の最多勝投手として期待も大きい。「皆さん心配だと思うんですけど、僕は楽しみというか。去年の今ごろより良い状態で来ている」と、キャンプ初日のブルペン入りへ自信を見せた。辻監督は「多和田の顔を初めて見てホッとしたよ」と笑い、「イニング数、投げてほしいよね。完投能力あるしね。完投できればありがたい」と期待した。【鎌田良美】

決意表明する西武多和田(撮影・中島郁夫)

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大阪桐蔭落選!関東6枠に横浜/センバツ32校一覧

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われ、出場32校が決定した。21世紀枠には、石岡一(関東・茨城)、富岡西(四国・徳島)、熊本西(九州・熊本)の3校。

最速153キロ左腕の及川雅貴投手(2年)を擁する横浜は、昨秋の神奈川大会で優勝。関東大会では2回戦で春日部共栄(埼玉)に7回コールド負けを喫したが、激戦の「関東・東京」6枠目に入った。史上初のセンバツ3連覇と春、夏、春の甲子園3連覇を目指した大阪桐蔭は無念の落選。昨秋の近畿大会はベスト8どまり。近畿6枠をめぐる争いで、条件的にはボーダーライン上だった。甲子園出場を逃すのは16年夏以来、5季ぶり。

21世紀枠=3校

◆石岡一(茨城=初)

東京から特急で約1時間、茨城・石岡市にある県立高校。1910年(明43)に「新治郡立農学校」として創立し、野球部も4年後に創部した。全日制3科に加えて、定時制も備え、全校で1000人近い生徒が学ぶ。野球部は49人(うち女子マネジャー3人)

21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場が決まり喜びを爆発させる石岡一ナイン(撮影・足立雅史)

◆富岡西(徳島=初)

1896年 徳島県尋常中学校第二分校として開校した県立校。校訓は「質実剛健」。校風は「文武両道」。野球部は1900年創部。今年で創部120年目を迎え徳島県内では2番目に古い野球部。部員数41人(うちマネジャー8人)。剣道部、新体操部も強豪。主なOBに内閣官房長官などを歴任した後藤田正晴氏(故人)ら。所在地は徳島県阿南市富岡町小山18の3

春夏通じて初の甲子園出場に喜びを爆発させる富岡西ナイン

◆熊本西(熊本=初)

1974年創立の県立校。普通科、普通科体育コース、理数科があり全校生徒1038人(女子467人)。なぎなた部、ラグビー部も強豪。野球部は76年創部。甲子園は85年夏に1度出場し1勝を挙げた。部員数40人。所在地は熊本市西区城山大塘5の5の15

センバツ出場を決め、ガッツポーズで喜ぶ熊本西の選手たち(撮影・菊川光一)

北海道=2校(神宮大会1枠含む)※補欠校=駒大苫小牧、釧路湖陵

◆札幌大谷(初)

1906年(明39)4月、私立北海女学校として創立。48年に中学校を開設し、現校名となった。野球部は女子校から男女共学になった09年に創部。ほかの運動部では男子サッカー、女子バレーボール、卓球、フェンシングなどが全国レベル。主な卒業生は里田まい(タレント)藤本那菜(女子アイスホッケー日本代表)ら。所在地は札幌市東区北16東9。種市政己校長

選抜出場を決め、笑顔で帽子を投げる札幌大谷ナイン(撮影・佐藤翔太)

◆札幌第一(2年ぶり3度目)

1958年(昭33)創立。男女共学の私立校。創立と同時に創部された野球部は甲子園に春3度目、夏3度出場。進学率99%を誇り、バドミントンなどスポーツも盛ん。主な卒業生に16年リオ五輪で日本選手団旗手を務めた陸上男子10種競技代表の右代啓祐らがいる。所在地は札幌市豊平区月寒西1の9の10の15。浜館宏樹校長

神宮大会枠でのセンバツ出場が決まり、雪の中で雄たけびを上げる札幌第一の選手たち(撮影・永野高輔)

東北=2校 ※補欠校=花巻東、仙台育英

◆八戸学院光星(3年ぶり10度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は学校創立と同時に創部された。甲子園出場は春10度目、夏9度。11年夏から甲子園3季連続準優勝。主なOBは巨人坂本勇人、ロッテ田村龍弘、阪神北條史也ら。所在地は青森県八戸市湊高台6の14の5。小野崎龍一校長

3年ぶり10度目の選抜大会出場が決まり帽子を投げて喜ぶ八戸学院光星の選手たち(撮影・野上伸悟)

◆盛岡大付(2年ぶり5度目)

1958年(昭33)生活学園高校として創立の私立校。63年に女子校から共学。90年から現校名。野球部は80年創部。甲子園出場は春5度目、夏は10度目。OBにソフトバンク松本裕樹ら。岩手県盛岡市厨川5の4の1。赤坂昌吉校長

ガッツポーズでセンバツ出場を喜ぶ盛岡大付ナイン

関東・東京=6校 ※補欠校=関東:佐野日大、前橋育英、東京:東海大菅生

◆桐蔭学園(神奈川=16年ぶり6度目)

1964年(昭39)に男子校として創立し、81年女子部設立。甲子園出場は春6度目、夏6度。初出場の71年夏に全国制覇した。主なOBに元巨人高橋由伸氏、ロッテ鈴木大地、俳優織田裕二、タレント西川史子、デーモン小暮閣下ら。所在地は横浜市青葉区鉄町1614。岡田直哉校長

センバツ出場が決まり喜びを爆発させる桐蔭学園の選手たち(撮影・垰建太)

◆春日部共栄(埼玉=22年ぶり3度目)

1980年(昭55)に創立された男女共学の私立校。野球部も同年創部。甲子園出場は春3度目、夏5度。主なOBは元ロッテ小林宏之氏、日本ハム中村勝ら。所在地は春日部市上大増新田213。宇野禎弘校長

センバツ出場を決め、円陣を組んで雄たけびを上げる春日部共栄の選手たち(撮影・林敏行)

◆山梨学院(山梨=5年ぶり3度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は57年創部。甲子園出場は春3度目、夏8度。主なOBは巨人松本哲也コーチ、ソフトバンク明石健志ら。所在地は甲府市酒折3の3の1

センバツ出場が決まり気合の入る山梨学院ナイン(撮影・滝沢徹郎)

◆習志野(千葉=10年ぶり4度目)

1957年(昭32)創立の市立校。野球部も同年創部した。甲子園出場は春4度目、夏8度。67年、75年に全国制覇している。OBは元阪神掛布雅之氏、ヤクルト小川淳司監督、ロッテ福浦和也ら。所在地は習志野市東習志野1の2の1

10年ぶり4回目のセンバツを決め、OBのロッテ福浦和也のポーズを決める習志野の選手たち(撮影・狩俣裕三)

◆横浜(神奈川=5年ぶり16度目)

1942年(昭17)創立の私立男子校。野球部は45年創部。甲子園は春16度目、夏は18度の出場。98年に史上5校目の春夏連覇を達成。所在地は横浜市金沢区能見台通46の1。葛蔵造校長

センバツ切符を手に入れて気合が入る及川(中央左)ら横浜の選手たち(撮影・山崎安昭)

◆国士舘(東京=10年ぶり9度目)

1917年(大6)創立の私立校。野球部は46年創部。甲子園出場は春9度目、夏1度。他に柔道、剣道、サッカー部などが有名。主なOBに巨人笠井駿、アテネ五輪柔道金メダリストの鈴木桂治ら。所在地は世田谷区若林4の32の1

センバツ出場が決まり国士舘ナインから胴上げされる永田監督(撮影・江口和貴)

東海=2校 ※補欠校=中京学院大中京、中京大中京

◆東邦(愛知=2年連続30度目)

1923年(大12)東邦商業学校として創立した私立校。48年、現校名に。野球部は30年創部。甲子園は春が30度目。夏は17度出場。34、39、41、89年春に優勝。主なOBに中日藤嶋健人、DeNA関根大気ら。名古屋市名東区平和が丘3の11

選抜高校野球の出場が決まり石川主将(中央)を中心に喜ぶ東邦ナイン(撮影・前岡正明)

◆津田学園(三重=17年ぶり3度目)

1987年(昭62)に創立の私立校。野球部は91年創部。甲子園は春3度目、夏1度出場。主なOBは阪神桑原謙太朗、楽天出口匠。所在地は桑名市野田5の3の12。山川政美校長

北信越=2校 ※補欠校=上田西、東海大諏訪

◆星稜(石川=2年連続13度目)

1962年(昭37)「実践第二高等学校」として創立された私立校。63年から現校名。甲子園は春が13度目、夏は19度出場。79年夏の3回戦で箕島と延長18回の死闘を演じた。95年夏に準優勝。主なOBは元ヤンキースで野球殿堂入りを果たした松井秀喜、サッカー本田圭佑ら。所在地は石川県金沢市小坂町南206

センバツ出場を決め喜ぶ星稜ナイン(撮影・奥田泰也)

◆啓新(福井=初)

1937年(昭2)創立の福井精華女子学園が母体。62年に福井女子高等学校として開校の私立校。98年に現校名となり、男女共学となった。普通科、情報商業科、調理科などを置く。野球部は12年創部。主なOBは牧丈一郎(阪神)。所在地は福井県福井市文京4の15の1。荻原昭人校長

近畿=6校 ※補欠校=大阪桐蔭、報徳学園

◆龍谷大平安(京都=3年ぶり41度目)

1876年(明9)に「金亀教校」として創立された私立校。08年から現校名。野球部は1908年(明41)創部。甲子園は春は41度目、夏は34度出場。夏は3度、春は1度優勝。主なOBは元広島衣笠祥雄氏、元阪神桧山進次郎氏ら。所在地は京都市下京区御器屋町30。関目六左衛門校長

センバツ出場が決まり、ガッツポーズで喜ぶ龍谷大平安ナイン(撮影・前田充)

◆明石商(兵庫=3年ぶり2度目)

1953年(昭28)に市立校として創立。野球部も創立と同時に創部された。甲子園出場は夏1度、春は2度目の出場。主な卒業生は車いすテニスの上地結衣。所在地は明石市魚住町長坂寺1250。楠田俊夫校長

2度目のセンバツ出場を喜び合う明石商ナイン(撮影・渦原淳)

◆履正社(大阪=2年ぶり8度目)

1922年(大11)に大阪福島商業学校として創立した私立校。83年から現校名。野球部は開校と同じ22年創部。甲子園出場は春8度目、夏3度。主なOBはオリックスT-岡田、ヤクルト山田哲人ら。所在地は大阪府豊中市長興寺南4の3の19。小森重喜校長。野球以外のOBに漫才師のおぼん・こぼんら

センバツ出場を決め岡田監督を胴上げして笑顔を見せる履正社ナイン(撮影・加藤哉)

◆智弁和歌山(和歌山=2年連続13度目)

1978年(昭53)創立の私立校。野球部は79年創部。甲子園出場は春が13度目、夏は23度出場。優勝は春1回、夏2回。主なOBに元ヤクルト武内晋一氏、日本ハム西川遥輝ら。所在地は和歌山市冬野2066の1

春のセンバツ出場が決定し、中谷仁監督(前列左から6人目)を中心に歓喜のガッツポーズする智弁和歌山ナイン(撮影・白石智彦)

◆福知山成美(京都=5年ぶり3度目)

1871年(明4)創立の私立校。00年に福知山商から現校名に変更。普通科の3コースと商業科の1コースがある。野球部は23年創部。甲子園は春3度目、夏4度。主なOBは元オリックス横山徹也氏、元ヤクルト大原秉秀氏。所在地は福知山市字堀3471の1。足立透校長

センバツ出場の吉報を受け大喜びの福知山成美の選手たち

◆市和歌山(和歌山=3年ぶり6度目)

1951年(昭26)市立和歌山商として創立。09年普通科設置で現校名。総合ビジネス科、デザイン表現科、普通科の3学科。野球部は57年創部。甲子園は春6度目、夏5度。主なOBに阪神藤田平元監督ら。和歌山市六十谷45。勝本泰弘校長

3年ぶりのセンバツ出場を決め、持ち上げられる市和歌山の米田航輝主将(撮影・松本航)

中国=3校 ※補欠校=創志学園、関西

◆広陵(広島=6年ぶり24度目)

1896年(明29)設立。野球部は1911年創部。甲子園出場は春は24度目、夏23度。夏は準優勝4度、春は優勝3度、準優勝3度。主なOBは阪神金本知憲元監督、広島野村祐輔ら。所在地は広島市安佐南区伴東3の14の1。国貞和彦校長

広陵ナインはセンバツ出場を決め帽子を高々飛ばして大喜び(撮影・上山淳一)

◆米子東(鳥取=23年ぶり9度目)

1899年(明32)に鳥取県第二中学校として創立した県立校。1949年(昭24)に現校名に変更。硬式野球部は1900年(明33)に誕生し、甲子園出場は春9度目、夏13度。60年春に準優勝している。主なOBは元西武野口裕美氏、元日テレアナの上田まりえら。所在地は米子市勝田町1番地。田中宏校長

◆呉(広島=2年ぶり2度目)

前身は1959年(昭34)に家庭科専門高等学校として呉市が設立した広島県呉豊栄高等学校。98年に共学化され現校名となった。野球部は07年創部。甲子園出場は春2度目、夏はなし。所在地は広島県呉市阿賀中央5の13の56。西山光人校長

四国=2校 ※補欠校=高知商、明徳義塾

◆高松商(香川=3年ぶり27度目)

1900年(明33)創立の市立校。野球部は1909年創部。甲子園出場は春27度目、夏19度。春夏合わせて4度の優勝を誇る古豪。前回出場の16年春は準優勝。主なOBは巨人水原茂元監督、元阪急島谷金二氏、ロッテ松永昂大ら。所在地は高松市松島町1の18の54

◆松山聖陵(愛媛=2年連続2度目)

1961年(昭36)に男子校として創立した私立校。08年から共学。野球部は70年創部。甲子園は16年夏に初出場(初戦敗退)。主なOBに広島アドゥワ誠、俳優藤岡弘、、お笑いコンビのデンジャラスのノッチら。所在地は愛媛県松山市久万ノ台1112

九州=4校 ※補欠校=興南、小林西

◆筑陽学園(福岡=初)

1923年(大12)創立の私立校。甲子園出場は夏1度。主なOBは広島長野久義、阪神谷川昌希ら。福岡県太宰府市朱雀5の6の1。新田光之助校長

春のセンバツ初出場の連絡を受け、喜びを爆発させる筑陽学園ナイン(撮影・今浪浩三)

◆明豊(大分=10年ぶり3度目)

1999年(平11)に別府大付と明星の学校法人合併で発足した男女共学の私立校。野球部創部は別府大付時の52年。甲子園は春は3度目、夏6度の出場。主なOBに元阪神城島健司、ソフトバンク今宮健太ら。所在地は大分県別府市野口原3088。小野二生(つぎお)校長

出場が決まり、ガッツポーズの明豊ナイン

◆大分(大分=初)

1952年(昭27)創立の私立校。普通科、自動車工業科、商業科がある。野球部も同年創部。甲子園出場は夏2度。主なOBはオリックス佐野皓大、女優財前直見ら。所在地は大分市明野高尾1の6の1。小山康直校長

吉報に駆けだした大分ナイン(撮影・梅根麻紀)

◆日章学園(宮崎=初)

1950年(昭25)に創立された男女共学の私立校。甲子園出場は夏1度、春は初。主なOBはボクシング元世界王者戸高秀樹、プロゴルファー香妻琴乃ら。所在地は宮崎県宮崎市広原836

出場を決め、喜ぶ日章学園ナイン(撮影・栗木一考)

★センバツ特別枠

◆21世紀枠 01年導入。推薦校は原則、秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟129校以上はベスト32以上)から選出。練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球の実力以外の要素も選考条件に加える。07年まで2校、08年から3校を選出(85回大会の13年は4校)。東日本、西日本から1校ずつ、残り1校は地域を限定せずに選ぶ。

◆神宮大会枠 03年導入。明治神宮大会優勝校が所属する地区に出場枠1を割り当てる。今回は札幌大谷が優勝し、北海道地区に1枠をもたらした。

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札幌第一は2月末まで道内で調整 3月に関西で合宿

神宮大会枠でのセンバツ出場が決まり、雪の中で雄たけびを上げる札幌第一の選手たち(撮影・永野高輔)

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内で行われ、北海道からは昨秋の北海道大会を制した札幌大谷が初出場、同準優勝の札幌第一が神宮大会枠での出場を決めた。

   ◇   ◇   ◇

札幌第一は16、17年の出場時と同様、今後は2月末まで道内での調整をすすめていく方針。3月に入ってから関西での合宿を行い、本番に備える。小玉和幸部長(43)は「例年、この時期は生徒の試験も入ってくるので、2年前と同じような流れを想定している」と明かした。

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札幌大谷“秋春連覇”狙う「ハツラツしたプレーを」

選抜出場を決め、笑顔で撮影に応じる札幌大谷ナイン(撮影・佐藤翔太)

豪快さに粘りを加え、秋の雪辱を果たす。第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内で行われ、北海道からは昨秋の北海道大会を制した札幌大谷が初出場、同準優勝の札幌第一が神宮大会枠での出場を決めた。北海道勢の2チーム出場は、北照と21世紀枠の遠軽が出場した13年以来6年ぶり。2年ぶり3度目出場の札幌第一は、全道大会1試合平均13安打の猛打に、精神的強さをつけ、春1勝をつかみにいく。   ◇   ◇   ◇

札幌大谷が“秋春連覇”を狙う。昨秋は札幌地区予選、全道、明治神宮大会と、無傷の12連勝で日本一まで駆け上がった。それから約2カ月。船尾隆広監督(47)は「神宮大会で勝ったのは過去のことだと選手には伝えている。甲子園初出場のチームとして、ハツラツしたプレーを見せられるようにしたい」と話した。

優勝した神宮大会だが、決勝では、今秋ドラフト1位候補の星稜エース奥川恭伸(2年)に、中軸を含めて4者連続三振を喫した。冬場は奥川討ちを掲げ肉体強化を進めており、同監督は「体力的な部分を中心に筋力トレーニングをしてきた。選手たちも体つきが大きくなったように感じる」と手応えを口にした。

チームは2月15日から鹿児島・姶良町で5泊6日の1次合宿、3月13日から和歌山・湯浅町で2次合宿を行い、本番に備える予定。エース西原健太(2年)は「神宮大会から今日まで短く感じた。ここまですごく充実した練習が出来た。技術面で足りない部分があるので、残りの期間しっかりやっていきたい」と前を向いた。

◆札幌大谷 1906年(明39)、私立北海女学校として創立。48年に中学校を開設し現校名になる。全校生徒数は803人(女子493人)。野球部は男女共学になった09年に創部。現部員は1、2年生で56人。男子サッカー、女子バレーボール、卓球、フェンシング部も全国レベル。主な卒業生は里田まい(タレント)、藤本那菜(平昌五輪女子アイスホッケー日本代表)。所在地は札幌市東区北16東9。種市政己校長。

選抜出場を決め、笑顔で帽子を投げる札幌大谷ナイン(撮影・佐藤翔太)

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札幌大谷と札幌第一に春切符!北海道2校は6年ぶり

選抜出場を決め、笑顔で帽子を投げる札幌大谷ナイン(撮影・佐藤翔太)

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が25日、大阪市内で開かれ、北海道からは、昨秋の北海道大会を制した札幌大谷が初出場、神宮大会枠として同準優勝の札幌第一が選出され、2年ぶり3度目の出場を決めた。北海道勢が2チーム出場するのは、北照と21世紀枠の遠軽が出場した13年以来6年ぶりとなる。

午後3時過ぎに出場決定の電話を受けた札幌第一の浜館宏樹校長(57)は「今、連絡があり、出場が決まりました。ありがとうございました」と喜んだ。

16、17年と2度の出場は初戦で敗退。菊池雄人監督(46)は「全道大会決勝で札幌大谷に負けたときは、センバツ出場は厳しいと思っていたが、チャンスをいただいた。北海道代表として恥ずかしくない戦いをしたい。選手には思い切ってプレーしてもらい、結果にもこだわれる試合をしたい」と春1勝を掲げた。

昨秋の全道大会で61年ぶりに4強進出し、北海道高野連から21世紀枠候補に推薦されていた釧路湖陵は、選出されなかった。

◆北海道のセンバツ2校出場 13年に一般枠の北照と21世紀枠の遠軽が出場して以来、14例目。74年の函館有斗(現函館大有斗)&苫小牧工が最初で、札幌地区同士の組み合わせは今回が初めて。

神宮大会枠でのセンバツ出場が決まり、雪の中で雄たけびを上げる札幌第一の選手たち(撮影・永野高輔)

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札幌第一、猛打に精神的強さつけセンバツ1勝目指す

神宮大会枠でのセンバツ出場が決まり、雪の中で雄たけびを上げる札幌第一の選手たち(撮影・永野高輔)

豪快さに粘りを加え、秋の雪辱を果たす。第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内で行われ、北海道からは昨秋の北海道大会を制した札幌大谷が初出場、同準優勝の札幌第一が神宮大会枠での出場を決めた。北海道勢の2チーム出場は、北照と21世紀枠の遠軽が出場した13年以来6年ぶり。2年ぶり3度目出場の札幌第一は、全道大会1試合平均13安打の猛打に、精神的強さをつけ、春1勝をつかみにいく。

   ◇   ◇   ◇

ほとばしる熱気が、冷え固まった雪を一気に溶かした。札幌第一の玄関前には約30センチの積雪。センバツ決定を喜び選手全員で飛び込むと、雪煙が舞い上がった。主将の大平裕人(2年)は「一度はあきらめかけた、あこがれの甲子園に立てる。しっかり練習を積み重ねて、北海道代表として恥ずかしくない試合をしたい」と意気込んだ。

札幌大谷が明治神宮大会を制したことで巡ってきた出場権。大平は「札幌大谷が神宮で勝ち上がる度に、最初は悔しさが募った」という。だが身近な存在が全国を制したことで、頂点までの距離も現実的になった。「優勝してくれたおかげで、僕らはこの冬、大きな可能性を信じて練習に取り組めた。この気持ちを大事にしたい」と意気込む。

夏は09年に1勝を挙げるも、春は過去2度(16、17年)とも初戦敗退。菊池雄人監督(46)は「選手には思い切ったプレーをしてもらい、結果にもこだわりたい」と“三度目の正直”を誓った。そのための課題も明確になっている。同監督は「まずは課題の投手陣をしっかりさせること。1月までは、通常通りの調整だが、2月からは実戦形式を増やし、3月の大会に向け逆算してチームを整えたい」とプランを口にした。

武器は全道大会4試合すべて2ケタ安打と爆発した強打。聖地で結果につなげるための意識付けを、徹底する。札幌大谷に敗れた決勝は、試合終盤の8回に一挙5点を奪われ逆転負けした。大平は振り返る。「(失点直前の攻撃で)僕らは8球3人で攻撃が終わってしまった。自分たちの弱さが出た」。簡単に三者凡退に倒れたことが、相手にリズムを渡すきっかけだった。「苦い思いを二度としないよう、この冬、全員で言い合ってきた」と大平。味わった屈辱をバネに、勝負どころでこそ集中力を増し、勝ちきれるチームへと進化を図る。ライバルがもたらしてくれた大舞台。その相手より1つでも多く勝ち上がることが、恩返しになる。【永野高輔】

◆札幌第一 1958年(昭33)創立。男女共学の私立校で、生徒数1292人(女子613人)。創立と同時に創部された野球部は甲子園に夏3度、春2度出場。バドミントン、スキー部なども全国常連。主な卒業生にリオデジャネイロ五輪で日本選手団旗手を務めた陸上男子10種競技代表の右代啓祐らがいる。所在地は札幌市豊平区月寒西1の9の10の15。浜館宏樹校長。

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釧路湖陵・斎藤「実力つけて夏に」初甲子園ならず

取材に応じる釧路湖陵・斎藤主将(撮影・浅水友輝)

21世紀枠の北海道地区推薦校だった釧路湖陵は、選出されず春夏通じて初の甲子園出場とはならなかった。

放課後にナインに結果を伝えた小田聖人監督(37)は「確実に訪れる春や夏の大会を見据えていこう」と気を引き締めた。今冬は校舎内やビニールハウスの室内練習場で、例年通りのメニューをこなしてきた。文武両道も徹底し、この日も3人の部員は英語検定の試験を受けた。

斎藤叡佑主将(2年)は「こういう期間があったことで、より甲子園出場に強い思いを持てた。実力をつけて夏にいきたい」と前を向いた。

雪上練習する釧路湖陵ナイン(撮影・浅水友輝)

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札幌大谷が甲子園初切符「元気ハツラツ頑張りたい」

選抜出場を決め、笑顔で会見する札幌大谷船尾監督(撮影・佐藤翔太)

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が25日、大阪市内で開かれ、昨秋の北海道大会を制し明治神宮大会でも初優勝した、札幌大谷が春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

船尾隆広監督(47)は「明治神宮大会で優勝したことは過去のこと。日本一という気持ちは無い。甲子園初出場らしく元気ハツラツ頑張りたい」と話した。

選抜出場を決め、笑顔で帽子を投げる札幌大谷ナイン(撮影・佐藤翔太)

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古川・茂泉監督悔しセンバツ逃す「夏こそは自力で」

21世紀枠出場を逃し、激励する関係者らに残念そうにあいさつする古川の茂泉監督(右)(撮影・浅見桂子)

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場32校を決定する選考会が25日、大阪市内で行われ、「21世紀枠東北推薦校」の古川(宮城)は、選出されなかった。

茂泉公己監督(44)は「多くの方から支援していただき、期待をかけていただいていたので、ものすごく悔しい思いでいっぱいです。選手たちも今の気持ちを毎日のエネルギーに変えて、夏こそは甲子園を自力でつかみたいと思います」と前を向いた。

昨秋の宮城大会準々決勝では東北に4-3と競り勝つなど準優勝。57年ぶり出場となった東北大会でも弘前東(青森)に4-3、秋田修英に4-1と4強入りした。エース右腕・千坂優斗(2年)は北部地区大会初戦から全11試合中10戦で完投。文武両道を貫き、理系クラス120人中10番台をキープする「IQ鉄腕」だったが、夏の甲子園に目標を切り替えることになった。

01年に新設された21世紀枠。東北推薦校からの選出は、01年の安積(福島)に始まり、直近の3年連続を含んで過去18年で11校。宮城勢も05年一迫商、09年利府、12年石巻工と、北海道、岩手、和歌山、島根に並んで最多の3校が出場してきた。

古川は毎日7時間授業を受ける中、約2時間の集中した練習を行ってきた。学校行事や東日本大震災被災地での復興ボランティア活動に加え、市内の川の氾濫時には後片付けを率先して行った活動なども評価。四国4強の富岡西(徳島)に実績でも劣っていなかったが、石岡一(茨城)、熊本西は県として初選出でもあり、地域の偏りも考慮された可能性もある。

21世紀枠に選ばれず、説明を聞き、一礼する古川ナイン(撮影・浅見桂子)

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横浜、星稜など8校が夏春連続/センバツ大会メモ

センバツ出場を決め喜ぶ星稜ナイン(撮影・奥田泰也)

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われ、出場32校が決定した。

◆初出場 大会初出場は8校。夏の大会を含め甲子園初出場は札幌大谷、啓新、石岡一、富岡西の4校。

◆出場回数 歴代最多出場の龍谷大平安が41度目。東邦は2位の中京大中京に並ぶ30度目。

◆夏春連続 昨夏も甲子園に出ているのは八戸学院光星、山梨学院、横浜、星稜、龍谷大平安、明石商、智弁和歌山、広陵。

◆私立優勢 公立は21世紀枠の3校を含め9校。私立23校。

◆アベック出場 北海道、神奈川、京都、和歌山、広島、大分から複数校が出場。北海道勢は史上初めて札幌市から2校選出。21世紀枠を除く一般選考で大分から2校は90年(柳ケ浦、日田林工)以来。

◆V経験校 春夏のいずれかで甲子園V経験があるのは桐蔭学園、習志野、横浜、東邦、龍谷大平安、智弁和歌山、広陵、高松商。

◆北関東3県の一般選考ゼロ 栃木、群馬、茨城の3県から一般選考がなかったのは85年以来34年ぶり。

◆徳島3校目の21世紀枠 徳島県勢が21世紀枠で選ばれたのは10年川島、11年城南に次いで3校目。21世紀枠で通算3校は北海道、岩手、宮城、和歌山、島根に並ぶ最多。

センバツ出場が決まり、喜ぶ龍谷大平安ナイン(撮影・前田充)

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星稜・奥川、横浜・及川らズラリ/センバツ注目投手

左から星稜・奥川、明石商・中森、横浜・及川

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場校32校が25日、決まった。大会注目の投手を紹介する。

星稜(石川)・奥川恭伸投手(2年)が、最大の注目を集める。最速150キロの速球を軸にスライダー、ツーシームなど球種も多彩。昨秋北信越大会決勝では15回17奪三振の熱投を演じ、センバツを手中にした。明治神宮大会でも2試合連続2けた奪三振をマーク。今秋ドラフト1位候補にも挙げられている。

奥川と同じく「高校四天王」の一角、横浜(神奈川)・及川(およかわ)雅貴投手(2年)も関東・東京6枠目で滑り込んだ。最速153キロの速球以上に、切れ味抜群のスライダーが見どころ。横浜では188センチ左腕の松本隆之介投手(1年)も急成長をみせている。

「センバツは左腕が有利」と言われる中、履正社(大阪)・清水大成投手(2年)は、最速145キロの速球を右打者胸元に攻められる、投げっぷりのいい好投手だ。

奥川以外の右腕では、明石商(兵庫)・中森俊介投手(1年)が早くも最速145キロに到達。制球も良く、注目投手の1人だ。明石商はスライダーがいい右腕・宮口大輝投手(2年)もおり、投手力が高い。

春日部共栄(埼玉)の村田賢一投手(2年)は最速147キロ。学業成績も高い文武両道エースだ。習志野(千葉)・飯塚脩人投手(2年)の球の力強さは、1年先輩の古谷拓郎投手(ロッテドラフト6位)以上ともいわれる。

津田学園(三重)・前佑囲斗投手(2年)の直球も力強い。札幌大谷(北海道)・西原健太投手(2年)や広陵(広島)・河野佳投手(2年)は安定感のある好投手。筑陽学園(福岡)の右腕・西舘昂太投手(2年)の10秒程度の投球間隔は話題になりそうだ。

石岡一(茨城)・岩本大地投手(2年)は造園科で学ぶ異色の147キロ右腕。プロも興味を示している。

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大阪桐蔭落選!関東6枠に横浜/センバツ32校メモ

センバツ出場を決め帽子を投げて笑顔を見せる履正社ナイン(撮影・加藤哉)

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われ、出場32校が決定した。21世紀枠には、石岡一(関東・茨城)、富岡西(四国・徳島)、熊本西(九州・熊本)の3校。

激戦の「関東・東京」6枠目には最速153キロ左腕の及川雅貴投手(2年)を擁す横浜(神奈川)が入った。また史上初のセンバツ3連覇と春、夏、春の甲子園3連覇を目指した大阪桐蔭は無念の落選となった

出場32校の学校メモは以下のとおり。

21世紀枠=3校

◆石岡一(茨城=初)

東京から特急で約1時間、茨城・石岡市にある県立高校。1910年(明43)に「新治郡立農学校」として創立し、野球部も4年後に創部した。全日制3科に加えて、定時制も備え、全校で1000人近い生徒が学ぶ。野球部は49人(うち女子マネジャー3人)

◆富岡西(徳島=初)

1896年 徳島県尋常中学校第二分校として開校した県立校。校訓は「質実剛健」。校風は「文武両道」。野球部は1900年創部。今年で創部120年目を迎え徳島県内では2番目に古い野球部。部員数41人(うちマネジャー8人)。剣道部、新体操部も強豪。主なOBに内閣官房長官などを歴任した後藤田正晴氏(故人)ら。所在地は徳島県阿南市富岡町小山18の3

◆熊本西(熊本=初)

1974年創立の県立校。普通科、普通科体育コース、理数科があり全校生徒1038人(女子467人)。なぎなた部、ラグビー部も強豪。野球部は76年創部。甲子園は85年夏に1度出場し1勝を挙げた。部員数40人。所在地は熊本市西区城山大塘5の5の15

北海道=2校(神宮大会1枠含む)

◆札幌大谷(北海道=初)

1906年(明39)4月、私立北海女学校として創立。48年に中学校を開設し、現校名となった。野球部は女子校から男女共学になった09年に創部。ほかの運動部では男子サッカー、女子バレーボール、卓球、フェンシングなどが全国レベル。主な卒業生は里田まい(タレント)藤本那菜(女子アイスホッケー日本代表)ら。所在地は札幌市東区北16東9。種市政己校長

◆札幌第一(北海道=2年ぶり3度目)

1958年(昭33)創立。男女共学の私立校。創立と同時に創部された野球部は甲子園に春3度目、夏3度出場。進学率99%を誇り、バドミントンなどスポーツも盛ん。主な卒業生に16年リオ五輪で日本選手団旗手を務めた陸上男子10種競技代表の右代啓祐らがいる。所在地は札幌市豊平区月寒西1の9の10の15。浜館宏樹校長

東北=2校

◆八戸学院光星(青森=3年ぶり10度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は学校創立と同時に創部された。甲子園出場は春10度目、夏9度。11年夏から甲子園3季連続準優勝。主なOBは巨人坂本勇人、ロッテ田村龍弘、阪神北條史也ら。所在地は青森県八戸市湊高台6の14の5。小野崎龍一校長

◆盛岡大付(岩手=2年ぶり5度目)

1958年(昭33)生活学園高校として創立の私立校。63年に女子校から共学。90年から現校名。野球部は80年創部。甲子園出場は春5度目、夏は10度目。OBにソフトバンク松本裕樹ら。岩手県盛岡市厨川5の4の1。赤坂昌吉校長

関東・東京=6校

◆桐蔭学園(神奈川=16年ぶり6度目)

1964年(昭39)に男子校として創立し、81年女子部設立。甲子園出場は春6度目、夏6度。初出場の71年夏に全国制覇した。主なOBに元巨人高橋由伸氏、ロッテ鈴木大地、俳優織田裕二、タレント西川史子、デーモン小暮閣下ら。所在地は横浜市青葉区鉄町1614。岡田直哉校長

◆春日部共栄(埼玉=22年ぶり3度目)

1980年(昭55)に創立された男女共学の私立校。野球部も同年創部。甲子園出場は春3度目、夏5度。主なOBは元ロッテ小林宏之氏、日本ハム中村勝ら。所在地は春日部市上大増新田213。宇野禎弘校長

◆山梨学院(山梨=5年ぶり3度目)

1956年(昭31)創立の私立校。野球部は57年創部。甲子園出場は春3度目、夏8度。主なOBは巨人松本哲也コーチ、ソフトバンク明石健志ら。所在地は甲府市酒折3の3の1

◆習志野(千葉=10年ぶり4度目)

1957年(昭32)創立の市立校。野球部も同年創部し。甲子園出場は春4度目、夏8度。67年、75年に全国制覇している。OBは元阪神掛布雅之氏、ヤクルト小川淳司監督、ロッテ福浦和也ら。所在地は習志野市東習志野1の2の1

◆横浜(神奈川=5年ぶり16度目)

1942年(昭17)創立の私立男子校。野球部は45年創部。甲子園は春16度目、夏は18度の出場。98年に史上5校目の春夏連覇を達成。所在地は横浜市金沢区能見台通46の1。葛蔵造校長

◆国士舘(東京=10年ぶり9度目)

1917年(大6)創立の私立校。野球部は46年創部。甲子園出場は春9度目、夏1度。他に柔道、剣道、サッカー部などが有名。主なOBに巨人笠井駿、アテネ五輪柔道金メダリストの鈴木桂治ら。所在地は世田谷区若林4の32の1

東海=2校

◆東邦(愛知=2年連続30度目)

1923年(大12)東邦商業学校として創立した私立校。48年、現校名に。野球部は30年創部。甲子園は春が30度目。夏は17度出場。34、39、41、89年春に優勝。主なOBに中日藤嶋健人、DeNA関根大気ら。名古屋市名東区平和が丘3の11

◆津田学園(三重=17年ぶり3度目)

1987年(昭62)に創立の私立校。野球部は91年創部。甲子園は春3度目、夏1度出場。主なOBは阪神桑原謙太朗、楽天出口匠。所在地は桑名市野田5の3の12。山川政美校長

北信越=2校

◆星稜(石川=2年連続13度目)

1962年(昭37)「実践第二高等学校」として創立された私立校。63年から現校名。甲子園は春が13度目、夏は19度出場。79年夏の3回戦で箕島と延長18回の死闘を演じた。95年夏に準優勝。主なOBは元ヤンキースで野球殿堂入りを果たした松井秀喜、サッカー本田圭佑ら。所在地は石川県金沢市小坂町南206

◆啓新(福井=初)

1937年(昭2)創立の福井精華女子学園が母体。62年に福井女子高等学校として開校の私立校。98年に現校名となり、男女共学となった。普通科、情報商業科、調理科などを置く。野球部は12年創部。主なOBは牧丈一郎(阪神)。所在地は福井県福井市文京4の15の1。荻原昭人校長

近畿=6校

◆龍谷大平安(京都=3年ぶり41度目)

1876年(明9)に「金亀教校」として創立された私立校。08年から現校名。野球部は1908年(明41)創部。甲子園は春は41度目、夏は34度出場。夏は3度、春は1度優勝。主なOBは元広島衣笠祥雄氏、元阪神桧山進次郎氏ら。所在地は京都市下京区御器屋町30。関目六左衛門校長

◆明石商(兵庫=3年ぶり2度目)

1953年(昭28)に市立校として創立。野球部も創立と同時に創部された。甲子園出場は夏1度、春は2度目の出場。主な卒業生は車いすテニスの上地結衣。所在地は明石市魚住町長坂寺1250。楠田俊夫校長

◆履正社(大阪=2年ぶり8度目)

1922年(大11)に大阪福島商業学校として創立した私立校。83年から現校名。野球部は開校と同じ22年創部。甲子園出場は春8度目、夏3度。主なOBはオリックスT-岡田、ヤクルト山田哲人ら。所在地は大阪府豊中市長興寺南4の3の19。小森重喜校長。野球以外のOBに漫才師のおぼん・こぼんら

◆智弁和歌山(和歌山=2年連続13度目)

1978年(昭53)創立の私立校。野球部は79年創部。甲子園出場は春が13度目、夏は23度出場。優勝は春1回、夏2回。主なOBに元ヤクルト武内晋一氏、日本ハム西川遥輝ら。所在地は和歌山市冬野2066の1

◆福知山成美(京都=5年ぶり3度目)

1871年(明4)創立の私立校。00年に福知山商から現校名に変更。普通科の3コースと商業科の1コースがある。野球部は23年創部。甲子園は春3度目、夏4度。主なOBは元オリックス横山徹也氏、元ヤクルト大原秉秀氏。所在地は福知山市字堀3471の1。足立透校長

◆市和歌山(和歌山=3年ぶり6度目)

1951年(昭26)市立和歌山商として創立。09年普通科設置で現校名。総合ビジネス科、デザイン表現科、普通科の3学科。野球部は57年創部。甲子園は春6度目、夏5度。主なOBに阪神藤田平元監督ら。和歌山市六十谷45。勝本泰弘校長

中国=3校

◆広陵(広島=6年ぶり24度目)

1896年(明29)設立。野球部は1911年創部。甲子園出場は春は24度目、夏23度。夏は準優勝4度、春は優勝3度、準優勝3度。主なOBは阪神金本知憲元監督、広島野村祐輔ら。所在地は広島市安佐南区伴東3の14の1。国貞和彦校長

◆米子東(鳥取=23年ぶり9度目)

1899年(明32)に鳥取県第二中学校として創立した県立校。1949年(昭24)に現校名に変更。硬式野球部は1900年(明33)に誕生し、甲子園出場は春9度目、夏13度。60年春に準優勝している。主なOBは元西武野口裕美氏、元日テレアナの上田まりえら。所在地は米子市勝田町1番地。田中宏校長

◆呉(広島=2年ぶり2度目)

前身は1959年(昭34)に家庭科専門高等学校として呉市が設立した広島県呉豊栄高等学校。98年に共学化され現校名となった。野球部は07年創部。甲子園出場は春2度目、夏はなし。所在地は広島県呉市阿賀中央5の13の56。西山光人校長

四国=2校

◆高松商(香川=3年ぶり27度目)

1900年(明33)創立の市立校。野球部は1909年創部。甲子園出場は春27度目、夏19度。春夏合わせて4度の優勝を誇る古豪。前回出場の16年春は準優勝。主なOBは巨人水原茂元監督、元阪急島谷金二氏、ロッテ松永昂大ら。所在地は高松市松島町1の18の54

◆松山聖陵(愛媛=2年連続2度目)

1961年(昭36)に男子校として創立した私立校。08年から共学。野球部は70年創部。甲子園は16年夏に初出場(初戦敗退)。主なOBに広島アドゥワ誠、俳優藤岡弘、、お笑いコンビのデンジャラスのノッチら。所在地は愛媛県松山市久万ノ台1112

九州=4校

◆筑陽学園(福岡=初)

1923年(大12)創立の私立校。甲子園出場は夏1度。主なOBは広島長野久義、阪神谷川昌希ら。福岡県太宰府市朱雀5の6の1。新田光之助校長

◆明豊(大分=10年ぶり3度目)

1999年(平11)に別府大付と明星の学校法人合併で発足した男女共学の私立校。野球部創部は別府大付時の52年。甲子園は春は3度目、夏6度の出場。主なOBに元阪神城島健司、ソフトバンク今宮健太ら。所在地は大分県別府市野口原3088。小野二生(つぎお)校長

◆大分(大分=初)

1952年(昭27)創立の私立校。普通科、自動車工業科、商業科がある。野球部も同年創部。甲子園出場は夏2度。主なOBはオリックス佐野皓大、女優財前直見ら。所在地は大分市明野高尾1の6の1。小山康直校長

◆日章学園(宮崎=初)

1950年(昭25)に創立された男女共学の私立校。甲子園出場は夏1度、春は初。主なOBはボクシング元世界王者戸高秀樹、プロゴルファー香妻琴乃ら。所在地は宮崎県宮崎市広原836

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関東6枠は横浜、大阪桐蔭落選 センバツ32校一覧

センバツ出場を逃し厳しい表情を見せる大阪桐蔭高・西谷監督(撮影・上田博志)

第91回センバツ高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日、大阪市内の毎日新聞大阪本社・オーバルホールで行われ、出場32校が決定した。

21世紀枠出場校には、石岡一(関東・茨城)、富岡西(四国・徳島)、熊本西(九州・熊本)の3校が選ばれた。

最速153キロ左腕の及川雅貴投手(2年)を擁する横浜は、昨秋の神奈川大会で優勝。関東大会では2回戦で春日部共栄(埼玉)に7回コールド負けを喫したが、激戦の「関東・東京」6枠目に入った。

史上初のセンバツ3連覇と春、夏、春の甲子園3連覇を目指した大阪桐蔭は無念の落選。

昨秋の近畿大会はベスト8どまり。近畿6枠をめぐる争いで、条件的にはボーダーライン上だった。甲子園出場を逃すのは16年夏以来、5季ぶり。

<出場32校は以下の通り>

◇21世紀枠=3校

石岡一(茨城=初)

富岡西(徳島=初)

熊本西(熊本=初)

◇北海道=2校(神宮大会1枠含む)

札幌大谷(初)

札幌第一(2年ぶり3度目)

◇東北=2校

八戸学院光星(3年ぶり10度目)

盛岡大付(2年ぶり5度目)

◇関東・東京=6校

桐蔭学園(神奈川=16年ぶり6度目)

春日部共栄(埼玉=22年ぶり3度目)

山梨学院(山梨=5年ぶり3度目)

習志野(千葉=10年ぶり4度目)

横浜(神奈川=5年ぶり16度目)

国士舘(東京=10年ぶり9度目)

◇東海=2校

東邦(愛知=2年連続30度目)

津田学園(三重=17年ぶり3度目)

◇北信越=2校

星稜(石川=2年連続13度目)

啓新(福井=初)

◇近畿=6校

龍谷大平安(京都=3年ぶり41度目)

明石商(兵庫=3年ぶり2度目)

履正社(大阪=2年ぶり8度目)

智弁和歌山(和歌山=2年連続13度目)

福知山成美(京都=5年ぶり3度目)

市和歌山(和歌山=3年ぶり6度目)

◇中国=3校

広陵(広島=6年ぶり24度目)

米子東(鳥取=23年ぶり9度目)

呉(広島=2年ぶり2度目)

◇四国=2校

高松商(香川=3年ぶり27度目)

松山聖陵(愛媛=2年連続2度目)

◇九州=4校

筑陽学園(福岡=初)

明豊(大分=10年ぶり3度目)

大分(大分=初)

日章学園(宮崎=初)

八戸学院光星(2014年3月20日撮影)

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21世紀枠候補・釧路湖陵は?今日センバツ代表決定

18年10月4日秋季全道大会、釧路湖陵対稚内大谷 61年ぶりの4強を決め、かけ出す釧路湖陵の選手たち

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕・甲子園)の選考委員会は今日25日、大阪市内で行われ、一般選考29校(神宮枠1校含む)と21世紀枠3校の全32代表校が決定する。

北海道からは昨秋の全道大会で初優勝した札幌大谷の選出が濃厚。札幌大谷の明治神宮大会優勝で北海道地区に与えられた神宮枠1校は全道準優勝の札幌第一、同4強の駒大苫小牧などが候補。21世紀枠候補は61年ぶり4強の釧路湖陵が北海道高野連から推薦を受けており、吉報を待つ。

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午後4時ごろにはセンバツ全出場校が決まる見込み

第91回選抜高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)の出場32校を決める選考委員会は25日、大阪市の毎日新聞大阪本社で開催された。21世紀枠候補9校の推薦理由説明会の後、選考作業に入り、午後3時から出場校が発表される。午後4時ごろまでには全出場校が決まる見込み。

一般選考では29校が選出される。各地区別の選出校数は、北海道が神宮大会枠1を含む2で、東北は2。関東は4、東京は1。北信越と東海はそれぞれ2。近畿は6。中国と四国はそれぞれ2で、九州は4。関東・東京の総枠は6、中国・四国の総枠は5で、最後の1校はそれぞれ両地区を比較して選ばれる。

困難な条件の克服など、戦力以外の要素が加味される21世紀枠では3校が選出される。全国9地区の候補校を、東日本(北海道、東北、関東・東京、北信越、東海)と西日本(近畿、中国、四国、九州)に分けて1校ずつ選び、残りの7校から3校目を選出。選ばれなかった6校は一般選考に回る。

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導入した01年は宜野座が4強/過去の21世紀枠

01年のセンバツで活躍した宜野座

第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の出場校選考委員会が25日午前9時から、始まった。21世紀枠は困難な練習環境を克服したり、地域貢献など、野球以外の要素を選考条件に加え、甲子園出場のチャンスを広げる目的で01年から導入された。過去の同枠のトピックスを振り返る。

21世紀枠を導入した01年は安積(福島)宜野座(沖縄)が選ばれた。宜野座は見事に4強入りし、夏も甲子園出場。独特の「宜野座カーブ」が話題になった。

04年に出場した一関一(岩手)は、右腕エース木村正太投手が同年のドラフト会議で巨人に指名された。

08年からは21世紀枠が3校に増え、安房(千葉)成章(愛知)華陵(山口)が出場。華陵は初戦で強豪・慶応(神奈川)に1-0で完封勝利する活躍を見せた。09年は利府(宮城)が宜野座以来となる同枠での4強入りを果たした。

11年3月の東日本大震災で被災した石巻工(宮城)が12年に出場。阿部翔人主将が「人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることはつらいことです。しかし、日本が1つになり、その苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています」と選手宣誓した。

13年は85回記念大会で、遠軽(北海道)いわき海星(福島)益田翔陽(島根)土佐(高知)の4校が出場。土佐は私立校では初の選出となった。18年は由利工(秋田)膳所(滋賀)伊万里(佐賀)が出場。膳所のデータ班分析による大胆な守備シフトが話題になった。

03年の隠岐(島根)11年の佐渡(新潟)14年の大島(鹿児島)16年の小豆島(香川)と離島勢も出場している。

北海道、岩手、宮城、和歌山、島根からは過去に21世紀枠で各3校が選ばれている。一方で19都府県から、いまだ選出がない。今回、石岡一(茨城)清水桜が丘(静岡)金津(福井)八尾(大阪)熊本西(熊本)が選ばれれば、各府県から初の同枠出場になる。

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日本ハム鍵谷ら道内球児支援「環境整う力になれば」

野球少年少女応援プロジェクト「ネクスト・サークル」をPRする(左から)鍵谷、杉浦、玉井

日本ハムの道産子トリオが、北海道の球児のために立ち上がる。鍵谷陽平投手(28)杉浦稔大投手(26)玉井大翔投手(26)が「チーム北海道」を結成し、道内の野球少年少女に用具支援などを行う応援プロジェクト「ネクスト・サークル」を始動する。杉浦は「野球をやりたくても出来ない子供たちにとって、少しでも野球が出来る環境が整う力になれれば」と決意を示した。

北海道の野球界が抱える課題解消に挑む。郡部が多い北海道では、野球部員が10人未満という高校が全体の7・8%を占める。現状では、野球に取り組む小中学生が高校進学とともに野球を続けることを諦めるケースもある。そこで、厳しい環境下で野球に打ち込む小中学生を対象に野球用具を寄贈。野球に対する意欲を持ち続けてもらう手助けを行っていく。

今日24日から球団ホームページにある専用応募フォームなどで支援先の募集を開始する。支援対象は2つ。<1>道内在住で1~3人の少人数で野球をしている、または野球を始めたい希望を持つ小中学生、<2>現在の所属メンバーが4~8人で、1チーム9人がそろわない道内の小中学生野球チーム、中学野球部。<1>は2月24日まで、<2>は9月30日まで受け付ける。

鍵谷は「自分が小さいころ、仲間と一緒に楽しく野球ができて成長できました。そのような経験を北海道の多くの子どもたちにもしてもらう機会になったらいいなと思います」と話し、玉井も「北海道出身の自分たちが環境を整える手助けに少しでもなれればと思います」と力を込めた。

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八木、武田久、マイケル3継投で史上初無安打無得点

2006年4月16日付日刊スポーツ紙面

<北海道日本ハムファイターズ15年史>

日本ハムは2018年で北海道移転15年。過去の名場面、珍場面を、当時の紙面とともに振り返ります。

<06年4月16日付>

長いプロ野球の歴史上でも、史上初の快挙だった。ソフトバンク戦の先発マウンドに上がったのは、この年の希望枠ルーキー八木。延長10回まで150球の熱投で無安打投球を続けると、2番手・武田久、3番手・マイケルがともに1イニングを無安打に抑え、3投手によるノーヒットノーランを成し遂げた。

八木は「(ノーヒットは)知っていたけれど、そんなことよりも1人1人の打者を確実に抑えることしか頭にはありませんでした」と言った。新人でノーヒットノーラン達成なら、87年の近藤(中日)、延長戦での達成なら73年の江夏(阪神)以来となっていた。「交代は迷った」。ヒルマン監督は試合後に明かしたが、のちに「HAMの方程式」(ヒサシ&マイケル)と呼ばれることになる盤石の救援陣が起用に応えた。

12回の決勝点は、1死一、三塁で併殺崩れの間に奪った1点。俊足を飛ばして一塁へ頭から飛び込み、併殺を阻止したのは、現在ソフトバンクにいる川島だった。川島もこの年が1年目。八木とは同い年の大卒コンビだった。

本拠地移転15年。日本ハムで無安打無得点試合を達成した投手は現れていない。このときの八木がもっとも近かったわけだが、ほかには09年に、多田野が9回2死まで無安打を続けたことがある。また継投での快挙達成といえば、八木、武田久、マイケルの記録から約1年半後、日本ハムは07年の中日との日本シリーズで、反対に山井、岩瀬の継投で完全試合を食らっている。

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吉田輝星2軍キャンプで16日紅白戦照準「体作る」

体幹トレーニングする日本ハム吉田輝星(撮影・黒川智章)

日本ハムのドラフト1位吉田輝星投手(18=金足農)は、育成を含めた他のルーキー7選手とともに、沖縄・国頭で行う2軍キャンプからのスタートが17日に決まった。この日、新人合同自主トレ後、JRA競馬学校の生徒たちと交流。名馬ディープインパクトのように語り継がれる活躍を誓った。

   ◇   ◇   ◇

吉田輝が、伝説的投手を目指す。千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレに参加し、自主トレ後にはJRA競馬学校の騎手の卵たちと交流した。ウエートトレーニング後となった木馬体験は、自慢の下半身を小刻みに震わせ「すごいキツかったです」と苦笑い。以前から「駆け引きの面で参考にならないかな」と、競馬を見ることがあった。

中でも、ディープインパクトは別格だった。「競馬界の伝説になっているので知っていました」。中央競馬で史上2頭目の無敗のままクラシック3冠など、14戦12勝(G17勝)の戦績を残した伝説のサラブレッド。「プロに入ってから1からのスタート。最終的には、何十年も語り継がれる選手になりたい」と、名馬のような活躍を誓った。

この日、キャンプの2軍スタートが決定。04年に北海道に本拠地移転後、高卒新人投手がキャンプ1軍スタートした例はなく、ダルビッシュや大谷らと同様に体づくりを優先する。「場所は関係ない。国頭でしっかり体をつくって、紅白戦でしっかり投げられるようにしたい。全てを出し切る感じでいきたい」。例年、新人の初実戦となっている2月16日の紅白戦(国頭)へ照準を定めた。

秋田出身の右腕は、南国・沖縄に行くのは初めて。「(沖縄のイメージは)マンゴー? シークワーサーは好きですね。食べてみたいです」と無邪気に笑い、約1カ月のキャンプ生活へ「枕ですね」と相棒を決めた。今日18日にはプロ初のブルペン入りを予定。甲子園からプロへと舞台を変えて、伝説となる姿を見せていく。【田中彩友美】

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新庄ハーレーで登場、冷静小笠原も興奮の満員開幕

2006年3月26日付日刊スポーツ北海道版の紙面

<北海道日本ハムファイターズ15年史>

日本ハムは2018年で北海道移転15年。過去の名場面、珍場面を、当時の紙面とともに振り返ります。

<06年3月26日付>

06年の開幕戦(対楽天)には、北海道移転3年目で最多となる満員の4万2393人が詰めかけた。新庄がハーレー・ダビッドソンの3輪タイプにまたがって登場すると、坪井、稲葉、金子誠ら、この日のスタメンもサイドカーでグラウンド入り。新庄の3輪タイプは国内に1台しかないという代物で、価格は約550万円。球場関係者が「(ドーム)開場以来、一番速く動いた生物」と驚くスピードだった。

試合は1回、小笠原が右中間席に先制ソロをたたきこんだ。これは、この年のプロ野球第1号本塁打。日ごろは冷静沈着で物静かな「侍」も、お立ち台では興奮を隠せなかった。時折「さ、最高ですね」と言葉を詰まらせ、「これだけ(観衆が)集まったら“残り139試合”頑張っていくだけ」と言い切った。この年のペナントレースは136試合制のため、正確には残り135試合。というか、年間140試合制だったのは03年までだったのだが…、それだけうれしい1発だったということだ。

スコアは3-1。開幕戦勝利は本拠地移転後初めてのこと。この年は3月に第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が行われ、小笠原はレギュラーとして優勝に貢献した。その小笠原をして「これだけの声援、WBCに匹敵する。やらなきゃ男じゃないと思った」と言わしめた雰囲気。だが、まだ序の口。この年、4万3473人の観衆が集まった最終戦でレギュラーシーズン1位を決め、プレーオフで25年ぶりのパ・リーグ優勝。そして44年ぶりの日本一へと上り詰めていくことになる。

2006年3月26日付日刊スポーツ北海道版の紙面

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選手とファンの思いがひとつになる瞬間、今年も

昨年の釧路遠征、球場前で

<♯lovefighters>

札幌ドームのスタジアムDJを務めるモデル高橋佑奈、鎌ケ谷市出身で野球観戦に足繁く通う元AKB48&NMB48で女優の藤江れいな、日本ハムの大ファンAKB48宮崎美穂が、週替わりでコラムに登場します。

  ◇   ◇   ◇  

あけましておめでとうございます!

昨年はファイターズに関わる新しいことにたくさん挑戦させていただいた1年でした。その中でも地方遠征に行き、札幌ドーム以外でもファンの皆さんと一緒に熱く応援できたことが印象的です。

特に8月1日に帯広で行われた試合は、同点の9回、中田選手に打席が回り、サヨナラタイムリーヒットで勝利! 中田選手につないだ打線の思いと、暑さの中で応援していたファンの皆さんの思いが1つになった瞬間でしたね。思い出すだけで、ワクワクするような試合でした。

2019年は、ファイターズにとってどんな1年になるのか。今からとても楽しみです。選手の皆さんが徐々に自主トレをスタートさせていますが、その様子をSNSでチェックできるのも、オフシーズンの楽しみの1つでもあります。

9日からは新人合同自主トレもスタートしています。昨年のこの時期「いよいよスタートだ!」と思っていましたが、そう考えると1年は本当にあっという間ですね。

今年も、よりいっそう熱く燃えるようなシーズンになりますように。【高橋佑奈】

◆高橋佑奈(たかはし・ゆな)札幌市出身。北海道内を中心にモデルやリポーターとしてテレビCM、ファッションショーなど幅広く活動中。17年から北海道日本ハムファイターズ「GALAXY REPORTER」として全試合、三塁側応援ステージに出演中のほか、Air-G’「THE ROAD TO SKYBLUE」、HBCテレビ「FIGHTERS ミニッツ」にもレギュラー出演中。

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西武育成大窪198cm最長身!あるぞ所沢山脈継投

新人合同自主トレを行う西武大窪(中央)と渡辺(右)(撮影・栗田成芳)

西武の育成ドラフト2位・大窪士夢投手(18=北海)が、でっかい夢を実現させる。新人合同自主トレ2日目の10日、埼玉・所沢での練習を終え「今までと違うメニューなので新鮮な気持ちで取り組めています。すべてにおいてまだまだ。このでかい体をしっかりと使えるようにしていきたい」と高みを見据えた

まさに未完の大器だ。潜在能力は計り知れない。身長198センチは今季の日本人選手で最長身。「食欲と睡眠欲が合致したとき、人は大きくなるんだと思いました」。中学では1食3合の白飯を食べ、睡眠時間は最長18時間を記録。小学6年で178センチあった身長はさらに伸びた。昨秋のメディカルチェックでも、春から0・8センチ伸びていた。ただ魅力は大きさだけではない。渡辺GMが「あれだけ大きいのに体は動けるし指先に感覚を持っている。だからコントロールがものすごくいい。変化球もよくてフォークを持っている。彼を仕上げることは、我々の育成力にかかっている」と言うほどポテンシャルを買われている。

プロでのスタートは背の順同様、最後方から。目標は同学年で190センチのドラフト2位・渡辺勇太朗投手(18=浦和学院)だ。「球速もレベルもすべてにおいて足元にも及ばない。その勇太朗を超えたい。テレビで言ったら『もっと差をつける』と言ってもらった」。大きな体格とは反対に、控えめな姿勢で地に足をつけ、しっかりと根を張る。

支配下登録を果たせば、渡辺、巨人から加入した201センチのリャオとの3人による“所沢山脈”継投が見られるかもしれない。標高0メートルから未踏の地を目指し、大きな1歩を踏み出した。【栗田成芳】

◆大窪士夢(おおくぼ・じゆ)2000年(平12)8月2日、北海道生まれ。小学校2年生までバスケットボールをしていたが、4年から岩見沢第一アトムズで本格的に野球を始める。中学は岩見沢シニアでプレー。進学した北海高では昨夏道大会で2試合登板4回無失点。18年ドラフト育成2位で西武から指名を受ける。198センチ、89キロ。右投げ右打ち。背番号126。血液型A。

◆主な長身選手 過去の最長身選手は216センチのファンミル投手(楽天)。外国出身選手を除いて2メートル以上は馬場正平投手(巨人)だけ。馬場はプロレス時代に209センチも、巨人時代は200センチで登録。その他では南貴樹投手(ソフトバンク)が12年に199センチ、藤浪晋太郎投手(阪神)が15年に198センチで登録されていた。

新人合同自主トレを行う西武大窪(左)(撮影・栗田成芳)

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